車椅子生活が始まる
いや、まだ始まってはいないけど。
昨年の夏に病で倒れ、入院も半年を超え早9ヶ月。
年も40にして会社からは妙な在宅勤務の提案。バカな上司の能なしぶりに呆れて転職活動を始めてみたものの、車椅子乗りとしての転職活動は初めてで、どんな展開になるか…
障害者の法定雇用率が引き上げになり、未対応の会社もまだまだある中で、まずはエージェントに頼んで9社に応募。
どうなることやら…
自分でさえこんな状態の時に、彼氏の会社もどうやら先月で倒産したらしく、事情を聞けばなんだか妙な話で。
どこまでが本当の話でどこからが怪しい話なのかも見えない様子。
自分が不幸のどん底にいるとは思わない。
下半身の麻痺で済んで、働こうと思えば、積んできたキャリアさえ評価してくれる会社があればいくらでも仕事は出来る。
実家は相続の真っ只中。
それなりにある資産を守るために今まで仕事の中でその手段を学んできたつもりだけど、結局父は何も準備してこなかったのでもはや手遅れ。
私は今まで、何のために仕事を通じてきたのか…
正直これから、人よりハンデのある生活をしながら、人よりハンデのある転職活動をし、それでも生きていかなければならないことに不安しかないけど、何かこうして記していくことの中で、自分を見つけられるのかもしれないと思って、つらつらと綴ってみようかな。
何か、自分の中に、自分を救う物がじつはあって、それに気づくことができたら。
あるかもしれないし、ないかもしれないけど。