さてさて
随分と長いことこちらから遠ざかっていましたが、その間に「私」はますます自由になり、あちこちのホテルをポチッと予約しポチポチと航空券を予約し、人生初の北海道にも上陸
SNSもだいぶ使いこなせるようになり、なんだかんだすっ転びながらも、世界がどんどん広がっています
人間半世紀過ぎからも、進化を遂げることってできるんだなぁと、改めて自軍と自担に大感謝!
そしてその自担こと
Travis Japanの川島如恵留くんが、この度念願叶い、文筆家としてデビューしました!
おめでとうおめでとうおめでとう!
連載タイトルは「 のえるの心にルビをふる 」略して「のえルビ」
GINGERWEBさんに毎月載せていただきます✨
https://gingerweb.jp/timeless/person/article/20240520-noel-kawashima
自身の想いにルビをふり言語化して共有する、何と素敵で粋なネーミング🤍
第1回タイトルは
「30歳の壁」を意識する人。周囲にいますか?
https://gingerweb.jp/timeless/person/article/20240522-noel-kawashima-2
連載からちょうど半年後に30歳のお誕生日を迎えるにあたり、自身の想いにルビをふられたとのこと
私の30歳はとうの昔に過ぎ去りましたが、30という数字を通過点を、間違いなく私も意識していたなぁと思い出したりして
そしてこの文筆家さんは、ご自身の想いだけをそっくり共有するのではなく、読み手が自身に投影して何かを考え、何らかのアクションに繋がることまでをワンパッケージとしていることは間違いないので、今回はこの「30歳の壁」について私なりに綴ってみようと思います
あ、もちろんお母さん色強くなることを宣言しておきます
*******
30歳を迎える前
30代ってきっと楽しいんだろうな
もっともっと女性として輝いていけるんだろうな。輝いていきたいな
と、漠然と思い描いていた私
未来の自分のために資格の勉強を隙間時間に始めるも、効率を計算し家事育児を回そうとするも尽く上手くいかず、ただただ疲れ切って焦りだけが募る日々
身寄りのない土地での社宅住まい。もちろん「私」が「私」だけだった頃を知る友人など一人もおらず
突然固有名詞が「〇〇さんの奥さん」「△△ちゃんのママ」だけになり「私」が透明人間になっていた頃
少しでも目を離したら消えてしまう小さな命を抱え、慣れない土地で働く夫にも甘えられず、「母」よりも「私」を生きてはいけないような気がして、未来の自分を見ないように考えないようにしていた頃
そんな時に私は30歳を迎えました
これだけ言っておいて真実味はないかもしれませんが、不思議なことに「母」として生ききったその時間を、約20年を後悔はしてはいなくて。恨んでもいなくて
いやぁ~壮絶だったなというくらい
体力的にも精神的にも良く乗り切ってきたなぁと、頑張ったな私というくらいで
それはきっと
その生き方しかできなかった中でも、支え導いて下さった方がいたから
お母さんはお母さんであるだけでいいんですよ。何をしてあげなくてもできなくても、お母さんとして一緒にいれば子どもはそれで幸せなんですよ
そう微笑んでくださった子どもの家の先生
どうして家の子だけ……なんて考えてもどうにもならないのよ。親の心配とか不安って子どもに伝わるから、しないの。なんとかなるから
そういって子どもを預かってくれたお母さん達
そして
30を過ぎ、友人達の仕事の成功が相次ぐ中、いつものごっこの最中に
〇〇ちゃんは赤ちゃんのお医者さんでね
△△ちゃんは弁護士になってね
□□ちゃんは建築デザイナーっていうお仕事をしていてね……
と突然娘に話し出す私(夫は朝早く帰りが遅く、1日の話し相手が娘しかいないことも)
不意に流れの変わった台詞にぽかんとしながらも、私の表情に一抹の虚しさを感じ取ったのか、何か違和感を覚えたのかはわからないけれど、しばらくの沈黙のあと
ままのおしごとはおかあさんだね
いちばんいいね☺️✨
そう、とびっきりの笑顔で言ってくれた娘
だからね
あの時こうしておけば良かったっていう想いは不思議とありません
どうやってもあれしかできなかったから
そしてそれを認めてくれる人がいたから
娘が笑ってくれたから
でもってね
今の私がそう
この先の年齢ごとの壁を意識したときに
あの時こうしとけば良かったって思いたくないから
漸く「私」と再会して生きられているから
少しでもカッコいい大人でいるために
なりたい自分になれているように
私が私で在れるように
ちょっとだけ👌の甘えをやっつけて
誰かを羨む時を過ごすなら
未来の自分を夢見て
おそらく私の辞書では殆ど正しく使われて来なかった効率というものを
使いこなしてみたいなと思っています
これが『のえルビ』初回を投影した私の構図
久々にここで、自分の表現をするきっかけをくれた如恵留くんに感謝
これからもここで『のえルビ』を抱きしめた後の気持ちを、言葉にして綴っていくつもりです
また一歩踏み出す勇気をくれた推しに、いつも私の背中を推してくれる貴方にありがとう
今日もいちにち頑張ってくれてありがとう🤍
これからも共に
読んで下さった方ありがとう
We all shine on 🫶🕊️🍀