「おたがいさま」の気持ちが足りないと思う

プレジデントオンラインに掲載されたベビーカーについての記事が、あまりにも酷くて話題になっている。
http://president.jp/articles/-/13600

要約すると、ベビーカーを見かけたら薄ら笑いを浮かべて手伝うけど、内心は迷惑だって舌打ちしてるんだよ。ベビーカーなんて親が楽したいだけのもので、あんなのに乗ってる赤ちゃんは可哀想、抱いてあげればいいのに。

と、なかなか驚くような記事だった。

記事の内容に対しては、何から突っ込んで良いのか、突っ込み所がありすぎて書ききれない。
正気の沙汰とも思えず、まともに相手をしてられないので割愛。


ベビーカーに関しては、日本だけではなく外国でもいろいろ議論がされていたり、全く気遣いが出来ていない母親もいることは確かだけど、ベビーカー問題だけでなく、マタニティマーク問題にしても、やっぱり「おたがいさま」って気持ちが欠落しちゃってるな。って思う。

ベビーカーを押しているお母さんを見たら手を貸す。
お母さんは周りの気遣いに感謝し、邪魔にならないように気遣う。
ベビーカーの話だけじゃない。
世の中全てが「おたがいさま」でしょ?
自分だけは誰にも少しも迷惑はかけていない。って人は絶対にいないと断言できる。


もしかすると、飲み会の帰りの電車で、酒臭いと思われていたかもしれない。
あなたの運転に後続車がヒヤッとしたかもしれない。
あなたが持っていた手荷物が、すれ違う人に当たって痛かったかもしれない。
あなたのつけた香水が、とても不快に思った人もいたかもしれない。
雨に濡れた傘から落ちる雫が、誰かの足下を濡らしたかもしれない。
あなたの話し声が、耳障りだったかもしれない。


今度は、自分が怪我をしてしまい電車での移動は座りたいかもしれない。
急に体調が悪くなり、立っているのも辛いかもしれない。
大きな荷物を電車で運ばなければならないかもしれない。
自分の大切な人が、妊娠出産をして子育てをするかもしれない。

だから、みんなみんな、お互い様って思って助け合うんじゃないの?迷惑をかけないようにって気遣うんじゃないの?

今日は迷惑をかけられたかもしれないけど、明日は自分が知らないうちに、誰かに迷惑をかけているかもしれないんだから。

だから、多少の事は目をつぶるし、助けが必要とする人には手を差し伸べるし、自分が誰かの迷惑になっていないか振り返って気を付けるんじゃないの?

全てに対して「おたがいさま」の精神が欠けているよ。


我が家は春に赤ん坊が産まれ、最近はアーアーウーウー、ギャーギャーと叫ぶ事もしばしば。
泣くのが仕事とはいえ、その度にあやしたり抱っこしたりで、なるべく静かにしてもらうのに必死だ。

ご近所さんに会う度に「いつもうるさくて申し訳ございません」と頭を下げるけど、「いいえー、たまに少しお声が聞こえるけど、ウチの子はもう大きいし赤ちゃんの声って懐かしく思ってるので、もっと聞かせて欲しいくらいです」と、仰っていただくので、申し訳ないやら有り難いやら。

デモ!そんなはずは無いのだ。
赤子と思えないほどの声量で叫び、親でさえ驚く程なのだから、バッチリ聞こえているはずだし、うるさいだけのはずなのだ。
だって、隣の家のお兄ちゃんが聴く音楽がステレオから流れてくるのが、我が家にたまに聞こえてくるから。

だから、おたがいさまですよ。と、思って気を使って生活しているから、(表面的だけかもしれないけど)ご近所さんと上手くいくのだと思う。

自分さえ良ければ。って人が多すぎるよ。
ちょっと前までは、そんな人は少なかったと思うんだけど、どうしてこうなっちゃったんだろう。


天に向かって吐いた唾は自分にかかるのに。


話は最初に戻って、この記事を書いた人はもう相手にしないとして、これを掲載したプレジデントオンラインがどうかと思うんだよね。

プレジデントと言えば、エグゼクティブ層に向けた雑誌で、一番売れている雑誌と自負しており、内容も考えさせられ、読ませてくれる雑誌で、年間講読者も多い。
プレジデントオンラインのキャッチフレーズが「仕事人×生活人」のための問題解決塾、だそうだが、解決どころか問題の本質さえわかっていないような記事を掲載するなんて、プレジデント社の理念を疑う。


