愛してるって叫ばせて

田舎から出てきたクソDD女子大生

みんな、アイドルは好き?

じゃあ大丈夫。

はじめに

私は今回ドルステに初めて触れたド新規中のド新規です。観劇したのは今回の愛を込めてとPPP225のみ、過去作は今これを書いている段階では一切履修していません。知らない事ばかりで長年のファンの方には見苦しいかもしれませんが、せっかくなので初見の素直で正直な感想をこの機会に文章として残しておきたくて。破滅的に文章が書けない上にキモ文を推敲する勇気が無いので読み辛いですが、どうしても新規の感想が啜りたい方はどうぞ!

どうでもいいですが5億年ぶりにはてな開いたら高校の頃書いてた下書きが大量に発掘されて文章が痛すぎて死にそうになりました。今も大して変わってないのがつらいです殺してください

 

きっかけ

テニミュ2ndで気になった丸山龍星くんがきっかけで観に行くことを決めました。…んですが、ドルステに関しての告知が待てど暮らせど最初のRT1回きりで、マジでマジで心底不安でした。新テニミュ終わって初めての現場で、これから階段上がってくぞっていう若手俳優がこんな告知せんことある?と思った(正直)。同じく新テニミュで一緒だった大先輩の畠山さんもRTだけで何も仰っていなかったように記憶していて、一体どうなっちゃうんだ…と思ってたらフォロワーさんが「ドルステは役=俳優のお友達みたいな特殊な設定なので新規キャストだと発言しづらいかも」と教えてくださったんですが余計謎が深まってしまい、なんだそれ…となっていました。これが初日のちょうど一か月くらい前。

 

その後5月頭にワーステの情報解禁があり、原作オタクなのでハチャメチャ嬉しくて早く8月になんないかな♪と思ってた。その日のうちにインスタライブをされてたんですがそこでも結局ドルステについて触れることは一切無く、なんかもう一週回って面白くなっていた。初日まであと10日なのに稽古ツイートも無いし公式でも役名もビジュも分からなくて、最早ほんとに出てるのか確かめるために最初行く予定ではなかった初日のチケットを取ることに。

この時不安なツイートを見かねてドルステ民の方がご親切にドルステの慣例やいろはを教えてくださり、初日まで基本的に役柄やビジュは伏せられるのが通例であることなどを知りました。散々疑ってすまんな…。(今思えば言葉での告知が無いのもしなかったのではなくできなかったんだろうなと思えるけど、それにしてもRT1回では新規キャストのオタクがリーチするのに不親切すぎるのでもう少しなんとかならんのかと今でも思っている)

でもたくさん教えて頂いたおかげで3日前くらいには不安を残しつつ前向きに楽しみな気持ちも準備できていました。これでシリーズ一区切りとなる公演だと聞いていたので追加キャストだしアイドル役でっていうのは難しいかもしれないけど、素敵なお友達に出会えるといいな~というシンプルな気持ちで初日を迎えました。

 

初日

退勤して品川に走ったら超~!カラギャン現場でアガった。赤!青!黄!原色に目がチカチカして、自分がアイドル現場めちゃくちゃ久しぶりだったことに気が付きました。あんなにアイドルが好きだったのに、気づけばジャニーズの現場も10公演くらい入る予定だったセクゾの春ツがコロナでポシャッてガン萎えしてから久しく入ってないし、こんなに推しカラーを身にまとってうきうきしてる楽しそうなオタクを見るのも数年ぶりなんだな…と感慨深かった。

いざ始まってビジュ見て最初に思ったのは、「絶対内館ちゃうやん」。当初公式に記載がありキャストが判明してないのが内館だけだったので消去法で内館くんうちわを用意していたんですが、あの華やかな金髪で内館という苗字では絶対無いことだけは何故か直感的にわかった。白金くん、あなた白金くんっていうのね!あと本当にご出演されており安心した(それはそう)。

 

感想

細かい感想は省きます。ドルステに初めて触れた人間のざっくりした印象の話。

1部ね〜〜初見は正直驚きました。これで一区切りって聞いてたのに両グル新メンバー加入エンドなの、広げた風呂敷を畳む気が無さすぎるよ...........!新メン加入に対する既存メンのハードルが低いのも新鮮で凄かった。

オタクにとって抜けるにしろ入るにしろメンバー構成の変化ってめちゃくちゃナイーブでセンシティブな問題だと思うんだけど、本人達側からしたら重要度が違う事って往々にしてあるんだろうな。表に出さない様にしてくれてるのもあると思うけど。脳裏に友人の6人時代からのスノのオタクやツアー初日に新メンオーデが発表された今まさに当事者の超特急のオタクの顔が浮かんだり過去の推しグルの脱退の記憶が蘇るなどし、グループ活動って、色々あるよな...(?)と思うなどしていました。

