レシピ:10/11イベントバーエデンのヒグチトモミバーの”秋の漬け祭り”
要町にあるイベントバーエデンという、やぶさかではない感じのバーで月2回バーテンをやっているヒグチトモミです。
イベントバーエデンをざっくり説明すると、毎日バーテンが替わるバーなのですが、タブーとされる宗教や政治、発達障害などなどをバーの趣旨にしてしまう、やぶさかではないバーです。
過去には「共謀罪バー」とかやっていて非常にハードコア味がございます。
私自身は「白いシャツの店レタル」というなかなか素敵なシャツブランドをやっているんですが、どうもそのまま素敵な方向に行かず、ついエデンのバーテンを名乗り出ては月2のハイペースでバーテンやってたりします。
月2多いよ!って感じですが、かの有名なえらいてんちょうから「月2でお願いします」と言われまして、やると楽しいので、現在月2でやってます。
そしてバーテン業、慣れて来ました(笑)。
さて、ヒグチトモミバーはどんなバーかというと、私ヒグチトモミが料理をひたすらしてお客様とお話しているバーですが、料理が大変好評です。
「エデンで一番料理が上手い」と3人くらいに言われたので、今回から「料理がおいしいヒグチトモミバー」という名前にしました。
だって、ヒグチトモミさん誰?ってなってるし。
今回は私が漬ける料理が好きなため、漬け縛りで料理を決めました。
昨日のメニューは こちら。
*ローストポーク ¥500 (+¥200でどんぶりセットに)
*カツオのにんにく醤油漬け ¥500 (+¥200でどんぶりセットに)
*卵黄味噌漬け(卵黄2個) ¥300
*クリームチーズ醤油漬け ¥300
*和風ピクルス ¥300
※どんぶりセットは味噌汁付き
あと他のバーの日に行ったら、みんな特別なお酒を出していて、楽しそうだったので、自分も特別なお酒を出そうと思ったのですが、あまりお酒に詳しくないので、サングリアとウイスキー漬けを作りました。
で、昨日はレシピを聞かれたので、そのレシピを書こうと思います。
ちなみにレシピは雑な感じです(笑)。
私はかなり勘で料理をしているので、分量測ったりしてないので、あんまりわかりません…。
体感の目分量だけ書いておきます(なので必ず味の確認を)。
【ローストポーク】
・豚のかたまり(昨日はバラ肉) 1キロ
・ニンニク 大さじ1くらい
・塩 大さじ1くらい
・コショウ 適量
・ローリエ 1枚
・ウイスキー 浸かるくらい
ローストポークや、合鴨のローストなどよく作りますが、仕込みはたぶん0.5%くらいの塩を入れ、さらに薬味や香辛料を入れるが基本です。
塩じゃなくても塩分を与えればいいので、醤油でも味噌でも大丈夫かと思います。
塩と香辛料のみのときは、ハチミツを使っています。
今回はニンニク、ローリエ、ウイスキーを使ってますが、ニンニクがショウガになってもいいし、ローリエがなかったらなくてもいいし、ローズマリーとか、ネギ、パクチーになることもあります。
ウイスキーが余っていたのと、水分を入れると塩が満遍なく行き渡るので、入れてみましたが、臭みが抜けるのと、ワイルドな味になりますね。豚肉に合ってました。
たまにハチミツを入れず、肉を柔らかくするためと甘みを加えるため、フルーツジュースを使うこともあります。
あと一時期流行った麹とか。
この仕込みによって、そのときの気分で味の方向性を決めたり、効果を狙うのが楽しいですね。
使う調味料の掛け合わせで、味が和風になったり、中華っぽくなったり、洋食になったりするわけですが、私はそれがとにかく楽しいんですよね。
結構そこにセンスが出るかなと思いますし。
さて、今回は豚さんを4日程漬け、ローストしました。
塩抜きするほど塩分が高くないので、塩抜きはせず、そのままフライパンで表面を焼き、180度のオーブンで40分焼きました。
わりと薄い肉だったので、35分でも良かったかなーと思います。
少し中がピンクな方がよいですが、豚肉はやはり心配なので、つい焼き過ぎますね。
牛肉なら30分とかでいいと思います、大きさにもよりますが。
【カツオのニンニク醤油漬け】
※画像撮り忘れ。撮った人いたらください。
・カツオ 1サク
・大葉 1袋
・ニンニク 大さじ1
・ショウガ 大さじ1
・めんつゆ 200cc
・オイスターソース 大さじ2
・水 200cc
・ごま油 タラーッ
・ラー油
