りさ子のガチ恋♡俳優沼観劇メモ

りさ子のガチ恋俳優沼を観て考えたこと。

 

あらかじめ宣言しておくと、私はこの作品の演出家がとても好きだ。

過去作のDVDも揃えられるだけ揃えたけれど、中でも「殺人鬼フジコの衝動」、「失われた文字を求めて」、「わたしの、領分」が好き。

観た後に何かしら考えさせてくれる、考えるきっかけをくれる作品を作ってくれるところがあるのが好き。

観劇後に色々考えることの方に意識が向いてしまって、その後の予定はキャンセルしてしまうようなところもとても好きだ。

 

りさ子のガチ恋俳優沼を観劇して、ぐちゃぐちゃ考えていることを書いたレポートのメモ書きみたいな感想もどき脳内整理用のメモが出てきたので加筆してまとめ…いやまとまってないけど、

全然まとまってない悶々と考えたことをそのまま自分用に残しておこうと思う。

そのうち元気があったら、ちゃんと纏めたい。…無理だろうけど

 

・りさ子に共感できるかどうか

私にはもちろん推しくんがいるし、推しくんが出る舞台はなるべく複数回観る。

でも全通はしないし、グッズはパンフと推しのブロマだけで、トレブロには手を出さないと決めている。

地方民なので推しくんと推し演出家の舞台を観に行くときは、(観劇回数にもよるけど)新幹線代と、宿泊代、チケット代、食費で、約10万仕事だ。

※体力がないし体もガタガタなので、夜行バスなんていう選択肢はない。

 

でも、はっきり言って私のお金の優先順位は、推しくんや推し演出家が一番ではない。

 

私の優先順位は、生活が一番で、その次がずっと追い続けているバンド。

その次が推しくんや推し演出家や、その他のヲタク活動。

おしゃれなカフェ見つけたら行ってみたいし、旅行にも行きたい。

通ってるカフェでのお茶の時間は最高だし、期間限定の食事を出してくれるカフェだって大好きだ。

可愛い服あったら欲しいし、本や靴も、化粧品もそう。

 

追ってるバンドのライブがあるなら、なんとしてでもチケットをとって(転売屋には手を出さない。絶対に)、なんなら東京通り越して北海道まで遠征に行く。

たとえ豆粒サイズでしか見えなくても、オールスタンディングで前に背の高い人がいて全く姿が見えなくても、それでも私は生演奏の彼らの曲が聞きたいし、同じ空間にいて同じ空気を吸いたいから。

 

そして、余った時間と少し余裕(金)で、推しの舞台を観に行く。

 

りさ子にとっての翔太くんは、優先順位の頂点。

りさ子の異様なまでの翔太くんへの気持ちのようなものを、私は今まで持ったことがない。

ネットで検索して出てくる感想には、気持ちがわかると書いてあるのをちらほら見かける。

ガチ恋勢やリアコの経験がある人なら、りさ子の気持ちは痛いほどわかるのかもしれない。

 

余談だけど、りさ子って、恐ろしい女であるとともに、見事に私の地雷女だった。

私が嫌いなタイプのオタク。

アリスやたまちゃんもよく書き込まれいるという表現があったが、確実にりさ子も書かれているタイプだと思っている。

主に、服装が。

イベに結婚式の参列者かはたまたキャバかみたいなドレス着てくる女がたまにいる。

盛り髪もすごくて、正直悪目立ち以外の何物でもない。

 

 

・物語のフレームを超えた演出

この演出家はまあ本当に、いつから暗転してからが上演開始だと思っていた…?っていう感じの演出をよくする。

開場して中入ったら、え、演者おるやんけ…!ってなることが多々ある。

伏線張るだけ張って回収しないクソアニメを見てるヲタクとかは

「…?え、これもしかして最後になんかある系?伏線?伏線なの???え?」ってその度に思う。

だけど今回は本当にびっくりさせられてしまった。

 

物語は政権⭐︎伝説の舞台から始まるのだけど、

そこで黄色い声が客席から聞こえて、一瞬本気でDQNな客かと勘違いしてしまった。

キャー!」とかってでっっっっっかい声で叫ぶもんだか、本気で

「あ゛?っっせえな」って思わせられちゃいました。

や~~~~ぁねえもう!

