アラフォーワーママの日記

アラフォーワーママが、日々考えていることなどを書いているブログ。

幸福の「資本」論、非常に面白かった

橘玲さんの「幸福の「資本」論」を読みました。とても面白かったです。

自分がどのような生き方をしていきたいか考えているなか、著者が展開する論理が、かなり腹落ちし、また痛快でした。また様々な名著からの情報からの引用が多用されていることから、読んでみたい本が増えました。

 

 

この本では、幸福の条件として①自由自己実現③共同体=絆の3つが挙げられており、それぞれ①金融資産②人的資本③社会資本の3つのインフラに支えられているとしています。

 

金融資産とは文字通り。人的資本とは、自らの労働力を労働市場に「投資」して給与や報酬という「富」を得ることで、社会資本とはまわりのひとたちとの関係性から「富」を得ることと定義しています。

 

そして、現実社会では誰も言わないけど現実だと思ったのは、

 

「自由」とは「誰にも、何ものにも隷属しない状態」のことで、そのためには一定の条件を満たさなければいけません。この条件とは、端的にいえば”お金”です。

 

そして多くの場合、「自由」ではなく「隷属」を選ばざるをえません。なぜなら、国家や会社、あるいは夫(家)に生活を依存し、経済的に独立していないのですから・・・。

 

確かに経済的に自由であれば、「会社やめたい」なんて思いながら、毎日通勤をする必要はないのですから。

 

「富の源泉」とされている人的資本ですが、①人的資本からより多くの富を手に入れる②人的資本を使って自己実現する、この異なる望みを同時にかなえるのが、「理想の働き方」。

それを実現するためには、好きなことに人的資本のすべてを投入する。

また子どもの頃のキャラを転職とすることで、「ほんとうの自分」として自己実現できるとしています。

 

また「幸福」は社会資本からしか生まれないのですが、社会資本の最適なポートフォリオとしては、「強いつながり」を家族にミニマル化、友情を含めそれ以外は貨幣空間に置き換えるとしています。

 

幸福な人生とは、どのように得られるのかということを改めて考えるきっかけとなりました。 

上手く話をするには

言語化能力を高め、文章を書く能力を高めたいと思いブログを始めた私ですが、当然のことながら話し方もかなり強化しなければいけないと考えています。

私の本当に伝えたいこと、あまり相手に伝わっていないとよく感じます。仕事をしていく上で、話すことは最低限のスキル。

 

 まず1冊目は齋藤孝さんの読む・書く・話すを極める 大人の言語スキル大全です。

 本書には、読む・書く・話すを極める具体的なスキルが、幅広く書かれています。読むについては、最近読んだ本と同じことが書かれていました。

 

pretan.hatenablog.com

幅広く触れられているので、1つ1つのトピックは割とあっさり書いてありますが、やはり言葉の第一人者である齋藤孝さんの本には説得力があります。読む・書く・話すで必要なテーマがほぼ網羅されており、まずこの本を読んでおけばよかったと思いました。

 

しっかり書けないことは、上手く話せません。

書くスキルとして紹介されていたことで実践していきたいことは次の内容でした。

  • 当事者意識を感じさせる文章を書く。そのためには日頃からそのように考えているのが第一。
  • 「書く力」を鍛える一番簡単な訓練法は、テレビのニュースの解説者のまとまった話をメモに取りながら聞き、それを改めて文章にまとめること。
  • 文章を構築する際のプロセスは、
  1. 書きたいテーマ(もしくは気づき、主張)を見つける
  2. テーマから3つのキーコンセプト「言いたいこと」をつくる
  3. 3つのキーコンセプトを結びつけて文章を構築する
  • 読ませる文章には”発見”や”新たな視点”が含まれている。それまで誰も注目していなかった部分に目を向け、本質を押さえようとする努力を忘れてはいけない。
  • 企画書を書くときは、どこから突っ込まれてもちゃんと答えられるようにリスクを予測して、その対策も打っておく。

ブログで文章を書くことで、訓練になると思いますが、新たな発見や視点がないと読ませる文章にはならないということですね。

 