これもあくまで目安なので、ちゃんと味見して欲しいのですが、希釈タイプのめんつゆだと、かけ蕎麦の分量よりちょっと濃い、くらいの感じがいいかなと思います。
ごま油とオイスターソースでちょっと中華っぽくなります。
大葉は4等分くらいに刻みました。
これは好評でした。
夜半額になったカツオとか買って、漬けて次の日とかでもいいと思います。
カツオ以外でも、マグロでもブリでもOKだと思います。
【クリームチーズ醤油漬け】
この左下のです。
※ここでデータが飛んだので、分量をきちんと書く気力がお亡くなりになりました。お察しください。
・めんつゆ
以前、醤油のみに漬けたことがあるのですが、それだと味が濃いので、めんつゆに。
こちらもかけ蕎麦より濃い感じで。
クリームチーズ、和風だしと合いますね。
クリームチーズが溶けてしまい、めんつゆと混じったクリームチーズつゆが出来てしまい、それをリゾットにしたら美味しいのが出来ました。
最初だしでお米を炊き、沸騰して弱火にしたタイミングでクリームチーズつゆを投入し、煮込ました。
エデン住人の元ちゃんにまかないで出してあげたら喜んでました。
【クリームチーズ味噌漬け】
・卵黄
・味噌
・みりん
・だし
卵黄は塩分に浸かると硬化する作用があるらしく、醤油や味噌に漬けると、ねっとりしたゼラチンのような状態になります。
醤油でもやったことがあるんですが、味噌の方が塩分が高いため硬化が早く、また醤油だとタッパーの中で卵黄が動くため、移動してる間に卵黄が壊れたりしやすいので、私は味噌でやっています。
味噌そのままでもいいのですが、使う味噌の分量がハンパなくなるのと、甘みやだしが入っていた方が味に奥行きが出るので、味噌をみりんとだしで少し伸ばしています。
硬化の目安は醤油で4日、味噌で3日という感じです。
今度塩でもやってみたいなぁ。
【梨・キウイ・レーズンのホワイトサングリア】
・白ワイン
・梨
・キウイ
・レーズン
【梨・柿・レーズンのウヰスキー漬け】
・梨
・柿
・レーズン
お酒にカットしたフルーツを漬けただけですが、これが大変美味しくなりまして。
レーズンが結構重要で、生のフルーツだけだと水分が多く、甘みも弱いのですが、レーズンを入れるとコクと甘みが追加されます。
だしでいうと干ししいたけに近い感じですかね。
季節のフルーツを使って、と思い、梨を使いましたが、白ワインにはサッパリとしたキウイを、ウイスキーにはコクのある柿を追加しました。
そういうフルーツとお酒の相性を色々試すのは楽しそうです。
ただし、ウヰスキー漬けに関しては、かなり殺傷能力高い飲み物に仕上がってましたので(笑)、飲むときは必ずチェイサーを。
うっかり飲んで立ったら倒れる奴ですね。
という訳でウヰスキー漬けは危険な飲み物なので封印しますが、サングリアは引き続き作っていこうかと思います。
次回のイベントバーエデンの料理がおいしいヒグチトモミバーは10/25(水)です。
次のテーマは”道民のソウルフード祭り”として、北海道民ヒグチトモミが北海道のソウルフードを作ります。
ザンギとかいももちとか、石狩鍋風の汁物とか。
という訳で、道民も道外民も遊びに来てね!
二子玉川でマクロビオティックのセミナーTidy yourselfに参加。
企画会社で働いていたときに一緒に仕事をしていた超お洒落なデザイナーの先輩、柴草さんというお姉さまがいらっしゃるのですが(今考えるととんでもない企画会社だったけど、デザイナーのお姉さま達はいい人だったわ)、新しくマクロビオティックのセミナーをする、というお知らせをFacebookで観て参加をしてきましたー。
これが案内のチラシなんですけど、お洒落ですよねー。しかも「ケ」の料理、って気になる。
確かに世の中「ハレ」の料理がいっぱいありますよね。というか、私は生活が地味な分、食べることに「ハレ」を求めがちなんですが。
マクロビとかはあまりよくわからないし、肉食女子部部長の私としては「野菜かー」って気持ちがあったんですが、お洒落柴草さんがやるセミナー楽しそう、って思った訳ですよ。
で、お洒落タウン二子玉川(お洒落過ぎてビビったよ)に初上陸で参加して来たんですけど…いやぁ、すごかった!
というか、一日経ったあとも、ふと「あぁ、昨日食べたあれ、美味しかったな…」という気持ちに何度となったんですよね…それは恋に近いものなのでは???
Instagramの貼り付け、見辛いなぁ…おい!
