投資の学校

投資の大切さを子供たちに知ってもらいたい、そのために0.001%でも貢献したい、そんなブログです。

2020年1月の資産状況(2年6ヶ月)

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こんにちは。たかたろうです。

 今後、継続してブログでいろいろと発信していきたいと考えていますが、まずは読者の方に何かしらの信用を得た方がよいのかなと考えます。投資資産のポートフォリオの内容、配当金の状況などいろいろと考えられるのですが、私のブログでのスタンスは、あくまで資産最大化を目指すものではないため、そういう目的に参考になる情報は、今後必要であれば公開も考えようかなと。

では何を公開しようと思った時に、ひとまず、今までの投資をして結果が出ているのかどうかは、ブログを読まれている方は興味があると思いましたので、その状況をまずはお伝えしようと思います。

 

もはや銀行にお金を預けていれば増えていた、古きよき時代は終わりを告げました。今は自分自身が行動し資産を守り増やし続けていかなければいけません。そう思ったのが今からちょうど2年半ほど前。投資自体の経験はリーマンショックも経験していますが、投資のスキルが自分にはあると全く思っていない、むしろ投資家としての心構え、知識、行動力、忍耐力などは、私自身が目指したい場所からは程遠いと認識しています。そういう普通の人であっても、行動し続ける必要がある。そういうことをまずはお伝えしたいのと、そういう状態から試行錯誤しつつ歩んでいったとしても、大きな間違いをしなければ結果がついてくるということを知ってもらいたいと思います。

 

資産状況(2020年1月)

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時系列で示したグラフは、私のすべての資産を属性ごとに色分けして積み上げたものです。見てわかりますが、株式の資産が時の経過とともに増加しています。これは、安全資産の円預金から株式への段階的なシフト、および継続的な投資の結果によるものです。

このグラフからは、私の投資が効率的か非効率かは読み取ることはできないと思いますが、一言だけ添えるとすれば平均以下のパフォーマンスです。試行錯誤をしてきた結果です。ですが、愚直に節約し、正しい投資をおこない運用することで確実に資産は増やすことができることを証明しています。

 

今後、私が試行錯誤して感じてきたこと、そして今後どのようにしていくかも記事にしていきます。

 

それでは。

経済指標を読み解く(初心者でも大丈夫!)

たかたろうです。

投資をする際、マクロ経済を理解している人としない人では、投資の失敗の確率がだんぜん変わってきます。

ここでいうマクロ経済というのは、ある特定企業の業績や今後の見通しどうこうではなく、国や世界単位での経済動向のことを指します。

世の中の景気がよいのか悪いのか、失業率がどうのこうの、金利がどうのこうのといろいろと経済ニュースを見たり聞いたりしますが、そのあたりのお話です。

 

投資は経済活動のひとつですから、このマクロ経済の状況を知ったうえで投資をおこなえば、その効果は明らかに知らないままおこなうよりも低いリスクでより多くのリターンを得られるものになります。例えて言うならば、上り坂で(不景気のときに)アクセル全開で(資金をがんがんつぎ込んで)進もうとしてもなかなかスピード(投資額に見合ったリターン)は出ません。逆にくだり坂であれば、それほどアクセルを踏まなくても自然と車は加速していきます。

 

 [39]米国債イールド・スプレッド

まずは絶対に外せない指標。米国債の長期金利(10年債利回り)と短期金利(2年債利回り)の差異で、これがマイナスになる(つまり長期より短期の金利の方が大きくなる)と、景気後退の予兆としてとらえられるケースが多いです。直近では2019年8月に金利差0になりましたが、マイナスにはなっていませんね。

 

アメリカ国債のイールドカーブも気にしたいところ。

jp.investing.com

金利が低ければ、その分だけ企業が借入しやすくなり、経済活動が活発になります。また個人消費者も低金利でローンを組みやすいので、購買意欲が上昇し消費が拡大していきます。株式市場へ流入する資金も増えるため、株価が上昇しやすくなります。 