話すを極めるポイントとして印象に残ったのは、

  • 基本的には早くて正確なコミュニケーションを心がけつつ、ここぞというところで、感情が乗っている言葉や、人間的でほっとする言葉を加味するという技術を身につける
  • 相手との会話を深めるために、相手に沿いつつずらしていくテクニックが必要。
  • 相談するのがうまい人は、コミュニケーションの達人になれる資質を持っている。職場のメンバーがお互いに相談と解決策づくりを繰り返すことで「相談する力」と「相談を受ける力」という、二つの相談力を鍛えることができる
  • 質問は「質問をメモする習慣をつける」「質問の重要度を順位づける」「質問は10秒以内に押さえる」という3つのポイントを押さえることで極めることができる

そして、終わりに「読む・書く・話す」の3スキルを高めるための具体的なスキルが書かれていました。

  • 自分の話す力をチェックするために、30~1分にまとめた話を録音する。書くように話す力を身につけるためには、
  1. 1文をなるべく短く、句点(。)で区切るように意識
  2. 会話から、「ええっと・・・」などのノイズを消す
  3. 文章のねじれや繰り返しを意識的に除去する
  • ものごとを追求するということは、その人の言語能力を高め、同時に思考力を高めることにつながる
  • 会話をするときも、常に要約して話すことを意識する。
  • 語彙を増やすことも重要。手っ取り早いのは、新聞を音読すること
  • 本を読んだことを自分の中でいかに活用するか、いつも考え続ける
  • リーダーには、極めて高度な「経験値」が求められるが、経験値のレベルは言葉に表れる。ただし、自分で経験できることや自分で考えられられることは限られる。それを補うために、偉大な人たちが書いた本を読む必要がある。しかし、読むだけではいつまで経っても受け売りしかできない。経験と言葉を結びつけていく読み方を身につけるべき。
  • 話を整理するには、図を書くことがもっとも有効な手段

上記のことを日常的に意識して、書く・話すのスキルアップをしていきたいです。

 

2冊目は勝間和代さんの本です。こちらは1冊目(大全)とは対照的に、勝間さんが話やプレゼンをする上で大切だと思うポイントに絞って書かれています。

 

 勝間さんは「話したことの20%しか相手に伝わらない」と思って話をしているそうです。勝間さんのように話の上手な方でもそう思っているのであれば、一般人はもっと伝わっていないと考えるべきでしょう。そして伝わらない原因として次の3点を挙げています。

  1. 話しすぎ
  2. 日本語が論理的な構造ではない
  3. 相手の存在を忘れている

どれも私にあてはまります。さらに私は、早く話しすぎるという点も含まれると思います。早く話しすぎ、相手に伝わっていないような気がして、話を繰り返してしまうのです。相手への意識として、自分の話:相手の反応=2:8くらいでちょうどいいと思っているとのことです。

 

またプレゼンテーション能力を高めるには、友人や家族、ちょっとした雑談や部下に指示を出す時も小さなプレゼンテーションと意識して訓練する。

プレゼンテーションの基本ステップは

  1. 相手に軸を置く:「相手が聞きたい順番」で話をする
  2. 全体像から話す:まず全体像を述べ、相手にしっかり聞く準備をしてもらう
  3. 情報密度に気をつける:情報密度とは、相手にとって価値ある情報がどの程度含まれているか。

情報密度を上げるためには、

  1. ターゲットを絞る
  2. 話す内容を徹底的に理解する(Garbage In Garbage Out:ゴミを入れれば、ゴミが出る)
  3. 余計なものは入れない:自分が話したいことを全部話してはいけない
  4. 適切な言葉、比喩、体験談を用いる
  5. 得意分野をつくる:情報密度を高めるためには話す内容に精通していることが必要最低条件

そして質問には、最初に「はい」「いいえ」を明確に示し、「なぜかというと・・・理由は○つあります」と前置きし、短文で述べる。そして「これで答えになっていますか」と確認する。

 

そして、理解を深める非言語コミュニケーションのポイントとして

  1. 間の取り方:間は相手のための時間
  2. アイコンタクト
  3. 笑顔
  4. 身なりを整える 

 こちらも常に意識して実行していきたいです。

『果糖中毒ー19億人が太り過ぎの世界はどのように生まれたのか?』を読み、生活習慣を見直すことを決意

妊娠中は、高齢出産ということもあり、妊娠糖尿病や妊娠高血圧への恐怖から食生活や生活習慣にはとても気を遣っていました。産後はそれどころではなくなった上、職場復帰後のストレスも相俟って、保育園のお迎えのついでにコンビニに立ち寄り、コンビニスイーツを毎日食べるという、財布にも体にもやさしくない生活を送っていました。

