本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

本、映画、ドラマの感想を書いています。

ゴジラに誤認されたT.レックス『GODZILLA』1998感想

 
 
こんにちは。
ゴジラに誤認されたT.レックスの映画を見たサトーです。
ネタバレ含む感想です。
 
 

ストーリー

被害者の船員が「ゴジラ」と呟いたばかりに、ゴジラと誤認されたT.レックスもといイグアナがニューヨークで大暴れする話です。
ジャン・レノも出ています。
 
わかりやすくいうと前半はT.レックスしか出てこない『ジュラシックパーク』で、後半はT.レックス版の『エイリアン2』みたいなもんです。
 
 

ゴ、ゴ、ゴジラじゃねぇ

タイトルが『GODZILLA』なんですよね。
でもジャケット見て、いやーゴジラか?と思ってたんですよね。
で、思いきって見てたらね、いや~これゴジラじゃないわ〜となりましてね。
ゴジラじゃないんですよ。じゃあ何か?と。
 
で、よく見てみると目撃者である被害者の船員が「ゴジラ」と呟いたばかりにゴジラと呼ばれるようになったんですよね。あの恐竜は。
だから初期情報が間違っていたんですよ。それを鵜呑みにしちゃって、特に確認もせずにゴジラだと思いこんじゃったんですよね。あの人たちは。
 
あの恐竜もといT.レックスですが、どうやら水爆実験の影響でイグアナが突然変異したものらしいんですが、いや〜イグアナですかね?イグアナでもなさそうなんですよね〜。
 
あの恐竜はですね、本家ゴジラの愛嬌あるフォルムが完全無視されていて、どちらかというとT.レックスなんですよね。
ちなみにティラノサウルスとT.レックスは同じ恐竜を指すらしいです。
 
でも、T.レックスにしては腕が長いんですよね。
あの腕って使わないから退化したんじゃなかったでしたっけ?
退化してないってことはあの腕は使い道がありそうなんですが、このイグアナT.レックスは、腕をあんまり使ってなかった気がするんですよね。
 
 

誤認されちゃった

まあそれは置いといて、とりあえず、なぜ情弱ではないはずのジャン・レノ一味や米軍隊がゴジラと誤認したのかというと、初期情報が間違っていたんですね。
 
船員の言うことを鵜呑みにしてしまい、日本の専門家に問い合わせなかったんでしょうね。
まあ無理もないですね。船員もゴジラを見たことがなかったのかもしれないし、暗かったし、あんなでかい化け物がまさか二種類いるなんて思いもしなかったでしょうから。
船員は悪くないんですよね、誤認したのは裏を取らなかったジャン・レノ一味や軍隊のせいです。
 
 

面白い

とりあえずこの映画に出てくるのはゴジラじゃないんですよ。
仮にT.レックスとしましょう。
このT.レックスがNYで暴れまくるんですが、T.レックス映画だ思って見ると面白いです。
 
Wikipediaにも書いてありましたが、「ゴジラではなく、単体のモンスターパニック映画として見た場合には」面白いです。気合い入れて撮ったのがよくわかるんですね。
T.レックス以外にも、人間たちのドラマがしっかり描かれているので、見てて不思議と飽きないです。まあちょっと疲れるんですけどね。
当時のNYの街や人々の雰囲気も味わえて楽しいです。
 
 

まとめ

というわけで、これはゴジラ映画ではないのですが、
「T.レックスしか出てこないジュラシックパーク」だと思えばなかなか楽しめますよ。
 
それでは、お読みいただきありがとうございました♪
 
 
 
本物のゴジラが出てくる映画その1
 
本物のゴジラが出てくる映画その2

『偶然の科学』感想

 

こんにちは。
ゴールデンウィークにたまっている仕事をどんどん片付けるぞ!と張り切っってみたものの、周りが遊んでいるので自分も遊びたくなっているサトーです。

さいきん読んだ本の感想です。

 

この本は

 

ザツに言っちゃうと、世界を理解する力を強めよう!という趣旨で書かれたようです。
著者が「この本を読んでも、みなさんが世界についてもう知っていることを再確認する役にしか立たなかったのなら、お詫びする。」とあるので、読んだ人が世界を理解するために書かれた本と思われます。

