間違いだらけの野尻スモール! スモールマウスバスはもっと釣れる!
間違いだらけの野尻スモール!
スモールはもっと釣れる!
こんにちはseabass-advantageです。
しばらく時間があいてしましました・・
気づけば野尻も今シーズンは終了。
今シーズンは思うように釣行出来なった方、初遠征を計画していたのに断念された方、
あっと言う間にシーズン終わった感が凄い年でした。
来年こそは!釣りまくってやるぜ!って事で、このオフシーズン中に野尻湖攻略法を研究して、来シーズンに向けて準備していただければと思います。
ということで、2020年の野尻湖の状況を踏まえ、圧倒的に情報量の足りてない野尻湖。いまだに間違った野尻湖の釣り方が拡散されてる事で、せっかくの遠征がボーズで終わってしまう方も少なくありません。
実は、野尻湖に関しては長年通ってるアングラーですら間違った情報で翻弄されてる方も少なくありません。
長野県の北部という土地柄、大多数のアングラーが遠征になるかと思います。
なので通うと言ってもシーズン中、毎週末フルに来てる人は限られてるかと。
当然ながら、それぞれの地元で野尻湖の情報なんて得られるはずもなく、
野尻湖の釣りが得意!って釣具屋さんでも昔の釣り方しか知らず、今はまったく通用しないような釣りを勧められたりする罠もあります・・
何より、野尻湖はスモール釣り発祥の地ということもあり、半ば都市伝説的なスモールの特性を発信していた地でもありますw
そして今現在も、スモールに効果的とされる釣り方や習性など、間違った情報がほとんどになってるのが現状です。
何故、間違った情報が信じられてるのか?
答えは簡単です。間違っていたところで野尻湖はパラダイスなのです。
なので、1~2匹釣るなら釣れてしまうのです。
ただし、情報の根源が間違ってるので、当然、釣れない場合の方が多いです。
なので野尻湖=デスレイク呼ばわりされる事も少なくありません。
これはさすがに我慢ならん!って事での野尻湖の釣り方とスモールの習性をきちんと把握していただく事を前提に、皆さんに釣りまくっていただこうかと思います。
間違いだらけの野尻湖スモール
さすがに一本の記事だけですべてを伝えるのには無理があります。
なので今回は概要になります。
押さえておきたいポイントは5つ
・野尻湖はパラダイス!
・実はあまり進化していない
・数年に一回、行動が変わる
・スモールは超簡単!
・シーズナルパターンと適正ルアー
これだけ押さえておけば野尻スモールは爆釣できます。
野尻湖はパラダイス!
野尻スモールのアベレージは42~43cm maxは60cm?
野尻湖は全国的にみてもトップクラスにはいるアベレージサイズがデカい湖です。
55cmにせまるような魚は年間に何本もあがりますし、未確認ながら60cmクラスも存在するかと思います。
普通に釣りしてたら40cm以下を釣る方が難しいかと思います。
平均釣果 1day 12~13匹 min5-6匹 max30匹以上
この辺が指標になるかと思います。
こんなに釣れないよ~、超うまい人の話?
って思うかもですが、違います。誰でもこれくらいなら釣れるようになると思います。
さすがに30匹オーバーってのはそうそう出会える数字ではないですが、2桁釣果くらいは全然普通かと思います。
ではなぜ釣れないか?は本題でもある釣り方が間違ってるからです。
実はあまり進化していない
野尻湖ルアー解禁 1995年
行き出したのは 1998頃
今から歴史の話。では無く当時から言われていた事の代表例3つ上げます
・スモールは口が小さいので小さいルアーしか喰わない
・スモールは警戒心が強いのでロングディスタンスじゃないと釣れない
・スモールは目が良いのでライトライン
全て間違いでした。
当時は本当に誰もスモールの釣り方が解りませんでした。
なので無理やりラージマウスの釣りにあてはめようとするのですが、
当然、釣れません。
釣り人あるあるで釣れない原因をなにかのせいにしだす。
こんな流れで、勝手にスモールの習性が人間の手によって拡散されていきます。
これが事の真相。
そしてこれが現在も拡散され続けてる。他にもたくさんあります。
これでは釣る事は出来ません。
数年に一回、行動が変わる
スモールは行動パターンを臨機応変に変えてきます。
この辺は、知ってないと難しいので情報収集は必要です。
・現在の動きを把握する
・変化するシーズナルパターン
・捕食対象を把握する
ここは非常に重要な要素なので押さえておいて下さい。
ちなみにシーズン中の週末はほぼ野尻湖に居ますので動画チェックいただければ最新情報は入手可能ですw
スモールは超簡単
ここからが本題です。
・ずば抜けて我が強い!