私は道に迷ったりなんなりしてだいぶ遅刻してしまいましたが(一緒に参加された方申し訳ないです…)、まず着いたらレモンとミントの入ったお水を頂きました。暑い昨日にはありがたい美味しさでしたよ。
最初1時間程、柴草さんによるマクロビオティックの基本的な歴史や考え方、それから、ローフードのお話もされたり、さらに不食(!)の話もされていて、とにかく柴草さんの食に関する深い知識と、食がもたらす身体や精神への影響、柴草さんの考えを聞いて、うぉぉ、食べることすごいわ…って感じでした。
柴草さんは権威あるマクロビオティックのリマ・クッキングスクールで師範のコースを卒業されたんだそうです。マクロビの学校、師範まで行くの大変そう。
マクロビ自体は第二次大戦前後からある考え方でいろんな派があるらしく、ストイックな人も多いそうなのですが、柴草さんはもっと時代にフィットしたものを提案したいそうです。
あと、柴草さんが「人間もどんどん進化している」と話していたのが興味深かったです。確かに進化しているのかもしれない(不食もそこに繋がる?)。
そこから「マクロビは高くて、大変なイメージだけど、まずは調味料だけでも良いものに変えて欲しい」ということで柴草さんオススメの調味料のご紹介になりました。
こちらは一部の紹介なので、他も知りたい方は是非セミナーへ!
こちらは柴草さんオススメのお醤油
こちらは味醂。
「 醤油も味醂も人工的に作られ過ぎていて、ただの化学物質を味わっているみたいになっているし、その調味料の本来の美味しさを味わえていない」のだそうです。
と、1時間くらい話を聞いて、わ!もうこんな時間!って(笑)、大急ぎでごはん作りに。
ごはんは土鍋で玄米を炊く、お味噌汁、胡麻和え、豆腐とトマトの塩甘酒炒め、ごぼうの梅和え、桃の甘酒ソースを作りました。
土鍋のごはんは蓋を開けて、アクも抜くという目から鱗の炊き方でした。
味噌汁も煮汁を取って、味噌をすりこぎでするというやり方を取られていて、はー!一手間!って感じでした。
白和えはたっぷりのくるみとひまわりの種をすりこぎですり、それに豆腐を入れるという贅沢なものだったり、豆腐とトマトの炒めものも、豆腐に片栗粉ではなく葛粉を付けたり、野菜の切り方もマクロビの方法論に則ったもので、今までやったことがないやり方ばかり。
そして切り干し大根の和え物2種類と圧力鍋で炊いた玄米は柴草さんが用意してくれました。
そんな訳で完成。
ひゃーお洒落!ELLEの写真かしら!
おかずのプレートは左から時計回りに、トマトと豆腐の炒め物、白和え、切り干し大根の和え物、ごぼうの梅和え、真ん中が切り干し大根と晩柑の和え物。
どれも本当に美味しかった。あと味付けがしっかりしているので淡白な感じはないです。
白和えなんて、沢山くるみとひまわりの種が入ってるせいか、動物性脂肪が入っているかのような濃厚さ。
特にこの切り干し大根の和え物2つが美味しくて美味しくて、というより、元々切り干し大根好きじゃなかったせいか、余計感動が一入。
ごぼうもわりと苦手(木を食べた気分になるから)だったけど、梅和えにしたのが良かったのか美味しかったですね。これは野菜嫌いの人治るかも。
土鍋と圧力鍋、両方で炊いた玄米を食べ比べ。圧力鍋はモチモチ、土鍋はサラサラ系。どちらも違う美味しさだけど、おかずに合わせて変えたらまた贅沢だなと思いましたよ。というかこの胡麻塩がまた美味しく。
玄米だけでひたすら美味い、って感じでした。
味噌汁は玉ねぎとかぼちゃ(マクロビの考えでいう陽の食べ物)とレタスと茗荷(陰の食べ物)を組み合わせて、夏向き(夏は陽の季節)にしたもの。陽の食べ物(土の中で育つものが多い)は甘みがあるので、味的にも陰の食べ物(太陽に向かって育つ)ものは苦味もあってバランスが取れている気がします。
デザートの桃の甘酒ソース。冷やし甘酒をかけただけですが、すごく優しい甘さで美味しい。
これがまたすごく美味しい、カルダモン三番茶。カルダモンが香ばしくて食欲が刺激されます。夏バテした人にそっと出してあげたい気持ち。
「ケ」の食事とか言いながら、コース料理を頂いたような満足度。
これは…美味しんぼの言うところの本当の贅沢では…?(美味しんぼ出すなよ)
確かにこの味に慣れたら、逆に肉を食べたり、コンビニの弁当とか美味しくなくなるかもなぁと思いました。
味の奥行きというか、立体感というか、それって単なる凸か凹かっつー話ですが。
そのあとコンビニで買ったものを食べたら、美味しいけど味がのっぺりしてる気がしましたよ。
という訳で、そんな食体験をされたい方は是非柴草さんのセミナーへ!めっちゃステマだけど、お金とかはもらってないぞ(笑)。
次回、8/7(日)1:00~14:30開催だそうです。
お問い合わせはE-Mail k.shibakusa@gmail.comまでご連絡とのことだそうでーす!