まぁ、私はエグゼクティブ層じゃないし、経営者にも重役にも一生なれないけれど、人としての誇りを失わずに「おたがいさま」の精神を忘れずに生きていこうと思うし、子供にもそう教育していこうと思う。

気持ちはきちんと言葉にして伝えよう

最近、なんだかイライラしてた。

家事も育児も私ばっかりな感じがする。自分の時間が全くない。それなのに夫は自由に自分の時間を過ごしてる。仕事に復帰したらどうなるんだろう。私の体調が良くないときは、もっと協力してくれてもいいのに。

なんで、ワタシばっかり動いてるの?!

プンプンしたり、悲しんだり、焦ったり、諦めたり。

そんな昨日、夫がケーキと花を持って帰ってきた。
私の誕生日でも、なんかの記念日でもない。
怪訝な顔をしている私。

夫「今日で上期が終わったから。」
私「そうだね。今期もお疲れ様。」
(育休中の私には全く関係ないのに花とかなんだろう?)
夫「今月も目標を達成できて、これで上期全部連続達成できたんだ。半期をずっと達成できたのは入社して初めてで、ポコが家のことを頑張ってやってくれたから、俺は仕事に集中できたんだ。家事も育児も任せっきりでごめんね。達成できたのはポコのおかげだよ。本当にありがとう。」

いやー、グッときましたね。
プンプンした気持ちなんて、あっという間に消えてしまいました。

ケーキやお花も、もちろん嬉しいけれど、それは二の次で、きちんと感謝してくれる事、その気持ちをきちんと言葉にしてくれる事が嬉しい。
単純かもしれないけど、気持ちが一番。

私が頑張っていることが、夫の仕事の成績に直接関係あるとは思ってないけれど、少しでも夫の力になっているなら、そんな嬉しい事はない。

夫が私に感謝の気持ちを言葉にしてくれたように、夫が遅くまで家族の為に働いてくれてる事に、もっともっと感謝して言葉で伝えよう。

どんなに心で思っていても、言葉にしないと相手に伝わらない。

言葉にして夫婦の絆を深めていこう。と思った日でした。

家事を「お手伝い」するという感覚

ぎっくり腰になって丸4日。
腰の痛みは快方に向かっています。

金曜は、昼過ぎから家族の帰宅まで動けず、居間のラグに横たわりながら、赤ちゃんのお世話。

土曜は固い床で横になっていたからか、ぎっくり腰のせいで寝返りも打てなかったからか、朝は全く体が動かなかったものの、サポーターをガチガチに巻き、人生初の鍼治療後は支えがなくても歩けるようになって、イオンにて買い物。(←無謀すぎ)


日曜は、もうほとんど普通に家事をしてました。


夫も上の子も、私が動くと「じっとしてなさい」と怒るんだけど、結局、お母さんが止まると、家事全てが止まるんだよね。


ご飯支度は、いつまで経っても作らないから聞くと、今はそんなにお腹すいてないから、ご飯の時間って気付かなかった。と。(今まではご飯だよって言われたから食べてただけで、時間は気にしていなかったらしい)
そして、何つくればいいかなー。っていいながら寝ちゃう。起こしたら、カップラーメンでいいかなー。とか言ってる。炊飯器にご飯が残ってるよ、と言うと、おかずを考えて作るの面倒臭い、と。

日曜日は、上の子が部活のため、お弁当が必要だったのに、誰もお米を研がない。

洗濯物は乾燥が終わっても取り出さない。言うと後でやるから、と。(シワになるよ)
乾燥機にかけれないものは外干しにしてたんだけど(もちろん分けて洗濯したのは私。危うくレーヨンも乾燥機にかけられるところだった。)、日が落ちても取り込む気配が無い。(せっかく乾いたのに湿っぽくなるよ)