スモールは警戒心が強い!は間違いです。自分がそこに居る理由。
すなわち捕食目的だったり、休憩だったりする訳ですが、
そうなると直接攻撃(石ぶつけるとか?w)されないかぎりどきません。
なのでボートが近づいたくらいじゃ気にもしません。
これは何十匹も試してきたので間違いありません。
なのでロングディスタンスは無意味です。
ロングディスタンスのデメリットは計り知れないものがあるので、
ここは絶対覚えておいて欲しいです。超重要です。
・食べたいものしか食べない
スモール釣りの核心の部分です。
マッチザベイトそのままを主張するのがスモールです
なのでラージみたいに他のエサでもそばにあれば喰うのと劇的に違います。
使用ルアーが非常にキモになってきます。
・パターンがすべて
このへんはおいおいパターンについては語りたいと思います
・前日の状況で当日は楽勝
前日の情報さえ入手出来れば、当日の行動は簡単に解ります。
良く激変した!とか言われますが激変しません。
スモールは人間の考えた通りの行動してくれます。
机上の空論的な考えで丸解りです。
過去、いろんな対象魚を釣りしてきましたがスモールが断トツで簡単だと思います
見たまんま、考えたまんまで釣れるからです。
シーズナルパターンと適正ルアー
まとめます。
スモールは
・正確なシーズナルパターン
・適正ルアー
この2つだけで誰でも爆釣出来ます。
知ってるか知らないか。ただそれだけです。
間違った釣り方はまったく釣れないのがスモールです。
言い方を変えると正確な知識だけで必要十分に楽しめる釣りです。
今後詳しくシーズナルパターンと適正ルアーについては記事及び動画にて制作していきますので、是非、チェックしてみて下さい。
来シーズンこそ皆様が楽しく爆釣出来ますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ついに発見! 最高の沈む虫 野尻湖スモールマウスバス
ついに発見!最高の沈む虫
こんにちはseabass-advantageです。
今回は待ち望んていた方も多かったと思います。
ついに市販品でそのまま釣れる沈む虫の紹介です。
釣れる沈む虫の条件
釣れる沈む虫の条件は2つあります。
一つはフォール姿勢。
野尻スモールにおいて水平フォールというのは絶対に必要な条件になります。
図を参照にしていただきたいのですが、頭下がり、尻下がり、右下がり、左下がりなど、要するに水平で無いフォール姿勢の物は大概、見切られます。
ひどいと見にも来ません。
なので、沈む虫を使っていて釣れないという時はたいていバランスの悪いワームを使っている事が多いです。
もう一つの要素はフォールスピードです。
これまた、早すぎても遅すぎてもダメです。
この条件を満たす沈む虫は市販品では無い状況がかなり続きました。
なので、今回のワームの登場はかなり沈む虫を堪能していただけるかと思います。
フックサイズは重要
今回、使っているのはハンガーフックの4番です。
ワームサイズに対して明らかにデカいのですが、ちゃんと理由があります。
今回のワームを見てもらうと解るのですが、後方重心になります。
なので、フックサイズを上げないと水平フォールしてくれません。
ちなみに同じハンガーフックの10番を使用したらまったく釣れませんでした・・
なのでフックサイズは超重要ですので、是非、覚えておいて下さい。
ヒットルアー紹介
なぜか最後に紹介します。
ジークラックのイモケムシです。
ジークラックにはイモリッパーというのがあるのですが、それのラバーチューンしたやつになります。
若干、余談ですが、良く質問される内容に他の沈む虫じゃダメなの?とか、
イモグラブじゃダメ?ってのがあります。
はっきり言います。ダメです。
これには根拠があって自分が経験者だからですw
ちなみに沈む虫を溺愛してるので、市販品はすべて実釣済だったりします。
そんな経験はする必要は特に無いと思うので、ここはイモケムシを使ってみて下さい
きっと釣れると思います。
ラバーを刺すだけでこんなにも釣果が違うのかとびっくりするかと思います。
是非、試してみて下さい
最後まで読んでいただきありがとうございました。
絶対、セットで使ってくださいね
2シーズン使って見えてきた フリーリグの使い方と出し所 野尻湖スモールマウスバス
2シーズン使って見えてきた
フリーリグの使い方と出し所
こんにちはseabass-advantageです
今回はフリーリグの使い方と出し所といったテーマでお届けいたします。
基本セッティング
基本はオフセットフックにダウンショット用のシンカーです。
この辺は初期の頃となんら変化は無いのですがウエイトバランスにキーがありました。
いろいろウエイトも試してみたのですが、5gが一番安定して釣果を出す事が出来ました
3.5~10gまで試した結果です。
