仲良し
今は、もうアヒルはいないけれど、アヒルが庭を歩いているだけで癒されました
四、五匹いた時もあり、唯一例外で合鴨で緑の羽の「ちびた」という名前を付けたアヒルは、人に食らいつくので、キャーキャーと、人が通るたび大騒ぎでした。
そんな、負けん気のちびたはカラスと戦って負けたみたいです。
そういえば、飛ぶアヒルもいました。木から木へ飛んでいました。
娘が赤ちゃんの時、戸を開けて一緒に昼寝をしていて、気配でふっと目が覚めたら、
私の顔のすぐ近くにアヒルの顔があってびっくり。
娘をかばって、娘に私がおおいかぶさった時、私の背中をあひるはこつこつこつと、
突っつきました。鋭い刃物という感じではなく、分厚い堅いもので、突っつかれた感じでした。アヒルにしたら、遊んだだけだと思いますが
唯一アヒルが怖かった瞬間です。結構、腫れて痛かったです。
うちで生まれた何匹かのアヒルもいましたが、中に、奇形で生まれ、足が悪くひきずってうごいていましたが、長生きはできませんでした。
動物の世界は,のんびりしているようですが、厳しいことも沢山あります
ニワトリの卵とウサギのキャベツの葉っぱ
うちのニワトリの卵です、見事な黄身の盛り上がりでしょう?これはチャボの卵で、小ぶりです。
私は、主人に聞いてみました。
「あんまり、いい餌をあげているわけでもないのに、なんでこんなに黄身がもりあがっているの?」
キャベツの葉っぱもあげているからだと思うよ。
それじゃ、キャベツおばさんの私のおかげだ。
私は夜な夜な?キャベツ集めに歩いている。
いろいろなスーパーに行って、キャベツの屑葉、つまりみんなが捨てている部分の葉っぱを集めている。
あるスーパーにはお願いして、捨てないで採ってもらってある。
このスーパー巡りで、別の角度から各スーパーを観察することができた。
乱雑に葉っぱとごみを一緒に捨てているところ、きちんと葉っぱとごみはもちろん、
葉っぱも種類ごとにきちんと分けているところ。
ごみの量と価格、価格と品物のレベル、品物のレベルと客層、
そして、葉っぱをくれるときの店員さんの態度、
私は、どんなお店に入る時も、特に飲食店などは,まず、トイレの状態を見るのだが、
キャベツの葉っぱは、やはりこのトイレと同じく、雄弁である。
お店では目立つ、怪しい私だが、そんな私に対するお客さんの態度も面白い。
そういえば、亀のために葉っぱを集めていた男の人で、私のライバルだった人とは会わなくなった。
それにしても、何故、こんなことをやり始めたかというと、実はニワトリのためではなくて、ウサギのためだったのだ。
長くなるので、この次にしよう。
ライの狂犬病予防注射
葉書が来た。ライの狂犬病予防注射をしてください、との内容だ。
ついに来たか,大変だ。今年ライは,毎年やっている予防注射をうけていないのだ。
ライは春先,小屋からにげて、車庫のあたりでウロウロしだしてから、凶暴になった。
不思議なことだが、ライは,10年の昔から車庫に来ると威張りだす。
うちの車庫は三台分が入るくらいの大きさで,テニスやらの壁打ちができるようになっているが、ライがうちに来た十年前のその日、そこにしばらくいた。
そのせいかどうか,車庫が大好きで,小屋から逃げると,必ずそこにいる。
車庫以外ではおとなしいいい子なのに、車庫にいると人格?が変わるのだ。
でも、どんな時でも主人にだけは甘えて従っていた。
ところが今回は、主人にも噛みつこうとした。何とか家族みんなで犬小屋まで連れて行ってしばらくすると、いつものおとなしいライに戻ったみたいだ。
でも、首輪をしようとすると、また噛みつこうとした。これではだめだと
小屋から出さないようにした。
予防注射が迫ってきていた。
いつもお世話になっているO動物病院の先生に訳を話して,睡眠薬をもらってきた。
ライを眠らせて、首輪を付けるのだ。
2時間ぐらいはぐっすりと眠るとのこと,えさに混ぜて食べさせ様子を見る。
全く変化なし。
最大限の強さの薬に変えてみた。
ライ,ケロッと元気!中型犬でも十分効はずなんだが
どうしようもない。
そんなで、ここまで来てしまった。
O先生に又相談してみる。
「なんか考えましょうと」言ってくれている。
何とか、注射ができますように。
かわいいノチェのたった一つの困ったこと
最近、ノチェに困った習慣(?)がついた。
夕方になると,お土産を持ってくる。それをおもちゃにして動き回っている。
バッタ,カマキリ,ゴキブリ,少し前はトンボも捕まえてくるのだ。
そのうちの一匹は、お風呂場の天井や台所のお菓子の上やいろいろなところに出没してい
る。ノチェから逃れることができたからだ。下にいるものは、逃がしてやったりしている
