バスケを見ない日本のバスケ経験者

こんばんは。

 

皆さん、トルコ戦見ましたか?

 

本当におもしろかったです!バスケを勉強した人はトルコのモーションオフェンスと八村に対しての個人、チームディフェンスだけで1日中語れるくらいのクオリティでした。

 

日本はハーフコートになったときのオフェンスが手詰まりでした。ハーフコートオフェンスのデザインはバスケコーチなら誰もが悩む壁です。日本代表はゾーンディフェンスもやるのでオフェンスの練習をする時間は十分ではないはずです。ピック&ロールという型はもはや世界の常識なので武器にはなりません。

私は攻撃のフィニッシュまでを必ず言語化しないと気がすまなく、ハッタリでも良いので何か武器となる攻撃を個人、チームが持つべきです。

日本ではバスケの攻撃について言語化するという作業は育成年代のバスケ選手は経験しません。つまりイメージを持ってバスケをしません。イメージがないからただいっぱい動いて頑ばるだけなんです。

 

アメリカ人はどう?

 

みんな、カリーやレブロン、バーデンなんかを見て勝手にイメージが定着してるんです。イメージがありフィードバックがあるからそれは上手くなります。

 

日本人のイメージはただ頑張ることとコーチから植え付けられた合理的なただ得点を取る教科書のようなものです。それだけでは世界と戦えないことが分かったと思います。

 

欲しいのはもっとワクワクした自発的なイメージです。

 

私がコーチをして感じたのも日本のバスケ選手にはワクワクが足りない。

 

日本代表の選手はアメリカ代表の誰とマッチアップしたいですか?みんな、答えられるかな?

 

もっとワクワクしてプレーすれば馬場は必ずNBAに入れると信じてる。素晴らしい身体能力でダンクをかましてくれば良いだけ。

 

日本でバスケしてる子供達が明日は夜バスケの練習よりも日本代表戦を見るようになればもっと強くなるしおもしろくなる。

 

みんな、バスケを見るのも最高の練習だ。

 

 

 

 

 

 

ピック&ロール

こんにちは。

 

ピック&ロールというバスケの攻撃はご存じですか?

ボールを持っている選手にスクリーンにいくことですね。

この攻撃は強制的にノーマークの選手を作るので合理的なバスケの戦術です。やらないチームはありません。

 

やらないチームはないからこそ非常にディフェンスの対応が楽です。これは得点される可能性はありますが、心構えとして予想ができるということです。

また、コーチ時代、クリニックでスクリーンプレーは弱者の戦術と教わったのですがもはや皆がやるなら逆に効果はなくなります。

 

私はこれからはピック&ロールよりもポジションフリーの1on1が流行ると思います。今でもBリーグでは顕著ですがボールが運べる、スリーが打てるビッグマンがいるチームは強いです。逆に日本人ガードはポストアップを覚えましょう。

私が富樫選手や福岡第一の河村選手相手なら必ずポストアップします。そしてヘルプのクローズアウトを破れるスキルを持ったビッグマンがいたら最強です。

 

皆がやるピック&ロール戦術から少しシフトしていくチームももっと見てみたいですね!

シュート練習が楽しい

こんばんは。

 

皆さん、バスケをする上でどんな悩みがありますか?

 

私は社会人チームに所属していますが人数が集まらない、また自分は下手なのでベンチにいることが多くもっと試合に出たいとか思ってます。

 

これらの悩みはバスケが上手くなることでだいたい解決します。社会人ですとバスケが上手くなれば試合に出て欲しいとお願いされたり仲間は増えます。バスケが上手い選手の周りの人はだいたいバスケを続けています。当たり前ですが上手ければ試合に出れます。

 

マチュアレベルでバスケが上手くなれなきゃ、バスケットボールができないというのは非常に夢がないと私は思ってしまいます。

 

でも物理的に人数がいなければバスケができないのは真実です。

 

どうしたらバスケができるのでしょうか?

 

私はふとテレビでステファンカリーの100秒チャレンジを見ました。正確なシュートに魅力されたと同時にこれだ!と思いました。

 

私は自主練で同じことをやりましたが半分くらいしかクリアできませんでした。でも、めちゃくちゃ楽しかったです。

 

自分1人で勝負する、記録を追いかける緊張感と楽しさは5対5では味わうものとは違いました。

 

バスケットボールをするという定義は5対5だけではありません。5対5だけがバスケットボールと思っていたら楽しめる範囲が狭すぎます。

 

私はバスケットボールをするすべての人が楽しめる、スターになるエンタメ性にこそ価値を感じています。

 

皆さん、シュート練習もめちゃくちゃ楽しいです!

