R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

タケノコ駆除パート2

髪が伸びてきて「サリーちゃんのパパ」みたいになってきたので、

魔法使いサリー』をリアルにみていたものです。サリーちゃんの ...

ハンターカブで代々木上原のシロズ君の「Rigid」へ行き、カットしてもらった。

都内、とくに都心は大型バイクの駐輪場が本当にないし、路駐すればすぐ駐禁を切られるけど、カブなら店の前に停められるので、駐禁おじさんが来ても対応できる。

お店からの帰り道にいつも通る上り坂。

最近一日に1回は聴く「backnumber」の「ハッピーエンド」という歌。

このPⅤに出てくる坂によく似ているなぁ。

シロズ君に動画を見せたら、「あっここですね」って。

「いつのまに撮ったんだろう」とも。

www.youtube.com

坂の場面は4分14秒あたり

かわいい子だなぁと思ったら、以前俳優さんとの不倫でニュースになった彼女だった。

 

土曜は大阪から同級生のY君が仕事で上京するので、近場に住む同級生に声をかけて、屋上でプチ同級会

62歳になり会社を辞めてボランティアに精を出す人や、心機一転、転職した人も。

先日の健康診断で血圧が130を超えた話をしたら、「そんなの低血圧だよ」って。

みんな血圧を下げるクスリの「常習者」だった(@_@)

ヘリノックスのコットの収納で四苦八苦中のT君。

コットと寝袋で事務所に泊まったのは、大阪のY君と神奈川のI君、そして2月に転職したT君。

私と少林寺拳法部で一緒に稽古したT君は、ベンツの総輸入元に整備士として就職したけど、配属先はなぜか「雪上車」の営業。

以来、月曜朝に神奈川の自宅を出て、長野や新潟など上信越のスキー場を営業してまわり、金曜夜に帰宅する生活を20年以上続けていた。

巨人の星」の伴宙太そっくりのキャラで、涙もろくて熱血漢の彼は、それまで大手商社が独占していた雪上車の市場を、365日24時間対応、ときには彼自身が整備もこなす熱血営業で、ついに販売台数でトップに。

先日スキーに行った八方でコーチが、

「今朝はピステンが圧雪したから絶好のコンディションですよ」

と話していたが、「ピステン」とは「ピステンブーリー」というドイツ製雪上車の名前で、T君が売っていたもの。

今ではホッチキスやジップロックのように、雪上車のことをピステンというほど定着している。

巨人の星 第12話 | dアニメストア

ほんとこんな感じ(^-^;

かれを抜擢した当時の上司は、見る目があったんだろうな。

会社がピステンの代理店契約をやめてしまったので、T君はワーゲンの営業をすることに。

当時40代だった彼は

「オレ、クルマなんて売ったことないから、どうすればいいかわからない」

と、一時は異業種への転職も考えた。

相談されて居酒屋で飲んだとき、

「お前なら絶対大丈夫だよ」

と根拠のない励ましをしたけど、いざふたを開けたら個人成績はつねに上位で、売り上げ最下位だった営業所もわずか数年で、都内で上位の優良店に変貌した。

以前お店に立ち寄ったとき、ちょうど彼のお客さんの女性を紹介され、

「Tさんはクルマの話はほとんどしないんですよね」

って笑っていた。

「だってオレ、クルマのこと知らないし」って言うけど、今では家族全員が彼から買っているそう。

その後、本社に栄転して今度はベンツを売ることになったけど、

「もうクルマは売りたくない」

とまた悩んで相談が。

「キミなら大丈夫だから」

とまた意味不明の励ましをしたけど、そんなとき輸入元のメーカーから

「クルマでなく{売る人}を育ててほしい」

と声がかかり、エリアマネージャーとして辣腕を振るい数年、

今度は埼玉の老舗のディーラーグループの会長から、

「ぜひ来てほしい」

と請われて転職、

毎日朝5時に自宅を出て往復200kmの通勤と、埼玉千葉のディーラーまわりを数年、

生え抜きの幹部数十人を飛ばしての異例の人事は、社内の反発も多くかなりのプレッシャーだったけど、業績不振の店舗を次々に立ち直らせて、しっかり責任を果たした。

60過ぎてそろそろ体力的にキツくなり、また相談が。

経理も人事もわかるキミならクルマ業界でなく、介護施設の理事長とか何でもできるから、今度は家の近所で探したら?」

と言ったけど、また別の輸入元から「ぜひ助けてほしい」とお声がかかり、2月に転職した。

今度の会社は都内で片道40km、高速を降りてすぐなので、どんなに時間がかかっても1時間以内に帰宅できる。

長年、いつ帰ってくるかかわからない生活を支えた奥さんは、以前なら「これから帰る」と電話があっても2時間はかかったのに、いまは最短40分で帰宅するので、

「帰りが早すぎる」

と文句?を言われるらしいが、毎日往復4時間200km以上を移動に費やしていたので、体力的にも精神的にもラクになったと、いい顔をしていた。

 

そして日曜午後からまたタケノコ掘りのため、清水へ

ゴールデンウィークで渋滞必至だろうと、今回はGSで。

くだりの東名は拍子抜けするほどガラガラ。

制限速度120㎞/hの新東名も、あえて走行車線を100キロで走るのが、GSには心地いいと感じたり。

2時半に出発して休憩しながらのんびり走って、5時にF君の実家に到着。

奥さんも義母も「もうタケノコはいらない」って(@_@)

義母は無農薬のレモンが欲しいというので、庭のレモンを大量にとって

庭で採りたてのソラマメと一緒に飲むぜいたく。

 

そして翌朝8時から作業開始

先週から一週間のあいだに、地元の知り合いが2回ほど取っているので、今回は探すのに苦労したけど、本来はこんなものらしく、今年が異常に大豊作らしい。

急斜面の見えないところが多く、まだ痛む足をかばいながら、慎重に掘る。

ここまで伸びると食べられないし、すぐ「竹」になってしまうので

ナタで何十本も切り倒し

 

今回はもって帰るぶんだけ取って

F君の90歳のお母さんが、庭で炊いてくれる

夏ミカンの花も咲いていた

奥さんには甘夏をおみやげに

炊きあがったタケノコは、先週配れなかったご近所用(あっというまに無くなったけど)

神奈川からクルマで来たF君は、渋滞が落ち着く夜に帰るそう。

ひとり暮らしのお母さんはクルマがないとどこにも行けないので、近所の親せきが届けてくれる食材が頼り。

ミカンやタケノコをあげると「物々交換」で、コメや野菜、魚を届けてくれるので、お金を使わずに済むけど、近所の知り合いは亡くなった人も多く、高齢者は昼間はデイサービスに行ってしまうので、家から一歩も出ずほとんどしゃべらない日もあるとか。