誕生日の前日に東高円寺・川中屋にて女子会
先日(7/17)私は誕生日だったんですよ(みんな覚えて)。
まぁ、この歳になると誕生日なんて普通の日ですけど、今年の誕生日は男性と好きな服を着て、好きなレストランに行く!!!と決めていたんですが、誕生日にバイトを入れてしまうわ、せめてその前日にするぞ!と思って相手を探していたのですが、見つからず。
自分の名誉にぃぃ!言わせてもらいますとぉぉ!私とごはんに行きたい男性がいなかった訳じゃないですからぁぁぁ!
頼むのが遅くてみんな予定が入ってたり、誕生日の前日というそのミッションに「気が重い!しかもそのちゃんとした格好しなきゃダメそうなやつ!」と断られたり(例のインテリの友人な)、と悲しい感じにつかまりませんでした。
しかも、私もわりとわがままなので「味のわからぬ男はいや」「でも、うんちく垂れるやつもいや!」とか言ってたら、案外頼める人少なかったという。
一緒にごはん食べて楽しい男性って案外難しいなと思いましたよ(逆もしかりなんだろうな、自重)。
そんな訳でデートの相手一人も捕まえられぬ私を見兼ねた女友達が、誕生日前日に行きつけの焼鳥屋、東高円寺の川中屋に結集して頂きまして、というかたぶん「私の誕生日のお祝い」半分、「川中屋行きたい」半分あると踏んでますけど(笑)、いやそれはそれでいい話じゃないですかー。女の友情フォーエバー21。
川中屋はいぶし銀の街東高円寺の人気店!安い、うまい、ちょっと遅い、愛想が悪い、だから食べログはイマイチ!な店です。
私は常連の上、以前川中屋が休みのときに渋々別の焼鳥屋に行ったら、川中屋のおっちゃんに遭遇し、そこでおっちゃんと仲良くなってしまい、名前を覚えられる始末。
その上、花火大会の日に川中屋に行けば「トモちゃん今日花火大会なんだよ?知ってた?だからうち暇なんだよ?トモちゃん何してんの?」ってあんたのところの焼鳥食べに来たんだよ!うっさいわ!って感じですが、私はこういう川中屋の雑な感じは嫌いじゃないです。
いつもは一人酒が多い(最近そうでもないな)ので、やたら店員の愛想がよく、話しかけられる店はそれで面倒なんです。
大体女が一人酒しているのだから、別にとりわけ大きな悩みや感傷がなかったとしても、そっとしてくれと思うんですよね。
んで、話戻りますが、女子が集って焼鳥やサイドメニューを頂きまくってきました。
祝われた。いつもの場所で。気の置けない人達と。デート計画は大いなる失敗。#誕生日 #東高円寺 #川中屋 #女子会 #川中屋
ちなみに川中屋マスターと言っても過言ではない私ですが、まず大きなコツとして
「焼鳥は最初に頼め!飲み物よりも先に頼め!」です。
川中屋の焼鳥は焼き台が少ないせいもありますが、焼鳥が焼けるのに非常に時間がかかります。
いえ、これは川中屋に限りません。美味い焼鳥屋は焼鳥が焼けるのに時間がかかります。
鶏にきちんとが火が入り、身が固くならないようにするには、じっくり焼かないと美味しくないのだと最近わかりました。
美味しい焼鳥屋にいったら、まず何より焼鳥を頼め、これ鉄則。
で、最初に酒とサイドメニューも頼む、というか最初に大体頼む(笑)。先手先手が勝負ですよ!焼鳥界の羽生名人を目指して!!!