 

実は始まる少し前に、

「劇場内大変狭くなっておりますので、お荷物は膝の上か、椅子の下にお願いします。

また危険ですので通路側にはお荷物は置かれないようにお願いします」

っていうアナウンスがあった。

そんな中、どでかいキャリーケース持って入ってきたお客とその連れ2人がいた。

 

おいおい受付にでも預けてこいよなんだこのクソは…聞こえてねーのかよ…え、ほんとなんだコイツ…連れもなんとか言ったれや

 

って思っていたのだけど、実はそれ役者さんだったという驚きの演出でした。

ほんと、なんで新垣里沙に気がつかないのバカかよ…ほんとすんません…

(言い訳させてもらうなら、わたしの知ってるモー娘。は第4期までなんだよ…年代がね…曲名聞いてわかるのはシャボン玉までだわ)

もちろん、劇中劇みてキャーー!って言っていたのも、物語のフレーム外の演出だった。

 

そのシーンもそうだけど、劇中劇内で、恒例の「本日はご来場誠にありがとうございました!」の後、

ハケてくのも、ハイタッチ会も客席内で行われた。

ラストも客席内にいつの間にかりさ子がいて、

劇場から出て行くという演出で、さすがとしか言えない。

りさ子の物語はまずりさ子がただの観客だったところから始まって、狂っていき、それで最後はまたただの客になって帰るというのを、

物語のフレームの内(台の上)と外(客席)を使っている気がする。

全部舞台上でもいけたんでしょうけど、客席使っての演出だったことで、何かものすごくリアル感が強烈になった気がする……。

 

DVDで見たらそれはまた変わってきそうだけど。

 

・リアルすぎるツイッター描写が怖い

若手俳優へ送られるリプ(現在進行形で身に覚えありすぎて笑えた)、そして愚痴垢、ツイッターでのグッズ取引…etc

情弱二次沼ツイッタラーは愚痴垢っていったら本当に私生活での愚痴をつぶやいたり、ネタを一人で壁打ちする垢だから、

まさかそんなオープン2chみたいな愚痴垢存在するなんて最近まで知りませんでした。

くわばらくわばら…

(でも垢分けって便利だよね~。普段使ってる二次垢で俳優とか演出家とかフォローできっかよ恥ずかしいわボケって思うものねわかるわかる~~

かと言って、半リア垢で家族にもフォロされてるのに家の愚痴とか呟いたら大炎上待った無しだしね(家で))

 

まぁとにかく松澤くれはという人は(いい意味で)恐ろしい人でしたねやっぱり……。

 

というのも、私、初めてフジコのDVD買って、それが届いた日にツイートしたのだけど、速攻でファボきて戦慄したことがある。

ぅわこわ……

その後もリツイやファボやリプが来たりしてヲタクなみにツイッター使いこなしてて怖いなこの人と思っていたけど(二次創作での2.5界隈では公式に知られるなどあってはならない/といいつつ、私のいる界隈では割と向こうの公式にテレビで晒し上げられたりすることはよくある)、まさかこんな風に作品になるとは。

ツイッターエゴサしまくり反応返しまくる演出家は、反応しながら絶対そのツイート主のホームまで見に行ってるに違いないし、なんならリストでも作ってんじゃないのかな?

あそこまで界隈のツイッター裏事情詳しいとか、怖い。

怖すぎる。

迂闊なことは呟けない。

(でもTwitterに配慮なんてものは存在してはいけないので呟くのはやめない)

感想ツイート見ていても、結構こういうツイートしたわって言ってる人いて、確かにこういう物語ってリアルさが鍵だけど、だけど、リアルすぎて怖い。

(とある若手がカノバレして炎上した上にエゴサ誤ファボしちゃってエゴサバレしてそれもまた某掲示板を賑わせたことあったけど、もうこの人みたいにエゴサどんどんしていくスタイルにしたら怖くないのにね。)

見られてないと思ってツイートしてるから過激な発言ができるわけで、終始、お前らのツイート全部見てっからなぁ!!!!!ってスタンスならそうはいかないのかもしれない。

ってか俳優だってエゴサしてええやん好きなツイートファボらしたれや


ところで、私は推しの若手俳優がツイートしたら大概リプをおくる。

でも、俳優さんは、ツイートしたらものすごい数の反応が来るわけで当然リプは流れるし、読んでないと思ってた。

 

前にとあるカリスマロックバンドのチケット譲渡のツイ流したらものすごいRTとファボとリプで通知欄が流れる流れる…えらいことになったので俳優さんとか有名人ならその比じゃないだろう…と思ったから。

 

それ分かってて送るのは、漫画雑誌の人気投票が如く、ツイッターのリプとかリツイとかファボのところに数字が出るから、その数多いことで人気アピールになるといいなって思ったから。

