番外編 高知と愛媛に行ってきた記録
私の両親は、愛媛から上京してきて結婚をしたので、どちらの実家も愛媛にあります。
私は、母方の祖父が大好きだったのですがコロナ直前期に亡くなり、葬儀や法要はできたものの、お墓参りには母を含めて、ずっと行けていませんでした。
しかし、ここ数ヶ月ずっと行きたいね、と話していたので、かねてより計画を立てて母と、
「高知でカツオ食べて、その後愛媛でお墓参りする」というやつをやってきました。
旅行の準備中に、航空券取得で一瞬グダグダしたのですが、事前準備は概ね問題なく順調に住みました。まあ、交通費高くて悲しかったですけど。
航空券のグダグダはこちら↓
当日は、羽田へリムジンバスでスッと向かい、朝の早い時間の便だったので、私がこしらえたおにぎりなどを母と食べてラウンジでぼーっとしていました。
修学旅行で沖縄へ向かう学生さんたちの賑わいで、生気を吸い取られつつも、我々も「高知龍馬空港」行きの飛行機に搭乗しました。
(↑これは帰りの大きな飛行機)
旅客機は、私史上二番目に小さな飛行機で(昔、イタリアの島へ行った時と、学生の時に喜界島へ行った時に乗った飛行機が同率一位で小さかったのですが)、スリリングな飛行になりました。
(今高知は牧野富太郎フィーバー)
到着してすぐ、我々はお目当てのカツオを食べに、母が35年以上前に行ったことのある「土佐料理 司 本店」へとタクシーを飛ばしたのです!道中、タクシーのおじさんがとても良い方で、観光案内や今高知で盛り上がりを見せるNHK朝ドラの牧野富太郎の話しなどを伺いながら、あっという間にはりまや橋へ到着しました。おじさんは、しきりに「カツオを食べるなら、観光客の方には、ひろめ市場をご案内してるんですよね〜、いいところだから」と言っていました。
そして、タクシーを降りて数十メートル・・・
ついに土佐料理 司 本店 ・・・
・・・え・・・・・・!!
「臨時休業!」(定休日ではない)
店舗入り口にA4サイズの張り紙で知るその無慈悲なお知らせ・・・
わざわざ飛行機でカツオ食べにきたのに・・・?ちょっと、母に八つ当たりしちゃいましたね。(厨二病)
この日の高知は、28度を超える夏日、5月の夏日は堪えます・・・母は還暦を超えています・・・あと、超空腹です笑
(かつおを食いっぱぐれて、鯨の写真撮る…)
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そこに、天からタクシー運転手のおじさんの声が・・・!!
「ひろめ市場にはたくさんのカツオ料理屋さんがあるんですよ」
ひろめ市場・・・(検索)
このサイトの場内マップ、「お城下広場」を見てください。ここです。ここがカツオの聖地です。ここが、カツオのシークレットプレイス、ホーリーグラウンド、しかも我々行きたかった「土佐料理 司 本店」の系列店があります(こちらは本店より庶民的な定食屋のスタイルをとっている店舗)。
はりまや橋駅からは、徒歩10分ちょっとでした。我々は暑さと空腹でへとへとになりながらも、カツオシークレットプレイスで、本場高知のカツオのたたきにありつくことができました。
ちょっと悲しいお知らせなのですが、あまりにも空腹で、しかも食べ始めたら、笑顔が止まらないくらい、今までに食べたことがないくらい、本当に本当に美味しくで、これが本物のカツオだったのか・・・というほど、本当に本当に皆様におすすめで・・・・・・
そのせいで、写真撮り忘れました。厳密には、8割方食い散らかした時に撮った写真しかないのです・・・とにかく、高知旅行を計画なさっている方は、絶対に「ひろめ市場でカツオを食べる」旅程を組んで欲しいです。写真はないですが。
実は、このひろめ市場で最も賑わいを見せていたのは「明神丸」という藁焼きたたきのお店なのですが、オープンキッチンになっていて、幼稚園の運動会やってんのか!ってくらい、みなさん焼かれるカツオの動画を撮っていました。我々は、司のカツオが食べたかったので、明神丸はお預けとなりましたが、次の機会があれば、明神丸のカツオを食べたいです。
こうして、高知での目的をなんとか首の皮一枚で達成した我々は、高知を後に愛媛県松山へと向かいました。