で、まずはサイドメニューがやってきます。
川中屋名物ポテトサラダ¥280。卵が入っていて、具が大きく、ホクホク感が美味しいです。
実は28日も大学の同期の友人と行ったんですが(画像も28日撮影の)、「タマゴサラダとポテトサラダ合わせた感じだね。」うんそれ。
油揚げの中にクリームチーズ¥280。大豆製品とクリームチーズの相性の良さ。うちでも真似出来る系。
鶏わさ¥380とエシャロット¥180。エシャロットは味噌付き。川中屋は鶏刺し系も非常に美味しい。大山鶏を使用しており、繁盛店なので鮮度よし。
こちらはレバ刺し¥380。鶏レバーは生がOKなのがありがたいところ。臭みもなく、トロッとしています。塩かかってないので、塩を忘れずに。ちょっと塩多いかなくらいが美味しいです。
キャベツ一夜漬け¥230。生キャベツもありますが、川中屋来たらこれは食べて欲しいかも。お口さっぱり。
じゃがバターのアンチョビ乗せ¥280。じゃがバターはアンチョビ、明太子、塩辛の三つから選べますが、今回はアンチョビ。北海道民的味。バターと言いつつマーガリン感は否めないですが、この値段なら文句なし。そんなジャンキーさも良い。
そして!!!焼鳥。肉々しいなぁ。左から皮¥90、ぼんじり¥90。皮はピーマンがいいですね。川中屋の焼鳥は基本¥100以下のもので満足なんですよね。そしてサイズデカイ。
更に肉々しい。レバーのタレ¥80。いやぁ、このレバー¥80はすごい安い。レバーがブリンブリンで美味しい。プリンプリンじゃなくて、ブリンブリン。グラマーな感じ。私はタレで食べちゃいますが、通は塩らしいですよ。
追加で鶏ユッケ¥380。言わずもがな。
黒板メニューにあった、山芋の竜田揚げ。確か¥280だったかなー?サイドメニューもいいよねぇ。
そして、この日売り切れで食べられなくて28日には食べられたパクチー肉巻き。
ちょっとした森。
みんなこれを期待していたのに、残念そうでしたまた来て下さい、東高円寺。
川中屋って、やっぱりメニューのチョイスがセンス良くて、一個一個がしっかり美味しい。そして安い。
センスいいんだけど、ちゃんと大衆やってて、なんか中毒的に食べたくなる味なんですよね。
あそこのメニューって誰考えてんだろ。改めて思い直すと気になるわ。
誕生日に行き慣れないお店に行くのも楽しいかもしれませんが、行き慣れた店で友人に囲まれて飲むのはいいですね。
誕生日プレゼントももらいました!みんな私の身体やら肌やら(パックはうめちゃん)考えてくれて泣けますね。もう20代じゃないからなー。
ありがとうございました!!!
謎のインテリシェアハウスで料理を教える(レシピあり)
なんか金にもならないブログを書く(金にならないことは楽しい)のは罪悪感に駆られる(それよりライター記事書かないとの気持ち…)ため更新が滞ってるんですが、毎日食ってはおります。
先日はインテリ友人の住むインテリが3人集って暮らすインテリシェアハウスにて圧倒的料理指導をして参りました。
教えるのに集中して写真撮り忘れたがな。
インテリ友人が「インテリ勢が集ったときに出せる料理を教えて欲しい。ヒグチさんは中華が上手いイメージだから中華で!」と言われ、「なすの揚げ浸し、回鍋肉、中華風冷奴…」とか言っていたら「インテリ達は肉と炭水化物を欲しているので野菜のメニューはいらない!」と言われました。
そんな肉と炭水化物ばかり食う民族はインテリなのか…?
「油淋鶏は?」
「揚げ物はダメ!汚れるから!」
「レバーの中華煮は?」
「ダメ!俺が嫌い!」
_人人人人人人_
> 俺が嫌い!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄
って気分でした。
インテリワガママかよ!
