45歳からの腐”活動

主にBL本の読書感想を書いています。たまにソロ活も。

春のお庭(2024/3/10)

こんにちは。八櫻🐰です。

暖かくなってきた?と思ったら冬に逆戻りのようなお天気。そしてこのところの悪天候、どーにかならないですかねぇ。

 

またまた更新が滞ってしまいました汗

それなりに読書は進めておりまして、図書館では「ジャクソンひとり」「デーミアン」「ぼくは青くて透明で」などなど借りておりました。(図書館本は期限があるため、放置が少ないのがいいところ)

所有本は「黄金のオメガと蜜愛の偽装結婚」(ゆりの菜櫻先生)「デザートにはストロベリィ」(マリー・セクストン)「王子は竜に愛を捧げる」(名倉和希先生)などなど。

そうこうしているうちに小説ディアプラスのファイナル号が発売されまして。まだほとんど読んでいませんが、少しずつ進めていく予定です。

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今回は春のお庭に行ってきたよ〜というお話です。

前回の10月に続いて2回目の参加。今回は会場も広くわいのわいの。マンガ先生が!有名な先生がたくさんいらして、暦浅のわたしでも存じ上げております〜〜〜という豪華さ。並びたい衝動を抑え(先生をひと目でもちらっとでも拝見できないかしら?とキョロキョロしながらー無理でした😭)小説先生方のところへ♡

 

前回の経験を踏まえ、

  1. 番外編は本編を読んでいないと結局積んでしまう
  2. 行きたい先生、欲しい本(コミコミさんなどで事前チェック)を厳選する
  3. 衝動で買っても積んでしまうのでよく考えて購入

ということで、事前チェックをしてから臨んだのですが…肩壊れる…てくらい買っちゃった😅だって楽しいんだもん。ワクワクするじゃないですか!

それに先生方とちょっとだけお話したり、交流もできるんですよー。興奮しますよ。お財布ゆるゆるですよ。汗カッカですよ。

自分なりには買いすぎないようにセーブしましたけども。前回に比べたら、ね。(こっそりですけど、秋庭のご本ほぼ積んでいるのです)

 

開場30分前に着いて並んで(今回お外待ちだったから晴れて良かった)、スムーズに入場しお目当てを周り、ほぼ2時間で会場を後にしました。

とっても充実したひとときでした。

余談です。ベンチで休憩中、隣に座った女性2人組。会話が聞こえてきたのですが、どうやら親子さんの様子。素敵じゃないですかぁ。親子で同じ趣味、お家で語りまくり!好きな作家先生やおすすめ作品とか、親子で貸し借りっこ。いいな〜〜〜。

ちなみに、「細かいお金ない」って言ってたので「両替しましょうか?」と話しかけてしまいました。そして丁重にお断りされた。寂しかったな(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 

ーーーもはやーーーご本を“買う”のが趣味化しているわたし。。。

積み本も3桁ですし、それを減らさず次々購入。今月は通販で20冊以上。もちのろん、読みたいから購入しているのです!!!が、いつになるやら。

こんなんなので、当分買わないぞと決めるのですが、次々魅力的な作品が目に止まるではないですか。やめられないんです。

けど。買ったら終わりではない、むしろ始まりですもんね。コレ何にでも言えることですが。結局“わたし”という人物は手に入れたら満足、手に入れることに意味のある思考なのでしょう(自己分析に意味はありませんが)。

 

あの、一部屋の、散らかりよう、いつか片付けようのいつかっていつ?積み本と着物。整理しよう、整理してから次を買おう、買ったものをどうするかまで考えてから購入しよう。

心に誓った2024年3月。

東京ビッグサイトからの眺め

建物の地面、写りまくってるけどまさにココ☝️に列作って待ちました。富士山も見えるぅ🗻

 

購入本♡

読むよ、読むよ、読みますーーー!!!!!楽しんで、ね💖

背中を預けるには3、番外編、外伝

こんにちは。八櫻🐰です。

本日は先日の続き、小綱実波先生、背中を預けるには3巻、続く番外編と外伝の感想です。

1・2巻の感想は下記にございます。

fu2katsudover45.hatenablog.jp

 

まずは本編最後に当たる3巻から。

背中を預けるには 3【電子特別版】 (ルビーコレクション)

背中を預けるには 3【電子特別版】 (ルビーコレクション)

