雪の降る日は予定変更で
生憎の雪模様で、予定変更。
不意に時間が空いたので読書に費やそうと思う。
ここ最近増えた本。
民王 (文春文庫)、あの女 (幻冬舎文庫)、残穢 (新潮文庫)、強欲な羊 (創元推理文庫)。
真梨幸子さんの「あの女」は、どこかに置き忘れてしまったか落としてしまったようで、2冊目買いました。まだ読んでいません。
無くなったと言えば、宮部みゆきさんの「名もなき毒 (文春文庫)」も。
どこにというのは伏せますが、ちょっとテーブルに置きっぱなしにして離席していたら無くなっていました。
テレビでドラマを放送していた頃の話ですが、そんなことってあるんですね。
これも未読の本が減ったら買い直したい。
又吉直樹さんの「第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)」と、北村薫さんの「月の砂漠をさばさばと (新潮文庫)」は読み終わったので近いうちに感想を。
残念ながら今日は自宅に置いてきてしまったので、美輪和音さんの「強欲な羊 (創元推理文庫)」を読むとするか。空いた時間をカフェで読書なんてワクワクするじゃないか。
#お正月だから言うけど今年こそ
あけましておめでとうございます。
青学がえげつないほどぶっちぎって優勝。箱根駅伝。
眺めているだけで殆どつぶやかないTwitterで #お正月だから言うけど今年こそ というタグをチラチラ見かけるので、せっかくだからこの機会にブログを更新しよう。
僕の #お正月だからいうけど今年こそ は
- 本を読もう
- 最低でも月に1冊
- できれば3冊
- そしてブログに記録を残そう
読書するのは、電車の中・病院等の待ち時間・時間的余裕があればカフェでゆっくりという基本外出中というスタイルで、自宅ではほぼ読みません。
なので待ち時間の多い外出が増えると読書量が増えるので、目標は目標であってノルマではないゆるーいかんじですが、細く長く続けていけたらなと思います。
一番大事なのはブログに記録を残す事。ここに比重を置けたらいいなと思います。
特に感想は月1で更新できたら。
届きました
手前から読んでいこうか。
読書の夏。
今週のお題「読書の夏」ということで、読書を再開。読書再開というか、ちょこちょこと読書はしていたので、正しくはブログ再開。
前回ピースの又吉さんがお勧めする3冊という覚書のようなエントリを書いたが、それを購入した。
軒並みどこの書店でもAmazonでも売り切れで一番読んでみたかった北村薫著の「月の砂漠をさばさばと」が10日に入荷予定だった楽天のショップで注文したのだが、送料無料するために西加奈子著「漁港の肉子ちゃん」と今は買う予定ではなかった町田康著「告白」と、さらに又吉直樹著の「第2図書係補佐」までも。
昨日確認した時は送料無料の楽天ブックスでは入荷してなかったのに、今確認したら入荷しているではないか。ちょっと早まったか。でもまあいい。読めばいいのだ。
そんな感じでまんまと芥川賞作家又吉マジックにかかりました。
芥川賞といえば、受賞の又吉直樹著「火花」と羽田圭介著の「スクラップ・アンド・ビルド」2作品が全文読めるという文藝春秋9月号。こちらも軒並み売り切れ状態だったが先ほど本屋に寄ってみたら一番目立つところに積み上げられていて残り少なそうだったので真っ先に手に取り、それからざっと店内を見回し、おどろおどろしいポップにつられて手に取った真梨幸子著の「あの女」と一緒にレジへ。滞在時間1~2分。
ちなみに今回僕が楽天のショップで購入した「月の砂漠〜」以外の3冊はレジ近くの目立つ机に平積みしてあったのであちこちの本屋で又吉人気でニーズが高まり入荷しているかもしれない。
さて何から読もうか。
又吉さんが夏休みにお薦めする3冊
2013年8月の読書メモ
模倣の殺意/中町信 (創元推理文庫)
- 作者: 中町信
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2004/08/13
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 63回
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読書を始めようとした切欠の1冊。書店に立ち寄ってふと目に付いたのがこの本だった。
”これはすごい!””著者が自信を持って仕掛ける超絶のトリック”と煽ってくる帯に目が止まり、何となくそのまま購入して帰る。なにがそんなにすごいのだろう。そんな思いで普段読み慣れない小説を読み始めた。
自殺と判断された男の死の真相を突き止めるべく、2人の人間がそれぞれの視点で自殺事件の真相に迫ってゆくのだが、それぞれの視点からみた”自殺した男”の人物像がどんどんぼやけて行き、混乱した。
「え?」読了直後の感想はその一言だった。夢オチだった時に似た脱力感を味わった。読中、何やら引っかかる所が数箇所あったが、それは私の読解力の無さ故だと思っていた。この手法は叙述トリックと言うらしい。
ミステリ小説において、文章上の仕掛けによって読者のミスリードを誘う手法。具体的には、登場人物の性別や国籍、事件の発生した時間や場所などを示す記述を意図的に伏せることで、読者の先入観を利用し、誤った解釈を与えることで、読後の衝撃をもたらすテクニックのこと。
はてなキーワード > 叙述トリック
何やら引っかかる所は見事に文章上の仕掛けだった。小説だからこそできるトリック。
見事に騙された。悔しい。