私にとっての本とは
風神雷神。凄く読みたい。そう考えるようになってから3ヶ月。あの本も良い、この本も良い。買った順番なんて、お構いなく本を選ぶ。
本屋に行くと必ず本買ってしまう。立ち読みなんてあり得ない。10ページくらいの物語への入り具合で決めてしまう。
それが許させるのは基本的にゲームをしないからだ。DSというのは、ほとんどやらない。今はSwitchというものかな?それすらも興味がない。なんなら、母親の方が私に託けて買ってやっていた。やってみるのだけど、3日で飽きる。そのうちに、買わなくなる。携帯ゲームも全くやらない。中学くらいにやってはみたものの楽しくない。やはり、読書と数学が一番自分の世界に入り込めた。
私は、競争というものに向いていない。基本的に楽しいとは思わない。競泳もformの方に気を取られて、タイムを伸ばそうという意識がそれた。というのと潰し合いを始め、それに無意識のうちに同調する人を目の当たりにした。どちらも残酷だった。だから、競泳という世界から身を引いた。未だに、戻りたいとは思わない。
基本的に独立独歩。それが一番好き。他人に合わせることも重要だけれど、それは相手に道理があってこそ成り立つ。相手が自分さえ良ければいいという考えでは成り立たない。
私にとって、本という世界は宝。コレクションではなく、知恵と叡智が詰まったもの。人生と勉学の参考書。人生に教科書は存在しない。王道なんてない。義務教育を終えた時に感じた違和感をやっと文字にできた。
泣ける最終日
やっと最終日。時間の流れは早いもので…。
今日は一番分からない、関係詞。何故か訳がズレるのだ。和訳が難しい。解釈や和訳にも法則というものがあるらしい。掴みそうで、掴めない。歯痒さが残る。何となく、悔しい。──
なんだかんだで、授業後半。講師がふっと考え深い話を始めた。
利他(altruistic)が大切だ、と言い出したのだ。注意深く耳を傾けてみると…
───受験生というのは、今は、無力だ。それを教える講師側も無力なんだ。君たちは、ただ法則を覚えることに徹している。受験で大事なのは“体”と“精神”なんだ!でもな、そんな受験に勝って国を変えていく人間になるんだ。利他を考えれる人間に育ててもらえる大学へ進学するんだ。───
こんな内容なのだ。泣けるな、と思う。だが、しかし…国を変えるところまで話が大きくなるとは。講師の心に響く、余程の何かがあったのだろう。最後に、凄い重たい言葉を残していった。
受験で鍛えられるのは"精神力"に尽きる。
美味しかった、抹茶オレ。(写真)
ワイワイがやがや
扉を開ける。机が並ぶ。人がいる。
当たり前なのだけれど、久しぶりの光景で目が慣れない。オドオドする私。鉛筆を並べ、消しゴムを置く。さあ、始めるぞ。そんな気迫でテストに臨む。
昔は結果に拘っていた。結局、自分を追い込み、他人につけ込まれ潰されかけた経験から無理はしないことにしている。つまり、欲望を捨てて素直に受けることにしている。
なんだかんだで時間は過ぎていき…廊下から大きな声で騒ぐ人たちがいる。しかもその話が丸聞こえなのだ。よく話せるよなとシミジミ思う。どのコースでもいいじゃないか。そこを抑えれていない、だから抑え直してベースアップするからコース分けがあるのでは…と思いながら聴き流す。
ただ、監督者さんの目は怖かった。騒ぎ過ぎも程々に…
そして、良識のある行動が大事なのです。私も肝に銘じます。
人それぞれ、考え方や価値観が違うんだなと感じた1日でした。
桜…
桜の木は昔から日本においては、西洋諸国における薔薇のようなものだ。
The cherry tree has long been to Japan what the rose is to Western nations.
私は社会復帰を果たした。
一年半、ずっと人が怖かった。集団にいるのも恐怖心が止まらないし、酷いときは過呼吸が長く続いた。だが、勉強の手を休めることは無かった。それほどまでに心の支えになっていたかもしれないことに気づかせてくれた。
だいぶ、落ち着いたので集団塾へ行くことにした。冒頭の文は、A is to B what C is to D.(AとBの関係はCとDの関係に等しい)という関係詞ででてくる構文だ。そして講師の話──
桜がまさに綺麗。だけど、汚い。桜という自然の産物も政治に関わるとそんなものだ。
──確かにね。時期が時期だしね…ヨーロッパは大変。日本も大変。桜も大変、薔薇も大変。日本において、良識のある行動をして欲しい。
教室の空気が響んでいる。その中でうまい具合に話をまとめれる講師の凄さ、やはり面白い。社会復帰3日目。だんだん慣れてきた。気を庇っていく。
余談だが、関係詞をやっていると不思議と連立方程式を解いている気分になった。
と言っても代入法なのだが…勉強していて無駄なことはないと実感。
自分と対話!
人生で一番役に立つ「言い方」
小林弘幸(小児外科学)/幻冬舎
5月最後の1冊はこの本でした。自分は自律神経を整えることが上手ではないと感じ手に取りました。
1ページづつめくっていくと、ポジティブにいくなどの8項目(詳しくは本を読んでください!)をやることが重要だと分かりました。
失敗した自分やテストを受けている自分のような無駄な想像をして時間を無駄にしていることに気づいて自分の心を安定させたいと思い、他人の言葉が入らない空間で5分間自分と対話し、今まで読んできた本で教わったことを実践すると不思議と心が穏やかになって、知識が入ってきました。本もスムーズに読めるようになりました。
人は変わらないが自分は変えれる!