めろめログ

SEVENTEEN…!!!!!!!

2022秋~鉄道北海道一周約2800km最果てを激写する旅~その4

前回からのミッションはこちら!(言いたいだけ)

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網走に着いたので駅からタクシーでオホーツク流氷館へ

 

この時の運転手さんがいい人で色々喋ってたら流氷館は何でもいいからとにかく展望台に上るべきっていうのと能取岬といういい場所があるからよかったら行ってみてほしいという話をされました。

この時点では流氷館の後また網走監獄を見ようと思ってたのでじゃあ行くってなったら連絡します~って感じで降りたんですが…。

 

展示室は地下

 

冷凍室(寒すぎる)の中に流氷があって綺麗でした

てかもう寒くてどうしようもなくすぐに出てしまった…。

 

クリオネもいます

鼻から出した状態の写真も撮れるクリオネスライムみたいなやつ作って売ってほしい。

 

展示はそんなに広くないので、結構すぐ見終わってしまいます。

クリオネ以外にも海の生き物がちょっと展示されてました。

 

展望台へ…


素晴らしい眺め…。

網走監獄や流氷館がある天都山は200mくらいの高さらしいんですが、周辺に高い山がないので抜群の眺望でした。

前回来た時はこんなに素晴らしい景色があるとは全く気付かなかった…。

網走監獄まではバス、山道の途中にあるので海も何も見えないんですよね。

網走湖は列車からでも見えますが、こうして上から見ると全然違う。

知床連山も綺麗に見えてます。

運よく展望台に誰もいない時間が長かったので素晴らしい景色を独り占めできる贅沢なひと時を過ごしました。

風もすごく気持ちよかった。

 

バスの時間まで暇なので中で一休みしました

とんでもなくおいしかった流氷ソフト

塩味が効いてておいしすぎる。

写真撮るのに手間取って溶けかけてきたのが残念ですが、水色のが塩で本当においしい。

また食べたい。

 

お絵描きコーナーにも貼ってきました

黒のペンカッスカスで大変だった…。

てかみんな絵上手すぎるでしょ…。

ちょっと何か描くにも反転変形を繰り返す絵心なしの人間にこの手のパっと何か描くやつはかなりハードルが高い…。

 

ここら辺で展望台からの素晴らしい眺望が忘れられず、運転手さんが熱弁をふるっていた能取岬がどうしても気になってくる…。

網走監獄はこないだ結構時間をかけて見たし今日はいいのでは…?

しかし調べるとタクシー代は大体1万円くらい…。

1万円…。

 

迷いながらとりあえずバスで網走監獄へ

スタンプはスタンプでほしかったからよし。

今回のスタンプは白石が優勝してると思う。心得てるな。

 

そうこうしてる間に今日は能取岬に行くべきと決まったので、電話して迎えにきてもらいました。

 

北海道感があるめちゃくちゃまっすぐな道

 

能取湖

駅からだとこっちのルートじゃないそうで、ラッキーでした。

海と繋がってるから海の魚がいるらしい。

潮干狩りの時期は人でごった返すそうです。

 

波の音がすごい。(途中で停まってくれる)

 

大体20分ちょっとで能取岬に到着!

せっかくなので写真を撮ってもらいました。

ノトロはアイヌ語で岬の意味だそうで、能取岬は岬岬みたいな意味だとか。

 

白黒の灯台と海と空

写真が下手なので1%も素晴らしさが残せず悔しいですがとんでもなく綺麗な場所でした。

色んな映画やCMのロケ地にも使われてるそうです。

 

海が青すぎる…。

 

遊歩道の行き止まりにあった銅像

特に有名な誰かというわけではなく、オホーツクの漁師さんの銅像だそうです。

銅像というのは大抵名のある人がなるものですが、こういうのいいと思います。

この土地で生活し発展させてきた人々を代表する姿ですよね。

歴史としては名も分からぬ人々だからこそ、こうして形にすることはとても意義があるんじゃないでしょうか。

 

反対側の景色も素晴らしいです。

かつての勇網線が走っていたあたりかと思うんですが、何気なく運転手さんに聞いたら

勇網線で通学してたとのこと。

湖畔の風景はとても見事なものだったそうです。

 

タクシー代は1万ちょっとかかりましたが、お願いしてよかった。

普段車乗ってるとこの時間で1万!?と結構な衝撃でしたが、とんでもない価値がある時間でした。

面白い話もたくさん聞けました。

いい人に当たってよかった…。

 

駅に戻ってご飯。駅中の喫茶店です(網走駅には喫茶店がくっついている)

こないだ来た時しまってて入れなかったのでは入れてよかった!

さすがイクラがおいしかった…。

 

味がありすぎる店内。

 

帰りのオホーツクまで結構時間があったのでその辺を散歩してたら川からドボンドボンと変な音がする…

なんと鮭の遡上!!!!

足元の水面を見たらめちゃくちゃ泳いでる!!!大量の鮭!!!

 

力尽きたやつもいます

 

これまで数限りなく鮭を食べてきたけど(外国産がほとんどだけど)生きて泳いでいるところは初めて見た。

こんなに力強く跳ねるのか…。

下校中の高校生がたくさんいましたが誰も鮭なんて気にしてないので、これが日常風景なんでしょう。

すごいところだ…。

眺めてる最中は全く気付かなかったんですが、これ網走監獄に潜入したとこですよね。

鮭獲ってたし…。

今の網走監獄は山の方に移築されたもので、現網走刑務所の場所にあったそうです。

だから刑務所の位置は今も昔も同じなんですが、バスで通りかかってたのに全然気付かなかった。

山の中の方、すごいそれっぽいし…。

 

これも運転手さんから聞いた話ですが、網走刑務所は受刑者から評判がよく、また入るならここがいいと言われるレベルだそうです。

刑期も比較的短く、長くても8年くらいで終わるとか。

なので塀の外へも出る機会が多く、さっきの能取岬の除草作業や野菜の栽培なんかをしているとのことでした。

重罪人が流される寂しい土地のイメージがまだまだ根強いのがなんだかなぁという話もしていた。

確かに…。

 

いい時間なので戻ります

 

今年は何かと記念の年なんですね

 

まもなく引退の183系。また乗れて本当によかった…。

これから札幌まで約5時間半、闇夜の中険しい峠を越え進んでいきます。

響き渡る爆音が頼もしい…。

 

石北トンネルのパネルがありました

 

北海道の鉄道に乗るからには最低限知っておかなきゃ失礼ではないかと思い、2冊ほどタコ部屋労働に関する本を読んでから来たんですが…。

人柱が出た常紋トンネルが有名ですが、北海道の鉄道はどこも似たようなものだったそうです。

狭い部屋に大勢閉じ込めて働かせていた、くらいのイメージでしたが…。

横行するリンチ、弱ればその辺に穴掘って生き埋め、人権無視という言葉ではとても言い表せないような凄惨な現場だったようです。

騙されて半ば誘拐されてきたような人も多くいたそうで、そういう人たちを文字通り潰れるまでコキ使い、(弱った人の上に板を乗せ、その上で何人も飛び跳ねて潰してしまうこともあったとか)死んだらその辺に投げ捨て、北海道の鉄道は完成したと。

何ともすさまじい話です…。

常紋トンネルに限った話ではなく、どこでも線路の側にはそこら中に人が埋まっているはず…。

 

で、戦後GHQによって解散させられるまでタコ部屋労働は続いたと書いてあったので、石北トンネルも例外じゃないと思うんですが…。

パネルではなんかいい話風になっている…。

嘘は書かれてないと思いますが、苦心と困難の二言で済むような話でもないというか…。

なかったことにされてる感じはありますよね。

 