ラヴィス(38)…ファノーレン王国の王弟殿下。現王国軍騎士団長。

レオリーノ(19)…貴族の息子。かつて、グラヴィスを慕い想いを果たせず戦死したイオニアの記憶を持つ。

 

レオリーノの話が本当ならば、裏切り者はまた同じ過ちを繰り返そうとしている。相手に気取られぬよう慎重に周りを固め逃げ場がないよう準備を進める。

しかし敵はグラヴィスと同様の瞬間移動の異能を持つ協力者がいる模様。絶対にレオリーノを攫われてはいけない、それがグラヴィスの弱みだから。

…万全を期していたはずなのに、少しの隙をついてレオリーノは攫われてしまう。行った先はツヴァイリンク。かつての戦場。イオニアが命を落とした場所だった。

 

その後レオリーノは酷い怪我を負って数十日目を覚さなかったり、戦争が激しさを増してファノーレン王国の男たちは戦い続けたりと、苦しい描写が続きます。何度痛さに顔が歪んだことでしょう。

そして最後には衝撃の事実が明かされます。思っても見なかった結末に呆然としました。人物同士が複雑に絡み合っていて、簡単な相関図を書いたほど(*´꒳`*)

 

その相関図をゆっくり紐解いてくれるのが『番外編』です。

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背中を預けるには  番外編集 運命の男達【電子特別版】 (ルビーコレクション)

背中を預けるには  番外編集 運命の男達【電子特別版】 (ルビーコレクション)

・ブルングウルト協奏曲
・運命の男達
ベルグント夜想曲
・宰相と侍従

それぞれの人となりや、本編で描かれなかった話(レオリーノの結婚が決まった時の父親、兄弟のお話最高!)など。えっっっこの人とこの人も❤️なの??とか♡

中には辛い話もあって、避けずにお話にしてくださるのは有り難いです。“幸せにならない人や悪い人はいない“とかありがちですけど、そうではない人生もあるんだって教えてくれます。

幸せになるかどうかは己の手に委ねられているとも言えます。様々な環境や状況下でどう考え振る舞うかを考えることは難しい。自分のできることができればいいなとしみじみ。

 

すっかり持論の展開になってしまいましたが…

中でも宰相と侍従がサイコーでした!なんかもう、こちらまで犯されている感覚(≧∀≦)

心が解けて素直になっていく過程、いいですね♡

 

そしてそれ以外でも気になるカプ?3人??

ルーカス、ディルク、ヨセフの三角関係へと続きます。

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背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには【電子特別版】 (ルビーコレクション)

背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには【電子特別版】 (ルビーコレクション)

ディルク→♡ヨセフ→♡ルーカス→、、、未だ19年前に亡くした恋人のイオニアを想う。

そのイオニアの弟であるディルクは、兄の死の真相を突き止めるため、兄の生きたかった世の中を目指すため、王国軍に入隊する。平民の人間が王宮勤めをすることは異例中の異例。

兄のイオニアは平民だから恋慕うグラヴィスと離れなくてはいけなかった。そんな世の中を変えたい。

 

ヨセフは平民出身でレオリーノの護衛役。その剣の腕前は誰もが認めるもの。瞬時に相手の急所を突き一瞬であの世へ送る。逆に手加減ができないという悩みも。しかし平民であるが故の激しい罵りも受ける。

言葉も拙く、田舎者らしくすれていない。皆に可愛がられる。

 

ルーカスは貴族。剣の達人。恋人であったイオニアのことを欲しくて強引に自分のものにした、と自戒している。死なせてしまった後悔もあり、自分は他人に愛される資格はない、生涯イオニアただ一人だけ。

 

この3人が押したり引いたりしながら思いを伝えあいます。最後の最後までどうなるんだろう??とハラハラしました。

こういう時、推しているカプが成立するかどうかって結構重要ですよね!そこの筆力が素晴らしいのだと思いますが、とにかく最後はホッとしましたぁぁぁ。

とはいえ、ん?まだ始まったばっかりですよねー。これからどうなるの?気になる。いつか続きが読みたいです。

 

最後に、J庭で購入した素敵な表紙の小話集が控えています。宰相&侍従やイチオシのヨセフ君、出てくるといいな〜〜〜✨

 

 

 

 

 

 

月村奎先生①

こんにちは。八櫻🐰です。

昨年(2023年)の5月に初めて手にした月村奎先生の本。冒頭からスッと流れ込んでくる文章で、一気にファンになりました。初めての本は図書館本でしたので30年ほど前の作品ですが、とても、とてもよかった!その後もコンスタントに読み進めております。