だからたまに、フォロワーであるファンに向けて質問ツイートあってそれに対してまた、「リプありがとう」的なツイートするけど絶対見てないよねとも思っていた。

※ただの推しちゃんかわいいよおかわいいよお格好いいよう天使だよお癒しだよう系ヲタク的には、そんなこたぁどぉだって良かった

 

 

関係ないけど、わたしがもう10年以上付いていっているそのカリスマロックバンド(前に地上波に出た時にそうやって紹介された)は、ついこないだまで地上波には一切出なかった。

新曲やニューアルバムが出れば、音楽番組のランキングに必ずMVが流れるし、たま~に朝の番組で、LIVEがありました、とかMV撮影にお邪魔しましたとか取材には出ていたけど、絶対にそれ以外には出ない。

それは彼らがそういうスタンスの人たちだったからで、私たちファンも(たちって言っちゃった)それをそう受け入れていた。

 

彼らはまさに音楽職人って感じで、アルバムもなかなか出ないし、「新しいのが出る?!」って思ったらアルバムじゃなくて、「シングルか~…アルバム出してくれよアルバムを…君らの曲もっと聞きたいんだよ…しっかし今回もいい曲だ…泣いた…ありがとう素敵な音楽です」って思いながら、職人()が試行錯誤の果てに出したCDを買った。

どっか遠く東京のどこかのスタジオで音楽作ってるんだろう彼らを、彼らの作ったCDを買うことで彼らを支えることができるから。

そういう距離感だった。

 

今も彼らは職人のままなんだけど、彼らは数年前の夏と、年末に地上波に出た。

ついにといった感じで、夏に初地上波だった時には、テレビの前でライブグッズを身にまとい待機して、テレビの向こうで観覧(ライブ形式)で参戦している人たちと同じように腕をふって楽しんだ。

その年の年末の地上波の後、結成の記念ライブはチケット争奪戦になった(わたしはその結成記念のライブだけはどうしても当てることができなくて悔しい思いをした)し、ずっとその状態は続いている。

新規のファンが増えたのだ。

 

そして、メンバーの一人が公式Twitterを始めた

 

そんな彼らのライブだが、定番の流れがある。

グッズのデザインとかをしていたりして、お話担当で、ムードメーカーで、Twitterをやっているメンバーが、

アンコールで演奏の前に、グッズの宣伝をするのだ。

毎回ある定番の流れで、正直そのグッズの宣伝をされるともう買ったのにまだ欲しくなってしまう魔法の宣伝で、いつも予算オーバーになる困った流れだ(困るとは言ってない)

でも毎回面白くて、楽しみにしていて、結局予算の都合で諦めるつもりだったグッズも買ってしまう。

CDや彼らが載っている雑誌を買うことだけではなく、グッズを買うことでも彼らへの「好き」とか「尊敬しています」とかそう言ったことを示すことができると思っていたからだ。

それをTwitter上でもやっていて、ツアー中、ちょこっと宣伝を入れたツイートをしてくれるので、毎回それも楽しみにしていた。

 

 

 

それが、今回のツアーで、驚くことが起きた。

 

 

 

ライブの時、「ウザいと思うんだけど…」みたいなことを、彼が言った。

始め、どうしてそんなことを言うのかわからず、

なんで?そんなことないよ、毎回楽しみにしてるのに…と困惑したけど、あとで彼のTwitterのリプ欄をみて驚いた。

彼のライブ前の物販ツイートに、概ね肯定的な意見や、今日のライブ楽しみにしてます!だとかのリプライがついているのに混じり、

「行けないから買えない」とかから始まり、彼がそんなことを言わないといけなくなるようなリプライが、確かにあったのだ。

 

 

この舞台見て、私の追っているロックバンドのこともあって、

案外俳優さんは自分のこと書いてあるツイートや、全部でないにしてもリプなども見てるのかもね?って思った。

Twitterは匿名だから、俳優に関してもそれ以外(同人界隈だとか)に関してもいいたい放題、批判し放題なところがある。

根も葉も無い噂話や、ツイートした本人のちょっとした嘘や想像であっても、それが連続したツイートの一部であり、まだ結論がその先にあったとしても、拡散してしまえば終わりである。

拡散した後に訂正しても拡散した元のツイートだけが今度は一人歩きしてどうすることもできなくなってしまう。

それがまた巡り巡って俳優さんの目に止まり、傷つけることになったりするんだろう。

 

