酒天導師の戯言

飲んだ酒のレビューまたはそれにまつわる出来事を語っていければなと思ってます。山口県在住で基本県内で飲んでますが たまに県外での出来事も記載できればなと思ってます。

ワインエキスパート 合格の道(1次試験突破方法伝授編)後編

こんばんわ、ブログ主です。

 

というわけで前回のこの記事

xell7806.hatenablog.com

 

後編となります。

 

 

さて前回のおさらいとして。

ワインエキスパートの勉強で特に重要な事3点として

①暗記(コレが前編)
②過去問&問題集による実践
③情報収集

が大事みたいなお話をしましたが

本日はその

②過去問&問題集による実践
③情報収集

についてお話していこうかなと思います。

 

 

 

②過去問&問題集による実践

これを行う目的として

①問題を解く事により、知識の定着化の確認

②問題を解くことによる未定着の知識の把握

③問題のパターンの把握

④ただ参考書や教本を読むだけでは把握しきれてなかった

 知識の特定

 

さてこれらの解説の前に

ワインエキスパートの試験問題てどんな感じかと言われれば

簡単に言えば

4択の選択式の問題になります

そして2017年まではマークシート方式

2018年度よりCBT方式(前編でググってね といったやつです)に変更になっています。

 

※一応CBTとマークシート方式の違い(スゲー雑に解説するZE)

 マークシートはよくあるアレですが

 CBTはパソコン版マークシートでかつ

  問題はランダムで出題(つまり受験者によっては問題

                                                                    が異なるようです。ただし出

                   題傾向はある模様。)

つまりCBTになった2018年より過去問も存在しなければネット情報での出題された問題とかもアテにならなくなってるといった所です。

 

とこれら予備知識を踏まえたうえでブログ主がどんな問題集をやっていたかと言うと

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今回はあえてこの問題集のレビューまではしませんが1次試験を突破した方の情報から特に評価の高かった問題集です。実際コレはかなり扱いやすいのでおススメですが

来年にはまた別のおススメ問題集がでるかも。

 

で前置きを終えて解説へ

 

 

①問題を解く事により、知識の定着化の確認

 いくら書きなぐりして暗記した気になっても問題を見た瞬間に答えられなければ

 活用できなければ意味はナシ。とりあえず当たり前の事です。

 てなわけで実戦で確認するが手っ取り早いです。

 

②問題を解くことによる未定着の知識の把握

 コレが特に大きかったりします。

 問題を解いて回答を間違える箇所を特定し、その箇所をより復習するようにして対策

 をとる、又は間違えた箇所、苦手な箇所と自覚し印象に残る事で改めて、知識の定着

 が可能になると思います。

 

③問題のパターンの把握

 コレもまた重要。過去問や問題集にてどういう傾向の問題が多く出るかを把握して

 究極的に反射で答えられるようになれば強いかなと思います

 というのも試験を受けてかつ過去のマークシート方式の問題もやってみての感想とし

 かなり似た問題か全く同じ問題も少数ながら確認できたたため、慣れるという意味で

 も大事な目的ではないかと思われます。

 ちなみに上記の写真の問題集を反復3周(回答回数3000)&過去問2016&2017をやっ

 てある程度王道的な問題は答えられるようにはなりました(個人差アリ)

 

④ただ参考書や教本を読むだけでは把握しきれてなかった
 知識の特定

 暗記作業をしているとどうしても基礎的な知識や重要度の高い知識に重きを置いて

 暗記する事になり、マニアックすぎる知識には手が届かなかったり、マニアックだか

 覚えなくても良いとかそういう気分とかになると思われます(まあメンドイしな!)