実際タコ部屋労働者には激しい差別があったそうで、働いていた人たちも家族にすら黙って墓場まで持ってくくらいには人に言えないようなことだったとか…。

 

何故そのような差別があったかというと、団結されては困るかららしいんですね。

平たく言うとそういうことらしいです。

団結されてひっくり返されたらコスパが悪い、使い潰せなくなると。

 

ちなみにタコを現場でコキ使っていた棒頭や親方は全く儲からなかったそうです。

タコを一人北海道まで渡すのに実費で30円程度、それが130円で取引されていたとかで、じゃあその100円どこに行ったんだよというと下請け孫請け曾孫請けでどんどん中抜き…なんか異様にタイムリーなんだけど…。

現場に回るのはそもそも僅かな金額なので実際にコキ使ってる人たちは全く儲からない、働いてるタコは言わずもがな…。

では誰が儲かったかというと、大元の大企業(ほとんど国とくっついている)だそうで…。

なんか異様にタイムリーなんだけど…。

 

差別は構造の問題だと言いますが、見事にそれを表しているのがタコ部屋労働だと思います。

普通に暮らしていた人がひょんなことから管理側としてタコ部屋に入り、強い差別意識を持つようになるエピソードなんかも書いてありました。

どんなに心が強い人やよい心を持っている人でも全然普通にやると思います。

構造からは逃れられないので、思いやりや心の問題は本質ではないかなと。

いろいろな側面はありますが、大元はこの辺りな気がしています。

下々の者同士勝手に潰し合えば都合いいよね、みたいな…。

 

そんなタコ部屋労働が北海道、ひいては日本の発展に大きく寄与しているというのは心の片隅に置いておきたいですね…。

仕組み自体は全然残ってて進行形っていうのもゾっとする。

 

そういう経緯があるのに節目の年にいい話風でまとめられてるってのはなんだかあんまりだなぁと思いました。

 

ロールモデルとなった囚人労働がどうせ悪人なんだからコキ使ってよし、というところから始まっていて、囚人労働が廃止されたあともコスパの良い手段として残り、やがてそこら辺の人を誘拐してボコボコにした挙句死んだら道端に捨ててもよしまできてしまうの本当におそろしい…。

人権ないって冗談みたいに言うけど、人権ないとどうなるかってまあそういうことですよね…。

軽々しく言える言葉じゃないなと思います。

 

帰りは真っ暗で景色も見えないので、ずっとそんなことを考えていた。

トンネルでは手を合わせました。

 

古い本で絶版ですが一読の価値はあります。

 

 

そうこうしてる間に札幌に着いたので、ホテルで爆睡。

色々と考えが深まる一日でした。

 

おまけ

 

路傍のホタテ

海を感じる…。

 

続きます。

2022秋~鉄道北海道一周約2800km最果てを激写する旅~その3

前回からのミッションはこちら!(言いたいだけ)

 

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引き続き天気に恵まれ爽快な気分で釧網本線で網走を目指します。

 

ホテルの前にタクシーがいたので迷いましたが、歩いて駅まで行きました

空きビル…シャッター…空きビル空きビルシャッター…

 

駅前即板が打ち付けてある空きビル

テナントの文字すら剥がれかかっている。

残っていた看板はチョコレート屋さんだったようですが…。

奥に見える不動産のビッグの派手な看板がまた何とも言えません…。

 

デパート跡のようなビルもいくつかあり、かつての賑わいを思い起こさせるのがまた…。

Kuteというビルは比較的最近のロゴデザインに見えたので営業中かと思いきや、閉店後別会社に買収リニューアルされる予定がテナントが集まらず開店することがないまま放置されているという状況のようでした…。

博物館があった川向うの方は住宅街でそんなに寂れた感じはしませんでしたが、駅周辺が凄まじい。

函館も駅前は寂しい感じがしますが(80年代の映像と比較するとえらい衰退っぷりです)釧路はビルが多いだけに寂しい通り越してます。

まあまあ賑わってそうな川沿いのMOOって施設もバブル感ありありで味がすごかった。

もっとよく見て回りたい…。また行こう。

 

駅構内

動画で見た時よりずっと閑散としている…。

もっと色々あったような…???

 

…………

こんなに色々詰まってそうな紆余曲折の四文字もそうないのでは。

 

 

釧路駅と言えば民衆駅の生き残りなので駅自体を見ることも楽しみにしてたんですが何分時間がなく残念でした。

しかしこの駅の地下にもデパートがあって賑わっていたとは…。

もうデパートっていうのが滅びゆく文化ですよね。

 

奥にある扉が雄別鉄道の乗り場に繋がっていたとか…。

ホームから塞がってる出口が見えてたんですが撮り逃しました。

 

調べたところ地下道が完成した年でした。

 

この頃はとても栄えていたんでしょう…。

馳せてる時間もあまりないので、さっさと列車に乗り込みます。

 

しれとこ摩周号で網走へ向かいます

 

この日の朝ご飯は駅の中にあるおにぎり屋さんのおにぎりです

tabelog.com

 

「あのお茶」を出してくれることで有名なお店だそうで、絶対にここでおにぎりを買うと決めていました。

買えてよかった…。

初めてこの入れ物で飲みましたが、あんまり冷めないんですね。

結構長い時間温かいままでおいしく飲めました。

肝心のおにぎり(たらこ)も固めのお米(私は固い米が好き)とこれぞおにぎりの具のたらこといった感じのたらこで非常においしかったです。

紙で包んでくれるのもいい…。

 

おにぎりを食べている間にあたりが湿原っぽくなってきました

 

うまく撮れませんでしたが、結構カヤックに乗ってる人がいます

 

みんなこっちに向かって手を振ってくれるので全力で振り返しました。

カヤック楽しそう。乗ってみたい。

 

雲が多いながらも晴れ間が見えると水面に空が映ってすごく綺麗です

電線どうにかしたかったけどトリミングとか面倒なんでそのまま載せときます。

 

多分オオワシ。こういう留まり方を見たことがある(カラスだったらどうしよう…)

 

振り返るとこんな感じ。線路は続くよどこまでも…。

ピカピカのレールが泣ける。

列車が来なくなると一晩で錆びてしまうとか…。

花咲線釧網本線も走れば走るほど赤字だそうですが(北海道ほぼそうだけど…)

結構お客さんが乗ってるが故にこれでもだめなのか…という感じです。

なんとか残ってほしいですね。本当に素晴らしい路線。

 

 

お願い

タンチョウは国の天然記念物です。

遠くから暖かく見守ってください。

くれぐれも驚かしたりホームから降り

たりしないようにお願いします。

 

だそうです。

ここに本当に鶴がいるのか…。

 

 

……!?


なんかでかいのが飛んだ!?

 

本物~!!!!!!!!!!!

 

望遠のレンズにしてたもののとてもズームに出来るような状況じゃなかった…。

撮れただけでもよしとします。

飛んでる鶴初めて見た。ものすごい綺麗だった。

旭山動物園で本物は見たけど、でけぇ~って感じでそんなに感慨なかったのにやっぱ大空に羽ばたいてる姿はすごい。

そりゃ色んなシンボルになるよ。

 

ところで頭の赤いところは羽毛じゃなくて皮膚が出てる部分なんですね。

ずっと勘違いしていた。

ズルムケおでこ…。

 

牛もいます。

 

しばらく田園地帯や森やら小さな町が繰り返す区間を経て大きな山が見えてきました。

知床半島斜里岳

山頂部分が雲に隠れてて惜しいですがまあまあ綺麗に見えてます。

この間の区間摩周湖最寄りの摩周駅がありました。

摩周湖も行ってみたい…。阿寒湖も摩周駅からが近いみたいです。

絶対行こう。

 

山を眺めていたら目の前に広がる海

海沿いギリギリを走るので車窓が一面海。

海の青さがすごい。

 

ただ車が停めてあるだけなのにいい感じに見えてしまう…。

 

反対側には湿原と湖がありどっちも綺麗です。なんだここ…。

 

馬もいます

 

網走の街がどんどん近づいてきます。目に入るものすべてが美しい…。

 

 

 喫茶店停車場で有名な北浜駅

寄るかどうか迷ったんですが、営業時間と列車バスの時刻がうまいこといかず…。

夕方だと割と接続してるような…?