 

1、W I SH

孝之(23、小学校教師)✖️尚也(20、学生)

孝之は尚也の先輩でもあり、尚也の弟、裕一郎の担任でもある。

尚也兄弟は両親を亡くしていて二人暮らし。バイトと学校の両立、時には親としての振る舞い、親戚との付き合い。20歳の学生には重すぎるものを背負い、爆発寸前。

そんな尚也を温かく見守る孝之。お互いにずっと前から惹かれあっていて。。。

 

随所にグッとくるセリフがあり、孝之の言葉も思いも優しさに溢れています。尚也のバイト先、バーのママの存在もとてもよかったです。

W I SH



2、きみの処方箋 (ディアプラス文庫)

智朗(17)✖️克巳(18)

同じ高校に通う2人は同じ家に住む家族。

智朗は母子家庭で育ち、母を亡くした後伯父に引き取られる。そこには朗らかな伯母と5歳の妹がいた。心臓を患っている兄の克巳は実は出生に秘密があり…

 

克巳くんの明るい振る舞いに助けられながら読み進めました。病気とは思えないほど前向きで素直。後半川に飛び込むシーンがありますが、怖いもの知らずのスリルのある描写でした。痛いよぅ😭

頑なな智朗も、克巳の表に出さない苦労を知り歩み寄ります。そのぎこちなく初々しい雰囲気にキュンとしました。

きみの処方箋



3、Spring has come!

耕平(23、惣菜屋を営む)✖️大輔(高3、父子家庭)

両親が離婚をして家事全般を請け負っている大輔。家族のことを考えて行動するのが常で、進路先も地元に残ることに。家族の犠牲になっていることで鬱屈が溜まり、不機嫌で暮らす毎日。

たまたま訪れた駅前の惣菜屋で耕平と出会う。彼はいつもニコニコと楽しそうにお客さんと冗談を言い合う朗らかな青年。

そんな悩みもなさそうな耕平の過去を知り、対話を重ねていくうちに大輔の気持ちもほぐれていく。

 

犠牲になってると思っていたけれど実は信頼されるのを求めていたと知ったり、不満に思っていることは“なぜそうしたいのか?”を掘り下げると、問題はそこになかったり。

人生は選択の連続ですが、選び取ったものに後悔や不満だけを拾い上げているのはもったいないよね、そんなふうに大輔の成長と共に考えさせられた作品でした。

ちなみにえちシーンはほぼなかったですが、きっとこれからゆっくり。。。😁

(文中に福永武彦著「草の花」が登場します。ちょうど同時に借りていたため、運命を感じました!草の花はプラトニックで心の奥深くで人と繋がることを求める青年の話です)

Spring has come



4、恋の恥はかき捨て (ディアプラス文庫)

渡良瀬✖️琳央(大学の同級生)

“王子”と称されるほど完璧な琳央には「やばい性癖」を持っているという秘密が。絶対人に知られてはいけないし、男性に興味があることも隠し通すつもりでいた。

授業の合間に学生寮の自室で自慰をしていたところ、同室の渡良瀬が帰ってきて淫らな姿を見られてしまう。しかも手錠、電動の玩具を使って達しそうな時で。。。

 

190㎝を超えるスポーツマンの渡良瀬。優しく面倒見も良くて男らしいです。元々琳央のタイプで彼を想像しながら…なんてこともしていたくらい。

悩みやすれ違いもたくさんありましたが、幸せの描写はほっこり、いつまでもその世界に浸っていたくなります。

今まで読んだ月村先生の作品の中で(年代が違いすぎるので比べるのは難しいですが)、とっても明るくて幸せな気持ちになる作品です。

恋の恥はかき捨て (ディアプラス文庫)

 

5、もうひとつのドア (ディアプラス文庫)

三夜沢(30代)✖️広海(17)

広海は孤独な青年。母子家庭で毎日母親の機嫌を伺いながら暮らしていたが、いつも疎まれて寂しい思いをするうちに“人を信用しない、期待しない”と育つ。

母親が自殺し、そのヒモだった男に借金返済をするためバイトに明け暮れる日々。

そんな時三夜沢と出会う。三夜沢には6歳になる娘・美生がいて、広海のバイト先のパン屋で顔見知りになる。

 

とにかく歳の差、すごいですよ!!そして三夜沢はエリート建築士、に対して中卒の広海、と格差も半端ない!