ファンって、本当だったらもっと遠いものの筈なんだけど、Twitterというツールがあるから、距離感がわからなくなってしまうのかも知れない。

 

どちらにせよ、画面の向こうに生身の人間がいるということが、頭から抜けているんじゃないかと思わざるを得ない。

 

 

 

・2.5俳優とキャラクターとファン

観劇中、脳裏をよぎった言葉がある。

十二国記の、風の万里 黎明の空 の下巻にある、鈴の台詞で、

 

「どんな人だか知らないで、勝手に期待して失望して。陽子に何か期待してたんじゃないわ。王さまって偉い人に期待してただけなのに。本当に、莫迦みたい」

「でも、王さまってそんなものね。みんな勝手に期待して、陽子自身のことなんか考えても見ないで、勝手に失望していくの」

小野不由美  1994年 「風の万里  黎明の空」より


なぜこの台詞が思い起こされたのかというと、多分この物語多くのシーンが、

俳優だけじゃなくて、インターネット、それこそツイッター、そして実生活で身の回りにいる人々全てに言えることだからだと思う。

 

個人的なことだけど、私に対してですら、「あなたって◯◯な人だから、私のこと思ってそうしてくれたのかなって思って」ってよく言われる。

でも正直、いや全然◯◯じゃないし、あなたのことを思ってそうしたんじゃなくて、私がそうしたかっただけなんですけどね…みたいなことが多い。

「ごめん別に全然それ意図してなかったわ」みたいな。

まぁ、勝手に補正してくれてありがとうね私めっちゃええやつやんっていうか。

悪いイメージじゃないから別にいいのかも知れないけど、そのままそのイメージでなんでも解釈されると聖人君子みたいになってしまってこりゃ困ったぞと。

私だってウゼェなこいつ消えてくれないかなと思ったりして、大変攻撃的な気持ちになるし、相手のことを慮ることのない発言をするときもあるのだが、勝手にプラスで解釈されてしまう。

そのうち外側が勝手に決めた私のイメージで期待されてしまって、イメージ通りにせねばならないような気持ちにさせられてしまい、ひどく焦る。

私みたいな一般人でもそうなんだから、俳優って本当に大変だ。

 

アイドルや俳優だって腹が減れば飯は食うし、汚い話だが、うんこだって出すし鼻水も出るだろう。不摂生を続けたら肌は荒れるだろうし、欲求不満になった時に受け止めてくれる存在がいなければ、そう言うお仕事の相手や、便利な関係の相手の力を借りたりするだろう。

さらにはストレスや加齢でハゲたりすることもあるだろう。

腹がたつこともあるだろうし、どうしようもなくイラついて暴言を吐いてしまうこともあるだろうし、嫌いな奴だっている筈だ。

俳優としての彼らだって、一般人の部分(プライベート/役者としての彼らではなく、彼らの「個」)があるのだ。

 

だけど、彼らは仕事の性質上、陽子のように「俳優である◯◯」に、勝手な想像されて、期待されて、それで少しでもイメージと違ったら、勝手にイメージつけたくせに失望されてしまう。

勝手に期待して、イメージをつけて、それこそ恋をしていたくせに、失望する。

俳優という仕事をしている中身の、ただの人であるその人のことなんて、一切知らないのに、だ。

 

 

さらに.5だと役者とキャラが別個じゃなくて、なぜか=になっちゃう人が必ずいるらしい。

なんか前にだれかブログあげていたけど、(あとでリンクさがして貼ろう)一定数いる。

=になってしまっているのでキャラのイメージを役者に重ねて、役者自身に演じたキャラクターの性質を求めるっていうことらしい。

正直なところ、私も.5キャラ演じてた若手俳優のファンをやっているけど、キャラと=で見れた試しがないのでその辺の心理はさっぱりわからない。

だれか教えて欲しい。

 

ただ、この物語がわざわざ、「.5に出演中の俳優のリアコが起こしたやべえ愛憎劇(略)」なのには、実際にこんな感じの事件が.5俳優に起こったことも理由なのかもしれないが、別で何か理由があるのかなと思わざるを得ない。

 

りさ子はもしかしたら、キャラ=俳優寄りの夢女子脳だった…とか。

りさ子は、政権☆伝説の原敬が好きで、それの.5ステからしょーた君のファンになったみたいな描写があった。(あれ…ってことはりさ子って新参…?新参で全通してしかも出待ちしてんの…?これきっと古参に裏で叩かれてる…)

