中央アジアを旅する姉弟

姉弟で中央アジアを徒歩で横断中。姉はシルクロードを越えていく。

いよいよ出発

今日、出発した。
成田空港からソウル・仁川空港を経由してウズベキスタンタシュケントに向かう。(アシアナ航空ウズベキスタン航空)
成田空港では多少きがかりな案件もうまれた。ウズベキスタンからすぐにカザフスタンに向かうので、ビザをとっていない。(2019年2月現在はカザフスタンウズベキスタンも30日以内ならビザなしでOK。)そのうえ、移動は現地で鉄道を使おうと思っているので、何の予約もとっていなかった。そしたら、航空会社の人に「それだとウズベキスタンから本当に30日で出るか不透明ですね。たぶんウズベキスタンの入管でしつこく聞かれるとおもうので、そのルートを説明して粘り強く対応してください」といわれた。ちょっとこわい。
そして仁川空港でトランジットの間に韓国を楽しむという計画が失敗した。7時間のトランジットがあまりにも暇すぎて、ロシア語を勉強して、トルストイを読むという完全に気持ちが中央アジアというよりロシアに向かいそうなことをやっている。
無事にタシュケントについて、アルマトイに着くといいな。

なぜ姉弟で中央アジアにいるのか

そもそも中央アジアにいる日本人は珍しい。まして、そこを徒歩で横断しようとしている日本人は万にひとり。そんななかで、姉弟中央アジアを歩こうとしているのはおそらく私たちだけじゃないだろうかと、ふとおもう。

なぜ姉弟で歩くのか。もともとシルクロードを徒歩で横断しようとしていた姉が中央アジアという壁にぶつかったことに始まる。「中央アジアは女性一人では歩けない。」そう同じように中央アジアを横断しようとしているアメリカ人グループに言われたらしい。ということで、一緒に歩ける体力を持っていて、歩いてくれる人ということで、白羽の矢がたった。その提案が面白そうだったので、とりあえずのってみた、ということで今回の旅が誕生した。

どういう旅になるのだろうか。全くわからないけど、きっといろんなことがあるだろう。こうした機会を与えてくれて、後押しもしてくれた家族に感謝して、安全でわくわくする旅になりますように。