無愛想な三夜沢の温かい優しさが物語を支えているように思います。広海は愛された経験がないため人の好意も知りません。けれどそんな拗れた青年を、救いたい愛したい、と思うようになります。

歳の差や生まれではなく、その人自身を見る目に感動しました。ドアは一つではないのですね。

もうひとつのドア (ディアプラス文庫)

 

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月村先生の作品は、家庭環境によって拗れた若者がたくさん出てきます。そして周りの大人たちも時に拗れた発言をします。その辺りに共感することが多く頷きながら読書をしています。

 

まだまだ読みたいタイトルがあるので手元にお迎えしたいな、と思っています。しかし…読んで読んで〜〜〜って積んでいる子たちもたくさんいるので、それも読みつつ( ´ ▽ ` ) 買っちゃおぅ😁

 

 

2023年、下半期(漫画)

こんにちは。八櫻🐰です。

2024年、今年もよろしくお願いいたしますm

こちらの記事は本来去年のうちに書き終わるつもりが年越しをしてしまいました。。。

 

さて、2023年はBLを嗜む上でとても楽しく充実した1年となりました。反省点は小説をなかなか読めなかったこと。2024年はたくさん読みたい!と考えています。

対して漫画は毎日数冊消費いたしました。完結を好む傾向があるため、続き物は積んで…相変わらず3ケタから減りません。(買わなきゃいいのですが、つい買っちゃう笑)

 

前置きが長くなりましたが、2023年下半期に読んで面白かった、心に刺さった漫画をご紹介いたします。(あくまで個人の感想であること、上記の通り主に旧巻になることご了承ください)(敬称略)

 

1、山田と少年 (CannaComics)  三田織

山田(26)×千尋(高校生)

三田先生は優しい雰囲気の作品が多いですが、こちらもほのぼの。温かい気持ちになるお話。

 

2、憂鬱な朝(1) (Charaコミックス) (全8巻)日高ショーコ

暁人(貴族)×桂木(執事)

2人の関係は愛がないのか、本当の気持ちは伏せているのか。一貫して「久世家のため」に奔走するも噛み合わない2人。

BLの枠を超えた壮大な物語。不朽の名作。

 

3、飴色パラドックス(1) (ディアプラス・コミックス)(既刊6巻)夏目イサク

蕪木(カメラマン)×尾上(記者)

尾上くんの元気で明るいところが好きです。蕪木さんもクールでかっこいい!

どうも完結していない雰囲気なのですが、続きが出るのかなぁ?このような終わり方ってBL界ではよくある事なのでしょうか??

 

4、ヤリチン☆ビッチ部 コミック 1-5巻セット  おげれつたなか

自由奔放な高校生もの。写真部を上記のように呼ぶ。(本当にすごい破廉恥部です笑)

キャラクターの個性がしっかりしていて、何人出てきてもみんな魅力的なのです。

お腹を抱えて笑える、元気にさせてくれる作品です。

 

5、鬼と天国 コミック 全3巻セット  お吉川京子/阿賀直己

天獄×青鬼。30代の大人の恋。

キレイな顔で生徒といかがわしいことをしている?怪しげな養護教諭と、おおらかでくたびれた青鬼先生。

2人のやり取りから話の展開まで、飽きさせる事なく上下巻プラス再まで一気読みでした。

ただいま“及”が連載中だそうです!早く読みたい〜〜。

 

6、カラーレシピ 新装版 (ディアプラス・コミックス) (上)(下)巻セット  はらだ

美容師、執着もの。ついに!読んでしまいました!エンジェルに続き衝撃でした。

自分の意のままに相手を動かすために策を練っていく姿が恐ろしく、何度も息をのみました。離れようとするけれど離れられない、愛を超えた何かを見た気がします。

 

7、ヤクザ教師とハメられ王子 コミック 全5巻セット  しぎ乃

ヤクザ教師×生徒(高校生)

やる気がなく背中に刺青のある教師が1人の生徒を追いかけて、いやいやと言いながら実は両思い。

意外な教師の過去、案外しっかりしている高校生。話もぶっ飛んで面白いし、トゥルンとした顔まわりや刺青の細かい絵も好きです。

 

8、殿とつばめ 七十二候拾遺譚 【電子限定カラー収録&おまけ付き】 (バーズコミックス エストロコレクション)  小石川あお

瑞獣の末裔である坊ちゃんは、文字通り自分の身を削って人助けをする。執事として使える乙鳥(つばくら)は心配でありながらも、渡り鳥としての使命も全うしなくてはいけない。

小石川先生の絵は線がきれいだなぁ。瑞獣の鱗模様が美しかった!!