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19時前に松山に到着した我々は、予約していたホテルへチェックインしたのですが、そこで田舎のホテルの洗礼を受けたのです・・・
宿泊したのはANAクラウンプラザホテルです。予約の段階で禁煙の部屋を希望、とリクエストを出していたのに当日「喫煙のお部屋でご用意しました。できる限りの消臭措置をとっています」とのこと。ちょっと何言っているかわかりませんでしたね。前日などの直前予約だったのならまだしも・・・一ヶ月前でこういう部屋組み・・・田舎っぽい、そのガバガバなサービスに大変な苦痛を感じながらも我慢の宿泊。
気を取り直して、夕食は同ホテルの日本料理やさん「雲海」でとりました。母にはもう、外に繰り出すパワーは残っていませんでしたので、ちょうどよかったです。お昼に行けば窓外のお庭が綺麗だったかもしれません。
他の個室で盛り上がる県人会の方々を眺めながら(お庭を挟んで反対側のお部屋)、ここでは宇和島風の鯛めしが食べられる懐石をいただきました。(一番最初の写真は撮ったのに、鯛めしの写真はまた撮り忘れています、自分を叱りたい)
愛媛の名物、鯛めしには二つのパターンがあることをご存知ですか?
この日私が食べたのは、宇和島風の「お刺身の鯛をご飯にのせて、薬味とワサビなど、ごまだれをかけて食べる」ものです。
私の好物は、こちらではなく、「鯛の身をご飯と一緒に炊き上げた」鯛めしです。近年は、愛媛に行くたび、宇和島風鯛めしのお店が増えています。炊き込みタイプの食べてほしいな〜。
松山からは離れますが、両親の実家に近い今治にあります、「伊予水軍」というお店が私のおすすめです。お座敷から眺める瀬戸内海は、天国のようです(昇天)。
メニューの「鯛釜飯」を選択すると、炊き込みタイプの鯛めしが食べられます。
こうして、高知松山と続いた食い倒れの1日目は終わりました。
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二日目は、ホテル近くの喫茶店でモーニングを食べて(なんで東京にモーニング文化ってないんですかね?朝営業のカフェはあるけど、そうではなくて。)、叔父と合流したらいよいよ、おじいちゃんのお墓参りです。
お墓に着くと、建立して3年近く経つのに「割とまめに来ているが、なぜかいつもお墓が綺麗なので掃除したことがない。」という叔父の言葉と裏腹に、普通に汚れていたお墓を一生懸命掃除して、お参りを済ませました。おじさんは嘘つきだと思いました。
さて、今回の旅の目的を達成し、やることがなくなった我々は、松山市内で全然お腹が空いていないのに、勢いで五色そうめんのお店、五志喜へ。
入店してから、メニューを長い時間眺めていたので(お腹が空いていないから)、さぞやお店の人はヤキモキ・・・というか、気持ちが悪かったでしょう・・・
あと、なぜか店員さんがみんなヴィジュアル系バンドメンバーみたいな風貌で、浮いていました。店から。
お腹が空いていない・・・とか言いながらも、いざ注文した鯛の切り身が豪快に乗っかった五色そうめんを食べたら、これもとても美味しくてスーッと食べ切りました。お腹は破裂寸前で辛かったのですが、普段の倍くらいの胃の容量になっていて、人体の神秘を感じました。
帰りの飛行機まで、時間がある我々はダラダラと雑談しながら、愛媛県生まれ、愛媛県育ちの叔父が松山城に登ったことがないと判明し、3人で一路松山城ロープーウェイ乗り場へ。小高い山の頂上にある松山城は昔のままの貴重なお城で(鉄筋コンクリートの建替え済とかでなくて)、母曰くとても良い!とのこと。
いざ、ロープーウェイ乗り場で乗車券を購入すると(購入する時、ハイカラさんの格好をした女の子たちが、とてもけたたましい声で案内してくれます笑)、そこには・・・
「ロープーウェイ、リフト、どちらでも乗車可」の文字が・・・!!
リフト・・・!?!?!?!?!?
私、リフト大好き・・・・・・!!!!!!
昔、カプリ島で山の上へ向かう、乗車時間の長いリフトがあるのですが、それがとてもよかったので、それ以来リフトに目がないのです。
今回も、私はリフトを選択し、母と叔父はロープーウェイで山頂へ。
さいっっっっっっっっこーーーーーーーー!!!!!
