タトルのブログ

自分とアコースティックギターと健康と

異弦同音のチョーキング

チョーキングが気持ちイイときは、

左手が弦に「ぶら下がる」感覚と、

指が弦を「支え上げる」感覚とが、

同居しているときだ!、という話。

 

チョーキングをするときは、手首をドアノブを回すように…」

多くの教則本で言われていることだと思う。

 

ボクは、この感覚では上手く弾けなかった。

正確には、

「上手くチョーキングできたら、結果として、手首はドアノブを回してるみたいになる」

だと思う。

 

この方法は、

できない状態のボクを、できる状態に連れて行ってくれなかった。

 

では、どういう感覚なら、できる状態に連れて行ってくれるかと言うと、

 

例えば、5フレットのAマイナーペンタトニックのボジションで、

1弦5フレット=人差し指で、

2弦8フレット=中指を添えた薬指で、

チョーキングをすることがあるでしょう。

 

このとき、

人差し指は(フレットを押さえ込むではなく、弦あるいはネックに)ぶらさがる

薬指は、そっと弦を支えるように持ち上げる

そういう感覚が大事だと気づく。

 

では、また。

 

 

 

弦を転がすように弾く

弦を弾く(ひく)というよりも、弦を転がすように弾く(はじく)

、という話。

 

ギターが気持ちよく弾けてるときに、気がついたことがある。

 

弦に指やピックが引っかかることなく、

スムースに、

演奏できているとき。

 

弦が細長い筒のように感じられて、

その筒が転がるように回っているように感じる。

 

普通、

弦が振動する、あるいは波打つ

というのが物理的な現象だろう。

 

けれど、

例えていうなら、

ローラーすべり台でガラガラくるくる回っている、筒だ。

 

弦を指で弾く(ひく)というより、指で筒を転がすように弾く(はじく)

 

これがイメージできたとき。

力が抜けて、なんとも丸い音がでる。

 

爪がこそばゆいフィンガー・ピッキング

タトルです。

 

フィンガー・ピッキングがうまく弾けてるときは、爪がこそばゆい。という話。

 

チェット・アトキンスやトミー・エマニュエルを思い浮かべてほしい。

いわゆるフィンガースタイル。

 

親指でベースを、

人差し指と中指を中心として親指以外の指でコードやメロディーを弾くスタイル。

 

親指で弾くベース音は「ミュート」して、

ボフッみたいな感じで弾くわけですが、

しっかりミュートしながら、コードやメロディを弾くのは、

案外むずかしい!!

 

最近、ようやく上達し、様になって来たので、

そのとき感じたことを書きたい。

 

 

一言で言うと、右手の

人差し指と中指(それに薬指も)の「爪がこそばゆい」

 

 

うまく弾けてなかった頃は、

弦に対して人差し指と中指を、垂直に当てることが出来てなかった。

指の腹が弦に斜めに当たっていた、と今となれば分かる。

 

指の腹が弦に擦れている感じなので、

音もクリアでなく鈍かった。

 

「爪がこそばゆい」

 

この感覚が得られると、音がクリアで自分自身がまず気持ちいい。

 

では、また。

 

 

ギター習得の「ふつう」とは、これ如何に。

タトルです。

 

ギターってどうやって弾けるようになるんでしょう、ふつう。

今日は、どんなSTEPを踏んでギターを習得していくのか??という話。

 

何でこの話をするかと言うと、

ギター習得の「ふつう」、ってめちゃくちゃ非効率なんじゃないか!

と思うからです。

 

さて、こっから僕の偏見も混じりますが、

STEP1 3万円のギターを手に入れる

STEP2 Cコードを練習するが弾けずに悩む

STEP3 簡単なコードが弾けるようになる

STEP4 Fの壁に当たるが、簡単なストロークが出来る

STEP5 歌本を見ながら弾き語る

STEP6 ソロを弾きたくてAマイナーペンタトニックスケールを形で覚える

・・・以下省略

 

すいません、STEP5とSTEP6が飛躍してますが。

要は、

STEP6で伸び悩みますよね(T_T)、ということが言いたいのです。

 

僕はずいぶん、伸び悩みました。

 

なぜか

 

僕なりの結論は、

 

STEP1から

STEP5までが

ギター習得の「ふつう」になってしまっているからだ、

 

です。

 

ーーーーーーーー

 

ローコードのCコードをはじめ、G、Am、Em、Dmあたりを弾けるようになって、

当時で言えば、

ゆずを、

現在で言えば、

あいみょんを、

ジャカジャカ”弾き語り”たい!!

 

これがアコギストの「ふつう」の願いだし、

初心者用教則本も、おおむねこの流れに沿って書かれていると思います。

 

その結果、

弾き語りが出来るようになって、その後に

伸び悩むのだと。

 

とは言え、

早く弾き語りが出来るようにならないと、

ギターがつまらなくて、

そもそも早々に辞めてしまう!

というのも真かと。

 

だから、STEP1から5は

誰しも通らねばならないのかもしれない。

 

それならば、

同時進行で、

STEP6以降を突破できる方法を見つけようではないか

と思いついたのです。

 

詳しくはまた記事を変えて述べたいのですが、

触りだけ言うと。

 

STEP1 CFGの3コードの曲を(ジャカジャカ弾き語りでなく)コード進行に合わせてルート音だけで弾く

 

(以降STEP1を踏まえて)

STEP2 ルート音+5度の音だけで弾く(パワーコードのフォーム以外も)

STEP3 ルート音+6度の音だけで弾く

STEP4 5度からルートへ移るときに、6度を経過しながら弾く

STEP5 F音だけを除けてSTEP4をする

STEP6 コード進行に合わせてSTEP5をするのと、コード進行は気にせずSTEP5をすることの違いをよーく聴きながら弾く

 

おいおい、5度とか6度とか知識をもってないと弾けないじゃん、

というツッコミがおありだと思います。

 

そうなんです、悩みますね~

STEP1のときに、CFGの曲が、1-4-5だと言うことをおさえることで解決させようと。。。。

 

まだまだ途上ですが、

がんばって詰めて行きたいと思います!