産後のお腹周りの贅肉も減らないまま、今までウェストのくびれだけが自慢だったのに、ユニクロのMサイズもウェストがつらいというていたらく。

 

ですが、読んで毎日の習慣を変えなければいけないという気にさせてくれた一冊でした。

 

 

本書が一貫して述べていることは、私が大好きな糖分は、世界中のほぼすべての食べ物と飲みものに浸み込んでいる悪玉物質で、それは私たちをゆっくりと死に至らしめている、ということです。それを説明するために、研究や統計に裏付けされた様々なデータが用いられています。

 

本書では、糖分(ショ糖〔砂糖の主成分〕と異性化糖〔主にトウモロコシから作られる高フルクトース・コーンシロップ〕)は、わたしたちをダークサイドに引きずり込もうと手ぐすねひいている、肥満帝国のダース・ベイダーとまで言っています。

 

私は、マクドナルドが無性に食べたくなり、たまにUberEatsで頼んでしまうのですが、ファーストフードにも依存性があるのですね。脂肪と塩分がファーストフードの食事の魅力を増しているように思われていますが、実は、本当に病みつきになるのは、砂糖とカフェインの組み合わせなのだそうです。

 

糖分は、神経伝達物質セロトニンの輸送を助け、短期間、快楽を幸福の代わりにもたらす。また、ストレスやネガティブな感情を抱くと、たとえ空腹でなくても食べ物の摂取量が増えることが実証されているそうです。

 

空腹、報酬、ストレス。これらの3つの脳の経路が、高インスリン血症(過剰なレベルのインスリン分泌)をもたらすと、肥満とメタボ症候群が引き起こされる。ただし、人は肥満で死ぬわけではない。肥満と「旅する」病気によって死ぬ。実は、皮下脂肪が少ないほど、早い死を迎える傾向が強く、脂肪はある程度は必要。

肝心なのは内臓脂肪、とりわけ脂肪肝でないことが重要。だからこそ胴回りをチェックし続けることが必要なのだそうです。

 

本書では肝臓に強度の負担をかける食べ物として

1 トランス脂肪酸

2 分岐鎖アミノ酸

3 アルコール

4 果糖

が挙げられていますが、著者は果糖こそ、肝臓に活性酸素の蓄積と脂肪沈着を起こさせ、慢性的な代謝疾患を引き起こす問題の核心だとしています。

果糖は体に入って多くの悪さをする。果糖が体に入ったときの11のプロセスは

1 尿酸が生まれ、痛風をもたらし、血圧があがる

2 直接ミトコンドリアに入り、パンクさせる

3 脂肪になり、心臓病を推し進める

4 肝臓がインスリン抵抗性になる

5 血糖値が上がり、糖尿病につながる

6 内臓脂肪が増える

7 がん発症の可能性が高まる

8 空腹感が高まる

9 腸壁のバリア機能を奪い、インスリンレベルを上げる

10 メイラード反応が生じ、がんの発症を加速させる

11 認知症が起こる

すごく恐ろしいですね。そしてアルコールも果糖も同罪だそうです。

 

アルコールも果糖も同罪で、アルコールについては、大部分の人で、1日最大50グラムという摂取量(ワイングラス約3杯分)を超えると毒になることが経験的証拠として判明している。果糖についてもおそらく同じくらいの量であると考えられる(オレンジジュースでいうと約237CC)。問題はは、現在の成人の平均果糖摂取量が1日51グラムであること。

 

オレンジジュース237ccですと、多分、私の摂取量は毎日毒にならない量を超えていると考えられます。

 

そんな果糖中毒の更生プログラムとして、挙げられているのが

  1. インスリンを減らすー食物繊維をとり、糖分を減らし、運動する。ただし一度取り除いた食物繊維は二度ともとに戻せない。ジュースにすると食物繊維は台無しに。サプリメントでとっての意味がない。穀物は「丸ごと」とることを推奨。
  2. グレニンを減らすー朝食にタンパク質をとり、寝る4時間前から食べない。
  3. ペプチドYYを増やすーおかわりは20分間待ち、食物繊維をとる
  4. コルチゾールを減らすー運動する!1日たった15分の運動が寿命を3年延ばす。筋肉をつけることで、代謝状態が向上し、病気の予防に結びつく。

 

実践していきたいです。

 

