ダイヤの指輪

心にもダイヤの指輪を💍

光だった

私たちはみんなね

宇宙の自由な光だったの

平和で自由で好きなことだけやってればいい

そんな光だったの



そこから地球を見たらね

狭い入れ物に入って

時間に縛られて

思ったことはうまく叶わなくて

「頑張る」とか「つらい」とか

そんな言葉が存在して


光の私たちから見たら

それはそれは不思議な星だった


それと同時に

とっっっても

魅力的だった


どうしたらあんなに苦しむことが出来るの?

どうしてあんなに頑張るの?

どうして涙が出るの?

どうして怒るの?

どうして?どうして?


私たちはすっごくワクワクして


だから地球に降りることを決めたの



でも今のままじゃとってもフワフワして

軽すぎて

地球までたどり着くことが出来ない


だから

丸いきれいな光を

ひとつ

またひとつ

ヒビを入れるように分離させて

重く 重くなるように

そうして私たちは

眠っていったんだよ

空を見上げては

空を見上げては

キラキラ輝く星たちと

神秘的に照らされた月が

心を締め付ける


ただ帰りたい


帰りたいと


そう願っているだけなのに


この世界では叶わない



なぜここまで来たのかと


月に聞いても



月は照らされているだけ

照らされているだけなのに


こんなにも神秘的に

私の心を締め付ける

引き寄せ…

今まで 食べ物に困ったことは一度もない

食べるものは何かあった

美味しく食べることが出来れば、卵一つで作ったスクランブルエッグに醤油をかけたもの
だけで充分幸せだと思える

白米がある幸せ

あぁ〜美味しい!

って食べてるとき

本当に幸せ


だから、

食べる物には困らない

食べ物を貰うこともたくさんある

快くくれるから、

快く貰う。

ありがとう〜!うれしい!

休息

傷だらけで 海を泳いでる

暗い 暗い

深い 深い海を

助け舟はまだかと

息が苦しく

溺れそうになりながら


陸は近くにある

けどそれを見て 見ぬふりをする

大丈夫 大丈夫

止まらなくても大丈夫…


もう充分傷ついて

もう充分苦しんで

もう倒れてしまいそうなのに


まだ大丈夫

まだいける

これくらい大丈夫…


陸はあるんだ

一度 陸に上がって

冷えた体を温めて

痛いところをさすって

傷が治るまで少し休んで


それからまた

目的地を目指そう

そうしよう


少しの間

寝ていよう

幸せのポリアンナ

幼少期に見ていた絵本に、「幸せのポリアンナ」という絵本があった。

ポリアンナは両親を亡くし、義理の親に育てられることになったが、とても幸せといえる状況ではなかった。

けれどポリアンナは、父親が生きていた頃によくやっていた、「幸せ探しゲーム」をする。

パン一切れとコップ一杯の牛乳しか貰えなくても、「パンと牛乳がもらえるなんて幸せ」

古い屋根裏部屋で寝るときも、「きれいな星を見ながら寝られるなんて幸せ」

その結果、本当に幸せになるというお話。

 

決めた

 

私はポリアンナのようになる!