掃除機をかけてくれたけど、掃除機のゴミは捨ててくれない。もちろん、普通のゴミをまとめることもない。


私には絶対安静と言っているのに、夫も上の子も、それぞれ自分のしたいようにやってて、いつもとさして変わらない生活を送ってる。


鍼治療で痛みが改善し、多少動けるようになったので、私がさっさと動いてやりましたよ。ハイ。


そのほうが早いし、いつやるんだろう。ってストレスがたまらないし。じゃあ、何をどうすればいいか全部言ってって言うけど、言うのもストレスだし、説明するのに起き上がるなら、自分でやった方が早いから腰に負担がかからない。


寝てろと言われても、私だって時間が経てばお腹もすくし、掃除だって夜中にやるわけにいかないんだから、どんな家事だって、やるべき時間におわらせなきゃならないし、下の子だって決まった時間にお風呂に入れたい。

土日だからって、時間関係なく好きなときに好きなことをすればいい。ってわけじゃない。



もうね、ガッカリしたんですよ。ワタシ。
家事についていろいろ話し合いをしなければ、と思っていた所にぎっくり腰とは、なんていい機会だろう。これを気に、協力する気持ちを持ってくれるかな。と期待してたんです。

それが、この有り様。
土曜の朝に、やっとの思いで這い上がって台所行ったら、洗い物はしてない。惣菜のパックは捨ててない。テーブルの上には食べ残しのおかずがそのまま。
唖然としましたね。


それでじっとしてろと?
やる事あるなら言ってくれと?

いやいや、やる気が本当にあるなら言われなくても出来るよ。


安静にしてて、って言うのは、その分家事や育児をするからね。という意味じゃなくて、私が家事が出来なくても平気だよ。という意味なんだね。


別に、排水溝の掃除をしてね。っていう訳じゃない。
網戸の掃除をしてね。っていう訳じゃない。
離乳食のつくりおきしてね。っていう訳じゃない。

基本的な家事すら自ら進んでしようと思わない人に、安静にしてて、と言われても出来る訳がない。


日曜、黙々と家事をしたあと、夫と上の子に切々と話をしたら、言われたら出来るけど、言われないことに気付けと言われても難しい、そうだ。

普段から、家事をやってもらって当たり前と思っているから、気付かないんだよ。
もうすぐ私が仕事に復帰しても、今と変わらない生活なら、いつか私が倒れちゃうよ。
家事に協力してくれないなら、フルタイムで仕事復帰は出来ない。つまりは、私の給与が下がるか無くなるから、今の生活レベルは到底維持できないよ。
家事は、決して私の「お手伝い」ではなく、それぞれが責任を持ってしなければならないんだよ。


二人とも素直に理解しているとは言い難いが、夫と同じだけ稼ぐ私だけが、休みなく家事をしているのは、ちょっと違うと思うのですよね。

こうなりゃいっそ、ぎっくり腰がぶり返して、何日も身動きとれなくなった方が、もっと真剣に考えてくれるかも。などと、まだピキピキと傷む腰を気にしながら思うのです。

ギックリした時には遅かった

とうとう、やってしまった。
疲労が限界まで来てるなーとは感じていた。
肩こりどころか首もこっていて、頭痛もしていた。
背中も腰もバキバキいっていた。
横になっていても身体中が凝り固まって痛かった。
口内炎は3個できて、何を食べてもしみた。
唇にはヘルペスができ、とても痛かった。


お昼に下の子のオムツを替えていた時だった。
汚れたオムツを丸めて横に置いた途端、ピキッ!と、脳内まで電気信号が走ったような音が聞こえたような気がした。


ぎっくり腰だ。


どうしよう。
とりあえず、オムツのテープを止めないとならない。
でも、体を動かせない。
そうこうしているうちに、寝返りをしてしまいそうだ。手を伸ばしなんとか足を捕まえて、寝返りを阻止する。
そのまま足を引き摺ってオムツのテープを止めた。
本当はズボンを履かせたいけど、痛くてとても無理なので諦めた。

四つんばいになり、手を伸ばし、なんとかスマホを手にした。まずは、夫に連絡をしなければ!