 しかしそのマニアックな知識や把握しにくいような知識の中にで出題される内容もあ

 りますので過去問や問題集を解く中で、マニアックな類の中でも覚えたほうが良い内

 容を把握できればなと思います。



と以上の事をちょっと意識しながらひたすら問題を解きまくればなかなか本番に対応可能かなと思います。

しかし毎年の、1次試験の難易度は上昇傾向にあります。過去問で実際に試験に挑むノリで解く時の注意点として

2017年以前のマークシート方式時代の過去問とブログ主の受けた1次試験の難易度を表現するなら

某バトル漫画のフ〇ーザ編セ〇編位にインフレをしてるというか

今年のCBTはかなり王道よりマニアックで答えにくい問題が出題された印象があります。

ですので過去問を解いてパターンの把握には役には立つとは思われますが、実戦のつもりで解いて8割解けたからと言っても油断はしないほうが良いかもしれません。

 

 

しかしここまで振り返ると学生的にはわりかし問題を解く際の当たり前な発想になるかなとは思われますが、基礎的な概念の目的化で行動に迷いと無駄を無くすのも重要かとは思われるのでこの内容も綴っておきます。

 

そして最後

③情報収集

何の情報を集めるのか? と言われれば

①その年に出版された活用しやすい参考書、問題集

②実際に資格持ちの方からの勉強における対策、意見

③1次試験における問題の出題傾向の把握

 

こんな所かなと思います。

総じて勝率を高めるためにこれらの情報を集めます。

 

①その年に出版された活用しやすい参考書、問題集

 ブログ主が活用した参考書籍や問題集もネットや資格保有者のプロからの情報で

 実際に有効なものを厳選して買っています

 というのもこの手の参考書は非常に多く出鱈目に買ってもお金の損ですし、また

 買っても全部やり切れるかどうかはわかりませんので有効なモノに絞って活用した

 ほうが良いかと思われます。

 また試験の内容や情報は毎年変動する業界の情報に左右されるので、

 最新の年度の参考書や最新の情報にて良いとおススメされる問題集を使う事を推奨します。

 

②実際に資格持ちの方からの勉強における対策、意見

 ネット上にはプロのソムリエ、ワインエキスパートが運営する、試験対策のため

 のサイトが多くあります。ここではおススメのサイトはあげませんが、そういった

 サイトはワインスクールに通えない、通いにくい人のためのスクールみたいな所が

 あるので地方民や金持ちでないパンピーには心強い味方です

 そういった所からプチ講義みたいなノリで勉強したり、または実体験を読んでみると

 よいかもしれません

 一番は直に資格保有者に出会いご意見を頂戴できれば最

 強です。

 

③1次試験における問題の出題傾向の把握

 ここにおいてコレが重要です。

 というのもCBT方式は好きな日時で1回または、2回(より受験料を払えば)試験を受

 けれます。(補足:試験期間は今年は7月20日~8月31日 この間で好きな日時に受験

 可能でした

 つまりあえて遅めに受験予定日を設定し後手に回れば

 今年の問題においてどこの国、どんな内容が多く出題されたか、ざっくりとした合格

 の最低ラインの把握とかが確実ではないにせよできます。これで勉強計画の効率化

 も図れます。(まあ全部覚えられたら最高ですが無理ですし効率化は必要。)

 

 今年の場合だと

 過去の合格ラインは正答率7~8割 2018年は6割 今年はマニアックな問題

 が増え5~6割ほどと言われてました(確実ではない事を留意されたし)

 かつフランスやイタリア等のメジャーな国の試験における出題頻度がさがり、特定の

 マイナーな国からのマニアックな問題が増えたという情報で

 スルーしようと考えたマイナーな国に集中とか対策も練れます(実際これで救われた

 場面もあります。)

 

でもこういったことは毎年変わるのは間違いないので常にアンテナを張り情報を仕入

・使いやすい教材

・勉強計画を造り

・出題されやすい内容や情報の把握で、覚える内容の取捨選択を図りつつ、効果的な

 知識を優先して把握

 

こんな感じに備えて、かつ暗記と練習を行い1次試験は突破できました。

 

とまあ前編、後編に分かれ長々と試験勉強の感想を書いては行きましたが、もし今後この手の資格を取る方がこの記事を見て参考に少しでもなれば幸いです。

 

 

以上本日は此処までにします。

次回更新予定日は未定になります。(9月以内にはまた更新予定

此処まで読んでいただいた方ありがとうございますm(__)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日も注意書きコーナー等はお休みです。

 

 

本日休日予定だったのに社畜的都合で休日出勤で記事書いてます

てなわけで勘弁wマジ眠いのですorz

 

 

 

 

 

 

ワインエキスパート合格の道(1次試験突破方法伝授編)前編

どえりゃあ久しぶりになります。ブログ主です。

 

というわけで約2か月ぶりの更新になりますがよろしくお願いしますm(__)m

 

いやねえもう、久しぶりの投稿でどんなノリで書けばよいやら少し忘れてしまいましたがまあ書いていきましょう...

