とうふ先生のブログ

周りにストレスを与えていないか.悪気のない口約束をやぶってないか.(クリニックでの抗原検査にて)

今日のお昼ごろから全然声が出なくなった.本当にびっくりすぐるぐらい.そんなに大声も出してないのに,どなりつけてもないのに,どうしてだろうと思っていた.

陽性になっている子どももいたので,これはまさかコロナかという影が頭をちらつく.ただ体温計を握ると36.6℃と平熱.大事をみて,今日は早退した.

そして,その足でクリニックへ.そこで抗原検査をうけることになったのだが,そこで感じたことについて綴る.

 

子どものころから,クリニックや病院に行く機会が少なかった.ありがたいことに丈夫に育ったということなのだろう.

だから,かかりつけ医があるわけではない.PCR検査やワクチン接種のため診察券が2枚ほどあった.一枚のクリニックにかけると空いている時間にも関わらず休診だった.コロナ関係なのかと,頭の中にある影が少し近づいてきているような気がした.

 

そしてもう一枚の診察券を片手に,電話してみるとつながった.少し安心した.

現在の症状を伝えると,「風邪症状のためお車での診療となります」とのことだった.そうなるだろうとは思っていたので,了承した.そして駐車場に着いたので,再び電話すると,診察の方法を説明されて,いざ診察となった.

 

私が行ったクリニックでは,保険証,診察券,前金として3000円を預けることになっている.

駐車場にクリニックのお姉さんが走ってきた.

「では,今から抗原検査をします」

「鼻だけ見えるようにマスクをしてください」

「そのまま前を向いてください.少し頑張ってくださいねー」

というやさしい応援とともに横から鼻の中に綿棒を.ずどぉぉー----んん.

 

何歳になっても痛い!!!!!!!!!

痛さの涙ではないが,目には涙が・・・・

 

「では検査が終わりましたので,15分ほど車で待機してください.」

「陽性の場合はお電話で結果を伝え,清算は隔離期間が終わりましたら後日お願いします.陰性の場合は,この駐車場で精選していただくことになります.」

 

との説明を受け,スタスタと看護師さんはクリニックへと戻っていきました.

陽性はないだろうと思いながらも,可能性としてはあるのかなと・・・.とにかく電話が鳴らないことだけを祈って待っていました.

 

15分って結構長くて,色々と考えてしまいます.陽性の場合はしばらく学校にいけない.となると今週のこれと来週のあれはどうなるのかとか,明日の授業はどうしようかと時間割を開いたり,とにかく落ち着きません.

 

そして,運命の瞬間が・・・

携帯に着信が

 

 

終わった.

 

 

はぁぁぁー-と思いながら,でも平然を装って(装えていたのかは不明だが笑)電話をとる.

 

「検査は陰性でした」

 

の一言.安堵!!!!!!!!!と同時に「陰性なんかい!」と突っ込みたくなりました.

着信があった時は絶対に陽性だと思っていたので.まぁよかったよかったという話なんですが.

 

 

だいぶと前振りが長くなりましたが,ものすごくストレスだった瞬間でした.

もちろん看護師さんは悪気がないだろうし,自分の聞き間違えなのかもしれませんが,こういったことって日常でたくさんあると思う.

 

悪気のない口約束をしている.たぶん話した方は覚えていないだろう.でも聞いた方は意外と,あれどうなってるだろうか,大丈夫だろうかと不安になることがある.

今日の自分の行動を振り返っても,あの以前もらった書類を放課後にもっていきますと言っていたのに,持っていけてない.(反省します・・・)

相手は持ってきてくれるだろうと思って放課後過ごしてただろうに,一向にこない.まだ待つべきか,もう帰っていいのかなと思っているかもしれない.申し訳ないことをしたなと,書きながら反省.

相手にとっては相当なストレスを与えてしまったなと思う.こんなに考えてはないかもしれないが,あの書類ってまだだなとずっと頭の片隅あること自体がストレスだと思う.

 

こういった口約束って日常的に行われている.口約束をするなというのではなく,悪気なく破るなと自分に対して言いたい.別に破ってやろうと思って約束をやぶったわけではないが,ただ約束を守れなかった.悪気なく約束をやぶってしまっているのである.たちが悪い.この口約束を守れないと信頼は失われていく.

日常生活なんて,口約束しかしていない.口約束という認識もないかもしれないが,会話の中でたくさんの約束をしている.この約束を守れないと自分の価値をドンドンおとしていく.