「すみません、ぎっくり腰になってしまったので、出来れば早く帰ってきてもらえるかな?オムツを取り替えるのも痛い」

夫は仕事中のため、なかなか既読にならない。
上の子は、今日は塾の学力テストのため、帰宅は22時を過ぎる。まずは、なんとかしなければ。

オムツ替えをしていたのは、お昼寝布団の上だったので、とりあえずこの上で寝かせてみよう。
本当はベッドまで行きたいけど、自分だけなら頑張ればなんとかなっても、赤ちゃんを抱っこして運ぶのは不可能だ。

私が横になる場所に布団を持ってこれたらいいけど、それも無理なので、クッションを枕にしてラグの上に横になってみた。
い、痛い。ピキピキと痛みが走り、横になるのも辛い。なんとか横になっても、それほど厚いラグではないため、固い…。でも、自分一人じゃないので仕方ない。

なんとか、お昼寝布団の横に体を横たえることが出来たので、トントンと寝かしつける。
いつもは抱っこのため、添い寝トントンじゃあ寝れないらしくギャンギャン泣くが、何も出来なくて私まで泣けてくる。
そのうち泣きつかれて寝るが、数時間後起きる。
起きても一緒に遊んであげられず、横で歌を歌ったり、コショコショして時間を稼ぐ。
添い乳でまた寝かせる。

夕方になり、夫から電話。今日は早く帰るから、と。
早くと言っても21時前には帰って来ないだろうから、期待しないでおこう。

ぎっくり腰に関する情報をスマホで検索。
なになに、腰を冷やすと良いらしい。氷でアイスパックを作るのが良いらしいが、そこまでたどり着けないし、そんなもん作れないよっ!ということで却下。
冷湿布でもいいらしいが、薬箱を出せないので却下。

サラシ等でキツク締めるといいらしいが、サラシもコルセットも、クスリ等が入っている棚の横にあるため、とてもじゃないけど棚から出すことが出来ないから無理だ。

整形外科に行くように、と書いているサイトが多かったが、赤ちゃん連れでは無理。

実家や友人を頼りましょう、とも書いてあったが、夫も私も実家は遠く、飛行機でしか行けない場所にあるから無理。ましてや頼れる友達なんて、今時なかなかいないんじゃない?

ということで、お昼寝布団に子供を寝かせ、私はひたすら居間のラグの上で、クッションを枕にし横になってます。

下が固いから、体が痛い。いや、腰が痛いのかな。
子供の分のタオルケットはあるが、私の分がないため寒い。取りに行くのは不安なので我慢。
トイレが近くなるのが嫌だから、水分を取っていないため、喉がカラカラ。
体に良くないのはわかるけど、でもどうしようもないんだもの。

その後、オムツを激痛の中、なんとか取り替え、またギャン泣きさせながら寝せて。こんなに日中寝たら、今夜は寝ないぞー。

こういうとき、どうすればいいのかな?
誰も頼れる人がいない人だって、いっぱいいると思うんだけど。

ようやく21時。ぎっくり腰になってから約9時間。
固い床の上に寝ているため、痛くなる体と腰に耐えながら、なんとか乳飲み子のお世話をしてきたけど、きっともうすぐ誰かが帰ってくるはず。
それまであと少し頑張るぞ!

疲労の原因~家族生活の変化に応じて自分のスタイルも意識も変化が必要~

体が赤いランプを点滅させています。


十数年ぶりの出産は高齢出産。産後はリウマチを発症。夫は早くても21時前に帰宅することはない。上の子供は思春期で難しい年頃のため、なるべくコミュニケーションをとるようにしつつ、受験に向けてのサポートもしている。


朝は5時には起床、朝御飯とお弁当作り。上の子を6時45分に送り出し、7時に夫を起こす。8時に夫を送り出して、掃除と洗濯。

その後、下の子に離乳食を食べさせ、スーパーへ広告の品を買いだしに行きがてら散歩に。
帰ってきてから、絵本を読み、一緒に遊び、授乳後に寝かしつける。一緒に昼寝をできる日もあるが、寝ている時に家事を進めたいので、ほとんど寝ない。