 

投稿できなかった理由としましては

ワインエキスパートの勉強に専念するためでした。

 

そして、こんな記事を昔書きましたが

xell7806.hatenablog.com

 

そのお受験勉強を約6か月位地味にやった結果

 

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一次試験突破ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!

 

というわけでパソコンでのマークシート方式的なノリの

一次試験 CBT(ようわからん人はググってね♪)突破となりました。

 

ちなみに合格発表は、試験終了後速攻でわかる流れになってますが、わかった瞬間の勝利の歓喜や解放感には素晴らしいものがありました

具体的に

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こんな感じです(某新世界の神のこのシーンはプッツンしてますがまあ笑顔的なノリという事で解釈してくださいませ

 

 

まだ二次試験(テイスティングが残っていてまだまだ闘いは続きますが、大半の方が落ちる(50~60%)この1次試験という鬼門をなんやかんやで独学突破したという事で

 

今回の記事は

ワインスクールに頼らず独学でソムリエ&ワインエキスパート1次試験突破の方法(我流)

となります。

これを前編と後編に分けて綴っていきたいと思います。

さあこれを見て将来のソムリエよ、試験を突破するがよいわぁぁぁー

フハハハハハハハァァァァーッッ!!

読者の皆様方の参考になるよう微力ながらタメになるように書いていきますm(__)m

 

さて勉強てどうするのですかと言うのは

ワインエキスパート お受験勉強奮闘雑記 - 酒天導師の戯言

にも記載しておりますが、これから時間経過してやり方がだいぶ変わったかつ気づいた事が多くあり試験突破という成果もありますので今回で一応完成版ともいえる内容をお伝えします。

 

大まかに分かれて3つの事を抑えれば良いかなと思います。そして以下その3つ

①暗記(まあそりゃね)←今日はココ

②過去問&問題集による実践(特に大事)←コレは後編で

③情報収集(勝率を高めるヒントとか)←コレも後編で

 

以下3つの事をそれぞれ解説しつつ自分の実体験込みで書いていきます。

ちなみに勉強期間は3月上旬~8月29日(試験日直前)の約6か月位になります。

 

①暗記

さて以前の記事でも書いた通り基本暗記祭りな事が多いですが一体ナニを覚えるんですかと言われたらコレ

 

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受験申込をするとソムリエ協会から贈られてくる ソムリエ協会 教本

試験の内容はコレからでます

 

内容として

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約700ページというまさにタウンページの如く分厚い内容となっております。

 

ザックリな中身も説明すれば

・ワインの歴史や概要と製法等々

・その他酒類(ブランデー、ウィスキー、日本酒等)の概要

・チーズ、ソムリエのサービス、輸入や販売について

・そして全体情報量の8割を占める国ごとの 主要品種 地理 品質関係の法律

 主要生産地の名称(この情報量が特にエゲつないw)あと郷土料理

と覚えることはこんな感じで簡単にまとめましたがまあ多いw

 

教本の中身もこんな感じ

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(※シャトー格付けの内容等のページ)
ただでさえ聞くことは早々ないであろう呪文じみたカタカナ言語がビッシリあります。教本はまさにプロのための書籍ですが現役ソムリエをして「こんなんおぼえられるかぁぁぁー」とお話する位ですので、素人が0から何かを覚える時にはしんどいかなと思います。

 

ということでその現役ソムリエよりおススメされた基礎を把握する時の書籍

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     田辺由美のワインノート&ブック

       (よく見たらだいぶ使い込んでボロボロになったなあ)