 

番外編  BANANA FISH(1) BANANA FISH (フラワーコミックス)  吉田秋生

1985〜1994に雑誌に掲載された作品。

戦争、政治、軍事、権力。社会派の漫画でありながら、強い友情の絆が中心にある。

とにかくアッシュが腕も頭脳もズバ抜けていて爽快です。戦う相手は時に狡猾であるけれど、その上をいく洞察力に脱帽です。

アッシュが唯一心を許せる友人が日本人である英二。プラトニックな関係だけれど、愛情を持って接する2人に胸が熱くなりました。

バッドエンドに落ち込みましたが、その後のお話はゆったりした時間を感じる描写で印象に残りました。

 

2023年下半期読書数

漫画→326冊(小冊子含む)/小説→15冊(雑誌含む)

 

月2冊ペースかぁ、、、改めて遅い、遅すぎ、にも程がありますね。計画読書がんばろっ!!

 

今年の目標は、

1、計画読書(明日読む箇所を決める)

2、ブログの時間も大切に

3、小説応援し隊の投稿

4、先生宛へお手紙を書く

5、タクミくんシリーズを読み終える(7〜11巻)

 

5番だけ妙に具体的😆そういう目標を掲げた方がわかりやすくていいですね。

(宣言)今年もBL中心の生活を満喫し、時間をかけ、肥やしとなり、好きを増やしていく生活ができました。作品を生み出してくださる先生方、出版社の方々、ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします💖

 

背中を預けるには 1・2 (小綱実波)

こんにちは。八櫻🐰です。

ここのところ更新が滞っております。一番の原因は「読むのが遅い」!!💦

読書に慣れ親しんでいない自分を責めても仕方がないので、自分のペースで楽しむしかないです。感想ブログも続けたいからがんばろうっと😆

今回選んだのはこちら。

背中を預けるには 1【電子特別版】 (ルビーコレクション)

背中を預けるには 1【電子特別版】 (ルビーコレクション)

 

ラヴィス(青年〜37) 王弟殿下。瞬間移動の異能を持つ。最愛の友人イオニアを戦争で亡くす。

レオリーノ(〜18) イオニアの生まれ変わり。類稀なる美貌。貴族。

 

◉ファノーレン王国。軍事力・経済力共に強大な力のある国(舞台はヨーロッパ風)

 

18年前の戦争でイオニアは戦士した。

彼は平民でグラヴィスの幼馴染であった。触れた物を破壊する異能の持ち主だったため、王家グラヴィスの護衛役として近くにいた。

幼い頃からお互いを認め惹かれあった2人だが、歳を重ねるうちにそのような感情は捨てなければと苦しむ。王家の人間は子孫を残す義務があるのだから。

それでも絆は深く、イオニアに恋人ができてもその思いは変わらなかった。

それを戦争が壊してしまった。グラヴィスの目の前でイオニアは命を落とす。

 

生まれも育ちも違うからこそ惹かれあったのかもしれませんが、立場の違いで悩み諦める心情は辛いものがあります。引き裂かれる思いにしんどさを覚えながらも、冒頭のレオリーノとの蜜月シーンにたどり着くのを頼りに読書は続きます。

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イオニアが死んだその日、近くブルングウルト領にてカシュー家四男として生を受けたレオリーノ。イオニアと同じ菫色の瞳と誰もが圧倒される美貌を持ち、籠の中の鳥のように大切に育てられる。

12歳の時、塀の上から落下する事故に遭い脚に大きな怪我を負う。

しかし数年リハビリに励んだ末、自分の足で立つことができるようになる。走ることも長時間同じ姿勢を保つこともできない上、すぐ発熱したり病弱なところがあるが、ひたむきな努力のおかげで1人で歩けるまでに回復した。とある使命のため強くそして自立したいとの思いを持つ。

 