そんな訳でメニューは
・よだれ鶏風の冷菜
・回鍋肉
・砂肝の中華煮
この3点にしました。
というわけで、役に立つ感じなのに役に立たない感じの作り方紹介。
よだれ鶏風の冷菜
(手前のやで)
【材料】
鶏の下ごしらえ
・鶏もも肉1かたまり(大体200g前後かと)
・水500ml
・塩小さじ1/2
・にんにく1かけ
・しょうが1かけ
・ねぎの青いところ1本分
タレ
・砂糖たぶん大さじ1
・酒たぶん小さじ1
・醤油たぶん大さじ2
・酢たぶん小さじ1
・豆板醤たぶん小さじ1
・オイスターソースたぶん小さじ1
・ごま油ひとまわし
・ネギ 1本分
・にんにく1かけ
・しょうが1かけ
・山椒あればお好みで
野菜
・きゅうり1本
【作り方】
1.鶏もも肉1かたまり(大体200g前後かと)を水500ml、塩小さじ1/2、にんにく1かけ、しょうが1かけ、ねぎの青いところ1本分と一緒に強火にかけ、沸騰する直前で限りなく弱火に近い中火で20分。
2.鶏を火にかけてる間にねぎを細かく刻み、にんにく、しょうがも刻みます(めんどうならチューブでOK)。
3.タレをまぜ、その中にネギ、にんにく、しょうがを投入
4.鶏肉を取りだし、アルミホイルで包んで冷やす。冷えたら、きゅうりと鶏肉を切って、タレをかけて完成。
このタレは結構万能で、実はネギがなくてもいいし、代替でシソでもパクチーでも良かったりします。豆板醤なかったらラー油でも鷹の爪でもいいし。とにかくちょっと甘めじょっぱいタレに、にんにく、しょうが、薬味、唐辛子の味のもの、そしてごま油入れたらそれっぽくなります。
調味料が全部たぶんなのは、私が普段計測しないからわからんのです(笑)。
酢が苦手な人は入れなくても平気ですが、このくらいの量だとあんまり酸っぱくないはずです。
あと豆板醤は塩気があるので、使うときは味の調整が必要かなー。
あと、調整で水も入れてください。
肉の下ごしらえで言うと、沸騰させないことが重要です。火が入りすぎるとたんぱく質が硬化しますからねー。
本物のよだれ鶏はかなり山椒が効いてる感じがしますが、山椒はあれば。
何故かインテリハウスはやたら調味料があったので、山椒はございました。インテリっぽい。
このタレだと冷奴にかけてもいいし、豚の冷しゃぶでもOK。まぁ、なんでも美味しいよ、みたいな。
砂肝の中華煮
(後ろの茶色やで。画像使い回し言うな!)
【材料】
・鶏の砂肝
・ネギの青いところ
・ニンニク
・しょうが
・鷹の爪
・水
・砂糖
・醤油
・酒
・オイスターソース
※量確認して追記します。
【作り方】
1.砂肝を肝が二つ繋がっているのを半分に切る。肝の部分に切れ目を入れる。(画像追記します)
2.鍋に砂肝以外の材料を入れて、砂肝がヒタヒタになる量にする。ニンニク・しょうがゴロッとした状態で入れる。
3.強めの中火で火にかける。沸いたら、落としぶた(アルミホイルに真ん中穴開けるのでOK)をし、火を弱める。
4.水気がなくなったら、火を止め、ネギ、ニンニク、しょうがは捨て、冷めたら冷蔵庫に入れる。
5.食べる前に薄く切って完成。
これ美味しいんですけど、材料の量と写真ないと作り方わからんすねー。
また作って写真載せます(笑)。
回鍋肉
【材料】
・キャベツ1/4
・ピーマン4個
・豚バラ肉200gくらい
・しょうが 1かけ
・鷹の爪1本
・味噌(あれば甜麺醤)
・砂糖
・酒
・サラダ油
【作り方】
1.キャベツは4cm角くらいの大きさにカット、ピーマンは縦長三角、豚バラ肉は5cm長にカット。しょうがは1cm角くらいにカット。
2.タレを先に作る。味噌に砂糖、酒を入れ、混ぜておく。
3.鍋に油を大さじ1〜2杯くらい入れて、そこにしょうが、鷹の爪1本入れて強火にかけます。しょうがの香りが立ったら、豚バラ肉投入。
4.豚バラ肉の表面に焼き目がついたら、キャベツ投入。キャベツがしなっとしたら、ピーマン投入し、ピーマンに油が回ったら、タレ投入。
5.タレを一煮立ちさせる感じで炒めて完成。
私は炒め物があまり得意ではないので(つい炒め過ぎる)、この辺ちょっと父親(しのあの店主)に教えを請おうかと思います。
甜麺醤で作れば本格的な回鍋肉ですが、日本の味噌だと和風回鍋肉って感じです。
日本の味噌だと材料を厚揚げや茄子にしても美味しいよ。
終了
とか言ってますが、この3品以外に鶏を茹でた汁で卵スープも作りました。
主婦的な知恵。
実食したところ、インテリシェアハウスの方々は「店の味だ!」と大変喜んでおられました。
ちなみに私は指導をした側なので作業は見本くらいです。
インテリの方々は「料理に砂糖使ったことなかった!」など新しい発見をされてました。
マジかよ!