 

「小さい約束を守れない人とは仕事をしたくない」

こんな言葉を知り合いの人から聞いた.

まさにそうである.書類もっていくという小さな約束が守れない人と大きな契約は結びたくないということである.

 

学校という組織は,そういったところは生ぬるい.外の世界と切り離されているため学校という中だけで仕事ができれば問題はない.

でも,今日の私のような行動は本当によくないなと思う.自分の価値を落とすし,迷惑をかける.明日の朝一番にしっかりと書類を持っていこうと思う.

 

とにかく,私ののどよ,そして声よ,戻ってこい.

授業ができぬぞ.さーどうしよう.明日は少し作戦を練らないと・・・

 

チームで働く

昨日、今年度の体制が校長から発表された。そして、職員室で大移動が行われた。それぞれの机の引き出しを持って、次の机へと動くのである。

会社とかの異動ってどうしているんだろう?荷物だけで移動な気がする。そもそも、一年間で異動するってことは少なさそう。

 

 

まぁそういうわけで、新しい机に移動してきました!!!

席が変わるだけ、ガラッと雰囲気変わりますね。自分が見ている風景も違いますし、職員室全体を見ても、にぎやかな所と黙々とやる所と。

初めての経験だから、わくわくが!!!

 

とにかく、新たな机になり、新たな学年団ができたわけです。

前学年の学年団も本当に好きだったので、今年度も昨年度以上に好きになりたい。まだ1日しか経っていませんが、もう好きになっている(笑)

 

それぐらいいい学年団に恵まれた。これからもっともっとよいチームにしていかないと。今年度もつ学年は、チームで対応しないと大変な学年。

 

この一年間、教師という職業をやってみて思ったことがある。すごく孤独な仕事だということ。学級に行けば、教師は一人だし、色々なことが教師の裁量によって決まっていく。初任の時はどうしたらわからず、いい方向にいくかもわからず不安の中舵をとっていかなければならない。だから、孤独だなと感じる。

学級王国という言葉あるように、担任教師によって、学級の色ががらりと異なる。もちろん、担任の色が出るのはいいと思うが、それが行き過ぎると周りが見えなくなる。周りが見えなくなると自分の学級だけとなってしまう。

そうなってしまうと、チームで働く必要もないと思ってしまい、学年として深みが出ないだろう。

 

チームで働くためにも、もっと自分から仕掛けていきたい。学年で話す場面や問題提起をしていきたい。チームで働く意識をもちたいし、そういう文化ができるとうれしい。大きなことを言っているが、そんなことを思った4月1日でした。

 

それでは、今日も素敵な一日にしましょう!

ではでは。

 

おわり。

 

 

 

今日から2年目です。

教員として、そして社会人としての1年が終わる。

周りの先生についていくので必死だったけど、色んな勉強をして、その中でチャレンジもして。本当に充実した一年だった。

 

ありがたいことに一年目から、すごく環境には恵まれた。常に前にたち背中で示してくれる主任、ユーモアいっぱいのおやじギャグを飛ばしてくれるおじいちゃん先生、かわいさの中に鋭い目で気づいてくれるお姉さん先生、なんでもできてしまう教務、明るいキャラで鋼のメンタルをもっている元体操選手、かなり高い視点で物事を教えてくれた教頭、職員室での環境は最高だった。

 

そして、子どもにも恵まれた。クラス替えの時に、だいぶ考慮していただいたんだなと今になって思うが、素直な子ばかりだった。

学級経営の難しさを感じた一年だった。また今度、学級経営については文字にしようと思う。

 

さぁ、今日から「初任者」というレッテルがはがれる。個人的には嬉しい。

これまで初任者というレッテルありきで見られていた。「初任やのにすごいな」とか「初任者やとは思えん」と初任者のフィルターを通されていた。もちろん初任者なので、当たり前のことではある。でも、なんか自分としては初任としてでしか見てもらえない感じがして嫌だった。(生意気だが・・・)

ということで、今日からは初任ではなく一人の教員として見られるのかな。どうなんだろう。結局は二年目というフィルターで見られそう。まぁ仕方がないか。周りからそう見られるかは関係ないので、一歩ずつ成長していきます。

 

 

ここまで、とにかく思ったことを思いついた順番で書いているのでぐちゃぐちゃだが、去年の4月1日のことを今でも鮮明に覚えているので、それを書いておく。

 