気を付けたいのは5g位までだとなかなかシンカーがアイになってる物が少なく、
私の地域だとタングステンの物は売っていませんでした。
なので、鉛の物を使っていました。
一般的なダウンショットシンカーだとラインを通すところが自動ハリス止めになってる物が多いです。
それだと、ラインがうまく通らないので要注意です。
使用ワーム
初期の頃はハイドアップのスタッガーワイドホグが断トツで釣果が出てました。
画像で左の物です。
後半になって失速してきたので、OSPのドライブビーバーに変えた所、
ヒットが続くようになりました。
初年度はどちらかと言うとドライブビーバーかな?程度だったのですが、
翌年にはドライブビーバーが圧倒的になりました。
なので、フリーリグで釣ってみたい!って方はドライブビーバーがお勧めです。
一番、安定して釣果を出してくれると思います。
他にもドライブSSギルや、ブルフラット3なども実績としてあります。
どうやら野尻湖ではフラット系のワームの方が強いようです。
ストレート系やスティックベイトなども使ってみたのですが、
釣果としてはほとんど出す事が出来ませんでした。
この辺は、あくまで『今はまだ』って感じなので、今後もいろいろ検証していきたいと思います。
アクション
基本はリフト&フォール。
なのですが、昨年は他にも試してみました。
ボトム付近で軽くアクションさせてみたり、ボトムでステイさせてみたりと、
いろいろやってみると釣果を出すことが出来ます。
なので、いろんなバリエーションを試してみると面白いかと思います。
まだまだ未知数の高いリグなので、これからも楽しみです。
効果的なシーズン
正直、アフターの荒食いにしか効果は出せないと当初は思っていました。
ところがその後も釣果が出続けて最終的には初秋ぐらいまで釣れてました。
時間軸で言うと
アフター⇒虫パターンで一時沈黙⇒初夏に復活!⇒初秋
って感じで釣れました。
さすがに秋のワカサギメインパターンではやる気も出ずでしたが、
もしかしたら釣れるのかもしれません。
野尻湖的には1シーズンで終わると思っていました。
野尻スモールはバージンインパクトに非常に弱い魚なのですが、
すぐに飽きて喰わなくなるのも特徴です。
過去、そんなルアーやリグは沢山消えていきました。
なので、今回もダメだろうと思っていましたが昨年までは確実に釣れています。
そして今シーズンも今のところ釣れています。
最終的にはシーズンが終わってみないと解りませんが、
今シーズンに釣れ続けてくれれば定番化してくれると思います。
効果が出やすい条件
毎年違うのが湖ってもんですが、昨年はびっくりするぐらい早く、
ベイトが早く大量に湧き、ちょうど今時期にはバスもベイトも浮き浮きな状態になりました。
こんなシチュエーションが一番効果を発揮してくれる条件でした。
そして今年もすでにベイトが大量に湧き、バスも浮き浮きな状態になっています。
去年と同じ感じですね。
なので、バンク系でも釣れるんですが、圧倒的にフラットでバスが浮いてる時なんかが一番喰わせやすいと思います。
去年も大人気だったフリーリグ。今年も釣れまくると思います。
まだの人は是非、挑戦してみて下さい
最後まで読んでいただきありがとうございました。
去年は流行りすぎて私の地域では瞬殺で売切れでした・・
野尻湖にお越しの際は是非。
圧倒的釣果! スワンプミニ ネコリグが断トツなワケ 野尻湖スモールマウスバス
圧倒的釣果!
スワンプミニが断トツなワケ
こんにちはseabass-advantageです。
今回はスワンプミニのネコリグがめっちゃ釣れますって話です。
スワンプミニのセッティング
今回紹介するのはネコリグです。というか、野尻湖ではネコリグでしか使いません。
ご用意いただくのはレインのスワンプミニです。
あとはフックとシンカーと重要なのが収縮チューブです。
順番に紹介します
シンカーはスタジオワンハンドレッドのネイルシンカー1.3gです。
太さのバランスがスワンプミニにベストマッチです。
各社ネイルシンカーは発売していますが、太すぎたり長すぎたりで、
スタジオワンハンドレット一択かと思います。
次にフックですが、ガマカツ ハンガーフックSFの10番です
これまた個人的にこれ一択です。
フックは信頼おけるフックが人それぞれかと思うので、お好きなフックで良いのですが、フックでアクションも変わるので、試しに使ってみるのも一つかと思います。
で、一番重要なのが、収縮チューブです。
釣り具屋さんで売ってるネコリグ用チューブよりホームセンター等で売ってるチューブが経済的です。
スワンプミニで釣れるようになると大量に必要になるので、
最初から長いの買った方が良いです。
値段も釣り用とほぼ変わらないと思います。
電気部品コーナーにあると思います。
ネコリグで釣るとほぼ確実にワームが飛んでどこかへ行ってしまいますが、