ミカン農家が多かったこの集落はほとんどが農地で、部外者が土地を買っても家を建てられず、過疎化が止まらない。

60歳以上の未婚男性の一人暮らしも多いそうで、10年後は消滅してしまうのではと、よそ者ながら心配になる。

お母さん、どうしても亡くなった母親とダブってしまう。

「来年も来るので元気でいてください」

と涙をこらえて2時過ぎに出発。

 

左右のパニアケースにはレモンと甘夏がぎっしり、

トップケースにも数十キロのタケノコを積んで、かなり不安定なのに東名高速は40km以上の大渋滞。

しかたなくソロソロとすり抜けするけど、連休はレンタカーやサンデードライバーが多いのか、バイクに気づかず中央車線寄りを走るクルマがとにかく多い。

「どけどけ~バイク様のお通りだ!」と、クラクションを鳴らしたり空ぶかしで威嚇するバイクもいるけど、渋滞でイライラしている横を抜いていくバイクに、ドライバーはいい気はしないはず。

できるだけそっと「穏便に」通過したいので、あちらが気付くかバイクが通れる車幅が空くまで、じっと待つを繰り返す。

山で酷使した足首も痛いし、荷物満載なので停車して足は着きたくない。

サービスエリアごとに休憩して、高速を降りてからタケノコと夏ミカンを配り、帰宅したのは夕方6時前。

今日最後の儀式が残っていた

痛む足で狭い駐輪場に無事停めることができるのか。

一発で決めるよう気合を入れて、なんとか成功

娘には静岡銘菓をおみやげに。

ミカン山(タケノコ山)、キャンプ場やドッグラン、MTBコース、タケノコ掘りツアーなど、なにか有効活用できないか考えるけど、まずはジャングル化した竹林を伐採しないと、なにもできない。

タケノコ掘り体験なんて家族連れに人気がありそうだけど、タケノコ掘りに適した竹林は、竹と竹のあいだを「傘をさして通り抜けられる間隔」が理想で、現状は足の踏み場もないくらい生い茂っている。

急斜面がほとんどなので女性や子供のケガも心配。

巨大化した孟宗竹はかなり手ごわくて、注意して切らないと断面がはじけてケガをする(経験者)。

伐採した竹の枝を払って、下におろすのもひと苦労だし、杉やヒノキなら薪にもなるけど、竹は本当に使い道がない。

砕いてチップにして肥料にするとか、竹炭などもあるけど、コスパが全然あわないので、自治体の協力でもないかぎり、個人ができることではない。

自宅屋上の目隠しフェンスを竹垣に、なんて思ったけど、1年ごとに取り換えることを考えるだけでやる気が失せる。

竹なら風に強いし「風情」もありそうだけどなぁ.....

 

 

 

形見分け?

夜9時ごろ、用事があって自宅3階の事務所に来たら、ドアの前にビニール袋が置かれていた。

誤配達だろうが配達した人も頼んだ人も困っているはず。

連絡先を探したが書かれていたのは意味不明の文字だけ。

中身は開けていないけどカレーと、たぶんチャーハンみたいなものが3人分(箸が3本入っていたので)

それにしても食べ物を床に直置きする感覚が理解できない。

「1階で預かっています」と張り紙するも、翌朝になってもだれも来ず。

しかたないので生ごみで処分したけど、こんなことは去年もあった。

賃貸している2階のドアの前に大量のビニール袋が。

借主さんに聞いても知らないって。

こちらは日本語だったけどやっぱり連絡先は無し。

たぶん買えば3千円はするだろう。「落とし物」として警察に届けたけど、だれも名乗り出なかった。

知り合いに話したら「飲めばいいのに」って言われたけど、むかし実家のある長野で、自販機の取り出し口に「あった」ウーロン茶を飲んだ人が亡くなった、「毒入りウーロン茶事件」を知っているので、とても飲む気にならない。

けっきょく犯人は見つからず時効になったらしいが、亡くなった人は「タダ飲みで死んだヤツ」なんて、ありがたくない称号も付けられていた。

 

さきのカレーもビールもだれかが損しているはずなのに、おかしなことが多すぎる。

 

そして区の定期健診へ

血圧測定でいきなり145の表示にビックリ。

再測定で130に下がったけど、ふだんクスリを飲んでいないのが自慢だったので、かなりショック。

いまは長寿県と言われる長野県だけど、むかしはしょっぱい野沢菜に、しょう油をドボドボかけて、なんでも「濃い味」が当たり前で育ったので、調味料を「かけすぎ!」と奥さんにしょっちゅう怒られている。

今年亡くなった知り合いはゴルフ中に「大動脈破裂」で倒れ、ドクターヘリで緊急搬送されたが間に合わなかった。

ラソンや筋トレが趣味で鍛えた体を自慢していたけど、血圧は高くてクスリを飲んでいたそう。

MTBで山道をヒイヒイ漕いだりスキーなど運動していたけど、2月の骨折以来ほとんど運動していなかったのも原因かも。

急に怖くなってなんでも「減塩」するようになった。

「血圧が高くて」

とまわりに話すと、

「130なんて全然大丈夫、俺なんて190でクスリ飲んでるよ」

なんてヤカラばかりでちょっと安心?

 

ハンターカブにGS用のタービュランスの添加剤を注入

デリカにもタービュランスSさんに調合してもらった、ディーゼル用を注入。

宣伝じゃないけど「ワ〇ーズ」とか入れて、「何も変わらない」と思って人は、ぜひお試しを。

むかし乗っていた空冷の100GSは、これ入れたら峠の下りでエンブレが効かなくて焦ったけど、それだけ抵抗が減ってる証拠。

1200も1250GSも入れてるけど、最新型でもエンブレが効かなくないし、加速の吹け上がりが向上した。

www.turbulence-ltd.com

代表のSさんは月イチでコーヒー飲みに来るけど、うちの近所の旧車の工場へ、添加剤を届ける帰りに寄ることが多い。

工場主さん曰く、50年前の旧い英車やイタ車、フランス車は、どんなに整備しても「必ず壊れる」ので、特注で調合してもらったものを入れているそう。

若いころは「添加剤なんて{まやかし}さ」なんて思っていたけど、抵抗が減って燃費も良くなって、今まで使わなかったことを強く後悔している。

 

昨日は私がハンターカブを買うきっかけになったHさんが来た。

ハンターカブが欲しくて小型免許を取得、いろいろ改造して楽しんでいる。

家業の配達用にもう一台、ハンターカブが欲しいと言っていたので、Sさんから「買わないか」と言われたときすぐ話したけど、

「一緒に働いているおじさんが入院して仕事が忙しくなってしまい、バイクに乗るヒマが無い」

とのことで、私が買うことになった。

オイルクーラーも付けているけど、私のカブを見て「欲しいものがみんな付いてる」と驚いていた(改造したのは前オーナーのSさんで、私はノーマルもよく知らない(@_@))