 

「臓器提供する国民が多い国と少ない国の違いは何か」
それはデフォルトの設定が影響しているからだ、とか

 

「安定と安心の利点がデートの刺激をうわまわったときに結婚する。」
とか

 

「なぜ、ギャングの大半は母親と暮らしているのか?」
とか

 

そういうことがいろいろと書かれています。
話の小ネタにするのにもおもしろそうですよ。

 

予測

いろいろ書かれていたんですが、私が一番ハッとさせられたのは、「予測すべきものを予測する」のところです。

 

予測というものには対象と結果があると著者はいってるんですね。
われわれは予測の結果を重視しがちだけれども、実は予測の対象も重要であると。
そんなふうに書いてあったと思います。

 

今わたしのやっている仕事が予測することが多いんですが、ハズレまくってるので、この部分を読んでヒントをもらった気がします。

 

まとめ

実はタイトルにある『偶然の科学』という言葉を念頭において読んでみてもよくわからなかったんですよね。偶然という単語はたくさんでてきたんですけどね。

 

それで原題をみると『Everything Is Obvious: Once You Know the Answer』になっていたので、ああ、なるほどねーとなりました。
ザツにいうと構造主義みたいなものですかね?
○○になった裏側をみていくと、本当の姿や事情が見えてくるよーみたいなかんじです。

 

あと役割群理論とか同類志向原理とか選好とか、ふだん見慣れない言葉がでてきたので、それもおもしろかったです。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

fortunamajor.hatenablog.com

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英国ドラマ『リグ〜霧に潜むモノ〜』感想

 
 
こんにちは。
海の真ん中で未知のモノに襲われるドラマを見たので感想を書くサトーです。
 
ネタバレしてるのでご注意ください。
 
 
 

ストーリー

エピソード1

エピソード1

  • マーク・ボナー
Amazon
北海の海のど真ん中の油田「リグ」で働くキンロック・ブラボーの作業員たち。
ある日、停電と不可解な霧に襲われる。
そこから人が死に、人が狂い、陸との連絡を絶たれ、孤立する。
そして海の中にいた超自然的なモノが本気を出して、人間たちに攻撃を開始する。
 
 

このドラマは

英国ドラマです。
ゲーム・オブ・スローンズ』のイアン・グラン、『ライン・オブ・デューティ』のマーティン・コムストン、エミリー・ハンプシャー、マーク・ボナー、オーウェンティールなどが出ています。
 
英国ミステリー調というか、人間ドラマを交えた感じで粛々と進んでいきます。
クリーチャーとか出てこないし、最後のオチは好みがハッキリ分かれるでしょう。
個人的には嫌いではないですね。
 
イアン・グランが背の高い王子様スタイルなので、ゲースロを思い出して、本当にこの人はナイトが似た合うよなあと、ため息つきました。
 

感想

いつも通り海のど真ん中の職場で働いていたら、未知と遭遇してパニックになる話です。
おそらく、エコロジカル・ホラーというやつです。
 
 
なんかですね、ミスト(2007)とかエイリアンとかエクスパンスとかの影響を受けているような気がしました。いろいろ混ざってるかんじですね。
 
 
ここからネタバレします。
 
 
海底に眠るものは巨大な有機物なんですよね。
わかりやすくいうと規模のでかい植物です。地球規模で根を張る菌類をイメージしてください。
そんなかんじのやつが、意思を持って人間を攻撃してきます。
 
なぜ攻撃してきたか?
そこからどう逃げるか?
どう戦うか?
そもそも敵は何なんだ?
 