到着するや否や、母と叔父に、帰りはぜひリフトに乗ってほしいと力説。ゴリゴリ進めた後に、還暦過ぎにリフトはきついか??(安全ベルトとかないスタイルだったので)と思いましたが、帰りは二人ともリフトに乗ってくれました。
天守閣見学では、今では信じられない蹴上の階段を、ヒーヒー言いながら登り、楼を吹き抜ける風になんとか疲れをなだめてもらいながら、眼下の景色を堪能してきました。
天守閣、よかったです。
でもそれより、リフト、よかったです(しつこい)。
城下のロープーウェイ乗り場を出てすぐの雑貨店で、今治タオルガチャポン(500円でタオルハンカチが出てくる)を2回回して、松山を後にしました。
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今回の旅の主目的は、もちろん祖父のお墓参りでしたが、【カツオ】と【リフト】が最高でした。
実は、もしかしたらもう祖父もいないし、一生行かないかも・・・などと思っていた四国ですが、また、すぐにでも行きたい気持ちになっています。
とりあえず、今日もカツオ食べたいです。
皆様もぜひ、カツオ食べて、鯛めし食べて、リフト乗ってください。
番外編 アゴダで航空券をとった話
今、母親と、久々に祖父の墓参りに行くべく愛媛旅行の計画を立てている。そう、母方の実家が愛媛なので。
飛行機で高知へ飛びカツオを食べて、高速バスに乗り松山へ行くこととした。母のリクエストで。そして母は仕事があるので一泊二日の旅程となった。ハードじゃん。
なにはともあれ、航空券やバスチケット、宿の手配などなどは、一応デジタルネイティブの私が担当することになった。もちろんお金も私が払う。もう30超えてますからね。
初めて、アゴダで航空券を予約した。知っていますか?アゴダ。旅行サイトです。私は、よく一人で近場のホテルステイを楽しむのですが、その時にはいつもこの旅行サイトを使ってます。
なぜホテルステイするのかは、こちら↓
「そういえば航空券も取れるんだよな〜」と気がついたのでチャレンジすることにした。とはいえ、航空券は高価なので、各種サイトを見比べて、もちろん航空会社のサイトもチェックして、往路(羽田から高知)はアゴダということに落ち着いた。
早速、予約を入れる。LCCは嫌だというリクエストに応えて、JAL便を予約した。アゴダの予約サイト自体では、予約は簡単で、すぐに予約の確定と航空券番号が発行(決定?)された。
それを、いざJALのサイトで座席指定しようと予約確認するときに、問題が起きた。検索しても予約記録が出てこないのだ。
「くっ・・・やられたか・・・」(何が)
アゴダのサイトでは決済済みになってしまっている。お金は払ったのに、予約が取れていないだと・・・もちろんこのまま「はい、取れてません」とか「はい、詐欺でした」などとはならないと思ってはいたが、双方に問い合わせて、カード会社の記録を提出して・・・とかやらねばならないのか・・・え〜ん!面倒くさいよ〜!!!
・・・と思っていたら。
某知恵袋に「アゴダで航空券を予約したけれど、航空会社のサイトで確認が取れません」的な質問が!助かる!!同じ状況じゃん!!!
しかも回答がついている!やった〜!