午前中はここで降りてタクシー呼んで行くくらいしかなさそう…。

 

あっという間に網走着

エレベーターやエスカレーターといった親切なものはないので、でかい荷物をもって階段を行くしかありません…。

でも味があるいい跨線橋だった。

 

 

おまけ

 

釧路で見たドコモダケ

老いぼれを見たら生き残りと思えってやつか…。

 

続きます。

 

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2022秋~鉄道北海道一周約2800km最果てを激写する旅~その2

前回からのミッションはこちら!(言いたいだけ)

 

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丸一日かけて函館から釧路にたどり着き、次に目指すは根室、日本最東端納沙布岬です。

 

爽快な天候で気分も爆上がり

駅舎のレンガ色と青空のコントラストの美しいこと…。

 

 

朝ごはんはかに飯です(シートに色んな動物がいてかわいい!エトピリカもいます)

 

中身はこんな感じ。おいしかった。

 

目的地は納沙布岬ですが、釧路から根室に至る花咲線は見所が満載のとんでもない路線ということでとても楽しみにしていました。

いや本当に素晴らしかった。地球探索鉄道の名前は伊達じゃないですね。

www.hanasaki-line.com

 

 

釧路を出発し僅かしか経っていないにも関わらず深い森…。

 

この辺りからエゾシカが出まくります。

本当にめちゃくちゃいる。びっくりした。

 

駅と駅前

 

駅裏の風景

駅裏が原野…。北海道を感じます。

 

もんしず(かわいい)

 

ここまでは住宅地~森(シカ)原野と小さな駅といった感じですが、ここから先が絶景の連続で素晴らしかった。

 

いきなり現れる海!

列車に驚いた海鳥たちが一斉に飛び立っていました。

ウミガメ獲ってたあたりの雰囲気があります。この辺…?

 

別寒辺牛湿原

 

もうとにかく綺麗でずっと口が開いていた。

煌めく水面、黄金色の湿原、羽ばたく鳥、どこまでも続く青い空…。

正直泣いた。

こんなところがあるのか…。

写真や映像で見るより何倍もすごい。比較できないですね…。

感動のあまりまともな写真が全然撮れなかった。

 

ここで突然の銭形警部

と、ルパンご一行様

 

ここ浜中町はモンキーパンチ先生の故郷ということで、各駅にルパン三世のメンバーがいます。

大自然の中に突然現れるのでなかなか味がある。

 

落石海岸

 

別寒辺牛湿原もですが、見所は速度を落としてくれるのでゆっくり楽しめます。

素晴らしい眺め…。

 

落石といったら蛍が医者と駆け落ちしてきた落石の診療所ですよ。

この海岸線…。

同じ北海道でも富良野とは全くの別世界です。すごい遠いし…。

 

世話になった上司の旦那と不倫して、上司の家庭もめちゃくちゃ。

あの蛍が…。

上司の息子は純に殴り込みに、上司本人の大竹しのぶがわざわざ富良野へやってきて五郎さんに全部暴露、全部知った上でのあの名台詞ですよ。

幸せかどうかを聞いた上で…。

 

蛍~!いつでも富良野に帰ってくるんだぞ~!

 

新巻鮭も一番高いのを買おうとして結局中くらいのにするってのもいいんですよね…。

蛍はあの鮭をどんな気持ちで料理したんだろうか…。

 

感動の家族愛…というとちょっと感覚として違うような気もしていて、なんつーかそういうのも愛って呼んじゃうんだよね、みたいな、しょうもなさみたいなものもちょっと入ってると思うんですよね。

だって大竹しのぶの家めちゃくちゃになってんだよ。

 

まあいいや。

しかし作中屈指の名シーンの場所を列車から見られるとは…。

いつか私もあの海岸線を歩きたい。

いつかと言わずこれは来年あたりにやろうと思います。

そろそろもう一周するか…。

 

シカ(勝手に牧草を食べている…)

馬(小さいのもいる!)

風車(でかい)

 

ここら辺だったか少し手前だったか風蓮湖もちょっと見えて、これまた自分が地図のどんなところにいるのか体感できるすごい風景です。

とにかくすごい。

 

絶景の連続すぎてもう!?という感じで日本最東端の駅東根室に到着

 

ちょっとカーブしてるので、位置的に終点の根室よりも東にあるんですね。

駅の目の前に崩壊寸前の空き家があるのも趣深かった。

 

終点の根室駅!エトピリカがいます!

 

ここから先に線路はありません…果ての駅に来てしまった…。

 

隣のバスターミナルからバスに乗り換えて納沙布岬を目指します。

記念に持って帰りたかったけど回収されそうなので写真に撮っておきました(回収されました)

頼んだらもらえたのかなぁ…。

 

根室駅から納沙布岬まではバスで40分くらい。

根室の街を通っていくようです。

とにかく至る所に北方領土返還の看板がある。

これはマイルドなやつで、でかでかと返せ!と書いてある看板がたくさんあった。

 

 

坂の先に海が見える!

ナナカマドかな。青空に映えまくってます。

 

いきなり市街地が途切れ、路線バスとは思えない風景に

 

見渡す限りの草原…

風が強すぎて木が生えないんだろうか。

 

何もないのかと思いきや、断続的に民家があり、神社やお寺もありました。

 

小学校か中学校か分かりませんが廃校跡もいくつかあった。

途中で街で買い物をしてきたらしいお年寄りが降りていきましたが、この最果てでの人の暮らしと日常を感じました。

 

本土最東端納沙布岬に到着!

 

ごらん、あれが納沙布岬さ~!人情岬ってぇ、やつですね~!

 

国後島!!!!!!

 

北方領土が見えまくっている…!!!!!!

灯台の手前の平べったい島も日本じゃないらしい…。

わざわざカメラレンタルしてよかった…。

しかし空も海も青すぎる。なんだこれ…。

 

というか行くあてのない女の為の岬だからなのかやたら人に声をかけられる…。

知らん人が話しかけてきて喋ってたら特に頼んでないのに写真を撮ってくれた。

ここまでやってくると赤の他人でも仲間意識のようなものが芽生えてしまいますね。

 

とてつもなくでかいモニュメント

 

風が強い中真ん中で火が燃えてます。

調べたところ、沖縄の波照間島から持ってきた火だそうです。

消えることなくずっと燃え続けてるとか…。

 

日本全国から集められた石で出来た希望の道

 

47都道府県の石だそうです。

釧路には美川憲一水森かおりの歌碑があったのでとんねるずも歌碑あんのかなと思ってたんですが、とてもそんな雰囲気ではなかった…。

故郷を奪われるというのはいかばかりか、察するに余りあります。

双方色々な事情や思惑があるんだろうと思いますが、振り回されるのは住んでいた人達なわけで何とも言えない気持ちになりました。

 

オーロラタワー(閉館中)

 

最果ての大自然の美しさに目を奪われつつも人の情が色濃く漂う場所でした。

行ってよかった。

 

youtu.be

いつか歌碑建ててもいいような雰囲気になるといいですね…。

さすがにリアタイじゃないですが、とんねるずは曲が良すぎるので結構聴いている。

あとやっぱ身長あるのと踊れるのが強いですよね。

芸人で唯一東京ドームまでいったのも頷ける…。

 

バスで根室に戻ります。とんでもない景色…。

 

 

乗り継ぎまで全然時間がない!