個人的お料理教室のご要望ございましたら、ご連絡下さいませ。
herzensnacht@me.com
金額次第でご検討します。
いやらしい気持ちの方はお引き取り願います。
京王プラザホテル札幌で結婚式
私の結婚ではございません。
親友の。
この日はうめちゃんと二人で着物着て行ったよ〜〜。
祖母が持って来てくれた叔母の着物を借りて着ますただ。
祖母に着物を着せてもらい親友の結婚式へ。なんかドヤ顔だな(笑)。 #結婚式 #着物 #札幌 #帰省 #1人じゃないって素敵なことね
なんか最近太ったせいか貫禄が…(笑)。
うめちゃんは母親のオレンジの着物を借りて着たけど、二人めっちゃ目立っていたわー。
新郎さんが「二人可愛い!」と言ってくれたので良かったなと。
そんな訳で京王プラザホテル札幌さんの結婚式のお料理をご紹介(途中食べるの夢中で撮り忘れ。女子会あるある)。
京王プラザホテル札幌
011-271-0111
北海道札幌市中央区北五条西7-2-1 京王プラザホテル札幌
http://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010101/1009788/
こちらがメニュー。
ちなみに北海道の結婚式は会費制が一般的。
そのせいか、道外(道民は内地という)の結婚式のお料理より堅苦しくないイメージがありますね。
その昔は中華の円卓のようなテーブルバイキングもあった気がするけど、記憶違いかな?
ご祝儀制の結婚式はすごいフレンチのコースみたいなところもあって、その昔圧倒された覚えが。
しかし、京王プラザホテル札幌、ホテルとしての誇りを感じるメニュー。
まず前菜。
北海道らしい、雲丹や蟹、サーモンのメニュー。
蟹と山芋のゼリー寄せはシャキシャキした食感でゼリー寄せには珍しい感じ。
サーモントラウトとクリームチーズは胡桃も入っていて、その胡桃がよく、これはもう安パイで美味しい。
うちでも出来そうだからやってみたい。
次は魚介のサラダでしたが、写真撮り忘れ。
結構大きな海老が甘みがあって美味しくてさすが北海道。
他に入っていた中トロや白身魚もやっぱホテルは違うな〜、居酒屋のシーフードカルパッチョと訳が違うぜー(当たり前だろ)って感じ。
その次の洋風茶碗蒸しも写真撮り忘れ。そして味もあんまり覚えていない…。
やはり写真あるって思い出すね。
魚料理は真鯛とアサリの酒蒸し 上海蟹味噌風味。
真鯛はムニエルのようにしたものを酒蒸ししたみたいで、よくある中華のアサリの酒蒸しとは違うみたい。
もしかしたら、ムニエルした真鯛とアサリを一緒に蒸し器に入れて酒蒸ししたのかな?
上海蟹味噌風味のソースは甘味と上海蟹独自のクセのある香りで、フレンチと中華の中間の創作料理の雰囲気。
なかなか食べられない味かも。
肉料理は牛フィレのステーキ。トリュフやフォアグラが乗って、いかにもメイン!って感じ。
これはもう言わずもがな、というメイン料理ですが、もう少し私はお肉がレアでも良いかなぁ(ワガママ)。
とはいえ結婚式の料理って、とんでもない数を作るから大変だよねぇ。
そしてデザートは「フロマージュブラン 永遠の愛を誓って」(笑)。
ハート射抜かれちゃってるよ!
もうご馳走様!って感じです(笑)。
さすが北海道なのでミルク系のデザートは鉄板で美味しいですね。
あと、ハートのチョコの下の黄色いケーキがサツマイモのケーキかな?素朴で美味しかったです。
ケーキカットしたケーキも美味しくて大満足。
ちなみに、この日の昼は1個前のブログで書いた柊家に行っていて、昼食べ過ぎな上に、着物でなかなか苦しくて、
うめちゃんは「苦しー!あー、入らない!」と食べられないことを残念がってましたが、
私がうめちゃんの残した分まで食べていたら、「ヒグチさんなんでそんなに食べられるの!?」と言われたので「バキュームカーのような私の食欲!」と言ったら「こんなとこでその例え、ヤメロ(笑)!」と盛大に突っ込まれました。
その後「私の胃はダイソン…。かつてない吸引力!」と言い直しましたが(笑)。
おかげで太りました。当たり前ですわ。
札幌の親戚の店「柊家」でランチ。
札幌の食べ記録、追加。
母親の妹、叔母の旦那も「柊家」という飲食店を経営しており。
柊家
011-511-4277
北海道札幌市中央区伏見2-2-2 1F
http://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010105/1044294/
この「柊家」実は父親の前の店、シュー・シノアと同じ店舗で、これぞ本当の姉妹店(笑)。
(シュー・シノアについては2個前のブログにて。)
しかし、美味しんぼと違うのは、義兄弟姉妹仲良くやってるよ、という(笑)。
叔父は元々和食の出身の人で、以前は串揚げの店もやっていました。
今回、シュー・シノアの後地にやるということで、うちの父親に中華を習い、今のお店では中華と和食両方出すことにしたみたいで。
ランチは「今日のランチ」の油淋鶏を頂きました。
点心として小籠包二つ、サラダ、漬物、スープ、メインの油淋鶏、デザートの杏仁豆腐付いて¥1000。
かなりボリューミー。
油淋鶏はタレが美味しい。ちょっとクセのある味。
私の好みは一枚肉の油淋鶏なので、そこはちょっと残念かな(親戚にも手厳しい・笑)
肉は唐揚げと竜田揚げの中間なイメージ。
他の付け合わせの味が優しめなので、食べやすい。
その味の優しさがうちの父親とその辺の味の差を感じました。性格か?