答えは超簡単で、「アゴダでの予約はなぜか国内線だったとしても、国内線の予約確認ページではなく、国際線の予約確認ページで確認できます」とのこと。
なんでだよ。
確認できたよ。座席指定もできた。なんでだよ。
でも、助かりました。知恵袋。
と、いうことで今後もアゴダを使えそうです。トラウマができなくてよかった笑
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祖父がなくなって、葬儀をし、法要・納骨をして、お墓参りに行くのは実は今回が初めてなのです。
私は、それはそれは祖父のことが大好きで、一緒に暮らしたことはないのですが(私は東京生まれ千葉育ちなので)、祖父に会いに行くのが楽しみでした。単純にかなりのイケメンなところが好きだったのかもしれません(そして、あまり似ていません笑)。それは冗談で、会うたびに穏やかに、ゆったりとした時間の中に私を迎え入れてくれて、方々へ遊びに連れていってくれたこと、好物ばかりを準備してくれたこと、東京とは違う川や海の景色、そういう全てが好きだったのだと思います。
時間があいてしまってごめんね、おじいちゃん。
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後は高速バスの予約だけ。高いな・・・とか思いながら、今は脱線して愛媛で購入するお土産のことを考えている。
母恵夢・・・一六タルト・・・道後エール・・・
番外編 初めてのくるま10
急に思い立って車を買う話をダラダラと続けている「初めてのくるま」カテゴリの投稿も今回で10回目です。
前回の投稿はこちら↓
大まかな流れを振り返ると、2022年の6月頃に「道の駅とか、電車で行きにくい場所に遊びに行きたい〜コロナもいつまで続くかわからないし〜」と思い、車を買おうと思いつき、その後、いくつかの販売店で、試乗を繰り返しながら、ついにスズキの「ジムニーシエラ」という車を注文するに至った、という状態です。
注文をして、注文金を入金したのは2022年の6月頃の話で、その時点では
「2023年1月頃には、生産開始の連絡をすることができて、2023年4月中の納車になると思う」とのことだった。
もちろん、延期・短縮どちらの可能性もある、とのことで。
ネットで、シエラ納車待ちの方々の動向を見てみると、「納車待ち400日目!」だの、「500日以上待っています」だのと見かけるので、短縮されることはなく、むしろのびのびになっていくだろうな・・・という印象。
そして、2023年の1月。スズキの販売店からは、全くなんの連絡もなかった。
紆余曲折、すったもんだあって笑
結局、私が注文した販売店内での生産順位は4月初めの時点で、六番目とのこと。
う〜ん。これはやはり、納車待ち1年は超えてきそうだ。
今年の春には、ドライブ行けるかな〜と思っていたけれど甘くないね〜。
次こそ、納車された!という投稿をしたいな〜
番外編 久しぶりに裁縫をした
タイトルのとおり、久しぶりに裁縫をした。
といっても、何かお洋服を誂えたわけではなく必要に駆られて裁縫箱を開けた。
購入したばかりのブラウスのボタンが、自宅で洗濯したら取れたのだ。気に入って購入し、初めておろしたその翌日の洗濯で、もう取れた。
取れた直後は、その取れたボタンが見つからず(干して、乾いた時についてなかった)、スペアのボタンもなかったので(ブラウスと同じ生地で作られたくるみボタンである)、たった一日着ただけで、着られなくなってしまったのか…と絶望したが、その翌日、別の服をネットに入れて洗おうとしたときに、そのネットの中で、件のボタンを見つけたのだ。
時間もあるし、まだ一回しか着ていないブラウス、よーしボタン縫い付けるか!と思い立ち、早速つけた、というわけだ。
そしてその日から日の経たないうちに、別の事件。
インターネットで袖口に特殊なデザインが施されたトップスを買った。ものはコットンカットソーでTシャツなのだが、ポイントである袖のデザインが気に入って購入した。
中国製のそれは、中国のメーカーから郵送されてくる商品で、価格も安価だった。
春色のトップス、楽しみにしていたが、中国のサイトで購入した服は、いつも何かうまくいかないことが多かった(ならばなぜまた購入したのか笑)。
そして到着したそれは、袖が左右で真逆に取り付けられていた。爆笑した。いや、爆笑している場合ではない。
伝わるだろうか。
二の腕(外側)がチラリと見えるのが正解である。しかし画像の左側、つまり右腕の部分は、脇の下がチラリと見える、まるで野球のユニフォームみたいな仕上がりになっている。
ウケる。
いや、ウケている場合ではない。
ちなみに正解の画像はコレ
めちゃくちゃ可愛い。
仕方がない。やや大仕事だが、袖を一度外し、縫い直すことにした。
元々安価な買い物だったので、諦めることと縫い直すことを天秤にかけたのだが、まだ一度も着ていない服を諦めるのは悲しかった。
ちなみに返品は、面倒なうえに、購入価格とほぼ同じ送料がかかる。馬鹿らしい。