 

そしてスガワラさんがやってきた。

先週御殿場のガレージに行ったとき、コーヒーポットの修理をお願いしていて、「直ったよ」って届けてくれた。

GSでキャンプに行くとき、トップケースにコーヒーセットを詰め込みすぎて、注ぎ口が曲がってしまい、根元から水が漏れるようになってしまった。

ステンレスなのでTIG溶接かと思ったけど、御殿場ガレージのとなりでレーシングバギーを作っている、すご腕溶接屋さんにじ~じが相談したら、

「ステンレスが薄いからTIGだと穴が開くかも」

と言われたそうで、「銀付け」という方法で継いでくれた。

お湯を沸かしてみたけど大丈夫。

もう20年使っているので買い替えようかと思ったけど、ここまでしてもらったら「形見?」として、末永く使わせていただきます。

お土産にもらったのはジムニーのムック本

見開きページにはじ~じの盟友、尾上さんが創業したジムニーのアフターパーツメーカー「アピオ」の広告が。

www.apio.jp

デリカと同じくジムニーも、ほんとうにマニアが多いクルマ

ランチャやルノーっぽい改造車も

こちらはブロンコ風?

買うなら5ドアのジムニーがいいかなぁ(エンジンは1500で)

「この画風はひょっとして?」

と思ったらマンガ「GTロマン」の西風氏だった。

BMW3.0CSi」に始まり「ジャガーXJ12」や「アルファスパイダー」などなど、文字通り「湯水のように」修理代をつぎ込んだので、もう旧車に乗ることもないだろうと、持っていたGTロマンは同級生でアルファ乗りのⅯ君に、全巻あげちゃったけど、余裕ができたらヘッドレストのない旧車に乗りたいなぁ、なんて思うようになった。

一緒にもらったアヘッドには、先日亡くなったシノヅカさんのことを、若林さんが書いている

ahead-magazine.com

モンゴルラリーで最後尾を走り、リタイア者やバイクを回収する「カミオンバレイ」のドライバーを、「トップを走ることしか眼中にない」シノヅカさんが、買って出てくれたことが書かれていた。

ドア越しにシノヅカさんとじ~じの「パリダカのレジェンド同士」が、なにを話していたか聞きたかった(キットクダラナイコトダロウケド(@_@))

合掌。

タケノコ駆除とスガワラとGSリハビリツーリング

横須賀在住の同級生F君の実家は、清水市のミカン農家だったけど、F君もお兄さんも家業を継がず数十年前にミカン農家は廃業。

実家は90歳になるお母さんが一人で暮らしている。

町全体がミカン農家だったのははるか昔。後継者不足と高齢化、過疎化も重なってミカン農家はほぼ全滅、ミカン山は野生の竹林に覆われているらしい。

タケノコを掘らないとタケが育ってジャングルになってしまうというので、木曜金曜でタケノコ掘りに行ってきた。

清水へ向かう途中、菅原さんが御殿場のガレージにいるというので訪問。

カーボン製の日野レンジャーのボンネットがお出迎え

今回はタケノコを持って帰るのでデリカで

あいかわらずすてきな「大人のヒミツ基地」

ここで今年8月開催のモンゴルラリーに向けて、ジムニーを一人で作っている。

日本には野生のカンガルーはいないのに、頑丈なカンガルーバーをつけたり、オフロードなんて走らないのにやたらゴツいタイヤを履きたがる....

重たくすることに命懸けの「ナンチャッテ四駆乗り」が本当に多いけど、本物のラリーマシンは1グラムでも軽量化したい。

ジムニーはドアもボンネットもファイバー製にして、ボルトはチタンに変えて軽量化しているけど、ゴツいロールバーや特注の40L燃料タンク、スペアタイヤ3本積んだら200キロ以上の増量に....

同じ車体なら660ccの軽でなく、1500ccのジムニーシエラにすればラクなのに。

と思ってしまうけど、そこはパリダカの鉄人のこだわり。やっぱり軽が好きらしい。

せまいのにゴチャゴチャのコクピット

マフラーはヨシムラ製。

ヨシムラは50年前、じ~じがN1300クーペでサーキットレースをしているころ、エンジンチューンを依頼して以来の仲。

お昼をごちそうになることになり、デリカでおでかけ

ルフレジはちょっと苦手(^-^;

 

隣のガレージではレーシングバギーを製作中

「ちょっとこれ見てよ」

って言われたのはスペイン製の2stトライヤル車(名前忘れた)

ノーマルタンクは3Lしかないのでツーリングやラリーに出られない。

隣の溶接工場で7.5Lタンクを作ってもらったそう。

セルが付いて70kgはとんでもなく軽い。これでTBIとか出るらしい。

 

そして菅原爺に別れを告げて、人生初の第二東名で清水を目指す。

制限速度120km/hってすごく速くて便利

そしてあっというまに清水IC到着

F君の実家に来るのは40年前、九州一周卒業ツーリングに行くとき、同級生5人で泊めてもらって以来。

90歳のお母さんは耳は遠くなってるけど、視力は両目とも1.5で、老眼も無いとか。

3年前に背骨を骨折するまではマニュアルの軽トラで山に行って、畑仕事もしていたそう。

なにもしなくても勝手に育つ、大量の甘夏がとり放題

 

無農薬の「野生のレモン」も取り放題

そして夜はもぎたてのレモンで酎ハイを飲む、ぜいたくな時間

みかんやタケノコを「物々交換」。

近所の漁師さんからもらったナマ桜エビで、お母さんがかき揚げを揚げてくれた

翌朝は8時から山に入ってタケノコ掘り

地元の助っ人2人も来てくれるらしい。

むかしは山全体がミカンでオレンジ色だったらしいけど、もうその面影もなく....

