2014年9月頃〜12月頃の釣果 アオリイカ タチウオ など
ティップラン・ロッドはDAIWAに限ります。「えーw DAIWA?!ないわーw」と思ったソコのあなた、モグリですよ。2008年からティップランをやっており、ロッドだけでも30本ほどは試したと思います。
竿の出来は普通ですが、2枚潮〜3枚潮の状況下でアタリが出るのは、今のところSMTだけです。
現在、DAIWAロッドは「511M-SMT BOAT」「511ML-SMT BOAT」「68ML/M-SMT BOAT」の3本を所持しています。
2014年は、2013年に比べ数は伸びませんでしたが、全体的にサイズが良く、キロアップもよく釣れました。数では2013年に比べ2/3ほどでしたが、総重量は変わりなかったです。
2014年はタチウオいまいちでした。群れが接岸せず、単発を拾っていく釣りになりました。カンパチ(実際は40〜50cm 1kg〜2kgのシオ)もまったくでした。
今年は、タチウオ・カンパチともにマシには釣れております。シーズン終わったらまとめて写真だけアップします。
今年は、2014年度に比べてフックシステムを変更しており、外れにくさが向上しました。従来の4本針に比べて良い感じです。
【リーク情報】オシアコンクエスト 300
自分的に大満足のリール オシアコンクエストに300番代の追加が来る というリーク情報を得ました。話によると10月頃発売の予定らしいです。
近年は道具の進化がすごいので、オシアコンクエストがあれば15kgくらいまでの魚であれば余裕でとることができます。ただ、最大巻上長が少ないのでジギングには向きにくい部分もありました。オシアコンクエスト300がどういうスペックなのかは未だ不明ですが、200よりも最大巻上長が増えていることと思われますので、ジガー達は楽しみに待つとよいです。
最近、オシアジガー1001と1501を1つずつ手放したので、たぶん買うと思います!
真鯛の色に対する反応性
鯛ラバのスカートやネクタイの色を決めるにあたって、鯛は何色に反応するのかということを頭に入れておいた方が良いので、記事にしておきます。
※ 難しい事がわからない方は下の方の結論だけ読んでください
真鯛の色に対する反応性
という論文を書いている人がいたので読んでみました。
1978年の論文ですから、ボクはまだ生まれてすらいません(1987年生まれです)。
簡単に要約する形でまとめます。
あくまで、色に対する反応性だけの記事です!!!
https://www.jstage.jst.go.jp/article/suisan1932/45/1/45_1_1/_pdf
【前置き】
まず冒頭に餌の話
1970年ごろまでの科学では、魚にとって良い餌はニオイで決まる とされていた。
でも、同時に別の研究が進んでいて、「どうやら魚は色がわかるらしい」ということが証明されたようです(細かく言えば色の波長)。水族館の大きい水槽は色で学習させて回遊ルートを決めているそうです。
魚は色がわかる!ということで、これまで魚の食欲誘発は ニオイ とされていたけど 色 でも食欲が誘発されるんじゃないか? という仮説のもとで研究実験してみたそうです。
【実験】
※ 吸収極大の時の補色=肉眼で見える色
nm = ナノメーター(色の波長)
予備実験結果
コマセアミの色素を取り出したら 460nm(色でいうと黄色と橙色の間)
本実験
予備実験結果から、極大吸収スペクトルが 400〜650nm(400 黄橙赤紫緑青 650)くらいの範囲の色をデンプンに着色して、真鯛がどういう興味を示すか実験。評価指標は以下の2通り。
・誘引活性 = 魚は誘引され餌に触れるが、明確な摂餌行動は見られない(興味をもつが食べない)。
・摂餌刺激活性 = 魚は誘引され、続いて明らかなついばみ行動が見られる(興味をもって食べる)
【結果】
論文では「マダイは430~500nmに極大吸収をもつ色素に誘引され、500nm以上では徐々にその活性は低下し、600nm以上では全くなくなることがわかる。」とあるんですが、波長を色に変換するのは難しいので、言い換えます。