洗濯物をたたみ、アイロンをかけ、ほつれていたら裁縫をし、だいたいこの時点で15時位。
夕飯と次の日のお弁当のおかずの下ごしらえをし、部屋の片付けをしている頃、上の子が帰宅。

そして下の子が起き出し、面倒を見ながら夕ご飯を作り、上の子の晩御飯。その後、下の子をお風呂に入れて、寝かしつけ。
ここでだいたい21時位。

夫が帰宅すると、夜ご飯を温めたり、揚げ物の時は揚げたりなどして準備。夫の食事中の時しか会話の時間がないので、夫が食事中の時は家事の手を休める。夫の夜ご飯が終わると後片付けと、次の日の朝御飯の準備。
就寝はだいたい0時をまわる。

そして5時の起床から始まる朝が来る。


疲れた。って簡単に言っちゃいけないけど、でも正直に言って疲労困憊だ。
今日みたいに夜中に下の子がぐずれば起きてあやし、目が覚めて寝付けない。
それでも容赦なく朝は来る。


それぞれの役割があるから納得してるんだけど、夫の帰りは遅いので、家事や育児の手伝いは頼めない。
上の子も、学校の勉強についていくのが大変で手伝いどころじゃないし、自分のやりたいことの為に勉強を頑張ってるからお願いは出来ない。


だから、休みの日くらいは、少しは協力して欲しいの!


「子供の面倒は見てるから、ゆっくり昼寝しといで」という言葉に甘えて横になってみれば、下の子がギャン泣きしている声が、どんなにドアを閉めていても聞こえてくる。
起き出して様子を見れば、泣きっぱなしの子を抱っこもせず、マンガやスマホゲームに夢中。
台所を見れば、食器は洗っておらず、テーブルの上もごちゃごちゃ。

夫の言い分は、泣くのが仕事なんだから泣かせればいい、寝てろと言ったのに寝ないのは私の問題であって、俺にはどうしようもない。と言われる。


抱き癖なんかつかないから、まだ小さいうちはたくさん抱っこをしてほしい、と何度も何度も本やネットを見せて説明したが、夫の母からの「抱き癖がつくから泣いても抱っこするな」という刷り込みが強く、なかなか改善しない。

母親だから子供の泣き声には敏感で、泣き声を聞きながら眠れる訳がない。と言っても、俺はどんなに横で泣いても寝れる。と言われる。

だって母親だもん。それは無理だよ。
ママが起きないと、赤ちゃんはオッパイもらえなくて食事がとれないから、母親は子供の泣き声に敏感なんだよ。


だから、せめて、食器くらいは洗って欲しい。ゴミはまとめて欲しいし、散らかしたら片付けてほしい。
何度も何度もお願いしても、「忘れてた」「気がつかなかった」「する事全部、紙に書いて」と言われる。

言うのもお願いするのも、結構ストレスなんだけど、それでもめげずにお願いしてる。
でも、細かいことは自分でやっちゃったほうが、早くてストレスにならないからやっちゃう。
そして、疲れる。

これで仕事に復帰したら、どうなるんだろう。

この春から、上の子が進学して生活リズムが一変したため、いろいろな事が二度手間になったのが大きい。
そして下の子が産まれ、子育てに追われているのに夫の生活リズムは変わらない。どんなに自分で起きるよう頼んでも絶対起きない。起きれないそうだ。


夫は疲れた顔をしてイライラしてる私に、「たまには一人で外出して気分転換してくればいいのに」と、言ってくれる。「家事なんかしなくていいよ」と、言ってくれる。

でも、違うのだ。そんなこと言われても気分は晴れない。

今のままでは、仕事に復帰しても夫の生活は変わらず、私だけに負担がかかることが、それが原因で喧嘩が増えることが目に見えているからイライラするのだ。


気分を上げるために、甘いものを食べて自分をごまかしてきたが、もうそろそろ限界だ。
ウチはいわゆるステップファミリーで、上の子は私の連れ子なため、夫は赤ちゃんからの子育ては初めての新米パパだ。
一度、腰を据えて話をしてみようと思う。