裏を返せば、長期金利が高い状態は株式市場は逆境です。資金は株ではなく債券に流れますし、企業は銀行から高金利で借り入れすることになり利益を圧迫します。よって株価も低迷します。そういう状況では、どんなに輝いている素敵な企業であっても全体の勢いに揉まれて株価が相対的に低迷します。そういうタイミングが、株式投資を全力モードでするには最も適しています。

 

 

 [49]CBOEボラティリティ指数(VIX)

別名「恐怖指数」と呼ばれ、投資家の心理状況を可視化した指標として用いられます。

 

VIXが高くなればなるほど投資家が不安、恐怖を感じていることになります。つまり株価が急落すると指数が一気に高くなります。逆に日々の株価の変動がわずかであれば、それが上昇であれ下降であれVIXは高くなりません。 

VIXは、S&P500株式指数を対象にしたオプション価格を相対的に表したものです。

このオプションは、シカゴ・オプション取引所(CBOE)で取引されており、オプション価格を決定するための計算式に利用される予想株価変動率がVIXとなります。

投資戦略:1日に20%上昇したら短期売買で利益を狙います。

具体的には?(超初心者向け):嵐が過ぎるのをじっと待つ(売りも買いも何もしない。自分の所有する株式資産は見なくてよい)。ただし、定期買付している資産はそのまま継続して構いません。

 具体的には?(初心者向け):余剰資金があれば、SPY,VOO,IVVなどのS&P500連動ETFを買い、数日以内に売る。

具体的には?(中級者向け):余剰資金があれば、FAANG*等のハイテク銘柄を書い、数日以内に売る。

 

 *FAANG(ファングと読みます。米国大手IT企業5社Facebook、Apple、Amazon、Netflix、Googleを指し、それら企業名の頭1文字をとったもの)

 

まずはやってみる

現代社会、投資をしている人としていない人との貧富の格差は広がる一方です。

そのことに早くから気がついて努力している人がいる一方で、投資は怖い、損する、金持ちのすること、そういって全く興味を持たない、聞く耳を持たない人がいることも事実です。

 

子供達に投資についての正しい知識を伝え、自ら考え判断できるようになってほしいと願っています。

では、何をどのように教えればよいか。

ざっと思いつくことを箇条書きしてみました。

  1. お金は自分で殖やす時代になったということ。
  2. 殖やすためには長い時間が必要だということ。
  3. むずかしいことは考えなくてよいということ。
  4. 投資は大事。でも投資したことを忘れるぐらいがちょうどいい。(プロの投資家になんてならなくていい)
  5. お金は大事。でも、お金よりもっと大切なことが世の中にはある。
  6. 節約は大事。でも、使うべき時、使うべき相手には遠慮せずに使いなさい。
  7. あなたがよく知っている「よい企業」に投資しなさい。
  8. 「よい企業」の株をたくさん集めなさい。そしてそれをずっと持ち続けなさい。
  9. 投資先は分散すること
  10. 税金の仕組みを知ること大事。日本では税金が安くなるための仕組みがあるが、それを知らない人に国や市町村が親切丁寧に自ら進んで教えてくれることはない。
  11. 投資がわからないなら、これだけやっておけばよい的なこと。

 

よく巷では、株式投資、不動産投資などで資産を増やして、それをブログやツイッターで知見として公開してくれています。以前に比べれば、様々な情報を簡単に手に入れる環境が整いました。

一方で、それら膨大な情報の中から自分にとって有益な情報を見つけ出すことも大変ですが、自分たちの子や孫のみなさんが、正しい金融リテラシーを身につけ、今後の不透明で不都合な日本において地に足をつけて自分自身の判断と行動によって幸福な人生を送ってほしいと多くの方が願っているはずです。私もそうした思いを持つ親の1人です。

 