黄色(428nm)、橙色(492nm)、赤色(508nm) にはかなり強い誘引活性がみられた
緑色(618nm)、青色(630nm)、紫色(548nm) には誘引性はみられなかった
青色 の餌は忌避行動が観察されて、色を1/2に薄めたけど、結果は変わらなかった
緑系の蛍光色 の餌には誘引されるが、緑色の餌には反応しなかった
混合色も試したけど、強い誘引活性が見られたのは黄色、橙色、赤色 がベースの混合色であった
まとめると 「マダイは430~500nmに極大吸収をもつ色素に誘引される」
【要約すると】
1.マダイの色に対する反応性をスルメイカ内臓、コマセアミ色素および各種合成色素を用いて調べた。
2.マダイは黄色系、橙色系、赤色系および、これら色素系を含む混合色素系に対し反応性を示した。また螢光にも反応した。
3.活性をもつ色素群の吸収スペクトルは430~ 500nmに極大吸収をもっていた。
4.スルメイカ内臓 およびコマセアミ色素では誘引、摂餌刺激の両活性を示し、合成色素群(デンプンに着色しただけ)では誘引性のみであつた。
【自分なりの感想】
鯛ラバの色に赤、橙、黄が多いのは、ちゃんとした根拠があったんですね。
タイラバ製品に青がない理由がわかりました。青は嫌うんですねー。
この論文からすると、紫っぽい赤はダメっぽいですねー。ダメと言っても、色だけの話しなので、ニオイ付きだったり、動きだったりで結果は違ってくると思います。
緑でも釣ったことはありますが、色の恩恵はあんまりなかったんですかね。
少し明るい黄緑だと効果は違ってくるかも。
あと、螢光はちゃんと効果があることがわったので、どんどん使っていこうと思います。
鯛ラバ 2015年の準備
桜鯛の季節になりましたね。
今年はどんな鯛ラバのシーズンになるのか楽しみです。
鯛ラバ商品で言えば2015年は2つの流行があるのかなと思います。
1つ目は、匂いつきワームが各メーカーから発売されそうです。フック部分に使用し、同調させたり鯛が咥えた時の違和感を軽減できるのかなーと予想していますが、使ってみないとわかりません。匂いつきネクタイは2014年に登場しました。
2つ目は、ラバーパーツのタコベイト化です。
すでにヤマシタから発表されているように、既存のラバーパーツのスカートの代替え品として使われそうです。商品紹介動画は鯛の捕食シーンがあり、おもしろいものですので、一度見るとよいです。
2015年度の初釣行は5月中旬ですので、その準備をしていきます。
上記で紹介した鯛歌舞楽はひと通り使ってみようと思ってます。また、リールも1つ買い足そうかなと思っています。オシアコンクエスト201PGの予定です。HGを使ってみて結構良かったので、PGも持っておきたいです。
思えば、ボトムをとって数十メートル巻き上げるだけで鯛が釣れることに魅了されてはや3年目。色んな発見がありました。本当に奥が深いです。
鯛ラバはボトムをとって数十メートル巻き上げるだけの釣りです。
しかし、ボトムをとるまでに鯛に見切られてしまい、巻き上げでアタリがない!なんてことはよくあります。その日の状況でボトムをとれる一番軽いヘッドを使えばいいっていう訳ではないんですよね。フォールで見切られてるなーと感じてヘッドを重くしたら連発した!なんてことは実際よくあるんです。
偽物だと見切られないための努力をシンプルな釣りの中に入れていくのが鯛ラバで、それが面白いポイントですね。
見切られずに着底し、巻き上げで見切られてもダメですね。スカートがあってない、ネクタイがあってない(多い or 少ない or 色が違うなど)、ヘッドの形状があってない、巻速度があってない、などなど。シンプルな中にも色々あるんですよね。
15メートルほど巻いて「コンッ!」っていうアタリ1回だけで終わり なんて時はだいたい鯛ラバがあってないので、何かしらのアクションをしたほうがいいです。例えば色を変えるだとか、ヘッドを変えるだとか。
なぜ、15メートル巻き上げたあとで1回触っただけなのかを考えるのが面白いんですよね。見切られてはないが、不信感を持たれているようなアタリ。つまりは何かが違うんです。その日の正解を見つけていくのが、また楽しいんですよ!