レオリーノくんが純粋で一生懸命で儚げでおっとりしていて。こんな子いる?ってくらい愛らしいのです。ふふふ

彼がイオニアの記憶を辿ったり、彼自身のアイデンティティを示したりと、レオリーノがグラヴィスと出会うまでで1巻分です。冒頭のシーンはおあずけ。

2巻ではレオリーノが王都へ出て2人の距離が近づくところから始まります。

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背中を預けるには 2【電子特別版】 (ルビーコレクション)

背中を預けるには 2【電子特別版】 (ルビーコレクション)

 

王都で成年の会(18歳になった貴族を祝う会)に出席したレオリーノ。なるべく下を向いて他人に姿を見られないようにしなさい、と過保護な家族から注意を受ける。

しかし晩餐会ともなるとそうも言っていられない。あまりに目立つ面立ちでたちまち男たちに囲まれてしまう。ある男に言い寄られて危ないところをグラヴィスに助けられる。

懐かしい目の色に惹かれるグラヴィスだが、“瞳”意外に彼の面影や“しるし“は見つからない。イオニアを亡くし孤独な心に飛び込んできたこの青年…彼自身を見なくてはいけない、面影を追ってはいけない。そして今度は「守りたい」。

しかしレオリーノは「守られる」だけは嫌。イオニアの記憶はあるけれど自分自身を見てほしい。そして何より弱い自分を恥じる。

 

「弱い」ことは悪いことではない、受け入れて甘えればいい。と言ったグラヴィスのセリフ、かっこいい!強いからこそ言える言葉かもしれないけれど誰しも弱い部分はあるし、レオリーノ自信心は強いのです。健気で愛らしく応援したくなります。

やっと心が通じそう、と思ったら聞かなくていいところ“だけ”聞いちゃうしー。いつまで両片思いが続くのー??て悶えます。。。ふーーーーー

 

そしてやっときたえちシーン。分量がも〜〜すっごいです。グラヴィスの優しさも伝わってくるいい場面♡レオリーノの告白シーンも素敵でした✨

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イオニアの記憶を頼りに黒幕の捜索を心に誓い、王都で逞しく生きていくレオリーノーという3巻になるのでしょうか?

強くなったレオリーノを見たい!です。

 

3巻、番外編、外伝、と続きます。ちなみにJ庭で小冊子を購入しているので!!まだまだ楽しみは続きます。

年末年始を挟むため、読書もしばし休憩・・・では、また。

 

ラヴィス殿下、かっこいい〜❤️

 

 

 

 

小説Dear+(季刊誌)

こんにちは。八櫻🐰です。

本日は雑誌です!!

昨今小説の市場が細くなっているようで、先日J庭の記事で触れたJUNE全盛期の頃に比べると部数もかなり減っているようです。

数年前に小説b-boyも廃刊になって😢今現在はDear+(年4回)とChara(年2回)だけのようです。

 

小説Dear+ 2023年 11 月号 [雑誌]

小説Dear+ 2023年 11 月号 [雑誌]

さてDear+、今年のハル号から読み始めましたが、とっても楽しい!!雑誌のいいところは満遍なく様々な作家先生の作品が読めるところ。

それぞれテーマがあったり季節を感じる内容だったりと、飽きさせません。その上年間を通して1人の先生が表紙を担当されていて、四季のうつろいも素敵✨今年度は北沢きょう先生です。

また、小説だけでなくエッセイやコミック連載も入っており、充実の一冊です〜。

 

このお値段(千円前後)で8名ほどの先生の作品が読めるなんてお得過ぎ❤︎と浮かれていましたが、ここで疑問が。雑誌で読んだら文庫売れるの??

はい、読んでない人の発言でましたー。

もちろん文庫化にあたって書き下ろしなどが入るため、そんな心配は要らぬお世話なのでした。

 

「この作品が、この作家が好き」という場合は文庫(あるいは電書)発売したら買いますよね!それでも発売前にいち早く読める雑誌はお得感があると思います。

(雑誌といえば…『なかよし』を読んだ記憶はあります。ふる。でも定期購読はしておりませんし後日改めて本で買った記憶もないのです。本当に勿体無い子ども時代を過ごしました)

 

とにかく、私にとっては初めての作家先生や、ベテラン先生方の作品が読めることが嬉しくて小躍りしています⤴︎⤴︎

9月発売“アキ”号はもふもふ特集でして、と〜〜〜っても癒されました。小林典雅先生のリスちゃんも愛らしかったし、かわい恋先生の白狼は逞しくてかっこよかったし、宮緒先生と久我先生は古風な時代で着物がよかった!転生モノの名倉先生もブラッシング気持ちよさそうだったな🐰