ブログを書くスピードも、書く内容も2流、いや3流の私ですが、興味のある方は今後ともこのブログを暖かく見守っていただければ幸いです。

 

                        2020年1月吉日 たかたろう 

保有銘柄の四半期決算チェックを怠るな

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こんにちは。たかたろうです。

 

私のお気に入りの投資本であるMarket Hack編集長広瀬隆雄氏の著書「Market Hack流世界一わかりやすい米国株投資の技法」において「Market Hack流投資術10カ条」として記載されているルールの1つです。

 

この本は5年ほど前に刊行された内容ですが、現在の私の投資における言動をチェックするために半年に1回は読み直しています。(Kindle電子書籍で購入したので場所もとらず便利です)

 

 

広瀬氏の運営するWebサイトでは、タイムリーで注目の事柄や銘柄について、その本質的な意味、裏側を知る立場での解説など、読んでいてとても楽しくそして参考になります。最近は投資以外のネタで盛り上がっていることもしばしばありますが、それもまた一興。

 markethack.net

 

 

保有銘柄の四半期チェックを怠るな

 

で、タイトルの件。個別株に投資したのであれば、投資家として最低限、保有銘柄の四半期チェックしなさいと言うもの。

具体的には以下をチェックしていきましょう。

 

(事前)

次の四半期決算発表日がいつか

コンセンサス予想(EPS、売上高のアナリスト予想の平均値)を知る

 

(決算発表後)

EPSの決算値が、コンセンサス予想を上回ったか

売上高の決算値が、コンセンサス予想を上回ったか

次回のガイダンス(EPS、売上高の会社側予想)が、コンセンサスを上回ったか

3点揃って上回ることが大事。どれかひとつでも取りこぼした場合は、NGとなります。

 

どこでチェックするの?

 

ところで、みなさんは上記のチェックをどこでやっているのでしょうか。

私は、今まではYahoo Financeを利用していました。

 

finance.yahoo.com

 

最近「Seeking Alpha」別のサイトを見つけたので、ご紹介します。

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https://seekingalpha.com



 

サブスクライブせず無料のままでも、十分活用できました。

初めての方向けに簡単な使い方だけ掲載しておきます。時間がある方、興味がある方はいろいろなページを試して現在利用中のサイトとどちらがよいか比較してみるのもよいかもしれません。

 

 

1)調べたい銘柄の名前やティッカーを入力。

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2)銘柄の「Earnings」をクリック

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3)過去の四半期決算のEPS、売上高の予想/実績を一覧で確認できます

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ここで、EPSと売上高の成績をチェックできます。過去5年分ぐらいまで遡って確認ができますので便利だと思いました。

補足:Revenueのカッコ内数字はQtoQ(前年の同四半期比)のようです。

 

 

なお、次回四半期決算の予想は「Earnings Estimates」で確認できます。

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営業CFの確認

営業CFも大事です。

「Key Data」>「Financials」>「Statement: Cash Flow」を選択してキャッシュフロー計算書を確認しましょう。

 

確認ポイントは

・営業CFが毎年増加しているか?

・毎年の営業CFはその年の当期純利益よりも大きいか?

 

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長期投資でも短期・中期投資でも、保有したらほったらかしとならないよう、自分も気をつけたいと思います。

 

それでは!

 

 

子供が投資に興味を持つには

投資の学校というブログを始めたものの、おそらく未成年の皆さん(小学生、中学生、高校生の方)は、まずこのブログを見ないことしょう。

 

そこで、まず想定する読者(ペルソナ)は以下のような方だと勝手に予測して、しばらくは記事を起こしていこうと思っています。

 

続きを読む

継続投資の重要性

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Photo by Andressa Voltolini on Unsplash

 

最近はネガティブなニュースにマーケットが反応する機会が増えてきました。米中貿易摩擦は今までも言われていたこと、サウジアラビア国家によるジャーナリスト殺害も人道的な面から言えば問題ですが、マーケットにとってはあまり影響を受けるものではないのではないかと思えます。