収縮チューブを付ける事で回避率が格段に上がります。
ワームは釣れればちぎれてしまうので仕方ない部分もありますが、
シンカーが飛んでいくのはいただけません。
昨今のタングステンはお高いので、ロストは避けたいのです。
しかもスワンプミニだと爆釣も普通なので、余計に出費が気になるのです。
ちなみに収縮チューブは絶対4mmを購入して下さい。
デカいと縮まないし、細いと当然入りません。
で、肝心なセット方法に移ります。
まずは収縮チューブをハサミで切ります。
そこまで厳密ではないので、感覚で良いのですが試しに測定してみると
自分の場合、約4mmでした。
この辺は、ワームにフックを刺した時にチューブをまたいでくれればOKです。
気をつけて欲しいのはチューブにフックを絶対刺さないで下さい。
チューブにフックを刺すと高確率で魚がバレます。
ここは要注意です。
少し話がそれましたが続きます。
チューブが切れたらワームに挿入します。
こんな感じで前寄りにセットします。
セッティングの違いよる姿勢変化は後半で説明しますが、
とりあえず前寄りセッティングでお願いします。
こちらも一応、測定してみるとだいたい2cm位にチューブの端がくる感じです。
ここのチューブの位置にフックがくるので、前過ぎるとシンカーとフックが干渉するので要注意です。
セット出来たらライターで炙るのですが、使用するのはターボライターです。
普通のライターだと、縮む前にワームが溶けます。
出来れば動画で確認していただくのがベストなのですが、
ターボライターで一瞬カチっとやるだけです。
これで即、縮むのですが、ターボライターでも炙りすぎるとワームが溶けます。
そしてチューブも縮みすぎて硬くなってしまうので
あくまで一瞬、カチっとやるだけです。
これで下準備的なのは完了です。
姿勢と形状
ようやく本題です。
前寄りセッティングが必要な理由は上図のような姿勢にする為です。
いろいろ試したのですが、どうやら野尻スモールに関しては『つ』の字の状態
要するに支点を前寄りにすることでテール側を長くする感じの姿勢が一番有効でした。
試しに真ん中に刺してみます。
明らかテールが立つのが解るかと思います。
この姿勢が何故かバイトを遠ざけてしまいます。
そして大多数のワームがネコリグにすると前寄りにセッティングしたところで、
テールが立ってしまい、姿勢を作る事が出来ません。
ここがスワンプミニが圧倒的に釣れる理由の一つになります。
もう一つ、釣れる理由があります。
スワンプミニは、ほぼストレート形状で余計なパーツがありません。
ここにも大きなキモがあります。
スモールの場合、微波動というのが一つのキーになります。
なので、リブが付いていたり、ヒゲが付いていたりして
波動を出す意図のワームは、のきなみ釣果が悪かったりします。
シンプルなのが一番といったところです。
アクションの基本 確実に喰わせるキモ
基本的な使い方はステイです。
解りやすく言うと放置です。
と言っても、永遠に放置するわけでは無く、長くて10秒程度でしょうか。
ただし、このステイが非常に重要な意味を持ちます。
実際にボートで完全ステイ状態を作るのは難易度がかなり高いと思います。
なぜならアングラー側はバイトを取りたいので、
バイトを取るためにラインを張り気味します。
そうすると、引き波だったり風だったりでボートは動きます。
当然、自分の意思とは無関係にワームは動いてしまいます。
これだと喰わないのです。
なので、完全ステイというのがキーになるので、
意識してフリー状態を維持しないとバイトを出すのが難しくなるケースもあります。
逆の言い方をすると、完全ステイが出来れば入れ食いも珍しくないのが、
スワンプミニを使ったネコリグになります。
完全にフリーにすると湖底でワームは寝ているかと思います。
が、これで釣れます。
釣れなかったらほんの少しだけワームを移動させてまたステイ。
これの繰り返しです。
キモはステイさせてる時は確実にステイさせる事。
移動はほんの少し、ロッドティップを5cm程度動かす位です。
こんな使い方なので、ステイ時は特に釣れる気がしないと思います。
人間的には。
ですが、実際に釣れてしまうので、疑う余地もないのですが、
最初の一匹を釣るまでは信用出来ないと思います。
なので余計、試していただきたいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
スワンプミニ、個人的には野尻湖最強ワームと思っています。
困ったらスワンプミニのネコリグ放置で釣れると思います。
是非、参考にしてみて下さい。
炸裂させる! 表層系 徹底攻略 野尻湖スモールマウスバス
炸裂させる! 表層系 徹底攻略
こんにちはseabass-advantageです。
今回は野尻湖でも有効な表層系の釣りについて解説していきたいと思います。
表層系とは?