とかね、そういうのがちょいホラー&ミステリー調に仕立てられていたので、なかなか楽しめました。
 
 

自然保護

後半に、植物の気持ちがわかるという人が出てくるんですよ。
それを見て思い出したのは『僕の地球を守って』の木蓮とアリスです。
懐かしいですね。
アリスは植物の気持ちがわかって会話もできたと思うんですが、あんなかんじで植物と繋がっちゃう人が出てきます。
 
この話はスウェーデン生まれで、イギリス育ちらしいんですよね。
 
もし、これがアメリカで作られたなら、最終話のダグの有機物の視点に立ったセリフはなかったような気がします。
アメリカが作ったら、もっとわかりやすい化け物を出して、人間を襲いまくっただろうなと。
 
あと環境破壊などのメッセージ性はすっ飛ばして、単純なホラーの娯楽作品になってたのかもなーとか考えました
 
ちなみに・・・アメリカで作られたエコロジカル・ホラー『ストレンジネイチャー』は、実際の環境問題を扱ってますが、フィクションであろう化け物も登場します。
これが人間を襲うんですよね。
 
だよねーってかんじです。なんかアメリカではこういうタイプの映画には化け物を出さないと見てもらえない・・・みたいなものがあるんですかね?
 
『リグ』が自然というテーマを直球で投げてきたのは、なんだかヨーロッパってかんじがしますね。
 
 

まとめ

シーズン1の最後で、大きな脅威として津波が出てきます。
「ツナミ!」と連呼してるんで、「TSUNAMI」のもつインパクトをわかっててあえてやってるかんじです。
 
日本人としては気分は良くないですが、すでに津波は、ワニやサメと同じように気軽に消費されるエンタメ・コンテンツになったのでしょうか?
まあそれを言ったら噴火や洪水やハリケーンはどうなるって話ですけどね。
 
流れとして、とうやらシーズン2に続きそうなので、個人的には楽しみです。
 
霧に襲われた本土はどうなるのか、化け物は出てくるのか、ヘリに乗せられた人間たちはどこへ行くのか。
シーズン2があるといいですね。
 
それでは、お読みいただきありがとうございました♪
 
 
 

ドキュメンタリー『ダンス・ライフ』感想

 
 
こんにちは。
そういえば、そろそろゴールデンウイークだな~と思っていたら、すでにゴールデンウィークに突入していたと知ってビビったサトーです。
どうりで朝からショッピングセンターが混んでるわけですね。
 
さいきん見たドキュメンタリーの感想です
 
 

このドラマは

ドキュメンタリーです。
 
「ダンス・ライフ」はオーストラリア屈指のダンススクールに通うトップクラスの生徒たちが、プロダンサーになる夢に向かってひたむきに取り組む姿を追った作品だ。誰もが成功するわけではない、過酷な世界を描く。
 
18歳くらいの若者たちが、フルタイムと呼ばれるレッスンに参加して、1年を通してダンスの上達と、契約や仕事の獲得を目指して、ひたすらに踊り続ける様子を記録したものです。
 
 

感想

いやあ、凄かったですね。
若くて身体的な資質に恵まれていて、求められる技術水準まで踊り続ける体力と気概があって、おまけに性格もよくて、仲間にも恵まれている・・・という若者たちが登場します。
 
まずみんな身体能力がすごいんですよね。
小さい頃からダンススクールに通ってたりする人は、踊りながら空中でジャンプとか回転とかできるし、それができちゃう強靭な肉体を持ってるんですよ。
 
まるで曲芸師みたい、というとイメージつきやすいと思いますが、このスクールではバレエとかステップダンス、コマーシャルジャズなど、プロのダンサーとして活躍するために必要なダンスが一通り学べるらしいんですね。
 
バク転とかジャンプはできる人はできるけど、できない人は無理にはやりません。なのでジャンプとかできる人は、それが大きな売りになりますね。
 
大きな売りがない人はスクール在学中に技術を向上させて、講師やエージェントの目に留まるように努力しなければなりません。
シビアな世界ですね。
 

キャシー

カメラは、生徒の中の何人かにフォーカスして、彼ら彼女らのインタビューやコメントを交えながら進みます。
 
名物講師みたいな人がいて、ダンス界でも有名なキャシー・バルトという人なんですけどね。
 
このキャシーがエネルギーと愛情の塊みたいな人で、生徒たちを叱咤激励しながら、時には個人への愛ある言葉をかけながら、生徒たちを鍛え上げていきます。
 
このキャシーがね、レッスンをしてる時に、まるで生死をかけた戦いの最中にあるような、凄い眼をするんですよ。
いまにも人を殺しそうな眼なんです。
ダンサーというより戦士のような眼です。
それで「命を懸けろ」と生徒に言うんですね。
 
