【こそだて漫画】声帯模写
(twitter再録)
好きなものへの解像度が異様に高い自閉症スペクトラム(ASD)の特性が遺憾なく発揮された息子さんの特技(特に意味はない技術の略)を描いてみた
セミと鉄道アナウンスと鉄道通過音しか模写できなくたっていいじゃない。
鉄道アナウンスものまね選手権があったらいい線行く気がする。いやでもASDっ子たちの選手層が厚すぎて無理かもしれない。でも関西地区予選くらいは突破できる気がする。挑戦する価値はきっと、
こんにちは凡人です。
妄想が止まらないのは夏のせいです。
この漫画は口頭指示が通らないので聞こえに困難があるのでは?と疑われたこともある息子が、その疑いを吹き飛ばしたスーパーリアル系声帯模写の技を描きました。生き物は何故かセミだけやたら上手です。あと鉄オタなので電車の通過音やアナウンスもめちゃくちゃ上手です。
観察力がすごいなといつも感心します。うるさいけど。
おもえば、駅で時々大人の方がひとりで鉄道アナウンスを呟いてるのを見かけます。お仲間かしらと勝手に想像しています。
お一人で電車に乗って出かけられるようになるまでどれほど努力なさったのだろう。自由に好きなところへ行けるというわけではきっとないだろうけれど、一人で出かけて目的地にたどり着けるという、当たり前の日常への道のりの遠さ。
息子さんの声帯模写がスゴイとか。
小さな楽しみを見逃さないようしっかり拾いながら、今日も遠い道のりを一歩ずつ歩いていこうと思います。
それにしても暑い。今日も気温は36度とか。元気が出ないっていうかもう人の形を保っているのがかったるい。
なんかもうセミになりたい。ひと夏で潔く死ぬ人生も悪くない。(夏のせい)
https://twitter.com/mukimukikinokom/status/1687034912308875264?s=20
【絵日記漫画】SNSで子育ての愚痴に遭遇したとき
(twitter再録)
愚痴を垂れ流すためにSNSを始めた精神脆弱の者が愚痴への熱い想いを描いてみた。
愚痴ったっていいじゃない
夏は暑い、冬は寒い、夜は眠い、昼も眠い。
生きてるだけで愚痴が止まらない凡人ですこんにちは。
SNSを彷徨っていると育児の愚痴を呟いている方をたくさんお見かけします。そんな愚痴に対して
「人の愚痴なんて聞きたくない。もっと有意義な発信をしろ」
と批判しているのを見ました。
今夜の晩御飯におすすめの献立とか老後の資金づくりにおすすめの金融商品とか、そういう情報を発信してくださる方は大変ありがたいです。私もよくお世話になっています。
でも「有意義な発信しかしてはいけない」ってSNSの使い方としては何だか変だと思います。そもそも有意義って何なんだ。人によるじゃないか。
私にとっては人の愚痴、特に子育ての愚痴は
「わかる!うちもそう!それなんです!同士!仲間!ハイタッチ!」
という共感が爆発して心の疲弊を吹き飛ばしてくれます。子供が寝ない系の愚痴は特に共感が荒ぶります。寝ない子抱えてる親御さん全員マブダチくらいの親近感を覚えています。言い過ぎましたすみません。
とにかく、どこかに同じ気持ちの親御さんが今日も子育て頑張ってると思うと私も頑張ろうと思えるんです。
勝手に励まされてるわけですが、なのでSNSで見る人の愚痴は私にとって十分有意義なんです。
そして私自身が呟いた愚痴に、いつも仲良くしてくださってる方や通りすがりの方が励ましの♡やメッセージをくださったりしてそれは文句なく癒やされて有意義なわけで、もう好き好き本当に大好き。
そんな感じの思いを込めて描いた漫画でした。
読んでくださってありがとうございました。
今日も明日も一向に役立ち情報を発信することなく暑いとか暑すぎるとか垂れ流しつつけます。
https://twitter.com/mukimukikinokom/status/1682228399383908358?t=VaJCZeuLgbvjZCZSf52GRQ&s=19
【こそだて漫画】笑ってはいけないこそだて生活
(Twitter再録)
下の子がかわいかったというだけの漫画です。
(twitter再録)
幼児かわいい何しててもかわいい。
3歳の娘が暇を持て余して電子レンジを相手に『アナと雪の女王』ごっこをしていました。
見守る大人は可愛くて吹き出しそうになるんですが、笑われると「ばかにされた」と受け取って怒るので(当然ですね)、頑張って笑わないように顔面の筋肉をパンプさせて耐えます。そのうち顔面が筋肉隆々になると思います。
子供と暮らすと生じる「笑ってはいけない生活」
錚々たるゲスト芸能人たちが持てる芸を駆使し、ダウンタウンを始めとするレギュラー出演者たちを笑い死にさせようと襲ってくる年末恒例の番組だった「笑ってはいけないシリーズ」みたいなことが割りと頻繁に起きます我が家のこそだて生活。かわいい仕草やキュートな言い間違いで容赦なく笑わせてくる子どもたちに対して素直にケラケラ笑うと
「そんなにわらわないで!」
と理不尽に叱られます。
いや理不尽ではない、誰だって人に笑われるのは気分のいいものではない。子供をひとりの人間として尊重するなら、子供の言動や間違いやを笑うなど以ての外なのであります。
わかってるんだけど…
「まま、すぱべっぴぃ(スパゲッティ)はおいしいねえ。このすぱべっぴぃだいすきー」
などと連呼してる人を前に笑うのを堪えているとどうしてもコンテスト中のボディビルダーみたいな顔になってしまう。顔面も腹筋も崩壊寸前になる。
☆結論 こそだてイズ筋トレ───!
https://twitter.com/mukimukikinokom/status/1681132917702135808?t=iapF8S5l8FOivulToXDt6w&s=19
【こそだて漫画】お買い物中にオーバーキル
ASD(自閉症スペクトラム)の息子は独特な言動が愛しい人です。
鉄道が大好きな彼は鉄道アナウンスの遅延性エコラリアがよく出ます。遅延性エコラリアとは、覚えている言葉を場所や脈絡に関係なく話してしまう特徴です。
これは好きで喋っているのではないらしく、本人の意思では止めるのが難しいのだそうです。
とは言え、町中でいきなり大声でこういうことを喋りだすと奇異な目で見られてしまいます。今の対応としてはひとまず制止して、もう少し小さな声で言うように伝えています。
自閉症スペクトラムをよくご存知ない周りの方々をびっくりさせてしまっていつも申し訳なく思っていますが、少しずつ声を小さくできるように練習を頑張ります。
https://twitter.com/mukimukikinokom/status/1678958172952989696?t=yuU_HCUHEyuYabyN6HLz6A&s=19