まあこれらは運営側の方針によるテコ入れの側面が強いので、彼らの様な少年漫画的な絆の力や物語性の強いメンバー加入とは意味合いが違うけど。明くんは100年越しの夢を繋ぐ絆の運命力で、キリコくんと南波くんは雪解けの証としての加入。どちらも自発的な動きであってそこに運営側である要様、うっちー、アキラの意志はほぼ介在していない。キリななは一応アキラに許可取ってるけどプライムーンさんに至ってはプロデューサーである要様に相談すらしてないの、勢い100%すぎるよ〜!報連相はちゃんとしな〜?

でもそれが物語としてめちゃくちゃ美しくて良いなと思ったんですよね。まあ現実ではありえんけど現実見たくてアイドル見てるんじゃないし。むしろその真逆。勢いだってご都合だって運命論だって良いんだよな、その結果が輝いていればさ。彼らは大人の事情よりファンの気持ちより結局仲間や絆を優先して、新しいグループの形を選択した。そこにあるのは明くんが言うように「面白いから」というごくシンプルで、そして何にも勝る理由なんだよね。それってめっちゃ尊くない?

個人的な考え方ですが、人前に立って信仰を集めてキラキラの夢を売ろうなんて酔狂を生業にしようとする人間、エゴイスティックでなんぼだよなと思う時があります。自分が好きな事を好きな様にやってる人が一番楽しそうに輝いてるに決まってるし、私は発散されるそのキラキラしたエネルギーに勝手に夢を見て、勝手に都合良く解釈して、勝手にハッピーになったりあるいは勝手に落ち込んだり色んな感情にさせて欲しいと思ってるし、どんどん良い方向に裏切って欲しい。(対象によってスタンスが異なるし自分の中の感覚的な話なので言語化が難しいけど...)

でもそのど真ん中を行ってくれたんですよね〜〜〜彼ら!!!!!(こっから妄想力の高まりによって何故かドルステ世界線既存メンティアラ目線になっている)向こうでどうなってるのか分かんないけど未来帰った時点でSNSの更新とか多分途絶えてるわけじゃん?そんなんめっちゃ不安〜( ;  ; )うっちーが代わりに更新したりしてたんかな?!でも1ヶ月近く自撮り上がんなかったら流石に文句言っちゃうかも。新規絵欲しいし不安だし。生存報告は大事。

でさ〜戻ってきたら4人になってんのよ。いやマジで誰?て。オタク置いていきすぎ!!!流石に向こうのティアラ界隈荒れなかった?!大丈夫そ?!

でもさあ最初出てきて4人でびっくりしてなんも分かんなくて戸惑うんだけど、パフォーマンス見たらなんかみんなめっっっちゃ楽しそうなんだよ〜〜!!!!!!!!!!!!!!!4人になってほんとに嬉しい!楽しい!だいすき!みたいな感じなの〜〜!!!みんな超いい笑顔だしサプライズ新曲披露もあって新メンバーの白金明くんも顔かわいいし歌えるし踊れるしスタイル鬼だしえ〜いいじゃん!と思って軽い気持ちで白振ったらめちゃくちゃ見つけてずーっと目合わせてくれてそんなの...........勘違いしちゃうじゃんって...........明くんって、俺のこと好き?こんなん気付いたら推し変アンセムですがな〜!!!(りあむ?)

彼らは自分で考えて自分で決めて、更に輝ける最高の新しい形を見つけたんだな〜って感動しちゃった。彼らの100年越しの夢の続きを描く為の決断が、結果的に本人達とファン双方にとって「面白い」 ことであり、それこそ私が照らす側の人間に求めている素敵な裏切りだな〜と思うなどしてました。

フルムーンさん、因果律の収束した結果の存在すぎるよね。あれだけ明くんの人生がコロコロ変わっちゃってたのも納得できるものがある、引き合う力が強すぎたんだね。あるべき形に戻ったということなのかもしれないけど、それが彼らが思い悩んで、明くんの心情の吐露や焼田くんの正論パンチと真っ直ぐな言葉によって絆を確認しあったりした末の選択の結果として描かれているのが凄く好きでした。4人のフルムーン、大好きだ〜〜〜!!!!!