ちょっと山に入っただけで、そこらじゅうタケノコだらけ。

こんなに大きくなったら硬くて食べられないと思ったら、地元の知り合いのしょうゆ工場で、高圧の蒸気釜で炊くので大丈夫らしい。

ほんとうはこのくらい新芽が出たのがいいらしいけど、掘るのも大変。

最初は根元までていねいに掘ってたけど、いくら掘ってもキリがないし、目的は「タケノコ除去」なので、根元まで掘れなくてもどんどん採っていく。

まだ足が痛いので平地のほうが負担は少ないけど、タケノコのまわりを掘るので大変、

斜面なら「谷側」だけ掘ればいいけど、急斜面でふんばると足が痛い。

「助っ人」と聞いていたのでてっきり屈強なおじさんが来ると思ったら、70過ぎのおばあさんだった。

でもさすがベテラン、とにかく手際よく掘っていくのはさすが。

こちらも助っ人の「本業」は植木屋さん

うしろに見える「かご」を背負って、急斜面を何度も上り下りして採りまくる。

これでだいたい100本100kgくらい。これを4セット合計400kg採ったけど、まだあと「100倍」は残っている(とてもじゃないが採りきれない@_@)

 

その場でむいた「皮の墓場」

そして地元のしょうゆ工場へ持ち込み

これが高圧蒸気の釜

1回100本くらいを2時間かけて蒸していく。

蒸しあがるあいだに地元の魚市場でおみやげ(釜揚げのサクラエビ、釜揚げシラス、とろアジ干物)を購入。平日なので空いてたけど週末は大混雑らしい。

しょうゆ工場の「刺身がおいしくなるしょう油」もおみやげに買って。

「がんばったんだから100キロくらい持って帰りなよ」

ってみなさんに言われたけど、日持ちしないし(水に漬けておけば一週間もつけど、これをいれる大きなボウルやバケツが、家にない(T_T))、もしだれももらってくれなかったらと思うと、段ボールひと箱でも多いくらい。

予定では「朝から2時間で掘って釜揚げして、お昼には帰れるかな」なんて思っていたけど、高圧蒸気釜は燃料がかかるので、できるだけたくさん採れって言われて、掘るのに6時間、皮むき2時間プラス蒸しに2時間かかって、夕方5時にやっと帰ることに。

ちょうど平日の帰宅ラッシュにあたってしまい、清水ICまでの国道で1時間、東名も20キロ渋滞で、帰宅したのは8時過ぎ。

奥さんの実家にタケノコと甘夏、レモン、海産物を渡したら、無農薬レモンが一番好評だった。

健康のため北海道から無添加のトマトジュースを箱買いしていて、近所のスーパーで「1個200円」の無農薬レモンをスライスして毎朝飲んでいるので、大きなレモンに感激していた。

急斜面で足場の悪いところを、ずっと中腰でタケノコ掘りしていたので、足と腰が痛いし、ナタで何百本も皮むきしたので、握力もなくなってしまった。

助っ人のおじさんおばさんは、明日もほかの山でタケノコ掘りとか。

去年は不作だったぶん、今年はどこも大豊作らしい。

タケノコを取らないとあっというまに「竹」になってしまうので、地元の人はタケノコ掘りと言わず「駆除」と言っていた。

杉なら薪になるけど竹は本当に使い道がない。

彼らの中には「5年に一度、一か月間タケノコを掘りまくって、クルマを買い替える」

なんて猛者もいるらしい(スーパーなどの売り先があれば、今日の分でも10万円以上にはなるらしい)。

「タケノコ掘りに適した竹林は{傘をさして歩ける}くらいの間隔が理想」

らしいが、どこも密集してしまって歩けないほど。

F君から

「竹をぜんぶ切ってMTBのコースとか、キャンプ場にしていいよ」

と言われたけど、切った竹をどうやって「里」までおろすか、そのあと再利用できるか考えると、すぐ「妄想」から醒めた。

薄いゴムの「なんちゃって長靴」なので、どこかで引っ掛けて穴が開いてしまった。

自転車用のパンク修理パッチで補修。

もらったタケノコを近所に配ったら、ものすごく喜ばれた。

皮をむいたりアクを取るのが大変なので、そのまま食べられるのがよかったらしい。

「タケノコ農家か!」ってくらい掘りまくってコツも覚えたし、これもトレーニングと思えば最高のエクササイズ。

タケノコはゴールデンウィークまで取れるらしいので、もう一度行きたいな。

 

そして日曜は2か月半ぶりにGSに乗って、オザワさんちへ

信号待ちなどで「足」を付いたとき、重たいGSを支えられるか自信が無かったので、自宅から「信号のない」首都高経由で行ったけど、これが大渋滞。

久々のバイクですり抜けも怖かったけど、停まって足も付きたくないので、ヨロヨロしながらすり抜けたら、関越道も20km渋滞だった(@_@)

「習うより慣れろ」のことわざどおり、すり抜け続けたらGSのハンドル幅も思い出して、何とか走れるように(スピードは出さないけど)

オザワさんは先日あげたモンキーで、あさイチ走ってきたらしい。

自宅の裏山がそのまま走れるって、本当に裏山しい

そしてオザワさんのFTR250と2台で、地元のラーメン屋さんへ

帰りのサービスエリアでトイレ休憩。

バイク駐輪場にあたまから停めると、出るときバックしないとならないので、そのまま走り出せるゼブラゾーンに停めさせてもらう。

帰り道、腹サイクルに寄り、4回目のクレーム交換したガーミンナビを引き取り

腹サイクルは高速のICを降りて、渋滞する国道を10キロ走らないとならない。

何十回も信号待ちや渋滞で足を着いたけど、痛みもないような。

それでも強風でグラッとなったら、持ちこたえられるか自信はないけど。

ハラさん曰く「1300GSは小さいし軽くてラクですよ」って。

しばらくは1250でいいかと思ったけど、「小さい軽い」なんて言葉にグラグラしてしまう週末でした。

 

お花見ツーリング

スキー仲間のH君が納車まで2年待ったゲレンデが納車され、お披露目に来た

本人より奥さんが乗りたかったみたいだけど、ベンツでは世界的にゲレンデが一番売れているようで、2年前はディーラーに試乗車もなく、いつ入荷するかも未定だったそう。

BMWのGSやこのゲレンデは世界中でバカ売れらしく、日本よりたくさん売れる欧米や中国が優先されるので、日本から本国にオーダーしている10分の1も入荷しないとか。

なので色の指定もできず、やっと自分の番になっても色が気に入らないと、自分の次に予約している人に回されてしまうらしい。

当然ディーラーやメーカーにも優先順位があり、先祖代々ベンツに乗り継いでいる人や、家族全員がベンツに乗っている「上客」は、たぶん優先的に納車されるんだろうなぁ。

Hくんちは12年乗っているEクラスワゴン1台だけなので、扱いは一般客と同じ。

2年前に予約した時の価格は1600万円だったのが、2年のあいだに値上がりして1900万円とか(@_@)

いまゲレンデを注文しても3年待ちらしいので、「とりあえず次のも予約した」そう。

3年で買い替えならまだ価値がそれほど落ちないのが、買い替えの理由らしいが、13年前の東日本大震災のときガソリンが買いづらくなって、景気も急降下でベンツやBMWなど高級車を手放す人が続出した。

ベンツの500Eクラスに乗っていた知り合いがガリバーへ売りに行ったら、「300万ですね」って。

1500万円の新車で買ってまだ2年、ローンも1000万以上残っていたが、ガリバーのスタッフ曰く

「大型車は置き場に困るのでどうしても安くなってしまう」

そう。

結局売るに売られず持ち帰ったけど、最近は地震も多いし、経済も不透明。

中国バブル崩壊とか、ロシアvsウクライナイスラエルvs中東など、世界中が危ない火種だらけで、とても「ゲレンデ人気は安泰」なんて言ってられないと思うけど.....