 

帰りはルパンラッピングのキハ54

 

行きに比べてシカの数がすごかった

 

多分オオワシ。めちゃくちゃかっこいい。(これでカラスだったらどうしよう…)

 

オスのシカってマジででかいですね。

行きよりすごい数がいて、群れがあちこちにいた。

驚いて逃げるやつ、悠然とこっちを見てるやつ、色々いて面白かったです。

シカってこんなにいるの…。次はちゃんと撮りたい。

 

帰りの2時間半もあっという間、釧路に戻り釧路市博物館へ

かわいすぎる…!!!!!!!!!!!!!!

 

剥製がたくさん!江渡貝くぅん!!!!!

 

ホパラタだ!!!!!(でかい)

 

見事な螺旋階段

 

色紙もあります(かわいい~~~~~!!!!!!!!!!!)

螺旋階段を囲むように展示があって、すごい密度でした。

博物館って横長のイメージだけどここは縦長。

博物館のドンキと言えるようなぎゅうぎゅうっぷり(もっといい例えはないのか…)

 

マジックアワーを眺めるお二人…

 

iPhoneのカメラで適当に撮って無加工でこの美しさ…なんだこれ…

 

天気がいいと夕暮れも綺麗なので得した気分でした。

マジで綺麗だった…。

 

散歩を終えすっかり日も暮れたので今日はこちらでご飯

 

店構えからして最高の予感しかしない…!!!!!!!

 

色々あって迷いましたが、せっかくなので名物らしいスパカツを注文

  

 

ミートソーススパの上にとんかつが乗っててめちゃくちゃでかい…。

男子中高生が飛びつきそうなボリュームと佇まい…。

全然小食じゃないけど大食いまでいかず常にちょっと多めくらいが好きなんですが、さすがに一瞬ビビるくらいの量があった…。

 

普通に完食しましたけども!!!!

いや~~~おいしかった!!!!!!!

サクサクのカツ、アツアツのスパゲッティ、カツにもスパにも合うしつこくないけどしっかりしたミートソース、ごちそうさまでした!!!!!

時間がなかなかシビアでお昼を食べ損ねていたのでありがたかったです…。

 

ホテルの隣のお店だったので戻って風呂入って爆睡!

最高すぎる一日であった…。

 

 

おまけ

ふらりと降りたら帰れなくなりそうなバス停

(撮ってたら後ろの席の人が面白いよね~って話しかけてきた。面白いですね!)

2022秋~鉄道北海道一周約2800km最果てを激写する旅~その1

またまた北海道に行ってきたので辛い時に読み返し人生を元気に乗り切る為に書いておこうと思います。

スタンプラリーはやってますが特に参考にはならないです。

(多分6日くらいあれば全部取れるのでは?分かんないけども…)

 

本来渡韓その他遠征ブログの予定で作ったはずが……。

いや韓国行きたいのは山々なんだけど今行くのはあらゆる面でコスパが悪すぎる…。

でも今後ずっと疫病と円安だったら一生コスパ悪くない…?どうすんだよ。

 

最近近所に出来た韓国料理のお店の人がめっちゃいい人でご飯もおいしいんでしばらくそういうので凌ごうと思います(ドームも注釈付き指定…テンションが…)

 

 

今回は夕方の仙台駅からスタート

 

本当は太平洋フェリーで行く予定だったんですが、どうも波が高いらしく急遽新幹線に切り替えました。

ギリギリどうみん割(何故か東北民も対象になっている)も適用になるタイミングで一泊分浮く、前乗りでラブパス買ったら全然OKじゃんって感じです。

検索してたらかなり揺れてたっぽくて切り替えて正解だった。

フェリー…揺れさえなければ最強の乗り物だと思います…。

 

新函館北斗に向けて出発!

 

盛岡までは結構乗ってましたが以降はガラガラ。

あとやっぱ320kmは信じられんくらい速い。爆速。

メータータイプのサイトで速度見てたけどメーター振り切ってて最高だった。

自分の生まれ故郷を日本最速の列車がかっ飛ばしてるのは最高すぎる。

今まで何も気にしないで乗ってたけど新幹線楽しすぎ。

連休最終日だから利府のイオン死ぬほど混んでるっぽくて混んでんな~って思ってたらもう一ノ関とかなんだよな。速すぎ。

 

あっという間に新函館北斗に到着。はこだてライナーに乗り換えます。

 

はるばる感ゼロのまま函館到着!!!!!

 

こないだは3時間半かけてフェリーで渡ったのに爆速で着いてしまった…。

青函トンネル大過ぎる。

竜飛定点と吉岡定点を見れたのでよし。

海の底にずっと明かりが灯ってる場所があるのゾクゾクしますね。

 

ラブパス買おうとしたら自動券売機の時間が終わっておりまさかの買い逃し…。

翌日買ってもよかったんだけど、次の目的地の釧路まで行くのに大体15000円くらいかかる…。ラブパスの値段は12000円なので結局北海道フリーパスと変わらない…ということで今回は北海道フリーパスにしました。

 

でも新函館北斗着いた時点で買っとけばこんなことには…。

まあいいや、12000円乗り放題の方がバグってんだよ…。

(その後行く先々でラブパスありますかって言われて悔しい思いをする羽目になるのであった…なんでお店の割引までついてんだよ…神か…)

 

やりきれない思いを抱えたままホテルへ…。

 

どうみん割クーポンで忘れることにします。

 

即、爆睡

 

からの朝はしっっっっっっっっ………かり!!!!!!!!

ご飯食べたかったけどおかずっぽいのなくて何で?ってなってたらご飯ものはピラフだった。

てかタダ同然で泊まってご飯まで食べさせてもらって本当にいいんだろうか…(朝食無料)

 

ちなみに全国旅行支援は対象外だったんで使ってないです。

あと別に支援されなくても行きたきゃ勝手に行くのでは…。

予約した時そんな話なかったしな。

 

雨上がりの函館駅より釧路を目指します!これまた遠い!

 

北斗のディーゼル音に否が応でも期待が高まります(大興奮)

 

微妙な角度から撮ってしまってごめんね…。

 

発車直後にダブルレインボー!幸先良すぎる!

 

6月に来た時は天候激悪、始発以降大雨で全部運休で乗れただけラッキーレベルで何も見えず気絶してるうちに着いてしまったのですが、今回は車窓からの景色を十分に楽しめました。

 

噴火湾からの駒ケ岳。美しすぎる…。

 

自分が地図のどの場所にいるかを体感できるってあまりないことなので最高でした。

遥か遠くに見えてるものがどんどん近付いてどんどん後ろに消え去っていく…。

洞爺湖の高級そうななんとかホテルも…。

これは遮るものが少なくだだっ広い北海道でしか味わえないのでは?

 

 

景色に圧倒されてるうちに苫小牧に到着!

カメラの扱いがいまいちすぎて行きはあんまり写真がないんですが、素晴らしい景色を堪能しまくってフェリーで着くのと大して変わらなかったので本当新幹線にしてよかった…。

 

駅前即巨大空きビル…。なかなかです。

(わが街仙台も廃墟のまま長年放置されている旧さくらの百貨店が駅前に鎮座ましましていますので…権利関係が複雑すぎて話が進まないらしいけどそもそも駅前のデパートが潰れるって…)

 

 

鯉登くんのスタンプを取りに美術博物館に向かいます!