別のアイデアもあった。両方の袖を外し、フレンチスリーブのトップスとして着る。
でもせっかくこの形が面白くて購入したのに…と思い直し、縫い直しを選んだ。
作業を始めると、案外30分ほどでうまく仕上がった。
今日もこのTシャツを着ている。うれしい。
逆に愛着が湧いてしまった感すらある。
針を使ったのが、ものすごく久しぶりだった。
特に、社会人になってからはボタンをつける時以外、裁縫道具に触れていない気がする。
ひとりっ子だった私は、小学生の頃からミシンで遊ぶのが好きで、ポーチやスカートなどをよく自作していた。中学の家庭科の授業では授業中に作成した作品が展覧会へ出展された。(別にコレは学校の代表になっただけの話だが)
すっかり遠のいていた裁縫。楽しいじゃん…と感じた。
刺繍に興味があるのだけど、コレを気に始めてみようかな…
番外編 下着の話
女性が(というか私が)女性の下着について、素直に思っていることを書こうと思うので、はしたない!などと感じた人は苦痛かもしれません。
内容はそんなに高尚な話ではなく、ただの雑談ですが。だらだらとひとり語りしてみます。
(ネモフィラかわいいね〜^^今回はテーマに合った画像貼らないから、これ見て癒されよ〜)
まず、私はブラジャーとパンティを身につけています。その日のファッションによってキャミソールやタンクトップ、スリップ、ペチコートを身につけます。
およばれ結婚式などのドレスアップが必要な場面では、体のラインを補正するために(ドレスを綺麗に着るために)ガードルを履いたりします。
そもそも、幼児期にオムツからパンツ(パンティと同義です)を履くようになり、その頃から少しずつアップデートを重ね、今の(アラサー女子)の下着へと進化してきました。
小学校高学年の頃にスポーツブラをし始めてから、下着は「上下セット」になりました。
初めて自分で下着を購入したのは高校を卒業する頃でした。それまでは母親同伴で買い物に行っていました。
初めて児童用ではない下着(ジュニアブラとかじゃないやつ)を身につけたのは、高校に入った頃で、その頃発育がかなり良かったのでサイズも周囲の女の子の中では大きなものでした。
その頃、私自身は、下着について無頓着で、見た目へのこだわりはありませんでした。強いて言えば、下着そのものへのこだわりはありませんでしたが、派生して(関連して?)胸が揺れたり垂れたりすることについては、無茶苦茶怯えていたので、ワイヤーががっつり入った、ホールド感の強いものが好みでした。
母との買い物の時も、「この薄い黄色のお花のレースのやつかわいいよ」「このピンクのやつはフリルがかわいいよ」と勧められても興味がありませんでした。どれでもいい、という感じです。
今思うと10代のうちに、フリフリでブリブリのを着ておけばよかった!笑
むしろ、私の高校はブレザータイプの制服で、夏にはワイシャツだけで過ごすことが許されていましたので(ブレザーを着なくて良い)、その時に「透けブラ」しない方が重要でした。
むしろ「透けブラ」した時に可愛い色が見えるように下着を選んでいる子もいましたが、それは人それぞれです。
そんなこんなで、下着に関心が薄い方として、のらりくらり30代に突入しました。
年齢を重ねるうちに、下着の知識は増えましたが(例えば補正下着の種類をたくさん知りましたし、女子会でセクシー下着談義をしたこともあります)、結局若いうちに試行錯誤して見つけた、自分に合う下着メーカーの、好きなシリーズをずっと身につけていました。
私はWacoalさんが出しているリボンブラというシリーズが好きで、1番気に入っているところは、体を正面から見た時に、胸のシルエットが体の脇に現れないところです。(伝われ!笑)
また、リボンでホールドする構造なので、脇に硬いボーンがないため、アザや跡ができないことも大好きです。
発売されているサイズがギリギリ自分のサイズまであるので、それも助かっています。
デザインについても、高校生の頃ほど無頓着ではないので、好みが確立しているのですが、ムードが複数あるので助かっています。ここでいうムードというのは、ふんわり系とかギャル系とかサッパリコンサバ系とかそんな意味です。私は、淡い色が好きなので、リボンブラでパステルカラー系のものはほぼ所有しています。逆に私は買わないけれど、パキッとしたビビットカラーで派手めなプリントの商品もあります。それはそれで素敵。
でも、下着って決して安価なものではないですよね。いや、安いのもあるか。世の中なんでもそうか。
お尻と胸を隠すだけ(極限)でいいなら千円とかで、上下揃うか…。
下着をね、盲目的にいつもリボンブラ一択で選んでいたけど、もしかしてもっと合うやつあるかもね…と思ったりしたわけですよ。でも、長年使ったものをアップデートするのって大変ですよね。お店の人にも、長らくサイズ測ってもらってないですし。
パンティもね、私はノーマルな形状(何て言えばいいかわからない)が好きで、タンガとかローライズ、ボクサーは好きじゃないけど、例えば履いたことないだけで、タンガ快適なんじゃ…?