私はプロのダンサーというものが、そこまでして必死に踊っているということを知らなかったので、これは非常に驚いたんですね。
 
で、そんなふうにレッスン中は厳しいキャシーですが、レッスンが終わると生徒へ気軽に話しかけたり、ケガした人を気遣ったり、愛ある言葉をかけたりするんです。
 
ただ厳しいだけじゃなくて、人間としても器が大きいひとなんですね。
 
 

ダンサーたち

最初の頃はジャンプできていたティアナが、ケガのせいでジャンプできなくなったり、
 
最初は技術の高さで注目されたマックスSが、後半はそれほど注目されなくなってたり
 
最初は目立たなかったコナーが、技術はそれほどでなくても存在感をアピールして大きな仕事をゲットできたり
 
最初から最後まで高い技術を誇り、トップの座に居続けたマックスOなど、いろんなタイプの生徒が登場します。
 
 
アラベラは献身的で働き者なんですが、持病があって本番前にいつも体調を崩すし。彼女は他人が不安になってるときは言葉をかけて励ましてあげる優しい人なんですが、自分が困ってる時は他人から助けてもらえないんですよね。いますよね、そういう人。
献身的なんですが、見てて切なくなります。アラベラに幸あれ。
 
キムは背が高くて目立つ容姿をしていますが、最初の頃はそれほど真剣味がありませんでした。それがやがて精神的に強くなっていったようで、最後の大舞台では注目を集め、デビューをゲットします。
 
この人たちはいわゆるモデル体型で、スタイルが良くて頭が小さいんですね。
そんな人たちが必死に踊って競争してるので、本当にレベルが高いんだろうなあと思います。見た目のよさと技術の高さが求められているようで、なんて過酷な世界なんだと慄きました。
 
エイミーは身体的には普通ですが、パワフルで動じない踊りをするので、その点が評価されます。
これが多様性というやつでしょうか。
さいごはエイミーのダンスを見ていると、なぜだか涙が出てきました。
成長したな、エイミー!
 
 

もはや踊れそう

 
ダンススクールの入学から卒業までの1年間が全5話に詰め込まれています。
 
私は踊りは全然ダメなんですけどね。見ているうちに、もはや私でもピボットできるんじゃないか・・・と思えてきました。いや、できないんですけどね。
 
ダンサーである生徒たちの中には、マイノリティがけっこういる印象を受けました。まあ、インタビューを受けたのが、たまたまそういう生徒たちだった可能性がありますけどね。
過去にいじめを受けていたり、ダンス以外は何もできなかったり、ゲイであることを親にカミングアウトできなかったり、夜の仕事をしないと家賃を払えなかったり。
 
それでもダンスのためにこのスクールにきて、必死で踊り続けるんですね。
キャシーに喝をもらいながら踊る生徒たちを見ていると、こちらまで気合をもらった気分になるんですよね。
 
がんばる人たちを見ていると、私も困難に負けずひたすら前に進み続けるぞ!という気持ちになります。
 
 

まとめ

卒業後、あれだけ士気が高く、技術を磨いてきた生徒たちはどうなるのか?
彼ら彼女たちはスクールに通った生徒たちは何を得たのか。
 
一度見てみるといいですよ。
生徒だけじゃなくて講師や親たちのインタビューも出てきます。
 
それでは、お読みいただきありがとうございました♪
 
 
 

『キラー・ナマケモノ』感想

 

こんにちは。
張りきってナマケモノの映画を観にいったら、混乱して帰ってきたサトーです。

映画の感想です。

ちょっとネタバレしてるんでご注意ください。

 


ストーリー

密林で密猟者にさらわれたナマケモノ(アルファ)は、違法ペット業者の手を経て、大学生エミリーのもとへやってくる。
エミリーは寮の会長の座をゲットするため、選挙戦にかわいいアルファを利用する。
そのころから寮では人が死に始めて、行方不明者が相次ぎ、かわいかったアルファが狂暴な本性をむき出しにする。

 

 

namakemono-film.com

 