お天気雨っぽくてタクシーにしようか迷いましたがピタッと止んだので駅前の観光案内所で自転車を借りました。

(とまチョップ号と書いてあった。なんか色んなものが合体したゆるキャラ…)

 

自転車なんて5憶年くらい乗ってなかったんでサドルの調節の仕方すら分からず焦りつつもネットの力で解決、アレン様を思い浮かべながら爆走。

 

10分くらいで到着!風が強かった!でも坂とかないんで楽!自転車すごい!

祝日の翌日だったので休館だけど鯉登くんがかっこいいからまあいいです。

平太師匠の煙草入れ見たかった…。

 

こっちもお休みだったけど温室にお花とかあるんですかね。

 

アイスホッケーのとこも見てきました。スピナ楽しみですね!

 

駅に戻って観光案内所の隣のカフェでご飯

次の乗り継ぎまでそんなに時間がないのにあったかいメニューがあんかけ焼きそばしかなく結構な試練だった…。

全く冷める気配がなくずっと熱々。

おいしいね!!!!!!さっさとしなきゃいけないけどおいしいね!!!!!

 

アイスホッケーの街っぽい

 

勃…!?違った。とまチョップよりガンギマリ感あるこっちのキャラを推してほしい。

 

乗り換えて南千歳へ向かいます。(幕回し中…)

 

写真撮れてなかったけど苫小牧ファンタジードーム跡のドンキが見れてアツかった。

 


www.youtube.com

廃遊園地、廃レジャーランドが好きすぎる…。

 

南千歳。空港の爆音がすごい。とんでもない音がする。飛行機怖い。

 

おおぞらに乗り換え。石勝線で引き続き釧路を目指します。

朝に函館を出たのに目的地までまだ半分程度とは…。

北海道の広さたるや…。

 

どんどん日が暮れてくる…。

 

新得!駆け落ちする蛍を純が送ってきた駅新得…。

夜の新得駅に消えていく蛍の背中かっこよかったなぁ…。

 

延々野山と牧場だったところでようやく大きな街が現れ…ここが………???

 

……………

 

すっかり日も暮れ早朝から活動していることもありここら辺で気絶

 

真っ暗になった頃にようやく…ようやく目的地の釧路に着きました。

 

ありがとうおおぞら

 

それにしても長かった…。

そして猛烈な空腹…。パっと見る限り駅前は死んでおりお店らしきものが見当たらない…。

駅の中に喫茶店はあるもののもう終わってる….。

 

何となく見える看板を頼りにちょっと歩いてお蕎麦屋さんに入りました。

かしわ蕎麦

 

このお店が最高すぎて適当に入って大当たりでした。

暗い通りの中でうすぼんやりと見える店先の灯り…風にはためく暖簾…。

ちょっと濃いめの汁のあったかいお蕎麦…。

お店の人がいい人すぎた。お店の人と話すの好きですぐ喋ってしまうな。

別に土地の名物とかじゃなくても全国津々浦々そこにしかないものだしなるべく古そうなお店に入るようにしてます。

個人経営の飲食店最高!

 

お腹もいっぱいになったところでホテルへ…(地球へ…

 

 

これまた適当に選んだとこでしたがかなりよかった!

travel.rakuten.co.jp

 

温泉がでかい!釧路川沿いで川見ながら入れる!駅からそんな遠くない!

休憩ラウンジついてて色々食べられる!

値段も手ごろで部屋もいい感じ!

確か去年函館で泊まったのも同じ系列だったような…。

あのホテルもよかったけど温泉が地下だったからな。

眺めのいい風呂、マジで最高!!!!!!!!!!!!!!

 

 

長かった一日を締めくくるコーヒーソフトがおいしすぎた…。

 

温泉からの眺めもこの感じなのでめちゃくちゃよかった。

 

しかしほぼ移動しかしてないのに異常な満足度…。

鉄道旅って最高なのでは…??????

 

おまけ

帯広で生きているサンバード長崎屋

 

 

続きます。

 

ymtymmt.hatenablog.com

 

小さな旅ホリデーパス 夏の終わりの会津で絶景を激写する旅

乗り放題のお得なフリー切符、小さな旅ホリデーパス会津へ遊びに行ってきました!

www.jreast.co.jp

 

今回の目的は会津鉄道のおもしろ観光列車、お座トロ展望列車です!

www.aizutetsudo.jp

お座敷列車トロッコ列車が合体したおもしろ列車で絶景に次ぐ絶景の素晴らしい体験ができました!

 

まずは郡山を目指し仙台駅より始発でスタート。

めちゃくちゃ眠い(4時起き…)

土曜朝の始発なんて誰も乗ってないだろと思ったら座席埋まるくらいは人がいてみんなこんな朝っぱらからどこに行くんだろうと思いました。

 

会津も郡山も結構行ったことはありますが交通手段は車、郡山は新幹線で通過するところなので在来線各駅停車で向かうのは初めてです。

2時間半くらいかかる…!!!!しかもロングシート!!!ええ…。

 

特急停車駅としての面影が残る白石駅

ホームも長い。どこかにひばり乗車口の案内表示が残っているらしいので近々見に行こうと思います。

 

仙台駅構内にひっそり展示してあるヘッドマークのレプリカ

背景が国鉄の切符の模様でなかなか素晴らしいんですがひっそりすぎるのかあまり立ち止まる人もいないようです。

 

まあそれはいいんですが、2時間半も割とあっという間で郡山到着。

磐越西線に乗り換えて会津若松へ向かいます!

 

会津盆地と蕎麦の花。

天気に恵まれて美しいことこの上ない!

車で来ても山が開けて会津盆地が見えるところは最高なんですが、運転してるのでそんなにゆっくり見てる余裕もない…。

ちゃんと見れてよかった~。

でも磐越道のトンネル入り口のでっかい白鳥は好きなんだよな。

 

なんだかんだ爆速で会津若松到着!

ここで会津鉄道に乗り換えます!ディーゼルカー!!!!

 

トロッコ列車だから全開!テンション上がる!

アトラクションじゃないですか!

 

お座トロ展望列車は全席指定でネット予約はできるんですが予約のみ。

一旦改札から出て切符を買うのかと思ってたんですが、隣の駅で乗ってきた車掌さんから買う形式でした。

そういうのもあるのか…。

 

 

トロじゃない部分のお座敷と展望はキハ40の改造車両だそうで、こっちはこっちでめちゃくちゃよかった。

(帰りに先頭まで行ったけど人が写り込んでしまったので画像なし)

車内には売店もあって飲み物とかお菓子、グッズが買えます。

(人が写り込んでしまったので画像なし)

 

綺麗なトイレもついてて安心!

トイレットペーパー以外のその他の物のレベルが高すぎる注意書き

 

猫の駅長さんで有名な芦ノ牧温泉駅

アニメか何かのコラボ

 

駅長の妹ちゃん、アテンダントのさくらちゃんがいましたがひっくり返って爆睡しており頭しか見えませんでした。

自由で素晴らしい。

 

前にイベントで撮らせていただいたらぶ駅長を載せておきます

先代のばす駅長がフラッシュで目を傷めてしまったので、駅の猫たちの写真撮影は禁止になってます。

この時はまさかの写真撮影可だったので遠慮なく撮らせていただきました。

めちゃくちゃかわいいし人間のこと何とも思ってなさそうで最高。

 

芦ノ牧温泉駅はグッズ売り場が充実しており、さあ皆さん買ってくださいという感じで10分くらい停車してくれます。

 

名画風の駅長タオルハンカチとくまみねさんコラボのぴーち施設長アクキー、ももジュース(おいしすぎて一気飲み)

猫グッズが鬼のように展開しており気の利いたものも多数あるので普通に買ってしまう。

グッズの収益も非常に重要だそうなので少しでも貢献できたなら幸いです。

かわいすぎる…。

何かのアニメとコラボしてたりオタクにも優しい駅と思います。

 

芦ノ牧温泉駅を過ぎ、ここからが本番。

絶景の目白押し。

見所はしばらく停車してくれるというサービスっぷり。

青い空、白い雲、緑の山、もう素晴らしい!