 

読者プレも付属ハガキで応募できるので、毎回せっせと感想を送っています。気づいたら締め切り間近だったりするので、定期的読書のいい機会にもなっています。

(いつか自分の感想が雑誌に掲載されるよう頑張って書いています。文章下手だし語彙力ないから採用されないの。とほほ)

ちなみにディアプラスはプレゼントに必ず小説(文庫)が含まれます。それもポイント高いです。って当たるかはまた別の話ですが。こういうの何度も当選する方っているのかしら。地道に応援していたら複数回当たるかなー。期待🤎

 

冬号も楽しみにしています❕

小説ディアプラス2024冬号

追記:2023/12/29

購入後、さーっと目を通してみると、衝撃事実。なんと、次回ハル号をもって休刊になるそうです😭ショック・・・夜も寝られないくらいでした。やっと出会えたのに、1年で終わってしまった。。。

 

J.GARDEN54に行きました

こんにちは。八櫻🐰です。

本日は、『J.GARDEN54』に参加してきたよってお話です。

J.GARDEN54パンフレット

 

まずはJ.GARDENについて。

創作JUNE系同人誌即売会

※JUNEとは→日本で初めて創刊された女性向け男性同性愛の専門誌。

※同人誌とは→同じ趣味や志を持つ人同士が集まり、自ら資金を出して作成する雑誌。

会場:東京ビッグサイト 東3ホール

 

 

このような即売会があることを知らずに生きてきた私にとっては、全てが初体験となりました。

まず、入場には上記のパンフレットに付属しているチケットとリストバンドを交換しなくてはなりません。そのために会場前まで行くのですが(パンフ購入可)、東3会場までは入り口から200mくらい?それ以上?あったかも。。。その間、受付を済ませた数百名の方が列をなしていました。

 

無事リストバンドと交換の後、指定の集合場所まで行くのに…また逆戻り〜。ほぼエントランス近くのブロックでした。10時過ぎに現地に着いたのですが後ろの方。やはり皆さん動きが早いですね!

 

とはいえ11時過ぎには入場できたのです。まず雰囲気に圧倒され立ちすく、む。。。薄暗く独特な雰囲気でした。さて、どうしよう??

すでに長蛇の列ができている先生方がたくさん。興奮するっ🤩と思いながらキョロキョロ。

 

今回は決めていたことがありました。小説先生を回るよ‼️

まずは小綱実波先生と伊達きよ先生のブースへ。列が長い!こりゃ早く並ばなくては。

無事3冊購入。どちらの先生だったか分かりませんが、すごく丁寧な対応でニコッと微笑まれて「ありがとうございます」と優しくおっしゃってくださり、うるうる感動❣️こちらからは何も返せず、もうちょっとお話できたら良かったな、と反省。

(後で先生方のXを覗いたら、一段落したあとファンの方とゆっくりお話されたと書いてありました。ぬぬぬ、次回までに作品をしっかり読んでファンレターも書いてお話もするよ、と心に誓う)

 

その後もいろんな先生をぐるぐる回り気になる作品を手に取り、端に寄ってパンフと睨めっこしてまた動き、を繰り返しました。

そんな中、あるボードを発見。“こんな作品描いてます〜”って試し読みできる掲示板がありました。そこでビビッときた天野カンナ先生のところへ。『調教・メスいき・18禁』おぉ〜ディープな小説は初めて。楽しみです。

 

さて、疲れてきたので休憩。会場を出て2階のベンチへ。購入品を整理しました。総勢12名の先生方の本をゲット。番外編がほとんどで元の話を読んでいない作品も多いのですが、番外編から読んでみるのもありかな?と開き直っています😅

モー本当に積んでばかりで読むのが遅い自分に(なんで読まないのよ〜いつ読むのよ〜)とツッコミをいれながら、計画的に読もう、と気持ちを新たにいたしました。

 

再度パンフの参加サークルPRをじっくり見ていると(コレを書きながらも改めて眺めていたら見入ってしまった…そして、行き忘れた場所を見つけるぅ泣)、「リストとショパン」のお話を発見。曲がりなりにも音楽に触れている自分にとって、これは行かねばと興奮気味に購入。やいこ先生と少しだけお話できました!