が、この間、私が必死で捕まえて外に逃がしてやっていたら、ノチェがのそのそやってき
て「うわ!」と焦ったことがあった。
こんなにうちの庭にバッタとかがいたんだ、と驚くぐらいたくさん採ってくる。ほんとう
になんの罪もないのに申し訳ないと思うが、かわいい猫にはこういう一面がある。
まえにいたねこは、よく雀の赤ちゃんをつれてきて、それを、ほこらしくみせにきた。
そのたびに、生きた心地がしなかったものだ。
直子のもとボーイフレンドの飼っていたねこは、彼が風邪で寝込んで何も食べられないと
きネズミを捕まえてきて、これをたべなさい、とくれたらしい。やさしいこころなんだけれどね~
珍しくノチェがすり寄ってきた
朝、珍しくノチェ(フランス語?で、闇を意味するらしいが、黒だしひびきがいいので命名した)
が、私の足にすり寄ってきた。直子も寝ているし、大好きなパパもいないし、しょうがないなママでも、と思っての行動だと思うが、えさのさいそくだ。
カラカラエサが好きだと思っていたら、缶詰めも好きらしく、缶詰めのエサがほしい時だけすりすりしてくる。
もうすっかりうちの王様だ。
ノチェは、三か月前にうちの庭に捨てられていた。
泣き声はすれども姿が見つからない。ノチェは必死に泣き声を上げていたが、どこにいるのか分らない。雨が降り続いている。
が、ある日、私と直子が外出先から戻って,玄関の戸を開けると,真っ黒い猫が、保護されていた。
パパが見つけてくれた。
鶏小屋とウサギ小屋の僅かな隙間に挟まっていたらしい。ちょうど、雨を避けられてい
て助かったらしい。でも、もう一日遅かったらダメだったらしい。
というわけで、しばらくぶりで、うちに子猫がやってきた。
ぴよとニワトリ
主人はぴよを鶏小屋に放した。しばらくして、私はぴよの様子を見に行った。
鶏小屋の戸を開けるとぴよの姿が見えない。だから、私は首を下げ、半身を小屋の中に入れた。と、パたパタパタと、何かが飛んできて、私の背中にとまった。
ぴよである。やっぱりな~
そのままぴよは私の背中におんぶして、また家に帰ってきてしまった。
次の日、また主人はぴよを鶏小屋に放した。直子と私、様子を見に行く。
またぴよはいない。小屋の中を見回してもいない。あれ~、ぴよはどこ?
いた!
ぴよは、壁と壁のほんの薄い隙間に挟まるようにおどおどと落ち着きのない様子。
どうやらニワトリが怖いようだ。私たちを見つけると、寄ってきた。直子に抱かさる。
家に戻り、エサをあげると、ものすごい勢いで食べた。小屋の中ではエサを食べられないみたいだ。
私と直子はぴよをこのまま家で飼いたいといった。だが、主人はぴよのためにはにわとり小屋で慣れさせたほうがいいという。
そして主人は来る日も来る日もぴよを時間を延ばしながら鶏小屋に運んだ。
私たちは、遠くからぴよを見てるだけにしなさいと言われ、そうした。
初めは、絶対慣れないと思った。ぴよは自分を人間だと思っているから。
おどおどと隅っこにいるぴよの姿を見るのはつらかった。
でも、少しずつ、エサ箱の端から素早くエサをついばみ始めた。そのころは、もうぴよは
小屋にお泊りだったので、意を決してのことだったと思う。そしてぴよはだんだんと
ニワトリになっていった。
そうして、なんとぴよは親になったのだ。ひよこを抱え、私たちがそのひよこを触ろうとすると、生意気にもぴよは怒った。にらんで私たちを威嚇する。
ぴよはたくさんのヒヨコたちを残し、ニワトリとして旅だったが、やっぱり主人が正しかったのだと思う。
さすが、ウズラの首の傷を針と糸で縫い、ヤギの出産を一人でやってのけただけのことはある。
ちなみ主人は建築士である。獣医ではない
。
人間だと思って育ったぴよ
直子がまた、なんか連れてきた。小屋から。
前には、ニワトリの卵を自分で、ヒヨコにする、と言って、自分のおなかに抱いていた
それは、小さな子供のうちだったから、放っておいたら、そのうち、あきらめたようだったが、今度は何だ?
今度は、ひよこだ。ひよこは、本当にかわいい!
丸く、黄色く、かわいがられるために神様がこれでもか、というくらいに愛らしくおつくりになったとしか思えない容姿をしている。
毎日、直子は自分の部屋でぴよと名ずけたヒヨコの世話をしている。
直子の部屋には、いろいろは動物が飼われていた。いぬ、ねこ、うさぎ、こうもり、はむすたー、りす、あひるは、したのへやかな?
ぴよは、順調に育っていた。
ある日、直子はぴよを、下のリビングへ連れてきた、もう黄色ではなく、白いぴよに成長していた。
驚いたのは猫のキラである。このおっとりキラではあるが、どちらかというと、ひよこは