ロッコ席だから風も気持ちよくて最高すぎる!

 

運転席もよく見えます。

安全に運んでいただいてありがとうございます!

 

前面もよく見える。山、谷、平地、全部乗せ!

田んぼも美しい!

 

途中トンネルもあり、これがまたすごい迫力。

手出したらぶつかるくらい壁ギリギリ、先が全然見えない。すごい寒い。

(出すわけないけど。手首吹っ飛ぶ)

 

退屈しないようになのかプロジェクターで猫ちゃんの映像がトンネルに投影されてます。

気が利いている。

 

ずっと阿賀川に沿っているので川もある!全部乗せ!

 

心地よい風に包まれ絶景を堪能しまくりお座トロ展望列車終点の会津田島駅到着。

あっという間だった。アトラクションすぎる。

 

引きで撮ればよかった。

結構大きな駅で、広めのお土産売り場とカフェもありました。

駅前にはお蕎麦屋さんもあってご飯にも困らなそう。

今回はお座トロで折り返すので30分程度しか余裕がなく食べられませんでした…。

 

テイクアウトでクリームソーダ(溶けてしまった…)

ちゅんも喜んでおりました。

 

かつて会津線を走っていたSL

会津地方の鉄路をひた走り地域発展の為に活躍した…。

いい書き方すぎる。

登り勾配はディーゼルが唸りまくってたけど、蒸気の力であれを登ってたってすごいですよね。

SL乗りたいな~。

 

そもそも本当はSL銀河に乗りに行く予定だったんですが、争奪戦に見事敗北したので変更して会津鉄道に乗りに来ました…。

ついでにドームツアーの当落も車内で確認し、見事敗北。

負けてばっかり!!!!!!!

 

折り返して戻ります。

東武鉄道と接続しているので浅草行きがある!

こんな山奥から浅草へ…!!!!

 

途中駅もほとんど有人駅で駅員さんが手を振って見送ってくれます。

茅葺屋根の湯野上温泉駅

ここは足湯のお客さんも総出で手を振ってくれたので全力で振り返しました。

楽しすぎる。

 

帰りの芦ノ牧温泉駅

駅長ぬいのお見送り。

 

会津磐梯山は宝の山よ~

宝の山なのは分かるけどなんで小原庄助さんに繋がるんですかね。

朝寝朝酒朝湯が大好きで身をつぶした小原庄助さん…。

 

スマホで撮ると景色が遠くなりがち問題、なんとかならないですかね。

 

会津若松駅着!

キハ110がいます。色がいい。

 

会津鉄道はグッズも趣向を凝らしてあるしトンネル内の映像も駅員さんのお見送りもとにかくお客さんに楽しんで乗ってもらおうという姿勢が伝わってきて素晴らしかったです。

とても楽しませてもらいました!また乗りにいきます!

公式サイト見てたら駅間で荷物を運んでくれるサービスがあって、国鉄時代にあったという小荷物っぽくていいなと思いました。

 

乗車証明書もくれました。

車内でゴミまで回収してくれるし至れり尽くせり。

 

 

もう夕方か~って感じでしたが始発で出てきてるので全然普通に午後!

私は何も考えずに来てたんですが(…)友達が調べてくれて新選組展に行くことにしました。

結構並んでて1時間くらい待ったような…。

土方さんのあの写真の本物と兼定がありました。すげ~~~!!!!

あと手紙とか日記とかいっぱいあったんだけど好きな人が見たらめちゃくちゃ楽しいと思う。

私はそこまで新選組に詳しくないので申し訳ない…。

4時起きで全然寝てないのでグッズ買った後友達待ってる間に一瞬意識が飛んだ。

中田さんの音声ガイドよさそうだったけどあんないい声聞いたら会場内で寝落ちしそうで…。

 

会場外にいたローカルヒーローのなんとかさん

かっこいいポーズしてくれました。

 

刀剣のパネル

 

最初の方にちょっとやってただけでこれまたそんな詳しくない…。

しかしあらゆる方面の様々なオタクが集結しているアツい展示でした。

新選組すげ~~~。

 

鶴ヶ城(今回はパス)

 

駅に戻ってご飯を食べたかったんですが、隣のラーメン屋が潰れており周辺に何もない…。

ないこともないんだけど全部閉まってる。何で…????

少し歩いて最初にあった喫茶店でご飯にしました。

 

この佇まい…!!!!!!!

 

味のある絵とプレート。

値上げラッシュの昨今ですが全く変動してないと思われます。

 

シーフードスパケッティを注文したんですが麺もサラダもちょっと多め!

 

なんとコーヒーはサービス!合計600円!や、安い…。

コースターが最高すぎる…!

 

お店の人がいい人でおみやげにお菓子までくれた…。

これだから喫茶店やめらんねぇ…。

(駅の中に普通にご飯屋さんありました…戻って気付いた…。まあいいや)

 

いい時間なので帰ります。

 

一生乗る機会がなさそうな四季島。

 

再び郡山へ…。

 

福島で乗り換え。

カシオペアが来るようでした。見たかった~。

いつか乗りたいカシオペア…。

 

4時起きした甲斐がある非常に楽しい一日でした!

なんか8時間くらい乗ってた気するけど全然あっという間だった。

 

東北本線磐越西線もトンネルが全然ないんですよね。

当時トンネル掘る技術がなくて山を避けて敷かれたということらしい。

新幹線の仙台福島間はトンネルばっかりだし磐越道もすごい長いのありますよね。

もう通ってるだけで時代が直撃してくる。

よく知っている場所に行って新しい発見があるって素晴らしいですね。

 

小さな旅ホリデーパスは激安なので半額くらいで来れたと思います。

まあまあ尻は痛かったけど宮城福島周辺は基本普通の列車しか走ってないので在来線の他の選択肢がない。

だったら安いに越したことないわけで、お得な切符だと思います。

また使おう。

 

鉄道面白すぎる!

 

 

おまけ

海からはるか離れた土地のハーバーライト。味がありすぎる。

朝日に変わってもこんな山奥にかもめはいないので田んぼの鷺とかが飛び立つんだと思います。

2022北海道を激写する旅 その5

前回からのミッションはこちら!(言いたいだけ)

引き続きただの旅行の記録なのでゴの舞台巡りの参考には一切なりません。

ymtymmt.hatenablog.com

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茶店でモーニング。

朝はしっっっっかり。

すぐ隣に乱雑に物が置かれているスペースがあり、非常によかった。

こういうところが喫茶店のいいところ…。

ホットケーキの甘みとベーコンの塩気が織りなすハーモニーよ…。

 

地下を通って行ったんですが、札幌の地下はすごいですね。

とにかく広い。

 

本当はウポポイ行きたかったんですが、月曜休館で完全にミスりました。

何も考えないで決めるから…。

 

まあそれはそれで全然ありなので、白い恋人パークに行ってみました。

 

薔薇が満開!!!!

 

白い恋人ソフトが乗ったソーダおいしすぎた…。

買う前に場所を確保しなかったので溶けてしまった…。

暑い時期のソフトクリームは先に場所を確保するべき。

 

工場見学のゾーンもかわいい!

