人間ってそんなものね
なんか気づいたら歳もとってるし
年も変わっていた。
いつのまにか仲良かった友達も
たくさん結婚した。
年内には職場が異動になるような話が出ていたり、後輩は軽い鬱で一ヶ月以上休んでいる。
久しぶりにこの人良いなー、といった人と出会えたけれど恋人がいるようで踏み切れずにいる。
この前自販機でジュース買ったら当たって嬉しかった。
今日は月が綺麗だし、仕事も早く終わった。
帰ったらお気に入りのウイスキーと生ハムが待っている。
私とワルツを
「浅野いにお」という漫画家を皆さんはご存知だろうか?代表作に、ソラニン、おやすみプンプン、現在連載中のデッドデッドデーモンズデデデデデストラクションなどなど。ちなみにソラニンは映画化もされました。ヴィレヴァンによく置いててサブカル好き御用達というかサブカル好きぶりたい奴なら絶対読んだことあると思う。
今回紹介するのは漫画の中で良い意味でも悪い意味でも最も人生に影響を与えたであろうおやすみプンプンをご紹介。
出会ったのはヴィレヴァンの漫画コーナーで高校生2年の時だった。買った頃はあんまりハマらなくて途中で買うのをやめたのだが大学になって続きが気になり、また買うようになった。大学生の頃ってなんというかいろいろあってセンチメンタルだったわけで当時聴いてた曲も陰鬱なのが多く、そんな中で読むおやすみプンプンの惨めで暗い感じが最高に良かった。
どこにでもいるような少年プンプンが主人公。小学生の頃から始まり中学、高校、そしてフリーターとプンプンという1人の人生模様を、リアルで残酷で美しいほどの心理描写で描かれている。そう、主人公はどこにでもいる少年なのだ。ただ、他の漫画と違うのは主人公プンプンとその家族だけが鳥のようなマスコットキャラクターで表現されている。ここがまたいいところで、感情移入しやすいというか、デフォルメされてるからこそ自由に表情を自分の中で造り上げることができる。
平凡な毎日のなかにある憂いや、人間としての優しさ、そして狂気、人生で大切なこととは何かといった漠然とした疑問、それら全てをプンプンが表現してくれる。このブログを読んでいるあなたが人間である以上ぜひ手に取って最後まで読んで欲しい。
VANISHING LOVE
ビークルやピストルズをきっかけにロックバンドにハマっていった。著作権もクソもない着うたダウンロードしまくりのガラケー時代。それに逆らうかのように、CDを集めることがいつのまにか趣味になっていた。中古のCDショップを回って、買って、聞くのが好きだったので不思議と楽器をやろう、という気にはなぜかならなかった。今になって後悔しているが当時はそういう気分だったのだろうから仕方ない。
高2の夏。同じ部活に入ってきたY君。彼との出会いもまた、音楽の趣向に影響を与えた。彼は中学からギターを弾いていて、HIDEとやらの影響で音楽をやるようになったそうだ。「なるほど、いったいどんなバンドなんだ(HIDEがバンド名だと思ってた)」と思い帰ってさっそくガラケーを使って検索。「バンド名じゃないやんけ!!」とまぁそこで初めてXJAPANという名前を耳にした。その後、画像検索ででてきた画像を見て驚いた。
なんじゃこのクソ派手な男どもは!!!!??
ちなみに上の画像当時の待ち受けにしてました。
YOSHIKIが繰り出すツーバスの重低音にやられてどハマりしました。メンバーの中で誰が好きかって言われたらまぁTAIJIですけど。
ハマってからすぐ当時出てたスタジオアルバム全部買いました。その中でもBLUE BLOODというアルバムは、人生に影響を与えたアルバム10枚選べって言われたら絶対入れるくらいよく聞きましたね。
そこから90年台のヴィジュアル系バンドに夢中になっていくことに。La'cryma Christi、PENICILLIN、Rafael、SHAZNA、黒夢、この辺は今でもよく聞きます。
なんだかんだその後、いわゆるネオヴィジュアル系にもハマって、ナイトメアとかシドとかガゼットとかアンカフェとか当時流行ってたバンドもけっこう好きでした。
ちなみに最近のお気に入りは
摩天楼オペラです。
ヴィジュアル系は良いぞ!!