感想

もうね、何がなんだかわかりません。
ストーリーもろくに覚えてないんですよね。
ナマケモノが人を殺しまくってた、てことしか覚えてないです。

 

ズバリ感想はですね、「ヒドいな、これ」です。
いろいろヒドいんですけど、レビューを見て多かったのが「B級ホラー」というものです。たしかにA級ではないですね。

 

見終わった後に、一番わからなかったのがこの映画の製作意図です。
あきらかにしょーもないのに、なぜこれにGOサインが出たのか?
なぜ予算がついたのか?
脚本の段階で不安にならなかった?
なぜ映画にして全世界公開しようと思った?
ということなんですね。

 

で、英語版のWikipediaを見たら、脚本を書いて制作にも関わったブラッドリー・ファウラーが、この映画は「最も愚かなアイディア」を考え出そうとした時に生まれた。とありました。
それで納得です。

 

最初から「最も愚かな」ものを目的として作ってたなら、この仕上がりも納得ですよ。制作陣は満足してることでしょう。

 

この映画はそれ以上のものにはなり得ないですしね。
作り手が、愚かな映画を作るぞ!と気合を入れて作ったんなら、狙い通りに仕上がっています。

 

ナマケモノ

私ね、ナマケモノがちょっと好きなんですよ。
実はナマケモノの小さい人形を1つ持ってるんですよね。

だから、この映画はけっこう楽しみにしてたんですよ。


あのナマケモノが!
省エネモードがすぎて動きが鈍すぎて、すぐ捕まっちゃうナマケモノが!
一体どうやって人を殺すんだろう?
そうか、あの爪で殺すのか!
でも刺す前に逃げられそうだぞ?
大丈夫なのか?!とね。

 

心配しながらも楽しみにしてたんですけどね。
予想のナナメ上をいく仕上がりで変な気分になりましたね。

 

ナマケモノのアルファはですね、ぬいぐるみ感が炸裂してて、かわいいっちゃかわいいんですよ。
グレムリンみたいなかんじです。

 

でも途中から、ナマケモノのはずなのに動きが忍者みたいに素早くなったり、密林にいたはずなのに学生寮にきたとたんマウスを持ってPC操作したり、文字が読めたり、スマホでセルフィー撮ったり、SNSに投稿したりするんですよね。
いきなりデジタルツールを使いこなすんですよ。
フィフス・エレメント』のリー・ルー並みの学習能力です。
AIかよ。

 

あと、運転してたけどあなたの足、ペダルに届かないはずだからアクセルもブレーキも踏めないよね??となりました。

 

あと、このナマケモノが人を殺してまわるんですけど、動機が不明です。
自分(ナマケモノ)を排除しようとした人を狙ったかと思えば、自分を自然の中に帰そうとしてエミリーを説得した人も狙うんですね。

 

なのに、あとになって「故郷に帰りたい」みたいに言うんですよ。
じゃあ最初から帰ればよかったじゃん!帰そうとしてくれた人を攻撃しておいて、お前は何を考えてるんだ?さては何も考えてないのか??

 

そして有名ホラー映画『サイコ』や『シャイニング』を思わせるシーンがありましたね。
それがやりたかっただけか???

 

まとめ

主役のエミリー(主役か?本当の主役はアルファじゃないのか?)が大学4年生なのに、あまり機転がきかないというか、襲ってくる敵に怯えていることが多かったんですよね。
これはエミリーのキャラなのかもしれませんが、このへんの女子大学生像というのが昔とあまり変わってないのでは?と思いました。

 

エミリーたちが戦うシーンもあるんですけどね。それでもちょっと古い女性像かなーと。

 

個人的には闘志全開だったゼニーがお気に入りです。声もステキ。

 

あと、このナマケモノがゾンビ並みに死なないんですよね。
お前はもうナマケモノじゃないだろ。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

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『アウターレンジ〜領域外』シーズン1感想

 

こんにちは。
屋内にアリが侵入してくる季節になったので、アリの巣コロリを買ってこなくっちゃ!となっているサトーです。
アリがね、侵入してくるんですよ、部屋の中にね。庭や土がすぐ近くにあるのでね。
白アリでないのが幸いですが、油断はできませんね。
庭のメンテナンスもしなきゃいけない季節になったので、考えるだけでグッタリです。

