Staege's blod

試行中。旅行、外国、文化。東京Tokyo - アムステルダムAmsterdam

ギリシャの債務問題と貧しくなる先進国

お金がない、貧困、というのは辛く哀しい事なんだと、一連のギリシャ騒動を見ていて改めて感じた。そして、だからこそ途上国の人達はあれほど一生懸命に、勉強して働いて努力して、少しでも豊かになろうとしているんだろうなとも。 

ギリシャの人達に同情する余地が無いわけではない。民主主義はいつも完璧からは程遠くて、政治家は常に万能からは随分離れた所にいるように見える、払うべき税金を払ってないのはもっぱら金持ちでそのツケが中流層に回ってきていて、なんとかサックスとかいう人達の口車に乗せられて会計的美容整形をしてしまった、などなど。 

だけど、何があっても最終的にはギリシャの人達の責任なのだ。というか他の誰かの責任にしてもしょうがない。裁判起こして金をふんだくるのであればそれは別だけど、大体の場合は同情してはくれるかもしれないけど助けてはくれない(IMF/ECBみたいな人達を除くw)。 

先進国が貧しくなって、他国からの援助無しには成り立たなくなる、そういう姿が今後の世界では案外一般的になっていくのかもしれない。日本はギリシャと同じ様な状況になったら、どんなに厳しくても緊縮策を受け入れてなんとか少しでも借金を返そうと頑張る、みたいな選択をしそうな気もする。けど、どんなに頑張ってもそもそも国の経済自体が人口減少に伴って縮小していて、根本的に持続可能性のある再建策が描けない、という話もあると思う。 

日本みたいな資源がない先進国は、付加価値の高い仕事を必死に作っていかないとグローバル経済の中では相対的に貧しくなる。観光なんかはその意味で有望な産業だ。 

1度生活水準を上げちゃうとなかなか下げられないとはよく言うけど、それが国レベルで起こっているのがギリシャなのかもしれない。

ブログ感想:為末大さん「感情と観察」

前回のくだらない路上トイレのポストから1ヶ月が経ってしまってました。w

さて、タイトルにあるとおり為末大さんのブログを読みました。前々からちょこちょこFBのシェアとかで読むことはあったのですが、いろいろと考えさせられることが多くて良いです。

今回読んだのは自分の感情を観察する事の大切さについて書いたもの。為末さんが高校時代に初めて他人に抜かれていくという経験をした。その時に感じていたその人に対する苛立ち・反発心・焦りといった感情が、自分の自信の源が揺らいで不寛容になっていたことに起因するものだと気付いた、とある。ここまで自己分析できる高校生ってすごいな。w まあ、為末さん自身が今の年齢になって当時の整理を再整理しているという部分も当然あるとは思うけど。

で、為末さんは以後、1日30分は一人になる時間を持って、自分の感情・発言を思い返してみて、なぜああいう事を感じたのか・言ったのかを考えるようにしているのだそう。

ぼくも随分いい年齢になってしまっていますが、こういった自分の客観視に取り組んでみるってのも良さそうだなと思ったところ。また、仲良い友達と話していると、自分の客観視が比較的簡単にできるんだなとも気付いた。

まずは1日30分の確保にチャレンジです。

tamesue.jp

アムステルダムの路上トイレ

結構最初は衝撃でした。アムステルダムの中心部には男性用小便器が路上にポンッと置いてあるんですね。こんな感じ。

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若干バリエーションもあって、金属版とか、

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これは一応囲いがついた少し古そうなタイプとかがあります。

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ちなみに、飼い犬の散歩用にゴミ袋が設定されていたりもします。

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なんとなくずっと前から気になっていたので、ついにブログに書けて満足。w

 

 

村上春樹とフジモトマサル

ぼくはもうかれこれ15年位前(大学で留年して時間がたくさんある時に友達に紹介してもらった)から、一通りの長編は読んでいるけれど短編とか翻訳とかは3分の2位かなという程度の村上春樹ファンです。

最近このブログを始めたのをきっかけ(そちらもHatena Blogなんです)に、村上春樹が読者とのメールのやり取りをするサイトができているのを知ってみてみると、、トップに見たことのある絵が。

www.welluneednt.com

この絵を描いているのはフジモトマサルさんという人で、この人の漫画を何かのきっかけで見て好きになってしまって、何冊か買って持っています。結構気に入っていたので、その後もトイレの本棚に入れておいて時々目にしていたのですぐに気がついたというわけです。自分が気に入ってる人達が繋がって行ったのを知るのって(自分が両方を先に知っていたという(勝手な)前提)、「おれは昔から知ってたけどね。ふふ。。」みたいな感じで悪くない気持ちです。

フジモトマサルの漫画で僕が好きなのはこちら。

 

ウール101%

ウール101%

 

 

 

国際日本語

職場でGembaなる言葉を目にしました。オランダ人同僚は「ヘンバ、ヘンバ」と言っていて何かな〜と思っていたら、Management by walking aroundだとのことで、意外にも「現場」だったみたいです。KaizenとかKanbanとかはよく聞きますけどね。

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昼間の長さ

日が長くなって来た。本当に長くなってきた。笑

実際に東京とアムステルダムでどのくらい違うのか調べてみた。

 

  今(4月8日) 冬至(12月22日) 春分の日(3月21日) 夏至(6月22日) 秋分の日(9月23日
東京 日の出 5:18 6:46 5:43 4:24 5:28
日の入 18:08 16:32 17:53 19:00 17:38
日の長さ 12:50 9:46 12:10 14:36 12:10
アムステルダム 日の出 6:59 8:48 6:41 5:18 7:27
日の入 20:26 16:29 18:54 22:06 19:37
日の長さ 13:27 7:41 12:13 16:48 12:10

出典:

2015年の年間カレンダー 1・2のoh!散歩隊

日の出日の入り(世界地名選択) - 高精度計算サイト

以下、気づき。

  • アムステルダムの日の入は既に20時半(サマータイムがないとしても19時半)。日本の夏至の時よりも1時間半も遅いわけです。
  • アムステルダムは東京よりも、冬は日が短く夏は日が長い。
  • 冬至でも日の入の時間はほぼ同じ。但し日の出がアムステルダムは東京より2時間も遅い。
  • アムステルダムの夏至は日の長さが17時間近い。日がなかなか沈まないわけだ。汗

冬は辛かったけど、春になって仕事が終わって家に帰ってもまだ明るいってのもなかなか良いもんですよ。

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オランダ鉄道グループチケット(NS Groepsretour)

オランダの最大手鉄道会社NSはグループチケットなる切符を出していて、旅行者がうまく使えばかなり安くオランダ国内を旅行できます。

・日付及び往復する2地点を指定する必要あり(区間内途中下車はおそらく可能)

・2地点間の移動順序は順不同でOK

・最少4人(€13.75/人)から最大10人まで(€7.00/人)

www.ns.nl

Facebookでグループ募集のページもできています。

https://www.facebook.com/groups/665446850230280/

とここまで書いて思ったのですが、オランダの銀行口座が無いと難しそうですね。。チケット販売代理アルバイトを始めようかな。笑

追記:チケットの販売は2015年12月31日までです。