LOVE DISCHORD
以前の投稿の続きの話をしよう。自分にとってのロックンロールの始まりがピストルズなら、自分にとっての「音楽」の始まりはなんだったのか。
時代は遡り2007年、中学3年の夏、場所は香川県まんのう公園。そう、四国最大の野外フェスMONSTER baSH通称モンバスの開催地だ。野球に陸上に部活三昧だった中学時代。その息抜きで友達何人かでなんとなくモンバスへ足を踏み入れた。まったく音楽には関心が無かったが、あの時感じた会場の熱気と一体感は今でも忘れられない。アジカン、ELLEGARDEN、チャットモンチー、吉川晃司、ランクヘッド、さらにはまだデビューしたてだったワンオクなど今考えたらすごいメンツだった。今でも好きな銀杏BOYZや9mm、ACIDMANと出会ったのもモンバスのおかげだったりする。
その中でも、当時1番衝撃を受けたのがそう…
BEAT CRUSADERS(以下ビークル)である。
正直、歌詞は全部英語だし、楽器なんかやったことないから何が良いかと聞かれたらよく分からんかったが、とにかくカッコ良かったのだ。さっそくその日にアルバムを買って帰り、夢中になった。部活の帰り道、TONIGHIT,TONIGHIT,TONIGHITを自転車漕ぎながら口ずさんだ。
時は経ち高校生になってからも聞いていた。ある日、同じクラスで同じ部活の大好きだった女の子にビークルのベストアルバムを貸したことがある、きっとHIT IN THE USAやLET'S ESCAPE TOGETHER辺りのポップな感じの曲を気に入ってくれるだろうと思ってた。後日、どの曲が良かったか聞いてみたところ返ってきた曲名に驚いた。
LOVE DISCHORD
そ、そうきたか〜〜ッ!!
っていう感じだった。ポップでロックな曲がいっぱいある中でこれを選ぶとは予想外すぎた。というのもけっこう歌詞が重くて日本語訳のサビがこんな感じ
愛しい人よ
殺してやる
愛しい人よ
全てを殺してやる
全てを殺し尽くしてやる
それでいてメロディもどこか寂しげな感じな曲である。彼女がどんな思いでこの曲を聴いていたのだろうと考えると夜も寝られなかった高1の夏。
ってな感じで音楽に興味を持つきっかけになったのは野外フェスで出会ったBEAT CRUSADERSでした。
次回
高2の夏、ヴィジュアル系バンドにハマる!!
こうご期待
Anarchy In The UK
仕事仕事仕事。その合間で飲むウイスキーそしてロックンロール。俺は一体何を目指して生きているのだろうか?ロックンロールとは、人生とは何か?ふと、そんな時高校時代の友人を思い出す。
ピストルズやラモーンズ、ダムド、クラッシュを教えたくれた友人、T君にふと通学中聞いてみた「ロックってなんなんだろうね?」ある朝、通学中の汽車の中でそんな話題になった(故郷の徳島には電車が走ってないのじゃ)。T君は少し考えて答える「定義なんてないんだよきっと。有名人でもパンピーでも関係なく、そいつがそれを『ロック』だと感じたのならそれは立派なロックなんだ。だから僕は石川啄木が詠んだ詩をロックだと思ってるよ。だってカッコいいもん。」
当時16歳。あぁこいつはビッグになる男だなと思った。こういう何事にも囚われない独創的な考えを持ったやつが羨ましかった。遊戯王とモンハンとガンダムが好だったオタクな僕とは真逆で所謂陽キャでいつも女の子といていつもクッソハデな校則違反のベルトをつけてたイメージのTくんは、中学が一緒だったのと最寄駅が一緒だっただけで僕と仲良くしてくれて、アニメとゲームしかなかった僕にロックを教えてくれた。最近はあんまりCDを買わなくなったがまぁまぁ音楽好きになったのは彼の影響だ。今でも通勤に使ってるリュックにはピストルズの缶バッチをつけている。部屋にはシドのポスターを8年くらい貼っている。ピストルズが自分にとってのロックンロールの始まりだった。
また、彼とは別にロック好きになったきっかけがあるがそれはまた今度語るとする。
裸足で行かざるを得ない
とある友人から「何でもいいからブログ書けや」という毒電波が飛んできたので気が向いた時に書いていこうと思います。
そういやブログって聞くと、同い年くらいの人たちは通ってきたかもしれませんがデコログとか前略とか流行ってた時に自分もよく書いてましたね。え?何を書いてたかって?そりゃ浅野いにおもびっくりの激寒ポエムをですよ。やっぱり人間、詩人になる年頃ってあると思うんですよね。そりゃもう二十歳の頃なんかは尾崎豊に憧れたもんよ。あと当時って理解もできないのに哲学書とか読んでたよね、ハイデガーとかニーチェとか。そんな中自分の言葉、気持ちをブログとして残すのがとても気持ち良かったあの頃からかれこれ10年近い年月が経った。
歳をとっても人の本質は変わらない。自分の言葉を誰かに読んでもらう、感じてもらうというのはとても気持ちの良い事だと今でも思うので27歳になった『今』ここにブログを開設しようと思う。
で、最後に何が言いたいかというと
パシフィック・リムは2より1の方が好き
以上