 


ストーリー

エピソード1↑↑↑

 

ワイオミング州の牧場主、ロイヤル・アボットは家族とともに広大な土地で暮らしていた。先祖代々、守られてきたその土地で、ある日、ロイヤルは不思議な穴を見つける。


キレやすい長男、ロデオ・チャンピオンの次男、信心深い妻、そして孫のエイミー。
長男の嫁は現在行方不明だが、アボット家は平和に暮らしていた。
ところが。


ロイヤルのライバル、ティラーソン家がアボット家の土地の一部はティラーソン家のものだと言い出した。
そして、街では再び行方不明者がでる。

 


感想

エピソード2↑↑↑

 

かなり落ち着いた雰囲気で、人間ドラマを中心にしてゆっくりとしたテンポで進みます。
一家の大黒柱であるロイヤルがひとりで悩んだり、家族の問題に直面したりします。

 

普通に暮らしていたら、ある日、未知と遭遇して全員の人生が変わっていって・・・というやつです。
原作があるのかはわかりませんが、シーズン1を見た限りでは、よくできています。
なんかどこかで似たような話を見たような気もするんですが、思い出せないんですよね。

似てるのはドラマ『フリンジ』かなと思ったんですが、フリンジはパラレルワールドなんでちょっと違うんですよ。

 

ヒントを言うと、一部のイメージとしては未来からきたトランクスみたいなかんじですかね。気になる人は見てみてください。

 

まあトランクスとは目的も状況も違うと思うんですけどね。

 

まとめ

エピソード3↑↑↑

 

ちなみに、
ロイヤル・アボットを演じるのは、アベンジャーズのサノスの中の人、ジョシュ・ブローリンです。
彼の妻役は『ホーンティング』のリリ・テイラー

 

ティラーソン家の歌ばっかり歌ってる次男は、やっぱりミュージシャンでした。

ぶっ飛んでるオータムはイモージェン・プーツで、『フレンチ・イグジット』にも出てたらしいです。ちょっと覚えてないですね・・・

 

シーズン1の最後に秘密が明かされるんですが、これが意外で面白かったです。
もうすぐシーズン2が放映されるようです!
楽しみですね。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

 

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『ゴジラxコング 新たなる帝国』感想

 
 
こんにちは。
ここで食い止めないと、この先どんどん虎の子の財産をむしり取られて、国民にはメリットがない軍事なんちゃらとか、防衛費とか裏金にカネが注ぎ込まれる予感がします。
なんとしてもここで食い止めないと、行きたくない戦争に放り込まれることになりそうですね?
日々、こういうニュースを聞いてると「国賊」という言葉が頭に浮かぶんですよね。
あいつら国賊じゃないですかね?
 
 
さて今回は、走るゴジラの映画を観てきたので、ダラダラと感想を書きます。
あまりいい印象ではありませんでした。
ゴジラ&コングのファンの皆さんはスルーしてください。
 
ネタバレもしています。
 
 

ストーリー 

ゴジラが救難信号をキャッチして、コングが地下空洞で未開の地を発見して、怪獣たちが戦って、人間と協力しながら地球に平和を取り戻す話です。
 
 
 

感想いろいろ

ひねったストーリーは全くないです。
次回への伏線はあるかもしれませんが、単純明快な話です。
なーんも考えないでも、寝起きでもわかります。5歳児でもわかるストーリーです。頭を全く使いたくない時に見るといいでしょう。
 
・去年、『ゴジラ-1.0』を見てたので、日本のゴジラアメリカのゴジラの動きの違いに驚きました。
ゴジラがあの巨体でコング並みに走ってジャンプして腕をぶん回すんですよ。骨格とか体重とか可動域とか日本のやつと違うんだなーと。
逆にいうと、これを作った人たちは日本のゴジラをトロいと思ったのかもしれませんね?もっとスピード感出そうぜ!みたいなノリで。わかりませんけどね。
そこに本家ゴジラへのリスペクトはあるのか?とか考えちゃいました。
 