『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドランド』を読み、負けを活かし撤退せず、投資を続けることを決意

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドランドを読みました。

 

有名な本なので、ESBIの4つのキャッシュフロークワドランドの話は聞いたことがありましたが、ESのクワドランドからBIのクワドランドに移るためのポイントが書いてあり、とても勉強になりました。

 

 

 本書のポイントは、

1.4つのクワドランド

私たちは、E(従業員:Employee)、S(自営業者:Self Employee)、B(ビジネスオーナー:Business owner)、I(投資家:Investor)の4つのクワドランドのうち少なくとも1つに属している。4つのクワドランドのどこに属していても経済的に自由になることは可能だが、ビジネスオーナー(B)あるいは投資家(I)が持つ技術を使えば、より早くゴールに到達することができる。

 

2.EやSからBやIのクワドランドに移動するには

移動するのは、意識を変える必要があり、それは大変なこと。BあるいはIのクワドランドで成功するためには、学問的な知識や技術的な知識以上のものが必要。つまり、心の奥底にある感情的な思い、考え方、信条、心構えなどを変えなければいけない

 

 

自分の理想とする生き方をするために、金銭的自由を手に入れるためには、投資家としてのスキルを磨く必要があると感じています。ですが、なかなか投資家になれない私にとって、投資家になるための心理的プロセスが参考になりました。

 

本書では、いきなりIではなく、Bで成功してビジネスの本質を理解した上で、Iになることが勧めてられていますが、私が今からBでの成功を目指すと、いつまで経ってもIに移れそうにはありません。。 

 

本書で書かれていた、成功する7つのステップを引用すると

BやIのクワドランドで成功するための7つのステップ

①自分のために働くことを考える

キャッシュフローを管理する

③ほんとうに危険なのかは何かを知る

④どんな投資家になりたいかを決める

よき師をみつける

失望をバネにする

自分を信じる

 今の私に足りないのは、⑤~⑦のプロセスです。

 

⑤ステップ「よき師をみつける」の中で、自分がいちばん多くの時間をともに過ごす6人の名前とクワドランドを書くというワークが紹介されています。

  

● ステップ5の行動の指針

1.よき師をみつける

投資とビジネスの両方の分野で、あなたの師となってくれる人をさがそう。

a.手本となる人をさがし、その人から学ぶ。

b.反面教師となる人をさがし、その人から学ぶ。

 

2.まわりにいる人たちがあなたの未来の姿だということをよく覚えておく。

 

自分がいちばん多くの時間を過ごすのは、夫と娘です。ここに会社の同僚も含まれるのでしょうが、テレワークをしているここ最近はほぼ2人です。

自分を変えたかったら、自分の周りにいる人を変える必要があると、ビジネス書などにはよく書かれています。夫や娘はもちろん変えられないので、自分を変えるためにも、4人のよき師を見つけたいです。 

 

最近恐ろしいと思ったのが、夫に対し、10年前に結婚した頃に比べ、人間的な魅力が低下しているように感じたこと。この10年間、恐らく夫が最も長い時間を過ごしているのが私でしょう。見るものや会話、経験等も、それぞれの職場での経験を除くとほぼ同じです。行動様式や考え方が10年前に比べ、私にすごく似通ってしまい、人間的な魅力が低下しているように感じてしまったのです。

長年過ごした夫婦が、あうんの呼吸で意思疎通ができてしまうようになると聞きますが、まさにそういうことが起こっていました。

いいように転べばよいのでしょうが、停滞していたこの5年の私に似た変化を夫から感じ取りすごく恐ろしくなってしまったのです。

 

また、娘の未来には、私がどういう人間であるかが大きな影響を与えるということですね。

 夫にも娘にも、そして家族だけでない周囲の人にもよい影響を与えることができる人間になるために、本を読むだけでなく得た知識を実践していきたいです。

 

 

話は本書に戻りますが、足下のコロナ禍の上げ相場でも何故か負け続けている新人投資家の私にとって、身につまされたステップは、次のステップ⑥です。

●ステップ6の行動指針

1.間違いを犯そう。

負けを経験してこそ勝つことができる。

2.最初は小さく始める

自分の気に入る投資が見つかったら、少しだけお金を投資してみよう。いくらかでもお金をつぎ込むとあなたの知性はぐんと伸びる。

3.いちばん大事なのは行動すること

この負けを活かし、撤退せず、投資を続けていこうと思いました。

 

