車椅子生活6

意外にバリアフリーなのが、美術館や博物館です。
六本木の国立新美術館、上野の東京都美術館(モネ展)、両国の東京江戸博物館、相撲博物館などに行きました。
他に、落語やコンサートなども、車椅子席があるところで、楽しんだりしています。

しかし、車椅子で仕事をするのは、私は、ちょっと難しいみたいです。車椅子で働いている方もいるけど…
パソコンができないし。
障害者の職業訓練に行きましたが、キツくなって辞めてしまいました。
身体障害者知的障害者の作業所で、11月までは働いていました。(12月はお休み)
紙袋の持ち手の紐を通して結ぶ作業です。
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車椅子で生活していて、一般の方にお願いしたいのが、信号を渡る時、どうしても遅くなるので、押してもらえたらありがたいということと、もう一つ、都電の駅の傾斜を上がる時、押し上げてもらえたら、ありがたいということです。
また、できれば、突然押すのではなく、声をかけて押していただけたら、ありがたいと思います。
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車椅子生活で、意外と人が気付かない、不便な点は、両手でこぐので、物を持ってこげないという点です。
傘を差してこぐのは、できませんが、車椅子に傘を差す棒を取り付けました。が、雨の時は、かなり外出しにくいです。傘の中に、膝まで入らないので。、、、
どうしても外出したい場合は、カッパとか、タクシーということになります。靴が濡れるし、手が濡れ、風があるとフードとかが飛んでしまい、首から上がびしょ濡れになることもあります。
タクシーの場合は、車椅子を折り畳んでトランクに入れることになります。タクシーの運転手さんも濡れてしまうので、気を使います。または、車椅子ごと乗れる介護タクシーなんていうのもありますが、一度乗ったら、3000円くらい(短距離)かかったので、びっくりして、一度しか使っていません。

車椅子生活5

また、障害者スポーツセンターにも行くようになりました。
スポーツセンターには、車椅子の元気な仲間がたくさんいて、パワーをもらいました。
はじめは卓球からはじめたのですが、車椅子バドミントンをするようになりました。車椅子バドミントンは、競技用の車椅子に乗り換えてやります。競技用車椅子は、車輪がハの字になっていて、軽く動きます。また、左右に軽くまわります。そしてスピードが出て、ブレーキが、ありません。
車椅子バドミントンは、ルールが少しだけ違います。サーブのラインより前に入るとアウトで、反対側のポイントになります。だから、取らないといけない範囲は狭くなります。
でも、車椅子バドミントンは、ハードなスポーツで、12月でも、Tシャツ一枚で、汗をかきます。
スポセンの職員さんは、動く方向で、励まして下さるので、私は、プールで水中歩行をするようにもなりました。
障害者スポーツセンターのプールは、車椅子の人が、座りかえることができるように、プールのへりが腰くらいの高さになっています。そして、プールサイド用のメッシュの車椅子があります。
このように私は、車椅子での生活を広げていきましたが、階段や段差のあるところは、基本的にアウトということになります。でも、3、4人かがりで、車椅子を持ち上げて運んでいただいたこともあります。
駅で、エレベーターが、止まっている時に、4人の駅員さんが、車椅子を階段を運んで下さったこともあり、最寄りの教会に行きたいと電話したところ、3人くらいで、階段を2段、運んでいただきました。(教会は、毎週)

車椅子生活4

f:id:yukosha:20151216002310j:imagef:id:yukosha:20151216002310j:imagef:id:yukosha:20151216002302j:imageトイレは手すりを1ヶ所つけました。
車椅子は玄関までで、家の中では歩行器で歩いています。
退院した時は、家事とリハビリの病院に通うことで、1週間が過ぎていきました。
徐々に、あちこちに出かけたくなりました。
出かけてみて思ったことが、車椅子用のトイレが少ないということです。
なので、車椅子用のトイレのある場所をチェックしておき、その近くを通る時は、行きたくなくてもトイレに行っておいて、腹圧で出しておくようにしたりしました。
歯医者も内科も車椅子用トイレがあるかどうか、バリアフリーかどうか確認してから行くようになりました。
退院して、駅で、ふとお腹がすいて、気付いたことですが、駅前のほとんどの食べ物屋さんに、車椅子が単独では入れません。5センチくらいの段差があると、もう入れません。
牛丼屋でも、マクドナルドでも、パン屋でもそうですが、持って運ぶということができません。
なので、セルフサービスの店では、「席まで運んで下さい」と言う必要があります。
段差のある場合は、だいたいは入るのを諦めちゃっていますが、薬局、携帯ショップ、TSUTAYAは、店に電話をかけて、中から人に出てきてもらったりします。
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リハビリと買物に行くくらいで、度胸のなかった私も、だんだんあちこち外出するように徐々になりました。
障害者センターというところがあり、そこに行くようになりました。障害者の友人ができ、また、いろいろなプログラムがあります。私が今、よく出席しているのは、押花、夕食会、女性おしゃべり会です。
夕食会は、みんなで作って食べる調理実習みたいな感じです。
女性おしゃべり会は、みんなでお菓子を作って食べます。
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車椅子生活3