原敬は「正義感が強くストイックだが、女性の目を見て話せない照れ屋」と言う設定。

しょーた君を担降りしてから新しく推し始めるのは、米内光政で、性格のことについては設定が載っていないけど、観たところ原敬のようなストイックで女性の目を見て話せない照れ屋的な感じはなかったように思う。

りさ子、原敬と言うキャラクターのフィルターを通してしょーた君見てたような感じしないだろうか。

考えてたら楽しくなってきたけど、なんかこれ以上考えだすととめどなさすぎるからやめておこう…

 

 

 

若手俳優のオンナの「匂わせ」

 匂わせについて私は二次元からのヲタクで、りさ子のようにストーカー起こすほどの熱意はないのだが、

どうしても、これはどうなの?と思わずにはいられない。

正直、匂わせをするオンナが嫌いだ。

 

俳優の彼女(らしき人物)によるインスタでの匂わせや、Twitterでの匂わせ、匂わせどころか勝手にツイートされて自爆、とか色々あるが、

総じて言えるのは、匂わせオンナのマウントとりたくて必死感がヤバイということだ。

 

子供かよ。

 

ちょっと前になんかの番組にイケメン俳優の彼女とやらが出てきて、ファンを見下す発言をしてちょっとした騒ぎになった。

巻き込まれた若手俳優が、かわいそうなことに大変な迷惑を被っていた。ほんと可哀想…

巻き込まれただけなのに、結局彼の名前をネットで検索すると、そのオンナの名前とともに記事が出てくるようになってしまった。これで新規が入るたびに蒸し返されることになるわけだ。

 

要は匂わせをするのは、「私の彼は俳優で、こんなに格好いい人と私は付き合っているんだ」と見せびらかしたい気持ちと、

「俳優と付き合う私」はそこらの女とは違うという優越感に浸りたいということだと思うんだけど、冷静になって欲しい。

 

芸事を仕事にしているその見せびらかしたい彼は、一般人とは仕事の成り立ちが違う。

飯は食わねば行きていけないし、服もないと外に出られない。

そういう生きる上で絶対に欠かせないものと違って、娯楽はなくても生きていける。

 

だから芸事は、人気商売であり、人気がなければ仕事がもらえない、そういう世界だ。

憧れや恋心を抱かせることが売り出すには手取り早いし、だから多くは異性のファンなんじゃないか。

 

そりゃあ、ただの会社員の男(イケメン)が彼女とおそろでそれぞれ投稿していたって、どうぞお好きにって感じだけど、

 

人気商売をしている俳優がそれをされてしまったら、少なからず降りる人が出てくる。

降りたのが、それこそ舞台は全通、チケノルマのために何枚も買ってくれて、イベには絶対参加。CD出して握手会開いたら100枚単位で購入してくれる。

そんなファンだったら、どうなるのか…降りたファンの穴は誰が埋めるのか。

 

炎上騒ぎで毎回、「付き合えるとでも思っていたのか」と言っている人がいるのだが、

匂わせで炎上するのは、俳優に彼女がいたからではない。おそらくほんとにヤバイ現実の見えてないファンならいざ知らず、殆どのファンは、俳優に女がいるであろうことは分かっている。

分かっていながら目を瞑り、騙されたフリ、知らないフリをしているだけだ。

だから、かのバレで彼女らが怒るのは、

俳優の彼女が「俳優という仕事」を理解していない、自分の優越感を優先するオンナだということと、

そんな躾けられてないオンナを彼女にしているからだ。

 

彼女らファンは、俳優という仕事をきちんと理解しているからこそ、炎上するのだと思う。

 

 

りさ子の場合は彼女いますかってリプして、今はいません!仕事に集中したいんで!って言われてそれを完全に信じちゃったから「匂わせ」で狂うことになったかわいそうな夢見る女の子なんだけど、

 

現実にそんなリプしてる俳優いたら、「(俳優◯◯として公にできる彼女は)今はいません!」ってことかなって思うだろう。

 

 

 

 

な~~~~~んてな!!!!これ別に舞台の感想じゃないね!!

とりあえず、舞台の感想は、「やっぱ松澤くれはってすげえや!(小並感)」ってやつですな!

それだけだ!

 

 

 

 ※追記

りさ子のガチ恋 俳優沼 が小説で出ることになったそうな。

心理描写だとか、板の上ではわからなかったことがわかるのかな。楽しみ

出たらまた感想書こう。

りさ子のガチ恋 俳優沼 (集英社文庫(日本))

りさ子のガチ恋 俳優沼 (集英社文庫(日本))