表層系と言ってもいろんな種類があります。
大きく分けて水面と水面直下になります。
今回のメインは水面直下の釣りになります。
最近のお勧めはフォローステックです。
ノンソルトが良い感じです。慣れるのにコツがいる感じですが、
逆にキモさえ押さえた使い方をすれば誰でも釣果に結びつける事が可能かと思います。
セッティングは超重要
ワームを真直ぐに刺すのは基本ですが、表層系の場合は特に重要です。
これが出来ていないと全てが台無しになります。
逆に最大のキモでもありますので是非、マスターしてみて下さい。
使うフックはオフセットフック一択かと思います。
マスバリって手もありますが、ほとんどの場合、真直ぐ泳ぎません。
表層系は真直ぐ泳ぐ事がキーになってきます。
なのでバランスにすぐれたオフセットフックになります。
サイズはメーカーや形状も多種発売されていますが、
お勧めはガマカツのWORM321 ファインカスタムの5番か
デコイのSSフックの4番
こんなセッテイングで良いかと思います。
肝心な刺し方なのですが、普通のオフセットフックと同様に刺すわけですが、
注意したいのが2点ほどあります。
少し大げさに刺してますが、くの字に折れ曲がってます。
針先を刺す位置がずれると良く起こる現象ですが、
表層系の場合、この刺し方で折れ曲がるとフラつきながら泳ぐ事になり、
バイトしてきません。
次も大げさに刺してますが、先端がワームの真ん中に刺さっていません。
これも真直ぐ泳がず、上図の場合だと右方向に泳ぐかたちになり、
やはりバイトはしてこなくなります。
これはすべてのI字形や表層系の釣りに共通する事なので、
ワームを一匹ダメにしてでも練習した方が良いと思います。
フォローステックを正面から見ると逆三角形の形をしています。
なので、ワームの中心にフックを刺すには三角形の頂点に先端を刺す必要があります。
こうする事でワームの真ん中にセットする事が出来ます。
ワーム本体を真直ぐ刺す事に関しては表層系では必須になります。
しつこいですが、ここは絶対にこだわった方がいいです。
表層系って、いまいち釣れないなぁ・・って人は
ワームが曲がったセッテイングになっていないか再チェックをしてみて下さい。
ラインセッティングでレンジが変わる
表層系タックルでお勧めなのはPE+フロロが飛距離的にもレンジ的にも良い感じです。
PE0.3~0.4号位にフロロ3lbなんて感じがベストかと思います。
表層用にタックル一本用意する人も居れば、そんなにタックル持っていけないって人も居るかと思います。
フロロ3lb位が許容範囲って感じですが、PEでセッテイングした場合と比べ、
飛距離が落ちるのと肝心なのは同じスピードで引いた場合、レンジが異なるという点に注意したいところです。
表層系はレンジにシビアな場合も多く、フロロ単体だと
どうしてもレンジが深くなります。
通常はそこまで釣果に影響はないけど、後述する漂わせるってのがキーになる場合、
PEの方がコントロールもしやすいです。
表層系、超楽しい~って人は一本、専用に準備する価値はあるかと思います。
ルアーの軌道を意識する
表層系などやI字引きなどは真直ぐ引くというのが絶対的なキモです。
って言い切るのは簡単ですし、そんなの知ってるよって声も聞こえてきそうですw
でも、実際には出来ていない方の方が多いと思われます。
なぜなら、本当に真直ぐ引こうとすると、難易度はかなり高いからです。
通常、キャストして何もしないと左右どちらかにラインは膨らむ形になると思います。
風があればなおさらです。
上図で膨らんだラインを書いてますが、ラインが着水した時点で
ルアーの軌道もほぼ確定します。
膨らんだライン=ルアーのコース
になるので、上図のようだと大きく膨らんでルアーは泳ぐ形になります。
これではバイトは半減しますし、見切られ率も格段にUPします。
これを防ぐ為のテクニックがラインメンディングとフェザーリングになるのですが、
ここで重要なのはラインを真直ぐ水に着けるという事です。
ラインを真直ぐ水に着ける事が出来れば、ルアーは真直ぐ泳いでくれます。
これは意識して練習すればそこまで難易度は高くないのですが、
知らないって方も少なくないのかと思います。
本当の意味で真直ぐ引くという事が重要です。
逆にこれさえ出来れば、表層系の7割位は完璧にこなせた事になると思います。
圧倒的にバイト数が変わってきますので是非、練習してみて下さい。
巻く!のでは無く漂わせる
表層系って水面直下をデッドスローに巻くって釣り。
これはこれで間違いでは無いです。
が、表層系が話題になった瞬間から野尻湖でも当然、流行りました。
当時はデッドスローに巻く。で爆発的に釣れました。
で、現在はというと、なかなかバイトに結び付けるのが困難になりました。
そこで、もう一つの使い方がルアーを漂わせる釣り方になります。
これはこれで難易度は上がってしまうのですが、逆にこなす事さえ出来れば、