バスに車椅子で乗る方法ですが、バス停でバスの運転手さんに、手をあげて知らせます。
バスの運転手さんは、バスの後ろのドアがわの座席を2つ折り畳み、バスの後ろのドアから、スロープを出してもらって乗り、車椅子を幅寄せして、固定して、スロープを収納してもらって乗ります。バスの運転手さん、することいっぱいあってたいへん。
でも、退院してバスに乗る場合、こちらも要領がわからず、運転手さんに、すっごくキツく怒られたことが…U+1F4A7
…>_<… それが、バスの路線とか運転手さんなどによって「こうして下さい」っていうのが違いました。
だから、こちらも困り、都バス、国際興業バスに電話して「これこれで困っています」って説明しました。今は、バス路線の方が慣れたのか、私が慣れたのか、気持ちよく乗せていただいています。100人中95人くらいのバスの運転手さんは親切です。、、、たまに、オーラが「あぁめんどうー」って場合もあります。
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あと、JRや地下鉄の駅員さんは、とても親切です。JRや地下鉄は、改札でどこの駅からどこの駅まで、乗り換えは何駅とか経由は、何駅か、と言って乗ります。
列車までは、スロープを置いてもらいます。
降りる駅では、駅員さんが待っていて、スロープを渡してくれます。
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家事は、どうしているのか、と思われている人もいるかもしれませんが、退院当時は、週に5回、ヘルパーさんに来てもらっていました。
今は、火曜日に移動支援(スーパーに一緒にお買物)のヘルパーさん、水曜日に家事支援のヘルパーさん(バス、トイレ、部屋の掃除、ベッドシーツの交換、洗濯、洗濯干しです)に来てもらっています。
U+2B50U+FE0Fお風呂は、バスタブの中に椅子を置いていて、お風呂のふちに、手すりをつけ、座って回ることのできる円盤を取り付けています。f:id:yukosha:20151216001927j:imagef:id:yukosha:20151216001932j:image

車椅子生活2

両手でこぐ車椅子の場合、手袋をしないと、手が痛くなりますし、手が真っ黒に汚れます。
妹がネットで調べてくれて、自転車競技用の手袋を買ってくれました。これがたいへん使いやすいです。
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車椅子生活1

こんにちは。ゆうこと申します。50歳です。私は、高いところから転落して、骨折して手術をしました。骨折は、第2第4腰椎です。そして歩けなくなりましたが、2年前に退院して、車椅子で、一人暮らしをしています。
整形外科の治療が終わったあとも、退院せず「社会的入院」を勧める人もいましたが、私は、車椅子生活で一人暮らしをやってみたいと思いました。
  それは、多分、伯母が晩年、足が不自由になっても、自宅で一人暮らしをしていたのを見ていたから、やってみようと思ったのだと思います。
まず、退院の前に、バリアフリーのアパートを探す必要がありましたが、これが本当に、ありませんでした。
妹が探してくれたのですが、実際に、そのアパートに行ってみると、入口が車椅子で開けられなかったり、エレベーターに車椅子が入らなかったりしました。意外なところに傾斜があったりして、車椅子で入るには、たいへんだったりしました。
そして、大家さんも、車椅子生活者が入居するというと、いやがる人が多かったです。
やっと、車椅子でドアの中まで入れるアパートを一つだけ見つけました。
ドアには工夫をして、ドアストッパーをつけ、ドアストッパーにはヒモをつけました。
そして、ドアを開けて、ドアストッパーで扉を開けておいて、家の中に入るとドアストッパーをヒモで引っ張って、あげて、ドアを閉めるという方法がでしました。f:id:yukosha:20151215235944j:image

車椅子生活

私は、車椅子生活2年(くらい)です。
私の車椅子生活について、ブログに書いていきたいと思います。
ちなみに、今日は、障害者センター地域支援室の女性だけのおしゃべり会に行ってきました。
みんなでロールケーキを作って食べてきたよ。♪
私は、フルーツを切り、ホイップクリームを泡立て、ホイップクリームを生地に塗り、切ったフルーツを並べて、生地を丸めて、ケーキを切り分けました。

車椅子だと難しいことは、、、(私は、両手でこぐ車椅子を使っています) 手を洗ったあと、包丁とまな板を置く台まで、車椅子をこげません。。、、、
なので、職員さんに「すいませ〜ん」
車椅子をこぐと、両手が汚くなってしまうのよ、、、職員さん、ごめんなさい。そして、ありがとう。、、、
包丁とまな板も、持ってこげません。だから、持ってきてもらう形かな。
参加費は、ケーキ代金込みで150円。
バリアフリーの障害者センター地域支援室の存在と、職員さんに感謝です。
お父さんお母さん、心配してくれてますけど、ゆうこは今日も元気です。♪