 

一緒にカリーを越えましょう!

 

 

日本のバスケ育成環境の課題

こんにちは。

 

前回のデニス・シュレーダーが日本から生まれない理由に日本のバスケ育成環境に課題があると書きました。今回はその深掘りです。

 

育成といってもミニバスから始まり部活、クラブチームなど話題はたくさんあるのですがシンプルに私が課題だと考えていることがあります。

 

それは日本の選手のほとんどが「バスケが身近」でないからです。

 

日本に生まれるとバスケはどこかの団体に属さないとできない、見れない崇高なものになってしまいます。つまり、誰かに教わるが入口にスポーツのキャリアを形成していきます。

そうなると得点を取る、取られないに対して非常に合理的なプレーを小さい頃からするようになります。これは悪いことではありません。教えるとはそういうことなのですから。

 

その為、日本の選手はどことなく正解を探してプレーしている感を私はミニバスの試合からも感じてしまいます。正解か不正解か二択でプレーしているようにします。

 

日本とは違って入口がNBAやプロなどカテゴリが上な選手を見てバスケを初めて、キャリアを築いた選手はどうなるのでしょうか?

 

カリーを真似してシュートを打って、外してもその子にとっては正解なんです。アイバーソンのクロスオーバーを真似してボールがアウトバウンズになっても楽しいから正解なんです。

 

この感覚でバスケをしている選手は非常に力が抜けています。しかし、それでも試合中にダンクやビハインドパスをするんです。

 

デニス・シュレーダーは11歳までスケートボードに夢中だったそうです。ミニバスはやっていないのにNBAです。

 

まとめますと、バスケが身近でなく、誰かが教える環境しか日本にはないのが日本からデニス・シュレーダーが生まれない理由だと感じています。

 

日本のバスケプレーヤー、コーチは今日も日本代表の試合をやるのは知ってる??

 

コーチが教えなくても最高の教材があるのに気づけたら日本のバスケはもっとおもしろく、クールになる!

 

 

 

 

 

デニス・シュレーダーは日本で生まれるか?

こんにちは。

日本代表戦本当におもしろかったです。

 

しかし、私が一番熱くなったのはデニス・シュレーダーの華麗なプレーでした。

 

メディアでは「日本代表すごい」、「八村やばい」と言われていますがデニス・シュレーダーのプレーこそ日本のバスケに対する提言が詰まっています。

 

デニス・シュレーダーのプレーを見てまず感じるのはプレーが柔らかいことです。力みがなく、ふとしたときに力を入れてくる緩急の差に日本人はついていけませんでした。対する日本のガード篠山選手から感じるのはガッツです。ドリブルのつきもめちゃくちゃ力強いです。

 

これは選手特有なことでしょうか?

 

私は違うと思ってます。

 

高校、大学、Bリーグを見ても日本人のポイントガードでこの柔らかさを持った選手は非常に少ないと思います。

 

ビハインドパスやノールックパス、シュートヘジが代名詞な選手がなかなか思い付きません。

 

なぜ日本人のプレーにはこの柔かさが足りないのでしょうか?

現状、日本にデニス・シュレーダーのような選手は生まれていません。

 

私はこれは日本の育成環境に課題があると感じています。

 

次回深掘りしようと思います。

 

 

はじめまして

私は中学からバスケを始め、現在は社会人で草バスケ、5年程高校生のバスケコーチに携わった経験のあるサラリーマン30歳です。バスケ狂です。妻、長男と平和に暮らしています。

今、日本のバスケがすごいです。NBA選手誕生、Bリーグ誕生で大盛りです。

 

しかし、私は日本のバスケ界に勝手に不安を感じています。

 

これまで選手、コーチ、観戦者...etcを通して学んだことを是非今後のバスケットボール界の更なる発展に役立てたいと思いブログを書こうと思いました。

 

そして、再びバスケコーチとしてコートに立ち、選手達とバスケットボールを追及することを目標にしようと思いました。

 

実績のない私が発言することは安っぽいのですが、末端でも本気でスポーツのことを発言できるインターネットという場を使わせてください。

 

皆様と本気でスポーツについて語れる日が来ることを目指しています。

よろしくお願いします。