 

とってもかわいい工場の真後ろで稼働するリアル工場とのコントラストが素晴らしいです。

 

感心した展示ゾーン

賞味期限改ざん事件の原因、経緯、その後の対応までしっかり書いてあってとても好感が持てた。

こんな華やかな場所に負の歴史を隠さず示す姿勢が信頼できますね。

これからも白い恋人をたくさん買おうと思いました。

他のお菓子もおいしい。

 

強烈にファンシーな廃線白い恋人鉄道

 

弁慶号でした!

 

 

せっかくなので有名なところを見ておこうと思い、羊ヶ丘展望台へ行きました。

曇りがちでしたが、この時だけうまいこと晴れて見事な写真が撮れた!

これこれ、なんか北海道っぽいですよね。

本物の羊がのんびり草を食んでいました。

 

お昼ご飯のジンギスカン定食

一人で肉を焼いて食べる!!!!!!

正直ラムはあんまり得意じゃないんですが、せっかくなので食べるしかないと思い食べました。

お、おいしかった…。得意じゃないとはなんだったのか…。

 

雪まつり資料館の北海道新幹線雪像の模型

やたらと新幹線の看板を見かけたんですが、やっぱあった方がいいですかね?

札幌まで繋がったらアツいけど…。

高そうだなぁ…。

 

バスで駅まで戻ったんですが、観光客が車内でぺちゃくちゃ喋ると地元住民から苦情が来て困るので黙ってくださいというかなり強めのアナウンスがあり、ぺちゃくちゃ喋っていた人たちが見事に黙った…。

本当に苦情が来て大変なんだなと思った。

 

茶店で一休み

 

この伝票もいいですよね

香り高いコーヒーは人生の幸せ………(めちゃくちゃ溜めるな)

店員さんが遠くへ引っ越したらしい常連さんの話で寂しいわね~と盛り上がっていてよかった。

こういうの…喫茶店のいいところ…。

 

帰りは飛行機なので早めに空港に行き、ウロウロしました。

 

仙台方面が悪天候で引き返す可能性ありと出ていたのでビビりまくっていた。

揺れるじゃないですか…勘弁してくださいよ…。

 

等身大のミクさん。

ちっちゃい…。

 

揺れる…揺れる…とビビりまくり、見事に揺れ、死を覚悟しましたが、一瞬見えた景色が美しすぎた…。

苫小牧港ですね。

次はフェリーで来ようと思います。

 

揺れても安全に支障はありませんってそりゃ分かるんですけど揺れたら怖いじゃないですか…。

みんな何であんなに平気そうなんだ…。

乗ってる人が少なかったからいいですが、揺れる度に呻いてました。

怖すぎる…。

乗る前の緊張が嫌なんですよね。

恐怖→嫌な予感→死の予感と解釈→これが今生で見る最後の地上の風景か→恐怖のループになるというか…。

何とか克服したと思ってたんですが、しばらく乗ってなかったので戻ってしまった…。

離陸前のエンジン音がでかくなってポーンポーンってなるのも怖いし…。

 

まあ頑張りますけども…。

 

安全に支障はないけど猛烈な恐怖の揺れを乗り越え無事到着し、終了です。

 

仙台の街の明かりがこれほどまでに恋しいと思ったことはなかった…。

無事着いてよかった。

立ち上がった瞬間足の指の股がぬるっとして恐怖と緊張のあまり変なところに汗をかいていたことに気付きました。

そんな怖いか…。

 

4泊5日でそれなりに余裕がある日程で行けて、とてもよかったです。

各地点から地点の移動に半日がかりだったのも、北海道の広さを実感できてよかった。

見る景色全てが素晴らしく食べたものもおいしかった…。

誰かと一緒に行くのもいいけど一人で時間をかけて巡る旅は心に残りますね。

一つ一つの出来事を都度反芻して、刻む時間がある。

とても素晴らしい経験が出来て、生きててよかったと心底思いました。

 

ただ気力体力共に必要なので、そうそういつでも出来るものじゃないですね。

重い荷物持って階段登り降りしたり長時間座りっぱなしって年取ってからだときついと思う。(だからお年寄りはクルーズ旅行が好き…)

行けるうちに行っといた方がいい。

 

あまりにも素晴らしい旅でした。

予定になかったですが、秋にまた行きたいと思います。

 

以上!

 

おまけ

 

ホテルのラウンジに置いてあったゴ

巻数が半端ですが多分誰か持ってって読んでるんだと思う。

端っこの北の大地のなんとかって見たことなかったんですが非公式のやつですね。

表紙がギリギリ杉っぽくない誰かの絵でした。

 

最悪のレビュー…。

2022北海道を激写する旅 その4

前回からのミッションはこちら!(言いたいだけ)

引き続きただの旅行の記録なのでゴの舞台巡りの参考には一切なりません。

 

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4日目、今回の旅行で一番楽しみにしていた特急オホーツクで網走へ向かいます!

 

早朝の札幌。天気が最高!ビルの横幅がでかい!

 

今回は使いませんでしたが、このバスターミナルもなかなか味がありますよね。

新幹線延伸でここも取り壊しなのかな…。

 

キハ183系特急オホーツク!大興奮!!!!!

復刻塗装に当たればいいなと思ってましたが通常のでした。

でも最高!特急オホーツク 網走 最高すぎる!!!!!

くずもの入れという表示もたまらない。

 

ラブパスで浮いたお金でグリーンにしました。

これが音に聞こえしハイデッカーグリーン…!!!!!!

人も少なく快適そう…。

グリーン車に乗ること自体初めてだったので激しく興奮しました。

そもそも長距離列車と言えば全て新幹線、せいぜい東京までしか行かないのでたった2時間やそこらでグリーンにする意味もなく…。

しかし今回は網走まで約5時間半の長丁場、現役最古参の車両による長距離特急、大きな窓でワイドな眺めも楽しめるとあってはグリーンにするしかない!

とにかく大興奮。ディーゼルの低い唸りもたまらない。

レールの上を走っているものは全て電車だと思っていましたが、電化されてない場所はディーゼルカーが走ってるんですね。

身近に非電化区間は存在しないので、普段見える限りレールの上を走っているのは電車でいいんですが、そうじゃない場所もある…それがたくさんあるのが北海道!!!!!

そんなことも知らず、突然入ってきた大量の知識と情報で脳がオーバーヒート気味、興奮するしかない。

 

朝ご飯。せっかくなので大正から続く歴史ある駅弁の鮭めし。

見た目ははらこ飯っぽいですがご飯の味が違った。

おいしかったです。

 

オホーツクも車内販売なし、停車時間も短いのでおやつと飲み物もしっかり買っていきました。

車内の自動放送でも停車時間は僅かですって言ってくれるの親切ですね。

本当に僅か。

 

快速エアポートと同時発車、抜きつ抜かれつで分岐もやばかった。

何で札幌駅って同時発車するの?すごい興奮する…。

北の駅という感じもたまらないですよね。

ババババババババ(爆音)っていうディーゼル音…。排ガスの匂い…。

最高すぎる札幌駅…。

 

車窓からの素晴らしい眺め

 

都会から田園風景に変わり、緑の大地と青い空が延々続きます。

美しすぎる…。

みどりの窓口で取ったので窓際ってだけで駅員さんにおまかせだったんですが、二人掛けの方は日差しが直できますね…。

同時発車の列車との並走が見られるのはよかったんですが日焼けが半端ない…けどもうそんなことはどうでもよく黒焦げになってでもいいから外見ときたいって感じでした。

 

フットレストもあり、座り心地も最高。

これが…グリーン車…。

 

使い込まれた手洗い場

 

天井のヒエログリフみたいな謎装飾もたまらない

 

かつての厨房らしいです

昔はここで色々注文できたとか。

カーテンの隙間から調理場みたいなものが見えました。

こんなに長い時間乗ってるんだからご飯くらい買わせてほしいですけど、そうもいかないんでしょうね…。

 

ようやく旭川

旭山動物園の動物たちが駅員さんになっててかわいい。

まだ半分以上あります。

どんだけ遠いんだ網走。

 

大雪山が見えました!(多分)

6月も終わりなのに残雪がある!