とりあえず近所をグルっとドライブ。

サクラを見るたび

「日本に生まれてよかった」

と実感する。

 

ノーマルだけどこの車幅。道路が狭い都内ではとても運転する気にならない

 

こんな大きなボディなのに室内は意外に狭くて、スキー用に買ったのに185cmのGS用のスキー板がまっすぐ入らない。

H君が住む都内の高級住宅地はゲレンデがたくさん走っていて、ほとんどが若い女性(たぶん奥さん)の運転だったりする。

それを毎日見ていたH君の奥さんが、

「私も乗ってみたい」って。

DINKSで子供がおらず、家のローンも若いのに終わっているので、本人曰く

「清水の舞台から飛び降りる覚悟で」買ったゲレンデなので、かなり気に入っているみたい。

でもこれからいろいろマイナーチェンジがあるそうで、

「3年後は値上がりして2300万くらいになるとディーラーにいわれました」って。

田舎なら家が買える価格だけど、都内はほんとうにどこでも見かける。

H君は友達と立ち上げたIT系の会社をやっているので、

「仕事がんばって税金対策かキャッシュで、AMG仕様のゲレンデ(4000万!)を買えるくらいになりなよ」

と、とりあえず励ましたおいた。

 

そして土曜は先日売却した、友人の親が持つアパートへ。

敷地内の物置にある友人一家の家財の撤去。

最初の話では「本が段ボール二箱くらい」のはずが、布団やタンスなどあるわあるわ、とてもじゃないがデリカに乗りきらない。

こんなタンスがあとふたつ。

2トントラックを借りて産廃処理場へ持ち込んでも、かなりの労力とお金がかかるので、知り合いの産廃業者に処分を依頼して、とりあえず必要なものだけデリカで運ぶことに。

 

お礼にうなぎをごちそうになったけど、松で4400円ってほんとにうなぎも高くなった(正直それほど好きではないので、ラーメンでも良かったけど(^-^;)

そして日曜は天気もいいので、群馬の親方さんと待ち合わせて「お茶会」へ

向かったのは葛飾のマックスフリッツ本店

の前の公園。

持参したコーヒーセットで「野点

この日はブーツのオーダー会とかで、たくさんのライダーが来店していた。

 

先日買ったアルミボックス。

55Lだから余裕かと思ったけど、ヘルメットとエアバッグベストでいっぱい(@_@)

 

ハンターカブは時速50km/hくらいで、トコトコ走るのが一番気持ちいいけど、国道や幹線道路はクルマがビュンビュン飛ばすので、60km/h以上でないと流れに乗れず、かなり怖い思いをする。

ABSが付いてるから安心と言っても、GSの60km/hとカブの60km/hは、体感速度が違いすぎる。

それでもスカイツリーや浅草、銀座などの都心は、道路にはみ出すほどたくさんの人出なので、大きくて気を遣うGSと違って、トコトコ走れるハンターカブは、やっぱり都会にピッタリなことを実感する。

 

そして月曜は初回点検で近くのホンダドリーム店へ。

ここは数年前、新型アフリカツインが発売されたとき、DCTの試乗に来た。

当時は空冷100GSに乗っていたけど、毎日仕事のアシで乗るので充電が間に合わず、寒い朝は始動できなかったり、出先で壊れるトラブルもあり、750cc→650→650と3台乗り継いだアフリカツインの発売を、心待ちにしていた。

オートマチックのDCTクラッチがないので、どんな低速でもエンストしない。

よくエンストしたGSに辟易していたので、ここで乗ったDCTに大感激。

買う気満々でSさん、Ⅿさんら数人と飲んだとき、アフリカを買う話をしたら、

全員から

「あんなの買うのはカネをドブに捨てるのも同じ」

と、かなりきびしい意見が続出。

ってSさん以外は全員がバイク業界でメシを食っている人たちで、アンタら雑誌のインプレでアフリカを「ベタボメ」してたじゃん。

「そりゃ仕事だから。ホンダさんに逆らったらメシ食えなくなるからね~」

じゃあなにがいいのか聞くと全員が「1200GSアドベンチャー」だとおっしゃる。

GSじゃなくなぜアドべなのか聞くと、

「GSはタンクが20Lだけどアドべは30Lなので、足回りが強化されている」

そう。

そんなこんなで急きょ1200GSアドベンチャーを買った話は、以前書いた。

sinano.hatenablog.com

ギョーカイ人のみなさんから

「チビッコ仕様のローダウンなんか買っちゃだめだよ。足回りが本国仕様と全然ちがうから」

と言われ、本国仕様のあしながアドべに乗ってたけど、とにかく足がツンツン。

オフロードなんてもう走らないのでローダウンでよかったけど、けっきょくこのあと乗り換えた1250は、事故前後の2台とも「あしなが仕様」。

アドべよりはるかに小さく感じるGSなので、足つきは少しは良かったけど、それでも身長170cmの平均的日本人にはつらい.......

 

メーカーの盗難保険の条件は、正規ディーラー(ドリーム店)で初回点検を受けることだが、Sさんが探したときはどこのドリーム店にも、このカラーは在庫が無かった。

たまたまドリーム店ではない横須賀のバイク屋さんにあったのを買ったので、そこなら初回点検は無料だけど、横須賀まで下道で行くのは面倒くさい。

なので3630円(税込み)を払って点検を受けた(初回オイル交換はSさんちでやってもらう予定)。

整然としたショールームと工場だけど、BMWやほかのディーラーと同じニオイが。

メーカー指定の内外装と「お客様第一」で敬語で接するスタッフさんが、なんとも落ち着かない。

ここも昔は個人経営のバイク屋さんで、頑固おやじを頼ってくる常連さんがたくさんいただろうけど、もうそんな面影もない。

今思えば先代のフラットはBMWディーラーではあったけど、メーカーから

「1階をショールームにして工場は奥か2階にするように」

の条件を、オヤジさんの

「お客さんにちゃんと整備しているところを見てもらいたい」

の希望であえて1階を工場にしていた。

個人経営やこだわりの強いバイク屋さんは、目の前で整備を見ながら、あーでもないこーでもないと話は尽きなかったけど、いまは安全のためなのかお客さんは工場に入れず、「整備を見せない」のが当たり前になっているような。