圧倒的な釣果を出す事が可能になります。
口で説明するのは簡単です。フォローステックなどの表層用のワームと言えど、
ほっとけば沈みます。フロロラインを使っていればラインから沈み出し、
追従してワームが沈む形になります。
なので、沈み出したラインスラックだけ巻き取る事でワームは沈む事無く
漂わせる事が可能になる訳です。
口で言うのは簡単ですが、実際にやるのは難しいです。
巻き過ぎてしまうとワームは前進してしまいます。
厳密には前進しても問題ないのですが速度の問題でもあります。
要は、意識の持っていきかたです。
漂わせるイメージと巻くイメージの違いですね。
コツを掴むと、これまたビックリする位バスが湧いてきます。
ワカサギの状態で狙うレンジは決まる
表層系には大きな括りとして水面と水面直下の2種類に分かれると思います。
表層系の釣りが一番効果を発揮してくれるのは春のワカサギパターンになるのですが、
春はワカサギの産卵シーズンでもあります。
早春は産卵の為に接岸したワカサギはボトム付近を回遊しています。
なので、メインはジグヘッドを使ったシャッドテールや
ミドストなどが主役になります。
これが産卵中盤や終盤になるとワカサギは弱って浮いてきます。
こうなってからが表層系の本番になるのですが、この時のワカサギの状態が
キーになります。
野尻湖の場合、中盤位になるとだいたい3~5匹位の小規模な群れが、
水面直下位で見られるようになり、終盤には水面で横たわってるか、
すでに死んでしまったワカサギを見る事が出来ます。
自分が行ったタイミングがワカサギがどういう状態なのかは、
目でみて捉える事が可能になります。
なので、産卵中盤であれば水面直下を狙うべきだし、死んでるワカサギが多ければ
水面を狙った方が良いという話になります。
当たり前のようにに聞こえるかもしれませんが、野尻湖の場合、
見たままのパターンが成立する数少ない湖だと思ってまして、
ワカサギの状態を確認する=その日のメインパターンになってしまうのです。
風を見方につけるヨレの狙い方
表層系は無風ベタ凪の方がコントロールはしやすいのですが、
当然、そんな日ばかりではありません。
表層系が有効なタイミングでも、風が吹いてる日もあります。
ベタ凪の方が釣れやすい説もありますが、一概にそうではありません。
むしろ風が吹く事で狙いは明確になるケースがほとんどです。
前述の通り、表層系のメインは弱ったワカサギです。
弱った個体は風や湖流に流される。もしくは自らの意思で
流れのヨレに行く事になります。
上図は風によって桟橋の先端の真裏にヨレが発生している状況ですが、
この出来たヨレの使い道は2通りあります。
一つは、ヨレの中にルアーを通す方法。もう一つは、
ヨレの中にワームを流し込む方法です。
どっちにしてもバスはヨレに流されてくるであろうワカサギを待っていますので、
上手にワームを送り込んでやる事で、あっさりバイトしてくると思います。
かなりの高確率でヒットしてくるところをみると、
やはり野尻湖で攻め込んでる人は少ないのかとも思います。
是非、狙ってみて下さい。
直接捕食しにいくのはデカバスかチビッコ
風が吹くと弱ったワカサギは流されます。
行きつく先は当然シャローになるのですが、じゃあシャローを狙おう!とまで
簡単ではないのが表層系の難しいところでもあります。
野尻湖のドシャローはだいたい1~2m位の水深になるのですが、
そこまで真昼間っから突っ込んでいくのは時期的にはたいがいチビッコです。
なので、たいていのアングラーは狙わないと思いますし、
狙っても『なんだチビッコか・・』で見切る人が大半かと思います。
ですが、ここで重要なのは、実はデカバスもシャローに突っ込むという事です。
警戒心の薄いチビッコと強気なデカバスの2種類存在しているということ。
なので、デカバス狙いの人はこのタイミングのシャローパターンは試すべき。
とは言え、デカバスが薄いのも事実なので、狙う場所はとても重要です。
見落としがちなピンスポット
上図のような場所があります。この時、一番目立つの当然、桟橋です。
次に点線で書いた水中のスロープなどのストラクチャーでしょうか。
で、見落とされるのが、ペンで指してる小規模な流れ込みになります。
野尻湖には無数にある為、見落とされがちだし、
全部を打っていたらそれだけで一日が終わります。
が、デカバスが付いてるケースが多いのも事実なので、
是非、見つけたら打ってみて下さい。
厳密には必ず付く場所があるので、探してみて下さい。
それも楽しみの一つということでドコとは書かないでおきますw
今回、長文になってしまいましたが、表層系を楽しんでいただくのに
必要な事ですので、是非、参考にしてみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
フォローステックはお勧めですよ
良く釣れます♪
誰も教えてくれない 釣果に直結するジグヘッドの選び方 野尻湖スモールマウスバス