本日、初めての漫画本✨作品もとても素敵でグッズも買えばよかった、と反省です。

購入本

 

そんなこんなで約三時間滞在し、帰路につきました。

初参加でしたが、これはしておいてよかった❗️と感じたことを記します。

  • 大きめトート(購入した作品やパンフなどを出し入れしやすい)
  • クリアケース(ペーパーやグッズなどを入れる)
  • 現金(おそらく電子マネーは使用不可でした。特に1,000円札と100円玉がたくさんあるといい)
  • 現金入れ(お金がすぐに取り出せるようなサコッシュなど)
  • 事前にパンフを購入してチェックしておくこと

特に最後の項目は重要だと思います。当日の注意点などもきちんと読んでからの参加が望ましいと思いました。

 

最後に少し気になったことを。

会場外にベンチがあり各々休憩をしていましたが、ごみが散乱していた箇所がありました。会場内にも大きなゴミ箱が設置されていましたし、ホール外にも各所にゴミ箱はありました。散らかしたのは他のイベント参加者かもしれませんし、自身も拾って片付けたわけではないので言う資格はないのですが、、、見えない部分というのは案外大切なのでは、と思っています。

今回のパンフで運営の方々が語っていらっしゃいましたが、スタッフの方への心配りも大切だと思うのです。

細かい事ですが、自分自身も思いやりの心を持ちたいと感じています。

 

さて、本当にほんとの最後…

コレが↓持参した“サコッシュ&小銭入れ”です笑

流石に斜めがけは恥ずかしくてできませんでしたが、トートの中で大活躍でしたよー。ラスカルさんはちょっとだけ先生方の視線いただいた?かも?

ピカチュウにラスカルという心強い仲間と一緒に参加できていい思い出になりました🎶

ピカチュウ&ラスカル



 

友達じゃいやなんだ(小林典雅)

こんにちは🐰八櫻です。

本日は、今年出版の本です!小林典雅先生初めまして。

友達じゃいやなんだ (ディアプラス文庫)

友達じゃいやなんだ (ディアプラス文庫)

 

こちら、“国民的スター”シリーズの主役「真中旬」の同級生という設定です。(スターシリーズ未読です、すみません。)あとがきで典雅先生も書かれていますが、未読でも十分楽しく読めます!

 

汐入佳人(27)…フリーライター

堂上哲也(27)…大手企業勤務、元バスケ部のイケメン。モテ男。

 

2人は高校の同窓会で再会。

佳人は芸能人になった旬や、校門で出待ちされるイケメンの堂上などとはカーストが違う、地味キャラで自分のことなど誰も覚えていないだろう、と参加した。

堂上は高校時代から気になっていた佳人に会えるかもしれない、と期待する。

2人は同席になり、高校の頃よりお互いを身近に感じながら会話を楽しめた事に喜びを感じる。堂上は2次会参加を断った佳人を追いかけて一緒に帰ることに。

 

“顔よし頭よしスポーツ万能“ く〜〜〜きましたね〜〜〜✨会社でもモテモテ、隠し撮りされSNSに投稿される被害を受ける!なのに怒らない〜〜〜〜んもーできた人。

それに対しての非モテ自己評価低めの佳人くん。そんな彼は結構ちゃきちゃきした性格なんです。拗らせているわけでも卑屈でもなく。元気をもらえる愛されキャラでした。低身長なのも萌ポイントでした!

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SNS投稿被害の話をきっかけに、堂上の偽恋人として振る舞うと約束する佳人。会社帰りに待ち合わせをして食事をしたり。

そんなことを続けているうちにいつか来る堂上の結婚に“嫉妬”を感じ、胸の痛みを認識する佳人。初恋がやってきた。

堂上は恋人の“フリ”でも十分嬉しくて、9年の時を経て憧れの人とこんなに近づいていることを高校生の自分に伝えたい!と興奮。

 

この後多少のすれ違いもあったけど2人の気持ちが通じあい、ゆっく〜りハッテンしていきます。

 

物語は大きく2つに分かれていて、佳人視点と堂上視点になっているのも良かったです。特に後半は時間軸が前後に揺れて、それに伴い堂上クンの心情の移り変わりも見れて楽しかったです。

初えちは、なんとまー👀な場所でびっくりしました^o^

 

小林典雅先生は初めて読みましたが、とても読みやすく、クスッと笑える場面もたくさんあり楽しく一気読みでした。ほのぼのしていて後味も良かったです。