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筋肉と頭を一緒に鍛えましょ

一分で話せ 伊藤洋一 SB Creative

今回、感想を書いていく本は伊藤洋一氏が書いた「一分で話せ」。

大変面白い内容の本だったというのが一番の感想だ。

話す際のポイントが散りばめられており、読むだけで一つ経験となるようなそんな本であった。

著者自身がビジネスパーソンである為、ビジネスにおいて実用的なテクニックも詰まっているといえよう。

ここから先はまだ読んでいない人にはネタバレになる為、読んでからのお楽しみにしてほしい。

私自身が読む中で響いた言葉がいくつかあるので紹介すると、

「『理解してもらう』はゴールにならない」

一つ目はこの言葉である。

多くの人は話す際、自分のことや自分のプラン、計画について分かってもらうためにプレゼンテーションをしてしまう。

しかし、伊藤氏はそれでOK とはしていない。

大切なのは「ゴール設定」であり、

聞き手がどこまでやればいいのかという事を意識しながら話すことが大切で

私たちが話す際の意識すべきことは

「相手が理解したうえで、どうしてほしいのか」である。

また、それに伴って考えるべきこととして、

二つ目の言葉がある。

「動かしてなんぼ」

という言葉である。

私はこれを心身共にという意味で解釈している。

商談にしても、愛の告白にしても、何でもそうであると思うが

ポジティブにでも、ネガティブにでも、動かさなければ始まらないのである。

相手が興味を示さなかったその瞬間、終了である。

フラれても三度目の正直はあるかもしれないが、

動いていない相手に対してはこちら側は何もなすことはないのである。

またこの本の中で口酸っぱくかかれていることは「ロジカルに」という事である。

ロジカルな話とはどのようなものか

ここで三つ目の言葉である

「意味がつながっていればロジカル」

いたって普通のことを話しているように感じるが、思いの他深い言葉だと私は考える

ロジカルにといわれると、多くの人は論理的でお堅いものを想像したり、

または、想像もつかなかったりするかもしれない

しかし、伊藤氏からすれば、「意味がつながっていればロジカル」なのだ

多くの人がロジカルに話そうとして、いろいろ余計なことを話してしまうが

余計な言葉はいらないのだ、「意味がつながっていれば」。

この話に伴って話してはいけないことが書いてある。

それが四つ目の言葉

「頑張ったことは話すな」である。

プロセスを話したり、気を使いすぎたり、自分の意見と違ったことを言ったりすることである。

私は読み終わったとき、ハッとしたような感覚に合った。

自分の話し方が、ダメな方の例に多くあったからだ。

多くのしてしまいがちなミスに対して、適格な答えやアドバイス、テクニックなどが載っていて、

私だけじゃなくてもっと多くの人に当てはまるはず、

そんな本でした。

ぜひ、読んでみてください!