誰も教えてくれない 釣果に直結するジグヘッドの話
野尻湖ミドスト最適セッテイング
こんにちはseabass-advantageです。
今回は春の野尻湖必需品ジグヘッドの話です
タングステンと鉛の使い分
近年ではジグヘッドも主流はタングステンになったかと思います。
が、実はそれぞれを使い分ける必要があります。
それぞれメリット、デメリットがありますので、
どちらかあれば良いというものではありません。
他にもありますが今回はジグヘッドなので押さえておきたいのは上図で良いと思います
春に使うウエイト
今回はボートを基準に説明していきます。
ボートで必要なウエイトは1.3gと1.8gの2種類は最低持っておきたい重さになります。
プリスポーンって考えた場合、狙う水深の基準は3~4mになります。
なので、基本は1.3gになります。状況によっては4~5mを狙う場合や、
強風だったりした場合に1.8gが必要になります。
強風だったり4~5mラインがメインになるのは、春の野尻湖ではよくある事です。
なので、両方のウエイトを用意するのがベストになります。
この他、ドシャローが激熱になる場合もあるので、
余裕があれば0.9gも用意しておくと完璧です。
なので、ウエイトとしては3種類になります。
タングステンと鉛って考えると、それぞれになるので6種類!
ってそんなに必要なの?ってなりますが、必要ですw
理由は後述しますが、ミドストには水噛みという要素が重要なキーを握るからです。
フックサイズ
スモールをターゲットにした場合メインになってくるのは3番か4番になると思います
アライブシャッドというワームにそれぞれ刺した画像です。
上が4番、下が3番になります。
見た目でサイズの違いがわかるかと思いますが、それぞれの特徴を説明します。
一つはショートバイトが多発するような状況。
この場合、フックサイズを上げる事で解決する場合もあります。
4番から3番に上げるって感じですね。これで掛かるケースもあります。
もう一つは、フックサイズでワームのアクションが変わります。って事。
要は、フックが大きい=長いですので、固定される部分が多いという事になります。
これは自分がどういう意図をもってセットしてるかで変わると思います。
よりワームにはりをもたせたければ3番になりますし、
極力、ワームを自由に泳がせたければ4番になると思います。
どっちが正しいとかはありません。自分がどうしたいかだけです。
個人的にはワームには自由でいて欲しいので4番を選ぶ事が多いです。
ただし、ミドストの場合はロールが出しやすいので3番をセットしています。
ミドストセッテイング最適化
今回の記事で一番重要なミドストのセッティングになります。
ミドストの原理から説明していきます。
上図の赤線が中心のコースとすると、ミドストとはラインを張ったり
緩めたりの繰り返しになります。
これをロッド操作で行いつつ、余分なラインスラックを巻き取る訳ですが、
ラインを張る⇒ワーム浮く+進む
ライン緩める⇒ワーム沈む
みたいなのを調整してロールに結び付けるってのがミドストです。
文章にすると難しいですね・・
それは良いとして、ここで重要なのはジグヘッドの違いによる影響になります。
タングステンは水噛みが悪い。ってのはすでに説明済みですが、
水噛みが悪い=水の抵抗が少ないので早く沈むという事です。
ミドストの場合、一定のレンジをキープするってのが必要なので、
早く沈んでしまうタングステンだと、どうしてもリズムとリトリーブ速度を上げるしか方法がありません。
ミドストはゆっくりと一定レンジを漂わせる感じで行うので、
素早く沈むタングステンはデメリットしかありません。
これが鉛のジグヘッドだとリトリーブ速度を遅く出来、水噛みも良いので、
余裕を持って一定層をキープする事に集中出来ます。
この差は同じウエイトで使い比べてみるとはっきり解ると思います。
明らかに鉛の方が使い勝手が良いのです。
ミドストってなかなか釣れないって人は是非、鉛で練習してみて下さい。
タングステンだと早く引く事は出来てもゆっくり引くのには限界があります。
この差は釣果にはっきり出るケースがほとんどです。
実際にはいろいろ使い比べていただくのが良いかと思います。
使い比べてみて、後は自分の好みで良いかと思います。
どっちも使える環境の人は、両方使い分けてそれぞれのメリットを生かした
展開を楽しんでいただけたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回、紹介してるジグヘッドです。
鉛とタングステン、使い分けてみて下さい。
スモールに聞いてきた ガチで釣る為のワームカラーの話 野尻湖スモールマウスバス
ガチで釣る為のワームカラーの話
こんにちはseabass-advantageです
今回は野尻湖でガチで釣る為のワームカラーの話になります。
王道
まずは王道的な話からです。