・アジア人出てこないなーと思ったら、未開の地の原住民ポジションで出てきました。モナークにアジア系いましたかね?
しかもテレパシーで意思疎通するんですよね。つまり、話さないんですね。これを見た私の感想は「言葉を奪いやがった」です。
原住民たちは、私にはアジア系の顔立ちに見えたんですよね。
そして見た目はアジア系なのに、儀式的なスタイルは西洋風に見えたので、ちょっと違和感ありました。
このアジア系の顔立ちをした原住民たちが、言葉を発しないことで彼女たちの存在感を薄める、消す。・・・これが噂に聞く透明化か?とか思っちゃいましたね。
(猿と同じ扱いか?)
 
モスラが出てくるんですけどね。
モスラちゃんは私の中では戦闘要員ではなく、癒し系の応援団員なので、『キング・オブ・モンスターズ』みたいに傷つくことなくてよかったなあとホっとしました。
モスラちゃんが小さい少女ジアと一緒にいる様子は、日本のモスラのあの小さい歌う人たちみたいだなあと。
そして、モスラちゃんにぶん殴られても怒らないゴジラは、なんだか好印象でした。
 
・あのゴラムみたいな目をした子猿がなんとも言えないザワザワしたかんじになりました。
 
・未開の地にたどり着いたコングが見たのは猿の惑星で、そこで北斗の拳(読んだことない)のワンシーンみたいに奴隷として働く猿たち。
あれはゴリラか?チンパンジーか?痩せてるゴリラか?まったく見分けがつかないです。
 
・そして黒幕はモルグ街の殺人で、苦痛を与えて巨獣を操るというどこかで聞いたような話が出てきて、類人猿頂上決戦みたいになってましたね。
 
・コングの腕がバンブルビーに。
 
・あの白い怪獣の背中トゲだらけじゃないですか。その背中に猿が裸足で乗ってカッコつけてるけど、あそこに立つのはトゲトゲで痛いだろ〜無理あるだろ~と。ていうか足を置く場所なくない?
 
・イタリアとかブラジルとか、世界的に有名な都市を壊しまくってましたね。映画レビューアプリの感想を読んでたら、怪獣プロレスが好きな人には大満足だったらしいです。
 
・ゴリラもといコングの仕草やリアクションが白人のおっさんを連想させたんで、なんだかなあというかんじです。
そこまでして人間に寄せたいのか・・・それって多様性に見せかけた多様性の排除では?とか考えちゃった。
 
・コングはIQが非常に高くて、人間の小さな女の子と手話で意思疎通できるんですよね。
歯が痛くなったら人間に助けを求めるとかできる、つまり人間を利用できるんですね。縄張りに罠を仕掛けて敵をそこへ誘い込むとかね。人間みたいな思考ができるんです。
一方でゴジラを呼びに地上に行ったら、ゴジラにケンカ売られてそのままヒートアップして殴り合いもします。
いや、そこはゴジラが突進してきたときに穴にジャンプして一緒に地下に連れて行くんだよ!と思っちゃった。そういうのはしないのね。
このコングの知性の使われ方が、どうも都合よすぎる気がしたんですよね。
それとも、あの殴り合いは怪獣プロレス・ファンへのサービスでしょうか?
 
・コングが食べてた怪物ですけどね、血が緑色なのに肉が赤いってどういうこと?と思って調べたら、ミオグロビンという物質が関連してるらしく、肉の赤色は血とは関係ないとのことです。
ミオグロビンや、運動量(赤身と白身)などが影響してるみたい。
あの怪物たちに一番近いのは、緑色の血をもつホヤなのかな? ↓↓↓
 
 
たぶん頭のいい人たちがいろいろ話し合った結果、ああなったんだろうけど、赤い肉なのに血が緑色ってちょっと違和感あったんですよね。コングはおいしそうに食べてましたけどね。
 
というわけで、この映画は「ゴジラが異常に敏捷なので驚いた」というのが一番の感想です。
 
 

まとめ

平日の昼間に見に行ったんですけどね、ちょっと大きめの映画館が混んでたんですよ。
やっぱり人気あるんですね。
 
それでは、お読みいただきありがとうございました♪