少しづつマーケットの参加者の意識が変化してきているのだと思います。

そして米国による利上げ、バランスシート縮小(市場からの資金吸い上げ)は確実にマーケットにとってはアゲインストな情勢になってきています。

 

10月は久しぶりの暴落も起きました。投資経験の少ない方は、今回の株価の急落時にちょうど一番安いところで手持ちの株やETFを手放してしまったかもしれません(まだだ底が確認できていないので、終わりの始まりの可能性もありますが)。こういうときにいかにしっかりとBuy&Holdすることができるかが、投資のリターンに大きく影響を与えるというお話をさせていただきます。

 

投資の継続がいかに重要であるか

 

マーケットというのは時に気まぐれであり冷酷です。先週まで晴れ渡っていて何の心配もしていなかったのに、気がついたらどんよりとした雨雲に覆われ、逃げようと思った頃には大嵐、もはや逃げることすらできず呆然と立ち尽くすことしかできない、暴落というのは大抵そういう状況になりがちです。(みんながみんな、逃げようと思って逃げることができるんだったら、暴落でも何でもないですよね・・・)

下落直後は、すぐに戻るだろうと高をくくっていても、そうならなかった場合、大抵の投資家はパニックになって我先に売りが膨らんできます。どっしり構えていた投資家も、さすがに下げすぎになって心配になってきたところに、ダメ押しでさらに売りがくるともっと下げが加速。最後の最後で我慢できなくなった人たちが売り出して売り枯れとなってようやく下げが止まります。

 そうです、まだ大丈夫と思っている人がいる限りはまだ下げ続けるということ。そして、もうだめ、耐えられないと思って泣く泣く手放すと、そこが大底。そこからはもう上がるだけです。

私自身が過去に何度もその経験をしてきたので、不安になる普通の投資家の心理がすごく分かります。(分かりますというか自分そのものです)。だから自分自身が不安で不安で仕方なくなったときは、過去を思い出してこう自分に言い聞かせます。

 

「夜明けが前が一番暗い」

 

マーケットは気まぐれであるが故に、暴落した翌日以降に一気に上昇することも多いのです。こちらのグラフは過去1988年以降で米国株式が大幅に上昇した営業日の上位40日です。

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(資料:JPモルガン・アセット・マネジメント Guide to the Marketsより)

 

大幅上昇した日は、そのほとんどが大幅下落した直後であることがわかっています。過度な悲観に支配され冷静さを失った投資家が大挙して売りを出すことで、相対的に過剰に割安な値段となることがあります。しかし、そういうパニック売りが収束すると大幅な下落からほどなくして大幅な反発が起きてきました。つまるところ、大幅下落したときに売るという行為は、継続投資でのみ得られる果実を自分からの手で放棄してしまうことなのです。

 

どれくらい投資リターンに差が出るのか

 

以下のグラフは、1988年に1万ドルで投資を始めて、その後の投資期間において、大幅に上昇した営業日に投資をしていた場合とそうでなかった場合を比較しています。

全てで投資を継続した場合、大幅上昇した日に投資していなかった場合(おそらく直前の大幅下落時に手放してしまった)、それぞれでどれほどの差が出るのでしょうか。

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(資料:JPモルガン・アセット・マネジメント Guide to the Marketsより)

 

全期間、常にマーケットに居続けた場合は1万ドルが22.5万ドルまで投資額を増やすことができましたが、大幅上昇の上位のたった5日を逃しただけで15万ドルに低下、上位30日を逃すと4.6万ドルにまで下がってしまいます。

 

もちろん、大幅な株価下落は精神的にそうとうつらい状況です。それをいったん手放すことで精神的苦痛からは解放されます。絶対に手放さないことが正解だということを言うつもりはありません。