今さら語る程でも無いのですが、王道と言えばグリパン(グリーンパンプキン)と
スカッパノンです。
野尻湖も他の湖と同じで非常に有効なカラーになります。
この2色に関して使い分け的なものは無いのですが、気を付けるとしたら
濃い色のグリパンを選ぶ事です。
いわゆるライトグリパン的な透けてるグリパンは効果が薄い傾向にあります。
なので、メーカーによってはグリパンって表記でも透けてる場合があるので
要注意かと思います。
加えて説明しておくと、野尻湖に関してはラメ入りというのは、
使わない方が良いと思います。
もちろん、ラメが有効な時もまったく無いわけでは無いのですが、
基本的に野尻スモールはラメが嫌いだと思っています。
なので初めて使ってみるワームや、どうしても釣りたい時などは
グリパン一択かと思います。
本題
ここからが実は本題です
グリパンだけでは補いきれないカラーの話になります。
虫パターン
虫パターンで重要になってくるのが視認性です。
これは人間にとってって意味です。
反対にバスにとってはナチュラルである必要性があるのですが、
この相反する条件を満たすのが上図にあるライムチャートというカラーになります。
上の画像はオリカネ虫のワームの部分になるのですが、
正確にはゴーストライムチャートという色になります。
このライムチャートがかなり優秀でして、透明感があってナチュラルなのに
人間にはとても良く見えるカラーになります。
もう一つはアメシロ(アメリカシロヒトリ)まぁ、ホワイトです。
その昔は虫パターンと言えばアメシロだったわけで、
いまでも野尻湖ムシパターン用をうたってるルアーには
ほぼ確実にラインナップされてると思います。
虫パターンにおける基本の2色と思っていただければと思います。
もちろん、グリパンなどのナチュラルカラーでも喰うのですが、
優位性はほぼ無いです。
逆に自分自身が見失ってしまったりしてフッキング出来なくて釣れないなんて
事が多くなります。で、アメシロカラーなのですが、残念な事に
アメシロがメインの場合以外は見切られる率は上がります。
あからさまに白いからなのですが、重要なのは先ほど言った
視認性の良いナチュラルカラーというのが虫パターンにおけるキモになります。
表層系
表層系も考え方は同じです。
例えば上図はフォローステックなのですが、上はパールホワイトで下はクリアピンク
なのですが、どちらが良く見えるかと言えば当然パールホワイトになります。
が、どうしても見切られる率は上がります。
そんなときはクリアピンクのように視認性は高いけど、
ナチュラル感があるカラーが有利になります。
表層系も虫パターンの時と同じで、グリパンといったナチュラルカラーは
あまりメリットはありません。むしろ喰わないケースが増えると思います。
なぜか、水深2mより浅いレンジはグリパンの様な濃いカラーは喰いが悪くなります。
中層より上のレンジは特に実感しています。
ボトムを狙うような釣りは浅くてもグリパンで問題無いです。
ミドストやボトム系
反対に中層~ボトム系になってくるとグリパン等のカラーじゃないと厳しくなります。
クリアチャートなどを使っても釣れないケースが増えてきます。
なんだかイメージと逆な気もしますがボトムに近づくにつれ
濃いカラーが有効になってきます。
目的でカラーは変わる
全体をまとめると、
・視覚要素が必要⇒視認性が良く透明感のあるカラー
・見えないor見なくて良いレンジ⇒グリパン等の濃いナチュラルカラー
って感じでカラーチョイスすると良いと思います。
意外と釣れないカラー
他の湖では有効なのに野尻湖だと、どういうわけか釣れないカラーがあります
あくまで一例なのですが、上図のようなワカサギカラーと言われるようなものです。
ワカサギパターンって言われると、どうしても使いたくなるのですが、
なぜか野尻湖では、ほぼ釣れないです。
マイクロクローラーに限らず、人間的にワカサギっぽいカラーは結果が出にくいです。
どうしても納得出来なくて何年も試してきたのですが、やはり釣れない・・
なので野尻湖では外した方が無難かと思います。
都市伝説?
昔からスモールマウススペシャル?的に言われてるピンクってカラーがあります。
スモールはピンク好き?
いや、そんな事はありません。
バブルガムピンクなんてもっての他だと思います。
先ほどクリアピンク釣れるって書きましたが、あくまで普通に釣れます。
特出して釣れるわけではありません。
スモールマウススペシャルってカラーにはクリアピンクも多いですが、
あくまでカラーバリエーションの一つくらいに捉えておいて下さい。
ピンクで全部揃えるとかは止めた方が良いですよ。
実体験を元にカラーの紹介をさせてもらいました。
是非、参考にしてみて下さい
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回紹介してるルアー達です。どれも釣れるので参考にしてみて下さい