とか、今になって懐疑的になっているわけです。
問答無用で「いつもの」を選ぶ場面って多いけれど、本当はどうなのか。
例えば10年前の最新家電は、いまや最新家電ではないわけだし(これは少し意味違うか)、ここ10年くらい使っているシャンプーは今の髪質に合っているかわからないし、20年前から選んでいる下着も見直しが必要かも…?
餅は餅屋というから、下着屋さんに相談するのが1番か…
番外編 私より足が速いはずのまいこちゃん
たくさんの「みんなのお題」が並んでいるのをぼーっと眺めていたらこのお題を見つけた。
見つけた瞬間、まいこちゃんのことを思い出した。
小学3年生の頃、初めて自然発生的にではなく「お友達になろう」と声をかけられて友達になったまいこちゃん。その後も友情は続き、現在も交友関係は続いている(遠方に暮らしているので、しょっちゅうは会えないのだが)。
そんなまいこちゃんと、近所にある大規模な自然公園に出かけた時のはなしだ。
その日は、少しのお菓子を持って、大規模自然公園へ遊びにいった。二人の暮らす地域からは徒歩で40分ほどはかかり、かなりの遠征であった。彼女と私はのんびりとした性格で、植物を眺めたり、動物と遊んだり、散歩をすることが好きであった。鬼ごっこや遊具遊び、ボール遊びなどをすることはまずなく、第三者に誘われたらやる、といった具合だ。
その自然公園は、いくつかのエリアからなる広大な公園で、県内でも有数の公園であった。週末には遠方からの来場客で賑わっていたし、フリーマーケットなどのイベント時には、テーマパーク並みの混雑であった。
でも、平日の午後は閑散としているのだ。遊具のあるエリアは子供で多少賑わっていたが、我々のお気に入りは広い池のエリアだった。
まず、その池のエリアへ行く道中が好きであった。池は自然公園内の標高が低いエリアに位置しており、さらに自然の山道よろしく、少し険しい坂道を下っていくのだ。しかし道中には、太陽がキラキラ反射する竹林や、ガマのしげる湿地、松林では松ぼっくりを拾い、その池へ向かった。
池のほとりにはベンチがいくつか並び、私たちはそこへ腰掛け、持参したおやつを食べ始めた。さながらピクニック。遠くへ出掛けて食べるおやつほど美味しいものがあるだろうか。
華のある遊具には目もくれず、二人でこうしておしゃべりしている方が何倍も楽しかった。
おやつを食べて、キラキラひかる池の水面を眺めていると、一直線に水面を切り裂く白いハサミが見えた。
大きな白鳥である。
この大きな白鳥は、この自然公園で飼育されており(飼育というのは確実ではないのだが、池のほとりに小屋が整備されており、餌場もあったので、おそらく羽をカットされ、飼育されていたのだと思う)、我々もよくその姿を池の向こうに見ていた。
鳴き声が、うるさく、美しくないのが玉に瑕で、たまに「ガーガー!」と騒ぎ始めては、我々の会話を妨害するほどであった。
この日は珍しく、その白鳥が池をまっすぐに突っ切って、我々のベンチの方へ向かってきたのだ。いつも白鳥を見つけると近づいていっては、そのつれない態度で、向こうへスッと行ってしまっていた白鳥。この自然公園には、この時期4羽の白鳥がいた。
そのまま、まっすぐ、まっすぐ・・・まっすぐまっすぐ・・・
人を避けている白鳥はいつも、池の中を泳ぎ、その羽を休める時には、人の立ち入れない池の小島にしか上がらなかったのに。
この日は、まっすぐこちらへきたかと思うと、我々の5mほどの距離のその池の淵へ足をかけたのだ。すると大きな声でひと鳴き。
「ギャーーーー!!」
白鳥の声なのか。とにかくデカくて品のない鳴き声だ。そしてその後徐にこちらを向いたかと思うと同時に、予想外な速度でこちらへ走り出したのだ!