女性や乗り物に興味がない人は、キレイなお店のほうがいいだろうけど、雑然としたバイク屋さんのほうが私は落ち着く。

ここは敷地が広いので工場は覗けるけど、「礼儀正しい」スタッフさんからは「近づくな!」のオーラが出ていて、待っているしかない。

 

「なにか不具合はありますか?」

と聞かれたので、

「スピードが出ないのが不具合です」

と答えたら

「それは仕方ありませんね」

って(^-^;

都心を快適に走るなら185ccのボアアップキットを組んで、「小型車」で登録するしかないけど、40万のバイクに改造費を20万(30万?)以上かけるのは、ちょっと違う気がする。

腹サイクルのハラさんから

「1300GS、今月末に入荷しますが、足の具合はどうですか?」

と連絡があったけど、

「まだ重たいGSは乗れないので、次の便でいいですよ」

と答えておいた。

次回入居は7月以降とか。

正直、試乗では1250と1300の差をほとんど感じなかったし、1250になんの不満もない。

買い替えなくてもいいかなとは思うけど、ゲレンデを買ったH君夫婦みたいに、まわりで乗っているのを見たら欲しくなるんだろうなぁ......

とりあえずいまはハンターカブを楽しみたいと思います。

ハンターカブリアボックス取り付けと、ヒミツ基地キャンプ

春休みなのにネットフリックスでアニメばかり見ている娘、

同級生の女子から

「ミッションインポッシブルおもしろいよ」

といわれ、見てみることに

まずはパート1から(トムクルーズ若っ!)

1996年なので28年前。トム・クルーズは33歳

アニメ「ナルト」のイタチや、「ゴールデンカムイ」の尾形、「銀魂」の銀時が娘の好きなキャラだけど、二次元ばかりでリアルな男子に興味をもてないと、「腐女子」になるのは明白。と思ったら

トム・クルーズかっこいい!!」

って、「タイタニック」のレオ様も良かったけど、トムのほうがタイプらしい。

続けてパート2も

このままトップガンも見せようと思ったけど、宿題もやらないと(@_@)

 

そしてアマゾンから大きな箱が

ハンターカブ用にリアボックスを購入

アルミボックスといえばイタリアのGIVIだけど、ベースプレート含めると10万近い。

いつまで乗るかわからない44万円のバイクに、10万円のハコはなんだかな~

とはいえ1万円台の安すぎる中華製は、レビューを見ると「バリ取りがしてない」「数回使っただけでガタガタする」などでちょっと心配。

それでもGIVIと同じようなアルミボックスが、5分の1で買えるので、ほとんどの人がこっちを買っているらしい。

1300GSはフレームも新設計で、いま1250についている純正のテールボックスは付かないらしい(テールボックスと左右のパニアケースで40万以上(@_@))。

ならば40Lのテールボックスを移植しようかとも考えたけど、ベースプレートがあわないので加工が面倒。

そのなかで横浜のバイクウェアメーカーRIDEZ(ライズ)の、「HARDWORX」というブランドのアルミボックスが、価格も中華製とGIVIの中間の4万円くらいで、レビューも良さそう。

HARD WORX トップケース HXNE55 55L バイクハードケースridez.jp

中国生産だけどいちおう日本のメーカーなのが、安心かも。

内張りもしっかりしている(GSは内張り無し)

そして取り付け。まずリアキャリアを外して

45Lと55L迷ったけど、45Lはヘルメット1個でほぼいっぱい、

仕事のアシで使うので、ジャケットやバッグも入れたくて55Lにしてみた。

 

それほど左右に出っ張らず収まった。

これでキャンプに行く人は65Lの猛者もいるけど、さすがに出っ張りすぎだろう。

 

あまりリア荷重にしたくないけど、純正キャリアとベースプレートの「合うねじ穴」では、ここが一番「前寄り」ポジション。

スクーターやスーパーカブと違って、足を後ろにあげないとシートに跨がれないので、このスペースはしかたない。

登録証もポケットに収まっていい感じ(GSにはポケットもない)

Sさんからもらったシートカバーは、ボックスを付けたらパッツパツ。

次はもう少し大きいのを買わないとなぁ

 

そして土日は今年初のキャンプへ

元「風魔」オガワさん主催の毎年恒例「桃の花見キャンプ」で、いつものヒミツのキャンプ場へ向かうが、3月最終週の土曜なので都内も高速も大渋滞。

高速に乗れないハンターカブで大弛峠を超える「ドⅯの」趣味はないし、スキーでできなかった車中泊が今回の目的。

環七が混んでると思ったら、甲州街道手前で工事中。そりゃ混むわな。

夜間とか平日とかにすればいいのに、年度末の予算消化なのかな。

中央高速も40キロ渋滞だけど、自動追尾運転があって本当によかった。

渋滞中もアクセルとブレーキペダルを踏まなくていいので、疲れ方がまるで違う。

いつか全部のクルマにつけば、かなり事故は減るんだろう。

勝沼ICを降りて峠を上っていくけど、桃の花はまだ咲いていない。

そしてキャンプ場に到着

10時に出発して休憩なしで午後2時到着。

今日のメンツは15人ほど。あいかわらずガラガラで貸し切り。

 

さっそくシートを倒して車中泊の準備

オガワさんと管理人のマッチさんが、焚火を起こしてイノシシ肉の鍋を準備中

地元マッチさんの友人がこの山の所有者で、許可をもらってマッチさんたち地元の有志数人で、このキャンプ場を作った。

「来年はオープンするよ」

といいながらもう数年が経つ。

今日の渋滞でもキャンプ場に向かうクルマはたくさんいたが、キャンプ場もゲキ混みのはず。

となりのテントのイビキがうるさくて眠れないなんて、のんびりするために来たのに笑えない話も聞く。

その点ここはこんな少人数でも貸し切りで、みんな「知り合いの知り合い」。

テントの間隔も空いているのでイビキも聞こえない。

マッチさんに聞くと

「今年はオープンしようと思ってるんだけどね....」

って、なんとも歯切れの悪い返事。

他のキャンプ場のキャンパー同士のトラブルを聞いてしまうと、踏ん切りがつかないみたい。

とはいえトイレを設置したりいろいろ費用はかかっているし、ひとり2000円ではマッチさんたちの持ち出しのほうが多いので、年会費を取って会員制にすればと思うが、利用料が入るよりこのユルユル感がいいみたい。

 

各自が持ち寄った日本酒やワインを並べ、舌なめずりをする人たち

前回のキャンプで参加した、某有名アパレルメーカーで働くインド人の彼が、今回は後輩社員のインド人を二人連れてきた。

日本の大学を出て就職した人と、インドの大学を出て日本に就職した人、どちらも流ちょうな日本語を話し、「人生初キャンプ」とかで、たぶんインドの上流階級なんだろう。

花火を持ってきた人も。焚火で花火もなかなかいい

そして宴会は続く

11時、そろそろ寝ることに。

この日は25度あったせいか、夜中に暑くて目が覚めた。

そして翌朝、「お山のコーヒー屋さん」開店

今回はデリカなのでポータブル電源と電動ミルを持参した。

(寒いときの電気式毛布用に持参したけど、不要だった)