感情的にならないよう、気を付けて話をしないと。
でもきっと、泣いちゃうと思うなー。

初めて栗の渋皮煮を作ってみた

季節は秋!
ついに、栗の渋皮煮を作ってやったぜ!
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美味しくて大好きだけど、買うと高いっ!
だって、1粒100円じゃとても買えないんだもん。
作れば安くたくさんパクパクできると思うけど、とにかく手間と時間がかかるらしいので、働く母さんだった今までは無理だった。
でも今は育休中~。時間はたくさんあるもんね。

~作り方~

・まず、栗はじゃぶじゃぶ洗って、水に浮いたものと、穴開きを捨てちゃう。

・そして、鍋に栗がかぶる水を入れて、沸騰したら10分煮て、そのまま冷ます。

・そうすると鬼皮が柔らかくなってるので、渋皮に傷をつけないように注意して、ひたすら剥く!乾燥したら割れるので剥いた片っ端から水に入れる。

・剥き終わった栗を鍋に入れ、かぶるほどの水と重曹を入れて煮る。アクはとる。
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・アクが落ち着いたら鍋を火からおろし、鍋肌から優しく水を流し入れながら水を取り替える。

・栗を指で優しくなでながら、渋皮をこすり落とす。

・一度で取れなくても大丈夫。無理にこすらない。

・取り替えた水に重曹を入れて、煮る→流水で水を取り替える→渋皮をこすりとる。を2回ほど繰り返す。

・渋皮がとれると、まるで木で栗をつくったようなキレイな模様が出てくる。
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・最後に重曹を入れないで2回ほど煮て、栗に残っている重曹を抜く。

・栗の重さを量り、同じ量の砂糖を栗の上にかけて、弱火にかける。水は入れない。そうすると砂糖が溶けてくる。
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・砂糖が溶けてきたら、鍋を優しく回して砂糖の溶けた所と溶けていないところを馴染ませる。

・フツフツと砂糖が沸騰してきたら火を止めて常温になるまで冷ます。

・冷めたら鍋底を見て、砂糖がまだ溶けきってなかったら再度火にかける。

出来上がり~!!

いやー、大変だった。
難しいことはないけど、手間はかかったー!
いろいろ調べると、重曹を使うと皮が柔らかくなって扱いやすいけど、使わない方が栗の味が濃いらしい。
今度やってみよー。
私は最後に煮るときにアールグレイのティーバッグを入れて見ました。ラム酒やブランデーを入れる場合は最後に火を止めた時に入れる。

手間がかかるからこそ愛しい。
キラキラと宝石みたいで食べるのが勿体な……くないっ!

これだけ待たせやがってー、さぁ食うぞー♪
食欲の秋、全開です。

マタニティマーク認知率の低さに思う~日本人としての品格を忘れてはならない~

マタニティマークの認知率が低いらしい。
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女性でもマークと意味と名称が一致した人が半数ちょっと、男性は認知率が3割を切るという致命的な状況だ。


数ヵ月前まで妊婦だった私は、出産2週間前までフルタイムで勤務していたため、朝晩のラッシュに揉まれながら通勤していた。
朝は途中まで夫と一緒の通勤だったし、帰りは比較的空いている路線だったのでギリギリまで働けたと思う。

本当はもう少し早く産休に入りたかったのだが、今春からの消費税引き上げに関する様々な処理と決算が重なり、毎日残業をしても休みの目処がつかなかったのだ。


帰宅時間は多少バラけるため、それほどの混雑ではなかったが、朝はみんな同じような時間に出勤するため、なかなかの混雑で、いつも夫が盾になってくれて守ってくれたが、優先席に立っていても席を譲ってくれる人は殆どいなかった。

ある日などは、優先席の前に妊婦が3人並んだときがあったのだが、誰一人譲ってはくれなかった。


私は超高齢出産のため、不安要素がいろいろあったのだが、マタニティマークに気付いた途端、寝たフリをする人達相手に、何かを思ってイライラするほうが、お腹の子にも自分にも良くないと思い、そういう人達を見る度に、夫と「このマタニティマークって、見るだけでそんなに眠くなるんだね。」とよく笑い話にしていた。