私とまいこちゃんは、一気に白鳥から離れる方向へ駆け出した!追いかけてくる白鳥!なぜ追いかけてくる!?おやつは食べ終わった!目を合わせたから?!
とにかく走った。
まっすぐまっすぐ、山道のある方へ、全力疾走しながら振り返ると、驚くほど近くに白鳥がいた。めちゃくちゃ足が速い!飛んでない白鳥、めっちゃ足が速い!想像もつかない!
怖い!怖い!怖い!
一度、二度、振り返った後は、ずっとずっと前だけを見て走った。
山道の半分ほどを登り、池が見えなくなった頃、息が続かなくなり、走る速度も自然と減速・・・息も絶え絶え、まいこちゃんと顔を見合わせた。
「助かったね、怖かったね」
私たちは、この日以来池へは行かなくなった。何度も話す笑い話のあの日。なぜ白鳥に追いかけられたのだろう。
幾年か経って、この日のことを思い出した時、気がついたことがある。
まいこちゃんは、私よりずっと足が早かったはずなのに、あの日、ずっとすぐ隣を走り続けていた。白鳥から逃れる間、ずっと隣のあたりにいたのだ。まだ止まっちゃダメ!すぐ後ろにいる!そう私に声をかけながら。
まいこちゃんは、私を置いていくことなく、一緒に逃げてくれたのだ。
番外編 激務の三ヶ月間が終わった
今週のお題「お花見」に、最終的に収束する話。
2023年の1月から、3月末までみっちり繁忙期だった。
やっと4月を迎え、ひと段落したところだ。
自分で驚くほど、仕事と日常生活の基本動作以外できなくなって、このブログもこの投稿が今年の初投稿である。
しかし幸運だったのは、規則正しく通勤・勤務したことや職場の食堂でバランスの良い食事をしたことなどが要因かどうかはわからないが、精神的に非常に健やかだったことである。毎日の業務もルーティーン的ではなく、イベント運営に似たようなものだったので、毎日小さなトラブルが起きることも、不謹慎だが楽しく働けた要因かもしれない。
職場の人間関係についても、個人的には良好で(〇〇さんと□□さんは、仲が悪いので注意、みたいなことはあったが笑)誰と打ち合わせしていても楽しかった。
そうした激務繁忙期を終えて、今日である。休日出勤も多かったので振替休暇もある。
先日、お花見に出かけた。
東京の桜の満開予想は3月26日頃であったが、私はその日も休日出勤していた。
あ〜満開のタイミング逃しちゃったな〜などと思っていたけれど、4月2日に海辺の公園へ散歩に行ったら、満開を過ぎた桜が大量の桜吹雪を見せていて、このタイミング、最高なのでは?と、最近の自分の幸運を改めて感じたところだ。
この日も、お花見に出かけたというよりは、昨年末になんとなく購入したアウトドアチェアを使いたくて、「屋外で読書でもするか」と、椅子を担いで出かけたらまだ桜が残っていた、という具合だ。ツイている。
このアウトドアチェアも、スタンダードプロダクツ(ジェネリック無印と呼ばれている雑貨屋さん)で購入した、確か¥1,000(¥1,500だったかも?)のもので、期待以上の座り心地、期待以上の軽さで、幸福度は爆上がりで思わず、椅子に座って春の風を浴びていたら、キまりそうになってしまった。
新しい春の気候が、気分を晴れやかにしているのか…
とにかくこのまま心身の調子がいい状態が続いて欲しい笑
仕事がひと段落したので、この三ヶ月間会えなかった友人たちとどこかへ出かけたいし、コロナ禍の制限が緩和されてきたこともあるから旅行へも行きたいな。
この、アウトドアチェアチルの間に久しぶりにマスクを外して過ごしていたら本当にいろんな匂いがして、気持ちが良かったから「あ〜、私マスク苦手じゃないけど、しないほうが好きだわ〜」と再認識した。ちなみに、花粉症でもない勝ち組である。
今回の投稿はひとまず、繁忙期が終わって時間が取れたので、何か書きたくて書き始めたけれど、特にまとめたいテーマがなかったから、これぞ散文!という内容になってしまったけれど、これが「日記」の本質だとも思う。