みんなが私が淹れるコーヒーを待ち望んでいてくれて、なんだかうれしい。

そしてユルユルと解散。

レヴォーグではギューギューの荷物も、デリカならスカスカ。

電車で参加した女性3人組を乗せて帰ることに。

みなさんオガワさん主催の四万十川那珂川の、カヌーツアーからキャンプに参加した人で、仮設トイレでも

「カヌーなんてそのへんに「穴」掘って用を足すので、トイレがあるだけありがたい」そう。

女性のリピーターが少ないのは、トイレがきれいじゃないからだ。

なんて思っていたけど、彼女たちにすればゆったりキャンプできるほうが重要らしい。

常連のコヤマさんが新しく買ったSTIHL(スチール)のチェーンソー

このあと残って木を切りまくるそう。

 

帰りの高速はガラガラで、女性たちをそれぞれ家の近くの駅でおろしながらも、2時間で帰宅できた。

奥さんと娘はお出かけ中なので、屋上で羽田に降りていく飛行機を見ながら、まったりビールを飲む。

 

車中泊は快適だったけど、娘も寝るなら荷物は外にテントを張るか、屋根にルーフキャリアを付けてボックスを置きたいな。

ルーフキャリアがあれば日よけのオーニングも付けられるなぁ。

なんて妄想が膨らんだ「初」車中泊なのでした。

 

 

バイバイモンキー&スキーシーズンほんとに終了

ハンターカブが増えて電動ママチャリの置き場が無くなった。

奥様から

「物置の乗らない自転車、なんとかしなさい」

と指示があったので、お山でお世話になっているオザワさんに、モンキーをもらってもらうことに。

オザワさんはフラットペダル派なので、ついているビンディングペダルを外そうとしたが、固着していてボルトがゆるまない。

しかたないのでデリカに積んで

友人の「はすぬま自転車店」へ持ち込み、何とか外してもらえた(グリスを塗らないと焼き付いて取れなくなるそう)

そして日曜日、「ポツンと一軒家」に出てくるような、山の上のオザワさんちへ。

近くで初めて見るデリカに興味津々のオザワさん

裏山の夏ミカンと

これも裏山で採れたワラビとモンキーを「物々交換」

帰宅して熱湯に重曹を加えて、ワラビの「あく抜き」

 

そして月曜はディーラーでタイヤ交換

骨折で早々にスキーシーズン終了だけど、

「ひょっとして治ったらスキーに行けるかも?」

なんて淡い期待を抱いて、交換しないでいた。

でもやっぱり治らないので、あきらめてスタッドレスからノーマルタイヤに交換。

いつもなら自分で交換するところ、まだ踏ん張ると痛いので今回はプロにお願いした。

交換作業中ショールームで待っていたら、菅原爺から電話が。

「いまどこ?」

「三菱ディーラーでタイヤ交換中です」

「アヘッドとラリーの写真、自宅ポストに入れておくよ」

「ディーラーのスタッフが菅原さんに会いたがってるから、来ませんか」

「オレ、日野さん傘下のダイハツタントだから、行けないよw」

次の予定があったそうで残念ながらこの日は来れなかったけど、工場長含めほとんどが菅原爺を知っているので、みんな会いたがっていた。

もうひとりのパリダカレジェンド、篠塚さんががんで亡くなってしまった。

去年、篠塚さんから菅原爺に「アフリカエコレースに出たい」と相談があり、篠塚さんと奥さんがやっている清里のペンションに、泊まりに行ったそう。

諸事情で断念したらしいが、行きたかっただろうなぁ。

パリダカを日本に広めた立役者なのに、追悼番組のひとつもやらないことをじ~じは怒っていた。

前のレヴォーグだとタイヤ4本で荷室はパンパンだったけど、デリカは広くていい。

 

そしてポストにはアヘッドが

じ~じの盟友、尾上さんが作った「アピオ」の広告塔になっていた。

付箋が貼ってある先には、プチスポンサーの私の会社のステッカーが。

これだけのことを達成したのにテレビは大谷のニュースばかりで、メディアが取り上げないことに腹が立つ。

三菱ディーラーのデリカ乗りの営業マン、Iさんがトライトンに乗り換えたそう。

若いころはランエボでレースをやっていて、結婚して子供が生まれてもランエボで、家族4人でキャンプに行っていたそう。

デリカになってかなり広くなったけど、トライトンはトラックなので座るスペースはかなり狭くなる。

子供たちも大きくなっているのに、狭いトライトンでキャンプに行くそう。

理解のある家族でよかったね。

この記事は日本自動車工業会のホームページで紹介されていた。

blog.jama.or.jp

 

アヘッドはオートバックスやディーラーで読むことができるけど、出版元としては定期購読してもらえたほうがありがたいので、希望の方はこちらをぜひ。

そしてあく抜きで一昼夜、水に浸したワラビを「おひたし」でいただく。

銀座の高級料亭より旨いかも(知らんけど)

 

ハンターカブデビュー

ラリー仲間のSさんから

「ハンターカブ買わない?」

ってメールが届いた。

1月にハンターカブを買ったのは知ってたけど、ほかにどうしても欲しいバイクがあって、買い換えたいそう。

ハンターカブとは40年以上前にホンダが発売した「CT110」(「通」はヒャクトウ)と言うらしい)を、オマージュして発売したカブのトレール版。

ja.wikipedia.org

近所の畳屋のご主人がこの「旧型ハンターカブ」に乗ってるけど、こだわりのマニアはこっちがいいらしい。

 

都内でもよく見かけるけど、正直「1ミリも」興味がなかった。

 

今までバイクに興味のなかった近所のおじさんが新型ハンターカブを買って、いろいろオプションパーツを付けて楽しんでいる。

あまりにも好きすぎて「もう一台欲しい」と言っていたのを思い出し、連絡してみた。

「人が辞めて仕事が忙しくなってしまい、バイクに乗る時間が無くなってしまった」そうで、欲しいけどしばらくは乗れないそう。

骨折はだいぶ治ったけど重たいGSはまだ乗れないので(信号待ちで足をついたとき支えきれない)、ふだんは電動ママチャリでなるべく漕がずに移動しているけど、ちょっと遠いところはデリカで行くので、駐車場を探すのが大変(電車が本当に苦手なので)。

数年前にセローを買ったとき、あまりにラクちんで重たいGSに乗るのがイヤになったので、ハンターカブも同じことになるんじゃないのか?

