毎日のふんばり日記

不器用な筆者ですが、考えて、書いて、を繰り返して、日々を記録しています。ブログタイトルを押すと最新記事に飛ぶので、記事一覧は★記事一覧はこちらからどうぞ。

やる気が出ない土曜の昼下がり

今週のお題「懐かしいもの」

こんにちは。

外は晴天ですが、やる気のない昼下がりを送っています。こんな日はラジオを聴くに限ります。(普段はラジオを聴きません。なんか書いてみたら聴きたくなった。)

私がラジオに目覚めたのは中学生。SCHOOL OF LOCK!という中高生向けの邦楽ロック番組を聴き始めました。この頃は本当に邦楽ロックが好きだった。BUMP、アジカンが私の中での二大巨頭で、当時アジカンは毎週レギュラーでしたが、BUMPはなかったので、ゲストで来るときはめちゃくちゃ楽しみだった。そこから、やまだひさしのラジアンリミテッドフライデー(いつも途中で寝てしまう)や朝のラジオ番組などにも興味を広げました。

高校生になると、SCHOOL OF LOCK!は聴かなくなりましたが、勉強のおともに、休日の昼間にやっているカウントダウンを聴くようになり、大学時代は気が向いたときにオールナイトニッポンやJUNKなどのAMラジオを聴いていました。大学時代は生活リズムが狂っていたので、深夜ラジオをよく聴いていたのですね。懐かしい。

社会人になってからはほとんど聴かなくなりましたが、やっぱりラジオってなんかいい。地味に私の青春でもあります。

 

★★★

 

話は変わりますが、前回は仕事で災難があった日記を書いたのですが、あれを書いた2日後ぐらいに、いつもどおり接客をしていたら、対応中に涙されるお客さんがいました。

なぜ涙されたのか、詳しいことはわからないですが、同時に「ありがとう」とおっしゃっていたので、良い涙だと思うことにします。私はそれほどのことをしていないので、少しあたふたしてしまいましたが、なんだかほっこりしました。

辛く当たってくる人もいれば、温かい人もいるものだと、前回の日記に書きましたが、本当にそのとおりだと実感する出来事でした。

 

★★★

 

一方で、仕事内容の方では相変わらずやらかしてました。上司にチェックしてもらえなければ、重大なミスを犯していた案件があり、それの後始末でも周囲の手を借りる始末。

自分のポンコツさに嫌気が差します。いつまで経ってもポンコツで、しかも、周りに迷惑しか掛けていないので、毎日のように自己嫌悪に陥っています。

私はおっちょこちょいで焦りやすい性格のため、周りにも「どうしましょう!!」とわめき、助けを求め、一人あたふたしています。

周りの大人は私より20歳ぐらい年上なので、私がわめいてもカラスが鳴いている程度にしか思っていないでしょうが、自分としては他人に迷惑をかけたという恥ずかしさに苛まれます。

頭の片側では「失敗は仕方のないことだ」と整理ができますが、もう片側では「また失敗して迷惑かけた。申し訳ない。」という罪悪感が感情を支配します。

しっかりと割り切って、「次はどうしたら間違いを防げるのか」「なぜ間違えたのか」「間違えた根本原因を解決する方法はあるか」を言葉にすればいいのですが、その作業を面倒くさいと思ってしまう。なぜならやる気が出ないから。

しかし、ここを着実に積み重ねられないと、また同じ過ちを起こします。世間は厳しい〜〜。

 

★★★

 

最近フェミニズムに関する本を読んだ。

フェミニズムというと、(男性)社会で活躍している女性が声を大にして主張しているイメージがありますが、この本はそれとは違って、社会的に権力を持たない立場から、女性に関する事柄について、ぼそぼそと意見するといった本です。

この本はエッセイに近く、体系立てられてはないため、難しい箇所もありましたが、非常に頭の体操になりました。「寝る子を起こす」じゃないですが、今まで何の疑問も抱かなかった点への問題提起をしてくれます。

例えば、結婚についてですが、今の社会は結婚制度ありきで作られているという点。結婚することで、税制や社会保障制度で優遇されるようになっているとのことだが、私にはこの考え方はなかった。結婚は言われてみれば「制度」であるが、そんなように機械的なものだと捉えていなかった私は、頭の中がお花畑なのかもしれない。

また、労働についても、「営業職も清掃業もどちらも必要とされる仕事であるが、対価が異なるのはなぜ?誰が決めた?」という内容に考えさせられた。確かにそうだ。必要とされるのは間違いないけど。何も気に留めなかったことに気付かされる。

他にも、「結婚で一発逆転を狙う女性」についても書かれていたのだが、そのようにしてしか社会に立てない女性の現実も記されており、読み進めるのが苦しくなった。

本書を通して、新たなものの見方を得たとともに、こんなにも深く考えて、自分の主張を的確な言葉で表現する著者に、ひたすらすごいと感じる一冊だった。