 

ここからの北見峠超えが大変に素晴らしいんですが、素晴らしさのあまり動画で撮っていたのでここには載せられない…。

ディーゼルが唸り、スピードが落ち、今とてつもない急勾配を登っているんだという感覚がありました。

こんなに古い車両が過酷な土地で毎日この長い距離を疾走しているのかと思うと自然と涙があふれた…。

冬になると峠超えが出来なくて戻ることもあるらしいですね…。

あまりの険しい山に、鉄道を敷いた人々の苦労も偲ばれた…。

鉄の道は血の道…。

 

浸りまくってる間に遠軽に着きました。

味のあるのりば案内。

本場の味サッポロビールは退色して読めなくなってるようですがこれまた味がある。

この駅名標もなくなっちゃうみたいですね。

 

遠軽では列車の進行方向が変わる為、座席を回しました。

 

名所 瞰望岩

到着時は本当に間近に迫っていて迫力が凄まじかったです。(撮り逃した)

 

北見の街

延々と続く無人駅と大自然の中にビルが現れるととても大きな街に見えます。

網走まではまだかかる。どんだけ遠いんだ!

 

のどかで美しい風景が続きます。

 

もう本当に景色が素晴らしい。

どれだけ見ていても飽きない、美しい景色が延々と続きます。

途中自然に飲まれていく草ヒロや廃屋がありますます素晴らしい…なんと美しいことか…。

姉畑先生みたいになってました。

 

網走湖が見え、間もなく網走です。

いや~~~もうとにかく美しい!!!!!

何これ!!!!!!

少しの人工物と大自然が合わさった美しさ、これを快適な環境で座ったまま5時間半も見られるなんて…。

移動に5時間半というとなげ~って感じがしますが、移動自体が快適な観光を兼ねているので非常にお得です。

座り心地も抜群で全く疲れなかった。

お金を払う価値を実感しました。

 

終着 網走

 

自動放送では終点ではなく終着と言うので、ああ果てにやってきたんだなぁという思いが高まりました。

自動放送のご案内は大橋俊夫でした。

名乗るんだ!?

 

網走は地の果てであることを身をもって知れる素晴らしい体験でした。

これを馬と徒歩で遠回りして…????

 

バスで網走監獄に向かいます。

途中で見るからに観光客の人が網走刑務所前で降りていきましたが、網走監獄は博物館網走監獄前となっているので親切です。

 

猛烈に空腹だったので腹ごしらえから。(常に腹をこしらえている)

実際の刑務所で提供されているメニューだそうです。

お味噌汁は番茶らしい。

実家のご飯すぎた。

(刑務所と同じご飯を食べている…という意味合いではなく逆です。)

ほっけもでかいしおいしかった。

 

とうとうやって来た網走監獄!!!!!!

うわ~~~~~~~~!!!!!!!!!

 

うわ~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!

廊下果てしねぇ~~~~~~!!!!!!!!

ピーク果てしなくソウル限りなく…廊下果てしなく天井限りなく…。

 

ああ~~~~~~

 

のっぺらぼうの舎房

 

クサい飯っていうのは便所の真横で食べるからだっていうのがよく分かりますね

衝立があるだけいいのか。

 

のぞき窓開け閉めしちゃう

 

全体的に何とも言えない匂いが漂っていてすごかった…。

臭いんじゃないんだけど…。

色んなものが染みついた匂いがした。

行かなきゃ分からなかったので行って本当によかったです。

 

何があっても最後まで俺がついてるからの山

山めちゃくちゃ興奮したな。

ルピナスが咲きまくってて北海道感あふれてますがこれって外来種らしいですね。

 

風呂

刺青の囚人自体は実際に存在したわけで、そこからあの発想に至る先生の凄まじさを感じた。

これ見てもへ~まあ刺青くらいしてるよなぁとしか思わないもんね。

 

こっちは普通です。股間がうまいこと省略されている。(そうですね)

 

杉元とのっぺらぼうが撃たれた場所(多分)

木で隠れてる奥の建物です。

結構距離がある。

暗い中あれだけの精度で当てる尾形の化け物っぷりよ…。

 

前はこの場所にあったみたいですが、駐車場のやつだけになってました。

ストリートビューだと残ってるんだけど、今はないです。

受付の外なので中をいくら探しても見つかりません。

延々探してから気付いた…。

 

撃たれた所の建物(撃たれたところ…)はカフェと売店で色紙も飾ってありました。

白石~!!!!!!!

 

教誨

ダンスホールのようで、これはひじっじと犬童を踊るように戦わせちゃうよなぁと思いました。

 

一番圧倒された闇堂

写真だと明るいですが薄暗く湿っていて、足を踏み入れた瞬間虫が一斉に飛び立ち、薄気味悪い羽音と据えた匂いが鼻をつく凄まじい空間だった。

思わずウッてなるやばさ。

脱獄の為にここに入る白石の狂気を感じた。

 

外役に勤しむ皆さん

 

タコ部屋労働のロールモデルになった作業小屋(名前あったような…)

自分以外誰もおらず人形とはいえ人がゴロゴロ転がっているとなかなかに不気味で通り抜けられなかった。

枕が一本の木で出来ているので、これを叩くことで全員一度に起こせるらしいです。

まさに叩き起こすための仕組み。

 

官舎(門倉部長~~~~!!!!)

網走監獄での労働は看守にとっても過酷な環境で、多くの方が亡くなったそうな…。

 

本当に見どころ満載の素晴らしい施設でした。

作中に出てきた建物ではないんですが監獄歴史館の展示がよかった。

現在の刑務所の取り組み、地域社会との共生の歴史がよく分かった。

映画の網走番外地が与えたイメージで苦しんだことも展示されていて、創作物が世に与える影響についても考えさせられた。

重罪人が流されるような場所ではないんですよね。

 

網走駅と網走監獄の間はバスで移動する距離なんですが、本数が少なく、帰りの列車ギリギリの時間だったのでタクシーで戻りました。

運転手さんが遊覧船事故に対して激しく怒っていた。

また遊びに来ます…素晴らしいところだったので。

 

網走駅

この縦書きの札は出所した受刑者がまっすぐ歩めるようにという意味が込められているらしいです。

ここでも地域社会と刑務所が深く関わっていることをうかがい知れます。

 

網走の走がちょっと欠けていていいですね。

 

石北本線は単独維持が難しい路線になっているそうです。

残ってほしいですね…。

 

また乗りにいきます…。

sekihoku-honsen.jp

 

網走駅の素晴らしいホーム

 

名所案内っていうのいいですよね。北海道の駅らしさを感じます。

 

帰りも長丁場なので、駅でお弁当を買いました。

これぞまさに弁当!という感じでおいしかった。

お茶はJR北海道謹製のうらら。

帰りの景色もそれはそれは素晴らしいものでした。

5時間半かけてきたので5時間半かけて帰るわけですが、途中で日が暮れて気絶しました。

 

札幌について23時前…。とんでもなく遠かった…。

降りた後に何気なく見たら塗装が剥げてボロボロでした。

過酷なところを走っているんだなぁ。

いつまであるか分からないのでなんとかまた乗りに行きたい。

網走監獄だけなら札幌から日帰りで余裕ですね。

 

 

おまけ

 

網走でアイデンティティを保ったままのハローマック

ありのままの姿で時が過ぎゆくハローマック…。

貴重なものを見ました。