勝間和代さんの本にも同じようなことが書かれていました。

 

年収10倍アップ勉強法 無理なく続けられる
 

 

資産運用は勉強内容が収入に直結すると書かれていたのですが、気になったのが、株でも債券でも行動ファイナンスと呼ばれる心理的なもので、人間は最初、どうしても損をするように行動してしまう。損した時期をいかに乗り切るかということが1つの勉強になるとのこと。

 

ある程度は資産運用で痛い目をみることで、自分勝手に勉強しだす、そういう仕組みはできはじめているので、撤退せずに続けます。

 

ちなみに本書の中で勉強の仕方として紹介されていたのは、以下のステップ。

負けてるとわくわく楽しめませんが、実践あるのみですね。

1 基礎を最初に徹底的に学ぶ 

2 先達から、勉強の仕方をしっかり聞く 

3 学ぶ対象の基本思想を理解する 

4 学んだことを自分のことばでアウトプットしてみる 

5 勉強をわくわく楽しむ

 

 

Audibleで自分を操る超集中力を聞いた

読みたい本がどんどん増えているので、少しでも読書(耳読?)時間を確保できるように、最近は、Kindleの読み上げ機能を使用しています。

家事や子どもの世話をしながら、ちょっとした時間にインプットができるので、とても便利です。

ただKindleの読み上げだと、漢字の読みや文章の流れに違和感があったり、読み上げの声も機械的だったり(最近は読み上げの女性の声にも慣れてきましたが)、図表があると止まってしまうなどの欠点があるため、2ヶ月無料期間で、Audibleを試してみました。

 

Audible、いいです。Kindle読み上げの欠点は全てカバー。

私は子どもの寝かしつけの際に耳読をすることが多いのですが、寝かしつけの際はほぼ100%、途中で寝てしまいます。

よって翌日にまたKindleで聞いた記憶がある場所まで戻って、再度耳読するという作業が必要になるのですが、AudibleだとKindle本も買わないとそれが難しいというのが難点でしょうか。

 

今回Audibleで聞いたのは、自分を操る超集中力です。 Audibleで聞くには、ちょうどボリュームでした。

DaiGoさんはその集中力で1日20冊本を読まれているそうですね。私にはちょっと想像がつきませんが・・・

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力

 

 

集中力はトレーニングによって強化することができるそうで、その方法について、様々な角度から書かれていました。

実践したいこととしては、

  • 姿勢を気をつけることで集中力がアップ
  • 判断はウィルパワーを消費する。習慣化することで、ウィルパワーを温存し、集中力を高める。
  • アイビー・リー・メソッドー前日かその日の夜にTodoリストを作成。優先度の高い順に6つ書き出し、最優先のものから着手する。
  • 25分集中、5分休憩で集中力を維持する。

明日から、集中力を高めて仕事できるでしょうか。

まぁ、どんなメゾットを使っても、子どもの世話をしながらの在宅勤務だと、集中力は途切れ途切れですね。

 

元気が出る映画ーマイインターンとイエスマン

子どもと一緒に過ごす時間が増え、会社に出社する必要もなく、もともと出不精なので外に出てBBQをしたいなどという欲求も一切ないけれども、ずっと家にいると何故か気分が落ち込みます。

今日はビジネス書を読む気持ちにもなれなかったので、映画三昧にすることに。

心の充電完了!前向きになれました

 

1.マイインターン

私は映画『プラダを着た悪魔』が大好きで、何度DVDを見たか分からない。30代前半のころは、この映画を見て仕事へのモチベーションを上げていました。

アン・ハサウェイ主演のお仕事映画ということで前から気になっていたこの映画ですが、出産後は『プラダを着た悪魔』をみてモチベーションを上げようという気にもならず、この映画も見るに至っていなかったのですが、U-NEXTのランキングで上位だったこともあり、たまたま見ることに。

 

あらすじは、

主人公のジュールズ(アン・ハサウェイ)は、ファッション通販サイトを運営する会社の女社長。可愛い一人娘とジュールズの仕事を応援するために、仕事をやめて家事と育児を引き受けてくれる素敵なイケメン旦那様がいて、仕事も順風満帆に見えるけれども・・・。そんな会社にシニア・インターン制度で70歳のベン(ロバート・デ・ニーロ)がやってきて・・・。

というお話。

 