と思ったけど、Sさんのように乗らなくなったら売ればいいやと、私が買うことに。

 

そうと決まれば早いほうがいい。

Sさんに電話して、その足で銀行でお金をおろして、ヘルメット持参で電車に乗って、引き取りに行った。

Sさんはどうしてもこのグリーンが欲しくて、いろいろ探したそう。

限定カラーなのでもうラインナップから消えていた。

www.honda.co.jp

 

1月に新車を売ってるバイク屋さんをネットで見つけて、シボレートラックで引き取りに行き、そのまま乗らずに自宅のガレージで、自分好みのオプションパーツを買いまくり、ドレスアップにハマっていたので(本人曰く「盆栽バイク」)、走行距離はたったの20km!

 

またがって驚いたのは、意外に車高が高いこと。

172cmの私ではかかとがつかない。

オフ走行を意識しているのかもしれないけど、女性や小柄な人向けにローダウンキットやローシートも売っているらしい。

神奈川のSさんちからR246を走って、環七を右折しようと思ったけど、スピードが60km/hくらいしか出ない(4速しかないので@_@)

こわくてクルマの流れに乗れず、右折車線に入れなかったので、環七の交差点でバイクからおりて、横断歩道を押して「2段階右折」(これ原付しかできないので、GSでやったら違反で捕まった)。

自宅まで15kmをなんとか到着。

そのまま区役所で名義変更しようと見たら、ナンバープレートの取付ボルトが「BMW純正」の星型ボルトだった。

何台もGSを乗り継いだSさんならではの「こだわり」だけど、国産しか乗らない人は星形ドライバーなんて持ってないだろう。

せっかくなので絵柄付きナンバープレートにしてみた(かわゆい)

奥さんに相談する間もなく衝動買いしたので、見つからないように普段だれも出入りしない「裏庭」に置いてたけど、たまたま物置から自転車を出した奥さんに、バレてしまった(@_@)

「返してきなさい!」なんて言わないけど、「またケガしないように」って(^-^;

この日は移動距離20kmでオドメーターは40km

 

翌20日は春分の日で休み。

午後から嵐の予報だったので、ちょこっと近所までプチツーリング

中目黒のバッチョーネに立ち寄り。

オーナーのkさんは私と同じ62歳。

長年厨房に立ちっぱなしで、ひざがボロボロで重たいバイクに乗れない。

ハンターカブを見た奥さんも「かわいいじゃない」って。

私が飽きて乗らなくなったら、次はkさんに譲ろうかな。

まだ桜は咲いていないけど、提灯も付いてもう花見の準備は万端。

来週はもう自転車でも走れないくらいの人出だろう。

このまま渋谷~原宿~青山~恵比寿と走り回る。

渋滞する都心はGSじゃ走りづらいけど、小柄なハンターカブはスイスイ走れる。

スピードが出ないので飛ばす気にならないのがいい(ABSも付いてて安心)

グルグル走り回って帰宅したら走行距離は60kmだけど、もうちょっと乗りたい。

まだ雨は降らなさそうなので、多摩川まで走ったら空が真っ暗に。

雷も鳴り出して嵐になったので急いで帰りたいけど、やっぱりスピードが出ない(^-^;

オプションのグリップヒーターのありがたみを実感(Sさんは取り付け後未使用)

帰宅したら走行距離は80kmになっていた。

 

そして昨日は自賠責保険の名義変更をしに、新宿の保険会社の本社へ。

地下駐車場もしっかりあるのに、警備員曰く「バイク置き場はありません」って

(電話で確認したら「小型なら停められます」と言われたんだけど(@_@))

バイクの保険加入者だってたくさんいるはずなのに、ここに限らず日本の会社も社会も、バイクには冷たい。

「少しの時間なら」ということで、駐車場出口に停めさせてもらい、びっこをひきながらダッシュで向かう

場違いな恰好でヘルメット抱えていったけど、親切なおねえさんが対応してくれて、無事名義変更完了

新宿駅西口は再開発中みたい。

 

「カブなのにタコメーターついてる!」ってSさんに言ったら、

「オプションで付けたんだよ」って(ノーマル知らないので(^-^;)。

USBソケットもオプション

ハザードスイッチが欲しいのでスイッチ類まるごと交換したらしい。

ミッションからのシフト(横棒)が長くて、ブレーキを踏むと「しなる」らしい。

それがイヤでオプションで、アルミ削り出しのブラケットを付けたとか。

ステップもワイドタイプに交換

ブレーキシフトはノーマルのシルバーがイヤで、ブラックに交換したって(@_@)

サイドスタンドもノーマルは接地面が小さいので、幅広タイプに交換。

グリップヒーターも付けてって、いったいいくらかけてるの??

 

長野の子供時代、父親がカブ90ccに乗っていたので、もの心ついた時から「三角シートの先っぽ」が私の指定席。

山に行って山菜取り、川に釣り、春の田んぼで「イナゴ採り」などなど、今思えば非力なカブだけど、ほんとうにいろんなところに連れて行ってもらった。

 

おぼっちゃま5歳くらい(たぶん)

私が18歳になるまで父はクルマに乗らなかったので、雪の日もフツーにバイクに乗っていた。

当時はもちろんノーヘルで、ゼロ戦パイロットが被るような、ゴーグルと耳当て付きの帽子がお気に入りだった。

三角シートの先っちょにちょこんと座り、ハンドルに手を置いて、雨の日も雪の日も「風」を感じていた。

中学生になると山道やだれもいない近所の空き地で、カブを乗り回していた。

16歳でバイク免許試験を受ける前の夜、カブで「最後の練習」に行ったらネズミ捕りに捕まり、「無免許運転」で父子で家裁に出頭したのも、今にしてみれば懐かしい思い出。

 

ヘルメットホルダーがオプションであるけど、やっぱりリアボックスはあったほうがいい。

プラスチックよりアルミがいいけど、定番のGIVIはベースプレート含めて8万円以上。

ネットで検索すると中華製アルミボックスが1万円台で売っていて、けっこう利用率も高い。

store.shopping.yahoo.co.jp

これでキャンプに行く気はないので、ヘルメットだけ入れるなら45Lで十分かな。

GIVIと中華製、どちらか買いたいけどその前に、タンデムシートも見てしまう。

store.shopping.yahoo.co.jp

Sさん曰く「リアが重すぎてリアスタンドもつけないと、倒れてしまう」らしい。

キタコから CT125ハンターカブ用「サイドスタンド(HS-167)」が ...

よく考えるものだなぁと感心。

 

これならスピードも出ないし、奥様から「タンデムOK」が出れば「リアシート+リアボックス」もいいなぁと、父娘はひそかに期待してしまったりして(^-^;