投資される各々が、いくらまでなら手放さなくても平気な(耐えられる)規模であるかをご自身の状況、投資期間、投資目的などから総合的に再考されるのがよいかと思います。

セールスフォース・ドットコム(Salesforce.com)の分析

セールスフォース・ドットコム(以下セールスフォース)と言えばCRM(顧客管理システム)の世界シェアNo1企業です。 

株式上場もハイテク企業の上場が多いNASDAQではなくNYSEというところが普通のハイテク企業とは異なります。

今回の記事では、2018/9/26におこなわれた年次イベント「Dreamforce 2018」のプレゼンテーションを用いて、セールスフォースの現状、および未来を垣間見たいと思います。

 

 

セールスフォースの今と未来

 

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引用:Salesforce Investor Day 2018

 

こちらはCRMソフトウェアのシェア推移。セールスフォースが独走。 

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”適切な市場に適切なタイミングで” CRMは企業向けソフトウェアの中で今後最も成長すると見込まれています。

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そして、その中におけるセールスフォースの立ち位置は、CRMのトップシェアであり続けること。

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 売上高の現在まで、そしてこれからの伸びも申し分ないです。年率20%で伸びていく想定。FY2022には、210億ドル(日本円でおよそ2240億円)に到達する見込み。 f:id:toushinogakko:20181015094703p:plain

 

 これがどれくらいすごいのかというと、創業してから売上高200億ドルに到達するまでのスピード(あくまで将来の見込みですが)が半端ない。最速で売上50億ドル、100億ドルの記録を更新。あのマイクロソフトを凌ぐ成長ぶりです。

セールスフォースの創業からの快進撃、改めて見るとすごいですね。

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取り巻く環境について

 調査会社IDCによれば、DX (デジタル・トランスフォーメーション)への対応は経営者の最優先課題であり

  • 2020年までに、全企業の60%が組織全体のデジタル・プラットフォーム戦略を公表、その戦略を推進しているだろう。
  • 2020年までに、全企業の90%が複数のクラウド型のサーピスもしくはプラットフォームを利用しているだろう。

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セールスフォースの強み

持続可能な競争優位性を生み出す、それが正当だと考える唯一の根源は、顧客の持つ知識、かかわりを集約させること。

「Customer360」という、顧客中心に多種多様なサービスを揃え、それをシームレスに連携させて利用者ファーストのサービスとして提供していこうとしています。

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 2018年にはミュールソフトを買収。ここ最近は自前ではなく、手っ取り早く買収することでポートフォリオを強化してきています。

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クラウド・サービスと、各企業が利用する既存の業務システム(レガシーシステムと呼ばれることも。オンプレミスといって自前でサーバー機器やソフトウェアを保有して利用している場合が多い)へのAPI経由での接続、連携が可能になります。今まで困難だったレガシーな業務システムとのデータ連携を、ミュールソフトという接着剤を通して統合し、ハイブリッド型のクラウドサービスとしてさらに付加価値を高めようとしているのが見てとれます。 

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現時点では、セールスフォースだけが全方位型のポートフォリオを提供可能。当然、競合他社も黙っているわけはなく、今後も競争が続くことでしょう。

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 現在のところ、単一のクラウドサービスを利用する企業が62%と大多数を占める。でも、複数のクラウドサービスを利用している企業が売上の92%を占めている。つまり、単一利用の顧客が、複数サービスを使い始めるようになったら・・・

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エコシステム(顧客、パートナー企業を含む経済圏)のアドバンテージ

コンサル系、独立ITソフトウェアベンダー系いずれも裾野を広げており、巨大なエコシステムを今もまさに拡張し続けています。

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 他社との協業

 さらには、アップル、アマゾン、グーグル、IBMとも様々なパートナーシップを結び、競合するだけではなくWin-Winの関係をとれるところは積極的にとっています。 f:id:toushinogakko:20181015104036p:plain

 

2018/9/24Apple社からのプレス発表

www.apple.com

 

  

ファンダメンタル 

売上高、営業CF、利益推移

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1株あたり指標

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キャッシュフロー

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配当情報

 

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