ジュールズは女社長ではあるものの、『プラダを着た悪魔』のカリスマ編集長ミランダ(メリル・ストリープ)に比べまだ若いし、そこまで鉄人でもない。様々な悩みを抱えながら仕事をしている設定なのですが、私が感情移入をしてしまったのが、ジュールズよりもベン。

ジュールズは確かに、毎日が一杯一杯で、つらい出来事も降りかかる(詳細は省きますが・・・)のだけれど、美人で、自分のやりたい仕事で成功しており、素敵な家族もいて、、、とまぁ恵まれてるよね、と思ってしまいました(女の嫉妬でしょうか・・・)。

お金も一杯あるし、工夫すれば仕事も家庭も、もっと上手くやれそうな感じ。

 

他方ベンは、妻に先立たれ、仕事も退職し、日々を漫然と過ごしています。たまたま見つけたジュールズの会社でのインターンに応募。はじめは高齢ということもあり、周囲から浮いているのですが、誠実な彼の人柄もあり、様々な人をサポート。やがてみんなから頼られる存在に。

そしてそれが彼自身の生きがいにもつながり、映画の冒頭でベン日常が流れるのですが、そこでもさえない感じから、ラストの生き生きとした表情への変化が、さすがデニーロ様という感じ。

私は、今更ジュールズみたいな人生は歩めないだろうなーとか思ってしまうけれども、人生経験を積んで、人間的な深みを得て、ベンみたいに素敵に年齢を重ねたいという気持ちになりました。

 

マイ・インターン(字幕版)

マイ・インターン(字幕版)

  • 発売日: 2016/01/13
  • メディア: Prime Video
 

 

 

プラダを着た悪魔 (字幕版)

プラダを着た悪魔 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

2.イエスマン

よい映画ないかなーとネットで検索していたら、いくつかのサイトでオススメされていたので、軽い気持ちで見てみました。

よりコメディタッチでバカバカしいのですが、「No」とばかり言っていた男が、ふとしたきっかけで「Yes」しか言えなくなったものの、それで人生が好転していくという話。こちらも主人公のジムキャリーの最初と最後の変わりように、前向きになれました。

 

イエスマン "YES"は人生のパスワード (字幕版)

イエスマン "YES"は人生のパスワード (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

2時間弱でこんな気分転換になるなんて。我が家、U-NEXT、Amazon Primeと映画を見る環境は整っているので、これからもよさそうな映画を見たいなーと思いました。

読書により効率よく知識を増やすためには

4月から自粛のため、ほぼ家から出ていません。通勤等がないことから、それなりの時間が確保できたので、育休から復帰した1年間の振り返りと今後どうしたいのか、また何をすべきなのかをずっと考えていました。

 

今後どうしたいか、方向性は見えてきたかなという段階です。

一方で、目的を達成したり、仕事で求められていることをするには、必要なスキルが足りていないことがクリアになりました。

今年は取り敢えずもがいてみるつもりですが、時間も限られており、また今までサボっていたつけを取り戻すためには相当頑張らなくてはいけない気がしたので、効率よく情報収集し学ぶために、とりあえず3冊手に取ってみました。

 

共通点は、

  • 読書は目的を持って。
  • ある分野について4~5冊読めばそれなりに見えてくる。
  • そして読むスピードにはメリハリを。「はじめに」「おわりに」と目次に目をとおし、フレームワークを理解してから読む。
  • そして読んだ後のアウトプットが大事。
  • テレビは情報取得のツールとしては効率が悪い。

私は、テレビ視聴を減らしてから、読書時間をかなり確保できるようになりました。あとは、家事をする際の耳読。ひとまず大量の情報のインプット&アウトプットから挑戦していきたいです。

 

読んだ本は次の3冊です。

1.レバレッジリーディング

今の私に必要なのは、精読よりも多読!是非実践したいと思いました。

過去に読んだという記憶はあるのですが、あの頃から継続して実践していれば、現状は大分変わっていたでしょうね。。。

①読書の目的

  • 読書は投資。できるだけたくさんの本を効率よく読み、多くの人の成功のプロセスを吸収することが必要。
  • 大事なことは、本を読んで得た知識で何をするか読んだ内容を仕事に生かすこと、投資の結果を出すのが最終目的。

②本の選び方

  • 同じジャンルの本を徹底的に読むー同じテーマの本を5冊でも読めば、その項目について自分なりの原理原則が見えてくる。
  • 最初は、自分にとってやさしくて読みやすい本を選ぶ。