 

今日はここまで。つづきます。

 

 

 

 

 

 

 

音のイメージ、それは色

こんばんは、タトルです。

 

「音の価値」

そんなことを考えています。

 

ルート

フラット9th

2nd(9th)

フラット3rd(シャープ9th)

3rd

4th

フラット5th

5th

aug

6th

フラット7th

maj7

 

呼び方には、細かいつっこみがあるかと思います。

それはさて置きとさせて頂き、

最近、呼び方によることばの響きと、実際のギターの音の響きから

「色」感じるようになってきました。

 

ルート ←実際はモノトーン中抜き文字

フラット9th

2nd9th

フラット3rdシャープ9th

3rd

4th

フラット5th

5th

aug

6th

フラット7th

maj7

 

で、

例えば、フラット3rdをクオーターチョーキングしたら、

フラット3rdと3rdの色のグラデーションの”中間”を感じるのです!

 

イレブンス、サーティーンスとかは、まだ弾きなれてないので色は感じれていません。

 

このイメージを元に、

ペンタトニック、スリーコード、メジャー、マイナー、等へと

話を繋げていきたいと思います。

 

本日はここまで。

 

ノイズのない音を出すには、ピックのアングル(角度)と押弦のアングル(角度)が、逆ベクトルになるように。

タトルです。

ピックのアングル(角度)と押弦のアングル(角度)を合わせる、という話。

 

きっかけは、YOUTUBE動画でした。

ヘッドフォンでギター動画を観てると、いちいち

「バチッ」「ベロン」「ビキッ」って感じの音が気になるのです。

 

ピッキングのときのノイズです。

 

もちろん、意図的にノイズを出してる方がおられることは知ってます

が、

アクセントでも何でもなさそうなときに、あの音は気になっちゃう。

 

で、自分もスマホで録画してみたら。。。。

 

出てました(T_T)

がーん、となるって、こういう時になるんですね(´・ω・`)

 

それからというもの、

とにかく

そのノイズを出さないように練習したし、今もしてるし、

動画を観まくるし。

 

動画では、

ピックのアングル(角度)のことは、様々な方々が

丁寧に解説されているんですね。

でも、アングルには「正解」なんてなくて、

自分の出したい音を出すために「使い分ける」ことが大事なようです。

 

確かに、

弦に垂直に当てるときもあれば、

引っ掛けるようにするときも、

ピックを寝かしてやさしく、

隣の弦に当てて止めるときとか。。。。

いろいろ無意識に「使い分けている」かも。

 

そこで、

 

左手の指に注目したのです。

左手も実は、

指を立てて指板に垂直に押さえたり、

指を寝かしてミュートしたり、

フレットに並行にしたり、

フレットに対して斜めに指を入れたり

しているではないか!

 

押さえる力の方向が、大事ではなかろうか!

(「力の方向」というのは数学で習ったベクトル⇒の感じ)

 

んー、何というか

 

数学的に言うと、

 

押さえる力のベクトル方向と真逆のベクトル方向に

ピッキングができるように

ピックのアングルを微調整する!

 

今の所の結論です!

このテーマは続く

 

 

 

 

 

 

 

 

チョーキングは、指板への指先の触れ具合が大事

こんばんは、タトルです。

 

チョーキングの話。

弦を指先でぐいーんって音程を変えるアレですが、

アコースティック・ギターでは、エレクトリック・ギターに比べて、

「指が痛ぇ...」と言われています。

 

教則本では、「ドアノブを回すように」なんて書かれていることが多いです。

 

指先で弦をしっかり捉えて、手首をドアを開けるように回すと思います。

今回は、その認識を捨てて、

ボクなりの提案をさせてください!

 

先ずは、前提として、

脱力していることが大事ですが、それは過去記事を参照ください。

(「脱力」については、今後の記事でも視点を変えて述べていきたいと思っています。)

 

さて、

 

チョーキングでは、弦を持ち上げたり(下げたり)するので、

指先は、押さえている弦に集中している方が多いでしょう。

 

指先は、指板に集中してください!

 

 

弦を上から押さえるというより、弦の横(あるいは斜め)から、

重力にあらがう向き(つまり垂直上向き)に弦に力を加えるつもりで、

弦を持上げます。

”つもり”というのは、実際には垂直上向きに弦は移動しないから)

 

そうすることで、

 

その指先は、指板に触れている面積が多くなる(気がします)。

 

指先は、弦、と、指板に触れている訳ですが、

「指板」の方に集中してください!

 

で、

 

指板に触れているペトッっていう感覚(指板への触れ具合)はそのままに、

チョーキングしながら、指先が指板上を滑ってください。

 

指板上を滑る間、指板から指先が浮いたり、逆に、指板へ力を加え過ぎないことも大事。

 

いかがでしょうか?

 

指先は痛くないし(何曲も弾くと痛くなるけど)、アコースティックギターだから力が必要なんてことはない、ことを感じていただければ嬉しい。

 

ではまた。

 

 

【余談】

他にも、「ミュート」が大事だったり、

「押弦してる指に、他の指が寄り添うこと」が大事だったりもありますが、またの記事で。