特にスープが美味しかったなー。
ラーメンのランチもあるので、スープの味を考えるとラーメンも期待。
あと今回頼まなかったけど、釜飯があるんです。
釜飯は炊くので30分かかるようですが、釜飯食べたかったなぁ。
親戚サービスとしてソフトドリンク頼んだら何故かビールが出て来ました(笑)。
これはさすがのうめ子先生も驚いてらっしゃいました(笑)。
うちの実家は全員酒飲みでして…。
その前日、親友の結婚式に着物を着るため、祖母が着物を持って着せ付けに来ましたが、祖母が昼間からセーコーマートのサワーを飲んでいました(笑)。
うちの弟に「ばあちゃん、それ酒だよ?」と言ったら、「こんなのジュースみたいなもんだ」とか言っていたので末恐ろしい…。
そんな訳で、しのあもいいけど柊家もね、って感じでよろしくお願いします(笑)。
トマトのひやむぎを作った
札幌の記録を書きたいのだけど、東京に戻ったらバタバタなので、今日の自炊の記録。軽めに。
よしながふみさんの『きのう何食べた?』は料理好きには「わかるわかる」と、うなりまくりの漫画で、しかも出てくるレシピが美味しそうなので、結構真似して作ることがある(実際再現ブログもある)。
確か1巻に「トマトそうめん」が出てくる(『きのう何食べた?』は父親に貸したため手元にない)のだけど、これは特に美味しくて夏になると必ず作るメニュー。
今回はそれを少しアレンジ、というか貧乏仕様に(笑)。
ツナって高いんだよね。
実家から送られたりするととてもありがたいんだけど、買うとなると気後れしちゃう。
70g¥100かー、みたいな。
もっと安いの売ってるところを探せば良いんだろうけど。
という訳で鶏ひき肉にした。
鶏ひき肉は砂糖、みりん、醤油、オイスターソースといしりというイカの魚醤を少し入れ、さらに仕上げに塩こしょうで甘辛く。
いしりはうめちゃんに福井の方のお土産でもらった。
おお、これこれ。
イカの魚醬なのでなかなかクセがあって、珍味大好きな私達にはありがたい調味料。
オイスターソースも魚醤に近しいですが、甘味があるのが特徴ですな。
こういう味に難癖付けそうな調味料を入れると、この一皿一筋縄じゃいかないよ、って感じで好き。
そうめんをひやむぎにしたけど、やっぱひやむぎって野暮ったいなぁ、と思いつつ、そうめんはツルツルし過ぎて食べた気がしないのも事実。
よしながふみさんの本の中ではドッサリ薬味とすりゴマが入っていて、これがとても美味しいんですが、薬味やすりゴマをケチッて、生姜とカイワレ大根、ごま油で代用したものの、やっぱりドッサリ薬味とすりゴマ乗せたかったなぁ。
あと、またもうめちゃんの沖縄土産のコーレグースも最後に一振り。
コーレグースは美味しいなぁ。ちょっと取り寄せしたい気もする。
ラー油の油分が時々邪魔だったり、安いのだと油酸化して嫌だったりするし、鷹の爪入れるのとはまた違う辛さでいいんですよ。
しかし、この甘じょっぱい鶏ひき肉を入れたら、汁をごまダレにしたり、もしくは豆乳混ぜて、すりゴマ入れたら坦々麺風になったかもしれないなぁと。
ちなみに汁は普通のめんつゆ。
そうめんやひやむぎは案外とレパートリー広げられるんじゃないかと思っていて、高級流しそうめん屋でも開いたら儲からないかな?とか考えたときもあったけど、そうなったらそうめんの概念を覆すものを作らないとダメだね。
高級かき氷的な。
すごいそうめんを探すところから始めた方が良さげ。
とかそんなくだらないことばかり考えて一夏が終わるんだわ。
久々にまともな自炊。『きのう何食べた?』に出てくるトマトとツナのそうめん作りました。やっぱりうまい…。しばらくまたハマりそうです。#きのう何食べた? #よしながふみ
色々調べたら昔作ったトマトそうめんのInstagram出て来た。
毎年作ってんだなぁ(笑)。