4月1日は、市役所に行き、教育長から事例をもらい、勤務校へと行った。緊張と不安と楽しみで心臓はドキドキしていた。

着くと、すぐに着任した先生の紹介が始まった。職員室の端に一列に並び、挨拶をした。私は4番目だった。何を言うのかを必死に聞き取り、何を言うかを頭をフル回転して考えた。そして簡単に自己紹介をして、難なく終えた。話す番が終わって、ほっともできたので、職員室を見渡すと今いる先生方がじっと見ている。その中で、怖い雰囲気を漂わしている先生が一人いた。絶対に相担は嫌だなと思っていたが、まさかのその先生と相担で主任の先生だった。合わなさそうと思ったが、めちゃくちゃいい先生で、ものすごく引っ張ってくれた。今では本当に感謝しかない。ありがとうございました。

 

そして、全員の挨拶が終わり、自分の席に戻り、職員会議が始まった。机の上に資料が山積みされており、どの資料が何なのかわからなかった。戸惑っている私に隣の先生がやさしく声をかけてくれた。その先生が今年度一緒に組む主任の先生だ。

 

とだらだらと書くといくらでもかけてしまうので、ここまでで。

二人の先生を紹介したが、この二人はうちの学校でツートップの先生だ。そんな先生と組ませてもらっていることに感謝し、飛躍する年にしたい。

3年目で勝負をかけられるように、今年も色んなことを吸収したい。

 

また、ありがたいことに今年度はハードな学年を担当することになっている。学級経営に力を入れていかないと本当に崩壊しかねないと思っている。

 

まぁ今日はいつもより気合入れていきますか!そして、新しい先生との出会いも楽しみにしています。わくわく、どきどき

すべての別れを大切に、出会いに感謝し、生きていきます。

 

ではでは、今日も素敵な一日にしましょう。

おわり。

 

 

居場所ってなんだ!?!?居場所って難しい

昨日の学びをシェア。

 

昨日、居場所について仲間ととも話す機会があった。

その中で、居場所ってなんだろう?とか、居場所づくりって大切なことってなんだろう?とかについて話した。

 

 

 

その中で、一つ、自分の中で言語化できたことがある。

自分の中で、居場所とは"否定されたら嫌な場所"だということ。すごくすっきりした。僕は地元が好きだ。その地元を否定されると嫌な気分になる。それは、僕にとって地元が居場所だからである。東京のこと悪く言われても、東京が居場所ではないので、なんんとも思わない。

自分にとっての居場所は、否定されたら嫌な気分になる空間のことである。

 

 

そして、もう一つ学びをシェアをしておく。

 

 

居場所をつくるとなると、

誰のための、なんのための居場所なのかということが大切である。

例えば、不登校の子どものための居場所だったり、片親の子どもの居場所だったり、やりたいことがない子どもの居場所だったりと、色々な相手の、色々の目的があると思う。しかし、その相手意識や目的意識が研ぎ澄まされていけばいくほど居場所ではなくなってしまうのである。相手意識と目的意識が研ぎ澄まされると、あそこは○○な子が行く場所だからとなってしまう。

 

そうならないためにどうするか。

中で共有する相手意識、目的意識と、外にだす相手意識、目的意識が異なってくるということ。

このねじれって、普通じゃありえないが、居場所づくりだからこそありえるのかなと思った。

 

自分へのメモがほとんどとなってしまったが、

 

ではでは、今日も素敵な一日を送りましょう!

おわり。

 

 

 

【本】なんでんも図解(日高由美子)

やろうと思っていたかど、できていなかった本紹介をしようと思います。

これから図解を学ぶ人に読んでほしい一冊となっています。

 

 

 

この本はどんな本

そもそも、「なんでも図解」とは、自分の考えや打ち合わせの内容をその場で可視化するスキルのことです。重視するのはスピードであり、「伝わる図」を瞬時に書き、その場で情報を共有するのが目的としています。

この本では、7日間のスモールステップに分かれています。まず始めは円を書く練習から矢印の意味や人の描き方など、徐々にレベルアップして、図解スキルを身につけます。最後には、QRコードから読み取り、音声を聞いて図解にする練習があり、より実践で使える形になっています。

7日間みっちりこなせば、図解のスキルが身につくというのが、この本の味噌です。

 