レバレッジリーディングの方法

  • 1冊の本ごとに、その本を読む目的を明確にーいらないところは切り捨てる。読む前に制限時間を設けて読む。80対20の法則を読書に応用。
  • 本文を読む前に本全体を俯瞰。まえがきー目次ーあとがき
  • ダメな本はすぐ捨てる
  • 読むスピードは一定ではなく、緩急をつける。

レバレッジメモ

  • 読書後のフォローは絶対必要。
  • 本から得たノウハウをレバレッジメモにまとめ、繰り返し読んで条件反射的に行動できるようにし、どんどん実践で活用していく。

 

レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング

 

 

2.僕らが毎日やっている最強の読み方ー新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

 

膨大な情報を日々取得し、それを活かしているお二人の手法はとても参考になりました。

そして時間のあるときに、日本史A、世界史Aの高校の教科書をもう一度読もう。

 

①情報取得

  • ネットに溢れるのは玉石混淆の情報。しっかりとした取材に裏打ちされた新聞や雑誌、書籍から基礎的知識を吸収する必要。
  • 読むことは「手段」であって「目的」ではない。
  • 世の中で起きていることを「知る」には新聞がベース。世の中で起きていることを理解するには「書籍」がベース
  • 新聞を読みこなすには、基礎的な知識が不可欠。高校の「日本史A」「世界史A」の教科書で大まかな流れを押さえるのがいちばん手っ取り早い。
  • スタディサプリは基礎知識の強化にオススメ。
  • 日本語で読めるものは、日本語でまず読む。

②新聞

  • 新聞は中身まで詳しく読むというより、「見出し」を中心に目を通す。「見出しだけで済ませる記事」「リードまで読む記事」「最後の本文まで読む記事」の3段階に分けて読む。
  • 朝刊の文字数はおよそ20万文字と言われていて、書籍にすれば新書約2冊分。じっくり読んでいたらそれだけで1日が終わってしまう。

③雑誌

  • 特集テーマを知るだけでも勉強に。雑誌はページ数が決まっているので、内容も簡潔にわかりやすくまとめてあることが多い。全体のフレームを大づかみするのにいい。
  • ただ本格的に知識を身につけたいと思ったら、書籍に進むべき
  • 拾い読みが基本
  • 理解できる記事だけをピックアップして読むこと。あるいは自分が信頼できる書き手の記事を中心に読むこと。

④ネット

  • ネットは上級者のメディア。情報の選別にはかなりの知識とスキルが必要。
  • 特定のものだけが大きく見えたり、別のものが見えなくなったりする「プリズム効果」がある
  • 調べ物はネット検索より、「ジャパンナレッジ」などの辞書・辞典サイトが便利
  • SNSのメリットは、インプットよりアウトプット

④書籍

  • 基礎知識は書籍でしか身につかない
  • 熱心に勉強しているのに効率が悪いと感じている人の多くは、学生時代に学んでいるはずの基礎知識が部分的に抜け落ちている。
  • 類似の関連書を4~5冊も読めば大抵は見えてくる。発見したタネ本は内容がきちんと理解できるまで何度も読み込むと、それがそのジャンルに関する基礎知識に。
  • 「失敗の本質」はオススメ
  • 古典名作は武器。乱暴な表現をするならば、「漱石の「坊ちゃん」や「こころ」を読まずに日本を語るな」
  • 世界を変えた10冊の本「アンネの日記」「聖書」「コーラン」「プロテスタンティズムの論理と資本主義の精神」「資本論」「イスラーム原理主義の道しるべ」「沈黙の春」「種の起源」「雇用、利子および貨幣の一般理論」「資本主義と自由」
  • 直接仕事に関係ないけど、知識・教養として知っておいたほうがいいことに関しては、通俗化された良書で
  • じっくり熟読する本と速読で済ませる本を分ける。「はじめに」と「おわりに」には必ず目を通す

⑤その他

  • 人から情報をもらうときは「斜めの人間関係」
  • 複数のしゃべる人の断片情報をつなぎ合わせる

 

 

3.東大読書

精読を通じて、地頭力をつけることについて書かれていました。今は、レバレッジリーディングの方を実践してみたいと思います。

印象に残ったのは、

  • 短い言葉で言い表せなければ、理解していないのと同じ

 

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書