笑い話にでもしないと、怒りが爆発しそうだったからだ。


私の出身地の地方大都市では、どんなに混んでいても、朝のラッシュ時でも、優先席はほとんど空席で、本当に肉体的弱者しか座っていなかった。
健康体なのに優先席に座るなんて、とても恥ずかしい事だった。席を譲ってもらうこともなかった。だって、いつも空いていたから。

上京して驚いたのは、平気な顔をして優先席に座り、寝たり、携帯をいじる人を見たことだった。

確かに地方都市の地下鉄とは乗車時間が違う。通勤に1時間以上かかる人は珍しくない。乗降客数も比較にならない。
でも、優先席に座ったということは、肉体的弱者が近くに来たら席を譲らなければならないのだから、席で目を閉じることは許されない事ではないのか。

席で眠りたいなら普通の席に行くべきで、どうしても優先席に座るなら、常に周りに気を配るべきではないだろうか。


数年前に足を怪我して、数ヵ月の間松葉杖とギプスで通勤していた時も、優先席の前に立っていても席を譲ってくれる人は殆どいなかった。
その時も目の前に座る人を見ながら、松葉杖を無視するなんてどういう神経をしているのだろうと、不思議でしかなかった。


もちろん、譲ってくれる人もいた。
優先席前に立っていたのに、普通席から大声で「そこの妊婦さん、こっちきて座りなさい」と声をかけられたこともある。
でも、それは少数派だ。


今回のマタニティマークの認知率をみて、だから席を譲ってもらえなかったのかな。とも少しは思うが、お腹が大きくなり、誰の目から見ても妊婦とわかるような時も譲ってもらえなかったのだから、認知率の低さだけの問題ではないと思う。


席を譲る譲らないの話だけではない。
考えられない話だが、マタニティマークをつけているが故の危険や、嫌な思いをする事もたくさんある。

わざとお腹を押されたり、足をかけられて転んだ上「妊娠したからって威張って歩くな」と言われたり、舌打ちされながら席を譲られたり、そんな話はネットを見てるとたくさんある。


デカイ腹で電車乗ったら、その分車両が混むんだよ。
邪魔だからラッシュ時に乗ってくんな。
譲ってもらって当然と思うな。
どうしても座りたかったら始発駅まで戻って席を確保しろ。こっちはそうして席を確保してるのに、なんで好きで妊娠した奴に席を譲らなければならないんだ。

ネットでのやりとりを見ていると、悲しくもあるし、恐ろしくもある。だからマタニティマークをつけない妊婦もたくさんいる。
言葉を含む暴力の標的になるからだ。
そんなバカな話があるのだろうか。

私も、出勤時に優先席の前に立っていたら、目の前の人が席を立ちがてら、「夫の稼ぎだけで生活できないなら子供なんて作るなよ!」と、吐き捨てるように言われた事がある。
私がギリギリまで働いたばかりに、一緒に通勤してくれた夫に嫌な思いをさせることになって、悔しくて悔しくて、目の前に空いた席に座りたくなかったが、夫が「少しでも座らないとダメ」と言うので、涙をこらえながら座った。

少子化の今、子供は宝なのに、なぜこんな思いをしなければならないのか。
児童手当なんかより、こんな社会や風潮をどうにかしない限り、少子化が解消されることはない。
と、幾度となく思った。


6月のワールドカップの時、ゴミを持ち帰る日本人サポーターに、世界中の人が絶賛してくれた。
日本を観光した外国人が、列にきちんと並んだりするマナーに感動する話もよく聞く。


私達は規律を重んじ、お互いを思いやり、道義心が高い誇り高き日本人ではないか!!


それなのに、何故こんなにも優先席のマナーが悪いのか。何故こんなにも妊婦や子連れに冷たいのか。

2020年には東京オリンピックで多くの外国人が東京にやってくる。
その時に、こんな恥ずかしい状況を見せてはいけない。

今回の報道で、少しでもマタニティマークが浸透し、子育てのしやすい日本になってくれることを切に願う。

ちなみに、優先席の前に立ちたくても、混んでいてそこまでたどり着けない事がよくあった。
優先席の近くは、席を必要としている人が辿り着けるよう、なるべく通路も空ける必要があるので、これを読んだは人は少しでも心がけて欲しい。