この本から学んだこと

絵を描くことが苦手な私にとって図解は無理だと思っていたが、そうではないと気付かせてくれた本。

私の中では、イメージは英語を学ぶのと一緒で、分解するとそんなに難しくないということである。苦手意識があっただけで、この本のようにスモールステップにわけて考えると、よいということ。この本を読んだ後、そこまで図解って難しくないなと感じたのは、この本の魔法にかかってしまっているからだろう。

難しいと意識するのではなく、何事も分解し、向き合うということが大切である。

 

学んだことから起こす行動

とにかく、物事を分解して見るということ。また、何かを習得する際にはスモールステップで。とくに子どもへの指導を単元を通して大きな目で見て、スモールステップで取り組む。

また、図解のHOWTOが分かったので、実践に取り入れたい。まずは校長の話からと思って図解に取り組んでいるが、校長の話を誰かに共有するわけではないため、目的意識が低く、モチベーションがなかなかあがらない。でも、企画会議でいきなりできるかと言われてもできないので、まずはひたすら聞かされる校長の話から取り組む(笑)

 

こんな人におすすめ

図解初心者という方には是非手にとって頂きたい一冊!

絵が苦手で、図解を全く知らなかった私でも形にはなったので、図解を0から学びたい人は是非!

 

 

それでは今日も素敵な一日を送りましょう!

ではでは。

 

おわり

【あと4日間】どのように学級を閉めるか

私の自治体は、今日も含めて、残り4日間となった。

 

あと4日間何を意識させて、学級を終えるのか。

 

そんなことを考えながら過ごした土日だった。

 

ただ思うのは、この4日間なにをしようと、そんなに変わらないということ。だって、これまで1年間積み重ねてきたものがはるかに大きいから。

その積み重ねに勝るものを4日間で生み出すのは不可能だと思う。

 

だから、私が出した結論は「丁寧に過ごそう」ということである。

 

たった残り4日間だが、丁寧に過ごそうと思う。

 

そして、別れを演出したいと思う。

小学校のときって、六年生以外はあまり別れの季節という感じをもったことがない。でも、この学級で、このメンバーで、おの場所で授業を受けることはなくなるのである。

そんな別れを大切にしてほしいと思う。

小学校なので、当たり前のように進級をするが、その当たり前を見つめられる4日間にしたい。

 

だからこそ、一日一日を丁寧に過ごしていきたい。

たくさん「ありがとう」を伝えようと思う。子どもももちろんだが、保護者や周りの先生方にも。

 

 

 

出会いと別れ

すべての出会いに感謝し、そして別れを大切に

 

それでは今日も素敵な一日を!

いってらっしゃい!

 

 

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指を怪我したら、行儀がよくなった話

昨日の記事で、右手の中指を怪我してしまったという話をしました。

 

 

pama-blog.hatenablog.com

  

 

そこにも書いたのですが、一番しんどかったのが、ご飯を食べる時です。

右利きの私が箸を使うと、傷口にクリティカルヒットします。とにかく食事がストレスとなっていました。

 

 

そこで、右手がだめなら、左手で食事をしてみようということで、左手で食事をしてみました。一時期練習をしていたこともあり、ある程度は左手で食事をすることもできていました。

 

そして、左手で食べていると、あることに気づいたんです。

 

「あ、お皿を持っている。」

 

 

普段は、お皿を持っていなかったんかいというツッコミがありそうですが、

 

例えば、普段、給食を食べる時には、

お茶碗を片手に持って、おかずをつまんではご飯をかけこむというスタイルで食事をしていました。

 

しかし、左手で箸を持って、ご飯を食べようとすると、おかずがうまくつまめなくて苦労します。だから、お茶碗を片手にというスタイルでは、なかなか食べられません。

何かを食べる時には、その都度、お皿を持ちかえて、食事をしていました。

 

左手で食べるという普段から慣れていない行動が、お皿を持たせるという行動につながりました。また、そこから、普段はお皿を持って食べていないだということに気づかされました。

 

 

普段とは違うことをすることもいいですね。人間って本当に無意識で生きているから、普段とは違うことをすることで、何かに気づけるかもしれませんね。

今日は何か一つ、時間や手間がかかっても普段と違うことをしてみよう。

 

 

食事を両手でいただける人になりたいです。

 

 

おわり

 

 

今日も素敵な一日を!

昨日食べた二郎系ラーメン。朝からニンニクの香りが・・・

ではでは。