ワインスクールを運営されている田辺由美氏著の試験対策のための本になります。

詳しくは冒頭にある前回の記事を参考にしていただけたら幸いですが、やはり教本と比較すれば圧倒的に見やすく必要な情報が取捨選択されているのが魅力かなといえます。

あとは基礎を覚えたりするにあたりむしろ教本は無視してしまってこっちのみで覚えても良いかなと思います。

教本についてはブログ主も特に読み込んでたりはしませんw(ただし国の項目ごとにプロフィールという内容がありそれぞれの国の特徴が記載されているのでこの位は読んでおく事を推奨します。)

一応参考画像

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(上記記載の教本のページの画像と同じくシャトー格付けの内容です)

ただこれでも情報量はかなり多いですがこんなのどうやって覚えるのですか言われたらもはや

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書いて書いてかきまくれぇぇぇぇぇぇーーーーーッ!!

以上ですw

 

一応個人的に筆記で暗記する時のルールとして

どの日にどの内容を暗記するかは計画的に予定を立てる

②そしてその日に覚える内容をメインに暗記しつつ、翌日の内容も予習として暗記

③翌日は、その前日予習した内容をメインで暗記しつつ、前日の復習を行いかつ予習

 

つまり

計画を作成し予習、復習による反復で書きまくって暗記となります。(小学生とか思い出すなあ予習&復習)

 

特に難しい事はやってませんが継続が必要な事と聞きなれない海外の語感があるので記憶の定着に少し時間がかかる印象はあります。(ブログ主は記憶の定着に4~5日はかかりました。とにかくパッと思い浮かべるようになるまではなかなか時間かかります)

ちなみに一時試験はマークシート方式的なCBT方式というもので筆記ではないのでフランス語等のスペルまで覚える必要はないので問題文を読むためのスペルの読み方とカタカナ発音を覚えるだけで大丈夫です。

 

またとある国家資格を持っているお知り合い方からの暗記のテクニックとして

寝て記憶を定着させるため、勉強したら15分位仮眠をとるべしッ!

というテクを伝授されたので

勉強の最中は仮眠による小休止&頭のクールダウンとかよくやってましたが確かに頭に定着する速度は速いかなと思われます。

 

 

さてここまでは暗記のテクニックみたいな話でしたがある意味一番重要なのは

時間の確保

こう海外から見ると世紀末な労働環境な我が国の現代社会では時間の確保というのが最大の難関しれませんが、恥も外聞も捨ててとにかく用意するしかないかなと思われます。

休日はとにかく勉強するのは当然ですが、仕事がある日にどう勉強するかが結構ブログ主も悩み所ではありました。

個人的に仕事がある日の勉強時間の確保としては

例え使える時間が昼休みだけだとしても会社の昼休みで1時間のうち

15分ランチ

30分勉強

15分仮眠

という配分でやっておりました。

そして休日は約2時間の勉強か時たまサボってたりしましたw

 

つまり勉強期間前半は

日の勉強時間は仕事がある日で30分休日で2時間 位という所です。

 

そして勉強期間終盤(7月下旬以降)だとかなり本気だして

仕事の日は

仕事を効率よく片付けサボる時間を確保して勉強してましたw

結果終盤の勉強時間は

仕事がある日は サボり勉強で2時間以上昼休み30分+帰宅後1時間

休日は4時間以上

 

そして暗記をメインに勉強してた時間は約5ヶ月位(とはいえ前半は勉強時間の密度自体は結構薄めです)でした。

 

 

以上の事からうまく暗記をするためのまとめ

①田辺由美のワインノート&ブックの用意

②自分なりの暗記手法を思いつく(書きまくって予習復習で仮眠とるとか)

③時間の確保とちゃんとした学習予定を立てる。

 

かなと思われます。

しかし暗記について語るだけでも結構なボリュームになってしまいましたが

此処まである程度知識を身に着けた所で①暗記から

②過去問&問題集による実践

に移ります。

 

 

というわけで後編へ続く!

本日は此処までです。次回更新予定日は明日or明後日にします。

此処まで読んでいただいた方ありがとうございましたm(__)m

 

 

本日の注意書き&看板娘♂コーナーはお休みします。