 

2部はもう毎日めちゃくちゃ楽しくて浮かれて大はしゃぎしてた〜〜!!!アイドルのライブってやっぱサイコ〜〜!!!!脳内で幸福物質がキマっていく感覚がわかるライブってマジでいつぶり?!セクゾアリーナ2列引いた時以来?!毎回うちわ更新して超忙しかったけど、毎日生を実感しまくりながら品川に通えました。

まさか推しがアイドルになってくれるとは思ってなかったので初日の事は興奮しすぎて脳が痺れて覚えてないです。歌って踊ってかっこいいなんてアイドルってなんて素晴らしい存在なんだ...(アイドル初めて見た人?)  かっこよすぎてずっとドキドキしてたら終わってた!都合の良すぎる夢でも見たんかな?と思って次の日チケット増やして行ったらやっぱり現実で、そこで初めて最高を実感した気がする。白金明くん、フルムーンさん、ドルステくん、そしてネルケ、最高のアイドルに出会わせてくれてありがとう( ;  ; )

あとドルステ民の方々みんなうちわ芸に命かけてて大好きすぎ〜〜!!!前説のうちわいじりでほんとに毎回手叩いて笑わせてもらってました。なんか勝手に実家のKING OF PRISMくんのことを思い出したりしていて、つくづく自分はトンチキの波動に弱いな...と面白くなっちゃった。

物理的にも心理的にも距離が近い舞台なので推しがめっちゃ見つけてくれるのに爆沸きしちゃうのもあるんだけど、近くに来てくれたメンバーの絨毯ファンサをくらったり近くのティアラ撫子へのレスのおこぼれを美味しく頂いたり思いがけず構ってもらったりしてファンサ厨なんで毎秒めっちゃ楽しかった!!!(正直)  

推しに干されてもおこぼれで生活できる、それがドルステ。宵くんにめろめろでぃ♡になったりキリコたんってもしかして俺のこと好き?と勘違いするなどして楽しかったです。レスの投げ方にも各々の個性が見えて、存在の奥行き感じた。

円形だと推しが対角行ってる時はスパッと諦めて目の前見れるので、色んなメンバーをしっかり見る機会があって毎回発見があって良かったな。GS382さんの振付だと特に円形ならではのフォーメーションが多用されてて、ジャニオタ心に刺さりました。じーえすみやびちゃんさん達って大体ぷるぷるしててちいかわなのに踊れるのえらすぎる。

 

まとめ(?)

振り返ってみると、ドルステの最大の特徴であり私が最初につまづいたポイントでもあるAW設定がアイドルを現実として存在させ、役者にアイドルの友達RP(ロールプレイ)をさせるという二重構造で成立しているのと同時に、1部は観客として舞台を、2部はその場にいるファンとしてライブを見るという二段構えの構成がオタク側にもRP的な楽しみ方を与えてくれていたのもハマれた要因のひとつだなと思います。最初聞いた時ほんとによく分かってなかったんですが、実際に体感すると意外とすんなりついていけたのは、ドルステに関わる全員がそれぞれの存在を愛を込めて丁寧に作り上げてきたからなんだろうな。

もう本当に楽しくて、3、4回の予定が蓋を開けてみれば11回行ってたの同居人女性にテニミュより行ってんの?!ってドン引きされました。ウケるね。でも本当にそれだけ観に行ってよかったです。ドルステの纏う全ての空気があったかくて楽しくて素敵で、この最高に忙しくて騒がしい11日間が宝物になりました。

 

記事のタイトルにもしたんですが、私のアイドル観の礎になっているプリパラと言う神アニメの1話での尊敬する南みれぃさんのお言葉に「プリパラは好きぷり?じゃあ大丈夫!できるぷり!」というのがあって。これめっちゃ好きなんですよね。好きな気持ちさえあれば大丈夫って、こんな勇気の出る言葉私他に知らないんだよ。あと3回で終わっちゃう、突然出会って突然狂ってしまったオタクを置いていかないで、ってさみしくてぐるぐるした整理のつかない気持ちで迎えたPPP225の前説の締めくくり、要様が「みんな、アイドルは好き?」と聞いてくれた瞬間にこれを思い出して、「あ、大丈夫なんだ」ってストンと思えたんですよね。好きでいればまた会える、好きな気持ちを持ち続けていれば大丈夫なんだよきっと。お別れは笑顔で、また会える日を信じて、全てのアイドルに愛を込めて。

それはそうと普通に寂しいもんは寂しいし結局明くんのブロマイド出てないし新体制での音源欲しいし絶対続きやれよな!待ってるから!約束だぞ、ドルステ!(©みゅぅ)

 

書きたいこと全然書き終わらなくて一旦区切りにしたけど、明くんについての感情とか225の情緒イカれたんか?みたいなメドレーの衝撃とかキリコたんが俺のこと好きすぎてヤバい件。とか各メンバーへの印象とか他にも色々出力しておきたかった…体力があれば追記したいです…