底とって巻き上げるだけの一見、初心者に優しいような釣りですが、実はかなり深~い釣りなのです。他にも、どの角度で巻くのが効率的なのか、アタリ方からアワセにかけてのアレコレ、ドラグ調整ロッドの角度など、事細かく難題な釣り技術を要求されるのが 鯛ラバ です。これからも研究し楽しんでいきます。
【追記 4/10】
鯛歌舞楽 波動ベイトが発売されました。一応全部注文してみましたので、そのうちインプレ書きます。
ジャパンフィッシングショー2015
フィッシングショー 2015 パシフィコ横浜へ行ってきました
自分的に注目していたのは以下の3つ
・ソルティガベイト Zから数えて13年ぶりのモデルチェンジ
・プレジャーボート用ソナー デジタルマルチスキャン
・ビッグオーシャン フィッシング・ファイターズのエアブレイド
まずはコレ↓ ソルティガベイト
なんというか普通のジギング用ベイトリールっていう感じでした
大きさもオシアジガー1500と大差なし
オシアジガーとの差別化としては
・スプール交換できる
・ドラグが8kg
・ドラグがATD
次にコレ↓ プレジャーボート用ソナー
マイボートを持っている方は「ソナーがあったらなあ…」と思ったことが1度はあるはず
しかし、ソナーは高価なもので、導入に100万円以上はかかる
そんな要望を38万円で叶えてくれるのがこちら!!!
とは言え、おもちゃ程度のしょぼいモノですが、どの程度まで使えるのかをホンデックス側に聞いてみました
・半径100mまで使えるって書いてるけど、実際100mまでちゃんと使えるの? → 実際は80mくらいが有効保証範囲と見ておいたほうがいいかもしれません
・手動上下装置は自働にならないの? → 自働もありますが50万円となります。生簀用もあります!
・青物の群れをちゃんと追える? → 太刀魚の群れなら大丈夫
こんな感じでした。
(私的には)これが今回のフィッシングショーにおける最大の目玉!エアブレイド。
エアブレイドのすごいところは、異常に強度があるので号数を1〜2つ落とせるっていうところ!半信半疑だったので、結局1時間ほど担当者と話し込んでしましました(笑)
実物(プロト)を触って思ったことは、「しなやかだなー」という感じ。
(パワープロやスーパーファイアーラインのような硬さはありませんでした)
・当分は単色150mまでの販売
・そのうちマルチカラーを出す
・8号まで出せるけど、どこまで製品化するかは未定
・製品として200mも出すかも とのこと
・深海用に600mくらいまではオーダー販売できるような体制を作るつもり
今から待ち遠しいです
【鯛ラバ】 2015-01-05 帰省釣行最終日
いよいよ帰省釣行最終日です!
実は昨日のカワハギのあと、鯛ラバもやったんですがアタリがまったくなく不完全燃焼だったので、最終日の朝だけ釣りをしてきました。
もちろん鯛ラバです!(実はジギングもやっているんですが、ジグに口を使ってくれませんでした)
【父】
ロッド:ASF651-1B
リール:オシアコンクエスト 201HG
その他:PE0.8号、リーダーフロロ3号
【俺】
ロッド:BSC-610UL-VCM
リール:オシアコンクエスト 201HG
その他:PE0.8号、リーダーフロロ3号
釣果はこんな感じ↓
動画はこちら↓
2015-01-05 美波町 鯛ラバとジギング - YouTube
昨日のカワハギは肝醤油と薄造りで食べました!